瀬戸内海に浮かぶ「小豆島」は、風光明媚なリゾート地として人気です。離島とはいえ意外と広い小豆島、1泊2日の添乗員同行ツアーなども設定されていますが、フリープランの場合はどのような観光プランを組むと良いのでしょうか?
各地から航路がありますが、今回は玄関口・土庄(とのしょう)港から小豆島に入る場合の1泊2日モデルコースをご紹介。小豆島観光で押さえるべきスポットをぐるっと巡ってみましょう。
瀬戸内海では淡路島に次いで2番目に大きい離島「小豆島」。観光スポットは海沿い、内陸に点在していますが、今回は路線バス(オリーブバス)で回ることができるルートに絞り、海沿いの観光スポットを中心にご紹介します。
まず土庄港に到着したら、路線バスを乗り継いで「寒霞渓(かんかけい)」へ向かいましょう。
活発な火山活動によって作り上げられた小豆島は、その後の風化や浸食により、日本有数の奇石が見られる島です。ロープウェイに乗ると、約5分で山頂へ到着。天候に恵まれれば手前の深い谷に広がる奇石群と、右手には岩肌の続く山頂の風景。眼下には、町と瀬戸内海の島々、遠くに関西国際空港まで見渡せます。
<基本情報(寒霞渓ロープウェイ)>
住所:小豆郡小豆島町神懸通乙327-1(こううん駅)
電話番号:0879-82-2171
アクセス:土庄港から路線バスで草壁港乗り換え、約1時間。こううん駅(紅雲亭)下車
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再び路線バスに乗車して、次は「二十四の瞳映画村」へ!小豆島は『八日目の蝉』など様々な作品の舞台・ロケ地となっていますが、やはり『二十四の瞳』は外せませんね。
2度映画化されていますが、こちらの施設には1987年公開作で使われた校舎や街並みを保存。実際にロケで使われた主人公の大石先生が赴任した岬の分教場やボンネットバス、古い民家などがあり、ノスタルジックな世界が広がっています。
<基本情報>
住所:小豆郡小豆島町田浦
電話番号:0879-82-2455
アクセス:路線バスで草壁港乗り換え、約55分。映画村下車
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さて、たくさん観光したのでそろそろ本日のお宿へ。「味わうもろみの島宿 真里」で静かな時間を過ごしましょう。すべての部屋に天然温泉の内風呂が付いていて、外には露天風呂も。夕食には、ここでしか食べられない醤油会席をいただくことができますよ。
<基本情報>
アクセス:二十四の瞳映画村から路線バスで約20分、丸金前下車
※バスの本数が少ないので注意!
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お宿でおいしい朝食をいただいたら、2日目の観光へ。お宿から歩いてすぐにある、「醤(ひしお)の郷」を散策しましょう。
ここには多くの醤油蔵が立ち並び、約90件の登録有形文化財が集まっています。小豆島の醤油づくりとその歴史を知るのにおすすめなのが、「マルキン醤油記念館」。醤油ができるまでの工程や道具がとても詳しく紹介されており、併設の売店ではもちろん醤油製品のお買い物も楽しめます!
<基本情報(マルキン醤油記念館)>
住所:小豆郡小豆島町苗羽甲1850
電話番号:0879-82-0047
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続いて向かうのは、約2000本のオリーブの木やハーブガーデン、レストランなど、沢山の施設が揃う「道の駅 小豆島オリーブ公園」。
公園内で必ず訪れて欲しい絶景ポイントは、写真のギリシャ風車。思わず走り出したくなる開放感!SNS映えもバッチリです。
<基本情報>
住所:小豆郡小豆島町西村甲1941-1
電話番号:0879-82-2200
アクセス:馬木バス停から路線バスで約15分、オリーブ公園口下車
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〆は小豆島でも超有名な観光スポット「エンジェルロード」へ。
「エンジェルロード」は1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道。そのため、渡りたくても運が良くなければ渡る事の出来ない、貴重な道なのです。
※エンジェルロードを必ず見たい場合は、事前に干潮時刻を調べて計画に組み込みましょう。干潮時刻を中心に前後3時間(約6時間)ずつ現れます。
<基本情報>
アクセス:馬木バス停から路線バスで約国際ホテル(エンジェルロード前)下車、約30分
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かなり駆け足にはなりますが、1泊2日で小豆島の定番スポットを巡ることができます。お土産はオリーブ公園や醤の郷で買えますが、荷物になるのは嫌だなという方は、土庄港すぐ前にある「土庄観光センター」でも購入可能。その場合はフェリーの出発時間に余裕をもって行動しましょう。
※最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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