瀬戸内海・播磨灘に浮かぶ香川県の離島、小豆島。良質なオリーブの産地としても知られ、海と山の自然に囲まれた島で"島の幸"を味わい、温泉も堪能できるゆっくりとした時間を過ごすことができます。島内には民宿も多くありますが、ホテルからペンションまで、1ランク上の島ステイができる宿を紹介します。最後に解説する小豆島のフェリー情報も要チェック!
小豆島の南西部、池田湾を見下ろす高台にあるペンション「カントリーイン ザ ホワイトマリーン」。アットホームなペンションながら全室オーシャンビューで、夕食には小豆島の食材を活かしたイタリアンもいただくことができます。最寄りの土庄(とのしょう)港からは車で7分ほど。 この写真の記事を見る ≫
「ベイリゾートホテル小豆島」は全室オーシャンビュー!和室、和洋室など多彩な客室タイプがそろいます。自家源泉の天然温泉が楽しめる大浴場も眺望ばつぐん。貸切露天風呂が5つもあるので、プライベート感を重視する方にぴったりですね。
バイキングはオリーブオイルを使った料理、名物の手延べそうめんや佃煮、新鮮な海鮮などがそろう“オリーブバイキング”が大人気!
小豆島の中でも人気のスポット"エンジェルロード"に一番近く、徒歩でアクセスできる「小豆島国際ホテル」。露天風呂には温泉が湧き、"オリーブの湯"からはエンジェルロードを眺めながらお風呂に入ることができます。干潮時だけ現れる"エンジェルロード"の砂浜の道は一日に二回しかチャンスがありませんが、まず見逃すことはありません。アクセスも土庄港から車で10分ほど。 この写真の記事を見る ≫
小豆島の中でもひときわ夕日がきれいな夕陽ケ丘にある「オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」。その美しさは「日本の夕陽百選」に選ばれたほど! 朝夕のバイキングも佃煮やしょうゆ豆といった地元の名産が多く使われ、とても美味しいと評判。天然温泉で露天風呂もあるお宿です。土庄港から送迎バス・車で15分ほど。瀬戸内海を望むおだやかな山間に位置します。 この写真の記事を見る ≫
小豆島で醤油づくりが始まって約400年。その長い歴史や景観を保存するために整備された"醤(ひしお)の郷"には、現在も醤油蔵が立ち並び、醤油の香りがほのかに漂います。
この醤の郷近くにある「味わう、もろみの島宿。真里」は、醤(ひしお)はもちろんのことオリーブや島の幸が詰まったこだわりの料理が人気で予約が取りづらい宿です。宿泊が叶わなかった時には食事のみで訪れることもできますが、ぜひ泊まりたいお宿。車では坂手港から約5分。本数は限られますが、港からの送迎バスもあるので公式HPでチェックを。
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島時間をゆっくり過ごせる宿を紹介しましたが、心配なのはアクセス方法と交通事情。最後に、小豆島のフェリー情報と島内交通について紹介します。
小豆島には全部で6つのフェリーが発着する港があり、どこへアクセスすれば…と迷う人も少なくありません。"エンジェルロード"や"道の駅 オリーブ公園"など主要な観光エリアにアクセスしやすいのは四国側にある土庄(とのしょう)港です。土庄港は新岡山港・宇野港発着。同じく、四国側にある坂手(さかて)港は神戸港発着で神戸港発の朝便を利用すれば片道約3時間で到着でき、"瀬戸内国際芸術祭"で展示されたモニュメントを船内と港周辺で見ることもできます。
小豆島は島とは言え周囲126kmと大きな島なので、島内で循環バスやタクシー・レンタサイクルでの移動をするなら、宿から観光エリアへのアクセスを重視しましょう。逆に車移動であればどの港発着にしてもOK。島内のレンタカーは少ないので予約するか本州・四国で準備を。
遠いようで実はアクセスしやすい小豆島。潮風に吹かれてのんびりと非日常を過ごす島時間を過ごして!
※最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
潮 佳澄
図書館の人ってインドアだと思っていませんか?本を片手に旅する司書(図書館員)です。たくさんの本を知ると物語の先にある土地、文化、歴史、ありとあらゆるものに触れたくなります。そして、旅先で得たものを活か…
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