更新日:2019/02/14 11:03
5棟の異なるコンセプトを持つホテルの集合体となる、その名も「ENSO ANGO(エンソウアンゴ)」。京都初の分散型ホテルが2018年10月に四条周辺で開業!空前規模のホテル建設ラッシュが続く京都。そんな中、京都の中心部で暮らすようなステイをしてみたい人にはピッタリ!そのオススメの理由とは・・・!?(PR)
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地図を見る通常のホテルはフロントやレストラン、部屋が一棟にまとまっています。しかし「分散型ホテル」はそういった機能を比較的狭いエリア内でいくつかの棟に分散し、ひとつのホテルの機能を持たせたもの。欧米では早くから導入されてきましたが日本での知名度はまだ低く、近年ようやく話題になってきたところ。
そんな中、年間5000万人が訪れる観光都市・京都では初となる分散型ホテルの「ENSO ANGO」がオープン、早くも注目を集めているのです。
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「ENSO ANGO」は京都の中心部にあたる四条通と五条通の間に点在した5棟によって構成されています。すべて徒歩圏内で結ばれた各々の棟は客室数や設備が異なり、相互利用が可能なだけでなく、どの棟でもチェックイン・チェックアウトもできるのは便利です。
分散型とはいえ、単独のホテルとして成り立つほどの実力を兼ね備えた「ENSO ANGO」の各棟。実はそれぞれに国内外の優れたアーティストたちが室内装飾などを手掛けたホテルでもあるのです。まずは5棟それぞれをご紹介していきましょう。
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地図を見る陶芸作家である安藤雅信氏とコラボをした「ENSO ANGO FUYA I」は麩屋町通に面した全16室の棟で、ちょうど町家一軒分の敷地に建っています。「鰻の寝床」と呼ばれる京町家の伝統的な作りを踏襲しており、エントランスから伸びる細長い廊下が印象的。廊下とその先にあるラウンジ、さらには坪庭に至るまでは安藤雅信氏の作品たちがズラリと並んでおり、ギャラリーそのもの。
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地図を見るギャルリ百草の主宰であり、日常食器や茶道具だけでなく「結界シリーズ」などの彫刻的な作品も次々と発表している安藤雅信氏。その作品は1Fラウンジのみならず、なんと各客室にもそれぞれ異なる陶立体アートが飾られているのです。
部屋は全てゆったりのクイーンベッドルーム。窓からは生活感あふれるスーパーマーケットが見える部屋もあり、ちょっとユニーク!まさに”暮らすように過ごす”という「ENSO ANGO」の真骨頂でもあるのです。
「ENSO ANGO FUYA I」からはわずか徒歩1分の距離にある「ENSO ANGO FUYA II」は内田デザイン研究所によって手掛けられた5棟の内でも最大の棟。その広さをいかした豊富な設備は他の棟に宿泊していたとしても一度は足を運びたい棟のひとつ。1Fでは日本を代表するインテリアデザイナー内田繁氏の茶室、「山居」の写しに目が行くことでしょう。
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地図を見るまた他にも本格的なジムも併設しておりガッツリしたトレーニングも可能。またTATAMI SALONと名付けられた部屋では京都最古の禅寺、建仁寺両足院の坐禅がここでできるという画期的な体験も!
全棟最大の86室をもつ「ENSO ANGO FUYA II」ではスーペリアツイン、エンソウツイン、さらにはキッチン付きのエンソウツインルームも備えています。他の棟よりも広い室内で、ゆとりのステイが可能です。
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地図を見る「ENSO ANGO TOMI I」は「食」と「交流」がテーマの棟であり、ゲストキッチンとプロ仕様のカウンターキッチンを備えたラウンジがあることが特徴。ゲストキッチンでは滞在中に自炊をすることができますし、プロ仕様のカウンターキッチンがあるラウンジでは「京のおばんざい教室」などのアクティビティも体験できます。
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地図を見るそして現代美術家の日比野克彦氏が室内装飾を手掛けているのが大きなポイント。日比野克彦氏の原点ともいえる渾身のダンボールアートが館内にはズラリ!とくにゲストキッチンとラウンジには日比野イズム全開の大きな作品が展示されています。また各客室にもそれぞれ異なるダンボールアートが!「ENSO ANGO TOMI I」はまさに日比野ワールドといえるホテルなのです。
全29室で部屋のタイプはクイーン、キングとENSO ANGOでは唯一の庭付きスーペリアキングとなっています。そしてもちろん日比野克彦氏のダンボールアートも各部屋にあるのです!
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地図を見るスイスのデザイングループ、アトリエ・オイが日本で初めて関わったプロジェクト「ENSO ANGO TOMI II」。ホテルとは思えないレベルの空間デザインとインスタレーションは、意外にも日本を意識し表現されたものであり、日本人の我々にも非常に居心地のいい空間となっています。
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地図を見る「ENSO ANGO」では唯一のレストランがあるのはこの棟。本格的なスペイン料理を朝食、ディナーでも楽しむことができます。素材を大切にするスペイン料理はどことなく京料理との共通点も見えるのでは?またレストラン内でもアトリエ・オイによる和傘を応用した陰影の美しい照明が。スペイン料理だけでなく日本文化とスイスとのマリアージュも楽しみましょう。
全75室の部屋はキング、スーペリアキング、スーペリアツイン、そしてホテル名を冠するゆとりのエンソウツインと幅広くチョイスできるのがポイント。もちろん室内にもアトリエ・オイの息づかいが聞こえます。
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地図を見るENSO ANGOの中ではミニマルコンセプトとなる「ENSO ANGO YAMATO I」は「テラダモケイ」で知られる寺田尚樹氏とのコラボによる棟。各部屋には「ENSO ANGO」オリジナルとなる、京都の四季をテーマにしたテラダモケイが設置されていて、部屋にちょっとしたアクセントを加えてくれています。
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地図を見るまたこの棟は唯一祇園エリア内に建つ棟であり、バーを併設しているのもポイント。「夜の祇園で飲む」というちょっとオシャレな体験も可能なんです。このバーは宿泊者以外の利用も可能で、思わぬゲストたちと話が盛り上がっちゃうかもしれませんね。せっかく京都でもディープなエリアに建つロケーションなのですから、存分に楽しんでみては?
部屋はコンパクトで機能的。唯一のバンクベッドルームとなっていて、祇園エリアにあるということを考えれば料金的にもリーズナブル。ステイよりもアクティブ派だという方にはオススメです。
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地図を見るさてここからは「ENSO ANGO」全体のオススメポイントをご紹介していきましょう。「ENSO ANGO」の大きな特徴はやはり京都初の「分散型ホテル」であるという点。5つの建物それぞれが独特の表情、特徴、そして機能を持っていますが、それぞれ相互利用が可能。今日はあの棟のラウンジでゆっくりしよう、明日の朝は別の棟へ行ってみよう、などといった使い方もOKなのです。
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地図を見るなお各ラウンジには無料でコーヒーやソフトドリンク、軽いお菓子などが用意されていて、それぞれの棟で置かれているものが違ったりします。お気に入りのラウンジを見つけてみてはいかがでしょうか?そして宿泊者同士のコミュニケーションの場としても活用してみましょう。
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各棟は京都の中心部、四条通と五条通の間にある徒歩圏内に密集しており、それほど離れてはいませんのでまずは歩いてめぐってみましょう。「ENSO ANGO」のロケーションの良さ、地域に密接した存在であることが確認できるはず。そうやって歩いている中から今まで見たことのない「京都」が見つかるかもしれませんね
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前述のとおりですが「ENSO ANGO」は多くのアーティストたちとのコラボを展開しているホテルだという点もやはり特筆できるポイント。
日本を代表するインテリアデザイナー、内田繁氏の理念を継承した内田デザイン研究所に協力するべく結集した国内外のアーティストたちが、それぞれの棟のシンボルとなる手水から家具や室内装飾までを手掛けています。
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「FUYA I」は陶作家の安藤雅信氏のギャラリー、「TOMI I」は現代美術アーティスト日比野克彦氏のギャラリーとしても楽しむことができ、ファンにとってはたまらない棟。そして「TOMI II」ではルイ・ヴィトンなど世界の名だたるブランドとのコラボで知られる、スイスのデザイングループ「アトリエ・オイ」の空間インスタレーションが楽しめます。
各棟は自由に行き来ができますのでギャラリーめぐりのように楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
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各部屋にいたるまで、それぞれのアーティストたちのアートやデザインがつまった「ENSO ANGO」。実は各棟のルームナンバーもアーティストたちの手書きの数字が使われています。「FUYA II」のルームナンバーは故・内田繁氏の図面から起こされたもので、それぞれのアーティストたちへのリスペクトも忘れていないホテルでもあるのです。
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地図を見る「ENSO ANGO」は「暮らすように泊まる」というスタイルを追求しています。ホテルの外観も京町家にならって周囲の景観と溶け込むような姿になっていて、初見では通り過ぎてしまうかも。周辺住民ですらも「これ、ホテルだったの?」というほどです。そこへ出入りする宿泊客も、まるで住民であるかのように思えるのです。
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「ENSO ANGO」の各棟は大通りには面していません。地域住民が行き交うような細い道路に面していますので、一歩ホテルから外に出ればそこに暮らしが見えているのです。そんな暮らしが見える中で過ごせるというのが大きな特徴なのです。
そして窓から見える景色も地域住民が行き交う姿や、生活感の溢れるスーパーマーケットが見える部屋も。そんな窓から見える「生活感」と、自分の部屋のように感じるコンパクトで居心地のいい室内があたかもここに暮らしているかのような感覚をもたらしてくれるのです。
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地図を見る「ENSO ANGO FUYA I」のラウンジには素敵な坪庭があるのですが、よくよく見ると後方にお隣の建物の壁が見えてしまっています。しかし、これはあえてそうしているのだそう。自分が地域の中に存在しているということをちゃんと確認できるようにという狙いがあるのです。これが外資系ホテルなどになると、敷地内と外界とは遮断された世界になっているのではないでしょうか?「非日常」である京都にいつつ、どこか「日常」を感じる。そんな「暮らすように泊まる」ことのできるホテルが「ENSO ANGO」なのです。
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地図を見る大手コーヒーチェーンがプラスチック製ストローの廃止を発表するなど、昨今はプラスチック製品に対する削減に乗り出す企業が増えてきています。そんな環境問題に敏感な方にもオススメしたいのが「ENSO ANGO」。
ホテルでは当たり前のように置かれているアメニティ、歯ブラシ、クシ、カミソリなどは使い捨てプラスチック製品。なんとこれらは一切部屋に置かれていません。もちろん要望すればフロントで貰えるのですが、すでに一歩踏み出しているという点においては進んだホテルといえるでしょう。
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さらにはプラスチック製品の削減のみならず、動物実験をしていない、高い生分解性が確認されているシャンプー・コンディショナー・ソープの採用しているのもポイント。それだけではなくロゴマークも開発し、普及を推進しようとする動きまで見せています。
「ENSO ANGO」のバスルーム全室に完備されているのはレインシャワーです。全身をやわらかな雨で包み込んでくれるかのようなレインシャワーは一日の終わりのリラックスタイムにも、朝のお目覚めタイムにもピッタリです。
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ベッドは英国王室御用達というスランバーランド製のベッドで寝心地抜群!室内にはブルートゥーススピーカーやテレビ視聴用アプリの入ったタブレットも設置されています。
他にも部屋には一筆箋が置かれていて、その文箱は京都の老舗で書画や香の専門店「鳩居堂」製であるなど、細かいところにまでこだわりがみられます。
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地図を見る「ENSO ANGO」にはユニバーサルルームも完備。専用バスルーム以外は他の部屋と同じ設備が整っています。多くのホテルにありそうで、意外に探すのが難しいユニバーサルルーム。誰でも「ENSO ANGO」を利用できるというのは嬉しいですね。
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地図を見る「ENSO ANGO FUYA II」にはタタミサロンという畳敷きの広い部屋があります。ここではなんと、京都最古の禅寺である建仁寺両足院の副住職を招いた本格的な坐禅体験も可能というから驚き。
さらには就寝前に自分と向き合うナイトヨガもここで開催されるなど、興味深いアクティビティが行われるタタミサロンなのです。ここを使ったアクティビティを見つけたら要チェックです!
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「ENSO ANGO」の魅力的なファシリティのひとつに「FUYA II」にあるジムがあげられます。宿泊者は無料で使えるというこのジムですが、信じられないほどに整っています。しかもウェアやシューズも無料で借りられるという至れり尽くせり度。
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旅行中なんてだいたいの方が「Don’t worry about tomorrow!」でお過ごしでは?しかし中には筋トレが趣味な方もいることでしょう。そんな方たちにはもってこいのホテルといえるのです。
何度もいいますが「ENSO ANGO」は各棟の相互利用が可能。ジムのある「FUYA II」以外に宿泊していても同じように無料で利用できるのは嬉しいポイントですね。
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地図を見る長期滞在をしようとすると連日の外食ではちょっと費用的にも・・・。そんな悩みも「ENSO ANGO」ではノープロブレム。「TOMI I」には宿泊者が利用できるゲストキッチンが完備!食器までちゃんとそろっていますので、近くにある地元のスーパーで買い出しすれば食事に困ることはなし!
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地図を見るまた「FUYA II」と「TOMI II」にはキッチン付きの部屋もあるので要チェック。長期滞在を検討するならばぜひともチョイスしておきたい部屋ですね。
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地図を見る年間5000万人が訪れる観光都市京都。実は今、京都では空前規模のホテル建設ラッシュが続いています。外資系ホテルの進出も相次ぎ、なじみの名門ホテルがいつのまにか外資系ホテルになっていたという方もいるのでは。さらには異業種からのホテル参入も相次ぐちょっとしたバブル状態となっており、群雄割拠の戦国時代といっても過言ではない状況なのです。
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そんな中、2018年10月にオープンした「ENSO ANGO(エンソウアンゴ)」。名前からして外資系のように思えますが、れっきとした日本企業によるホテル。地域活性化に長年取り組んできたアンゴホテルズが満を持して開業するこのホテルは地域と密着したスタイルを貫いています。遊休地を有効利用し、文化や街へのリスペクトを忘れないというスタイルは他の外資系ホテルとは少し違うアプローチなのです。
そして特徴的なホテル名である「ENSO ANGO(エンソウアンゴ)」。いったい何語なのかな?と思う不思議な語感のホテル名ですが、実は以外にも日本語!禅の書画のひとつ「円相(えんそう)」、そして仏教用語の「安居(あんご)」から付けられたもの。ホテルのロゴマークもどことなく禅寺の石庭のようにも見えますね。
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いたずらに贅を凝らさず、シンプルでいてスタイリッシュな部屋はなるほど、「禅」に通じる部分があります。ある意味、京都らしさを表現されたホテルともいえるでしょう。
そしてチェックイン時間帯の前にはエントランス付近に打ち水がされるなど、誰も見ていないような部分にまで京都らしい”おもてなし”が細部にまで息づく「ENSO ANGO」。外資系ホテルの世界基準なホスピタリティも決して悪くはありませんが、日本人にとって安心できるのは日本のホテルの”おもてなし”なのかもしれませんね。
京都初の分散型ホテル「ENSO ANGO」。その魅力についてもっとお伝えしたいことはありますが、「完成形のない生きたホテル」を自称するこのホテルは今後もまだまだ進化を遂げるそう。そう思うと目が離せませんし、一度泊まっても次の宿泊が楽しみになるホテルですね。京都をディープに、そして暮らすように過ごしてみたい方には地元京都人としても自信をもってオススメできる「ENSO ANGO」。その名前を覚えておいて損はないですよ!
【この記事は ENSO ANGO とのタイアップです】
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