歴女それともグルメ派?鹿児島市・女子一人旅おすすめモデルコース

歴女それともグルメ派?鹿児島市・女子一人旅おすすめモデルコース

更新日:2022/12/12 16:33

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

女性一人旅にもってこいの穴場観光都市「鹿児島市」。
幕末の歴史を学びたい歴女にとっても、温泉でお肌すべすべに、体の芯からデトックスしたい健康志向の女性にとっても、新鮮な野菜や海の幸、鹿児島グルメを堪能したい食いしん坊な女性にとっても、一人で気軽に楽しめるスポットが盛りだくさん。今回は、鹿児島の陸の玄関口JR「鹿児島中央駅」をスタートする女子一人旅のスポットをご紹介します。

【ようこそ鹿児島へ!】鹿児島の町をキュートに歩こう「共通利用券CUTE」

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共通利用券CUTEが便利!鹿児島市内観光おすすめスポット3選

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明治維新の英雄・西郷隆盛や大久保利通らを輩出した町・鹿児島。世界文化遺産に登録された「仙巌園」をはじめ、明治維新で活躍した偉人たちを紹介する「維新ふるさと館」、鹿児島の海の生きものたちと会える「かごしま水族館」など、見どころ満載!

そんな鹿児島女子一人旅にピッタリなフリーきっぷが共通利用券「CUTE〜キュート〜」です。今回は「CUTE」を提示するとお得な特典を受けられるスポットがたくさんあるので、鹿児島観光の際この券を購入することをお勧めします。

<共通利用券「CUTE」の基本情報>
電話番号:099-298-5111(観光交流センター)
販売箇所:鹿児島中央駅総合観光案内所、観光交流センター、鹿児島市維新ふるさと館など この写真の記事を見る ≫

【一日目 午前1】旅のはじまりは「鹿児島中央駅」

【一日目 午前1】旅のはじまりは「鹿児島中央駅」
村井 マヤ

鹿児島中央駅から巡る〜浪漫あふれる“維新”の史跡散策!by 村井 マヤ

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鹿児島市の玄関口中央駅で、観光マップを手に入れて駅周辺を散策スタート。明治維新の偉人ゆかりの史跡があふれ、綺麗に整備された街並みは、偉人ゆかりの地を効率よく巡れるように工夫されています。

鹿児島中央駅まで九州新幹線で到着したら、まずは駅前からナポリ通へ。駅前にそびえる「若き薩摩の群像」は必見ですよ。
歩いてもよし、電車に乗るのもよし。西郷さんや大久保利通像を撮影するのもお忘れなく。さぁ、観光のスタートです。

<基本情報>
住所:鹿児島県鹿児島市武1丁目1 この写真の記事を見る ≫

【一日目 午前1】旅のはじまりは「鹿児島中央駅」
村井 マヤ

鹿児島中央駅から巡る〜浪漫あふれる“維新”の史跡散策!by 村井 マヤ

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こちらは、自分の足で鹿児島市を歩きたい方、サイクリングで鹿児島を周りたいかたにおすすめ。鹿児島市を流れる川・甲突川沿い南洲橋から高麗橋にいたるまでの河岸には、「オープンテラス」が広がります。対岸には、歴史ロード“維新ふるさとの道”が広がっています。川沿いののどかな風景や史跡巡りもできる散策ロードをのんびり歩いてみてください。散歩の途中、鹿児島市に生きる人たちとの交流や、草花・自然に出会えるかもしれません。 この写真の記事を見る ≫

【一日目 午前2:あなたもすっかり歴女?幕末市を学ぶ「維新ふるさと館」

【一日目 午前2:あなたもすっかり歴女?幕末市を学ぶ「維新ふるさと館」
沢原 馨

今こそ維新期の薩摩を学ぼう!鹿児島市「維新ふるさと館」by 沢原 馨

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鹿児島市の中心部、鹿児島中央駅からほど近い加治屋町の一角に「維新ふるさと館」という施設が設けられています。「維新ふるさと館」は「鹿児島の歴史が一目でわかる」をコンセプトにした歴史観光施設。さまざまな歴史資料が展示されている他、幕末から維新期にかけての薩摩の歴史をわかりやすく解説する展示がなされています。

<基本情報>
住所:鹿児島市加治屋町23-1
電話番号:099-239-7700
アクセス:JR鹿児島中央駅から徒歩8分、市電「高見橋」下車徒歩で3分、カゴシマシティビュー「維新ふるさと館前」下車徒歩すぐ。 この写真の記事を見る ≫

【一日目 午後】幕末の歴史を感じながら散策、気分は篤姫様「仙嶽園」

【一日目 午後】幕末の歴史を感じながら散策、気分は篤姫様「仙嶽園」
肥後 球磨門

桜島の噴火を眼前に!大迫力の借景庭園「仙嶽園」で名物に舌鼓by 肥後 球磨門

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仙巌園(せんがんえん)はJR鹿児島中央駅から車でおよそ20分、錦江湾に面した国道10号線沿いにあり、1658年に薩摩藩19代当主であった島津光久が造った別邸です。

園内には全国初のガス灯といわれる鶴灯籠や、幕末期に鉄を溶かして大砲を造っていた施設「反射炉跡」など歴史を物語る史跡が残されていて、「反射炉跡」は「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されています。

仙巌園は、薩摩の島津家から将軍の元に嫁いだ「篤姫」の舞台でもあります。

<基本情報>
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
電話番号:099-247-1551
アクセス:
1.カゴシマシティビュー「仙巌園前」で下車
2.まち巡りバス「仙巌園前」で下車
3.民営バス(3社)「仙巌園前」で下車

開園時間:8:30〜17:30(年中無休) この写真の記事を見る ≫

【一日目 午後】幕末の歴史を感じながら散策、気分は篤姫様「仙嶽園」
肥後 球磨門

桜島の噴火を眼前に!大迫力の借景庭園「仙嶽園」で名物に舌鼓by 肥後 球磨門

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篤姫の気分で庭園散策を終えた後、きっと小腹もすくことでしょう。そんなあなたへおすすめは仙巌園名物「ぢゃんぼ餅」。
ぢゃんぼ餅は『両棒餅』と書きます。侍が大小2本の刀を腰に差しているのを「両棒差し」と言い、餅に二本の竹串を差した格好が武士の「両棒差し」に似ていることから、「両棒(ぢゃんぼ)餅」と呼ばれています。

昔ながらの素朴な醤油ベースの甘辛タレと、仙巌園のオリジナルとして開発された味噌を使った味噌タレの2種類があります。餅は毎朝ついたモチモチのものが使用され、甘すぎず辛すぎずのタレは病み付きになる美味しさです。 この写真の記事を見る ≫

【一日目 夕食】天文館 氷白熊本家「むじゃき」で鹿児島グルメとスィーツを味わおう

【一日目 夕食】天文館 氷白熊本家「むじゃき」で鹿児島グルメとスィーツを味わおう
くまの くま

鹿児島発祥のかき氷・白熊を生んだ「天文館むじゃき」で白熊を極める!by くまの くま

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鹿児島を代表する商店街天文館。一日目の夜は、天文館をぶらり散策してみるのもいいでしょう。

なかでもおすすめなのが、大きなシロクマがドドーン!と迎える
氷白熊本店「天文館むじゃき」。むじゃきといといえば、氷に練乳をかけ、フルーツや豆類をのせたものを氷白熊で有名です。

ほか、中華料理の「白熊&CHINA厨房 MUJAKI」では鹿児島の特産、黒豚の「小籠包」や「豚饅頭」「餃子」が楽しめます。居酒屋の「味処むじゃき亭」では自家製薩摩揚げやきびなごの刺身などの薩摩郷土料理を味わえます。

帰りの荷物を考えると、ここで大切な人たちへのお土産を購入しておくのもよいでしょう。

<基本情報>
住所:鹿児島県鹿児島市千日町5-8
電話番号:099-222-6904
アクセス:鹿児島市天文館商店街アーケード内 この写真の記事を見る ≫

【宿】桜島一望!お肌つるつるの美人の湯「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」

【宿】桜島一望!お肌つるつるの美人の湯「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」
六三四

これぞ鹿児島温泉の王道!「城山観光ホテルさつま乃湯」by 六三四

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「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、鹿児島市中心部の高台にあり、目の前に桜島、眼下に鹿児島市街地を臨む、絶好のロケーションに位置しています。豊かな自然や緑に囲まれた瀟洒なホテルは、観光経済新聞社選定の「5つ星の宿」や朝食のおいしい宿ホテルランキングで第5位に選ばれるなど、鹿児島屈指の名宿として知られています。

この温泉の魅力はなんといっても、目の前に桜島を一望する絶景。桜島を眺めながら旅の疲れを癒し、しばし至福の時を味わってください。また、地下1000mから湧き出る「美人の湯」でお肌つるつるになることまちがいなしです。

<基本情報>
住所:鹿児島県鹿児島市新照院町41番1号
電話番号:099-224-2211
アクセス:
1.鹿児島中央駅、天文館を巡回する無料シャトルバスが年中無休・無料で運行。
2.鹿児島中央からタクシー約10分

泉質:炭酸水素塩泉 この写真の記事を見る ≫

【宿】女子一人旅にぴったり「イルカゲストハウス」

【宿】女子一人旅にぴったり「イルカゲストハウス」
かとう とも

宿の隣は温泉!鹿児島にある女子に人気の「イルカゲストハウス」by かとう とも

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コストパフォーマンスがよく、最近若い層を中心に人気のゲストハウス。新しいゲストハウスがどんどん増えていますが、「イルカゲストハウス」は、清潔でアットホームで、ゲストハウスが初めての女性でもトライしやすいです。一人旅女性の宿にピッタリ。しかも、宿の隣はかけ流しの温泉!またリピートしてしまいたくなる素敵なゲストハウスです。 この写真の記事を見る ≫

【二日目 午前】「いおワールドかごしま水族館」

【二日目 午前】「いおワールドかごしま水族館」
沢原 馨

ジンベエザメは“預かりもの”「いおワールドかごしま水族館」by 沢原 馨

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鹿児島観光も後半戦。おすすめしたいのが「いおワールドかごしま水族館」。「黒潮大水槽」のジンベエザメが人気を集める水族館です。もちろんイルカのショーも楽しめますし、鹿児島の水族館らしく錦江湾や南西諸島周辺の生き物が展示されて見応え充分です。館内の展望ホールからは桜島の姿も望めます。館外の水路で遊ぶイルカたちの姿も可愛いですよ。鹿児島本港地区の立地でアクセスも便利。鹿児島観光で、ぜひとも訪れたい水族館です。

<基本情報>
住所:鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
電話番号:099-226-2233
アクセス:鹿児島中央駅からバス、「かごしま水族館前」下車すぐ/鹿児島中央駅から鹿児島市電、「水族館口」下車、徒歩約8分 この写真の記事を見る ≫

【二日目 昼食】鹿児島の野菜を思う存分味わおう「森のかぞく」

【二日目 昼食】鹿児島の野菜を思う存分味わおう「森のかぞく」
かとう とも

鹿児島の野菜が美味しすぎ!オーガニック料理!農園食堂「森のかぞく」by かとう とも

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鹿児島中心部、市電の朝日通駅近くにある、古いビルをリノベーションして個性的な店舗が集合したお洒落な空間「レトロフトチトセ」。不定期でイベントやギャラリーが開催され、新たな鹿児島のアートスペースとして話題になっています。

そんな「レトロフト」の1Fにあるのが「森のかぞく」。古本屋を中心に迷路のように色々なお店が繋がっているユニークな空間の中で、最も人気のあるお店の1つとして存在感を放っています。

全てのランチにお味噌汁と、オーガニックコーヒーor季節のジェラートが付いてきます。ご飯は玄米ご飯か雑穀ご飯をえらべて、おかわりもできます。一人でも気軽に入りやすい「森のかぞく」鹿児島の野菜をふんだんにつかったランチを、ぜひ。

<基本情報>
住所:鹿児島市名山町2-1 レトロフト千歳ビル1階
電話番号:099-227-2708  
アクセス:鹿児島市役所から徒歩2分、市電「朝日通」電停から徒歩1分 この写真の記事を見る ≫

【二日目 午後】鹿児島観光の締めは「観覧車アミュラン」

【二日目 午後】鹿児島観光の締めは「観覧車アミュラン」
浦賀 太一郎

夜の町をそぞろ歩き!鹿児島市街は夜景巡りがおすすめby 浦賀 太一郎

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鹿児島観光の締めは、なんといっても「大観覧車・アミュラン」でしょう。あみゅらんは鹿児島中央駅直結の「アミュプラザ鹿児島」の6階から乗ることができます。通常のゴンドラだけでも迫力満点ですが、まるで空中に浮いているかの様な足元シースルーの透明観覧車は迫力+恐怖満点で、少し並んでも乗る価値ありです。

翻って東を望めば、薩摩隼人が腕によりをかけて創り上げた「かごんま」の城下町を一望のもとに俯瞰し、さらにその先の桜島という、見事というより返って不釣り合いなほどに美しい町と自然の競演に心を揺さぶられることでしょう。

<基本情報>
住所:鹿児島県鹿児島市中央町1-1番地1 アミュプラザ鹿児島6階
電話番号:099-812-7700
アクセス:鹿児島中央駅直結
営業時間:10:00〜22:45 この写真の記事を見る ≫

鹿児島女子一人旅を強くお勧めする理由

歴史・自然・ハイキング・グルメ・温泉・・・観光資源がたっぷりつまった魅力的な鹿児島市。実は、鹿児島の魅力は観光資源だけではありません。温泉や喫茶店、居酒屋で出会う、地元の人たちとの出会いも女子一人旅ならではの醍醐味。大らかで開放的な地元の人たちが観光客の皆さんを温かくもてなしてくれることでしょう。

旅を終えて帰路に就くころには、「もう一回鹿児島へ来たい!」「次は鹿児島市内以外の町へ足を伸ばしたい!」と、鹿児島ファンになること間違いなしです。この記事があなたにとっての旅の指針になると幸いです。鹿児島市女子一人旅、存分に楽しんでください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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