山の緑に映える朱の鳥居が印象的な城下町、津和野。山陰の小京都として名高いこの街には、蒸気機関車の終着点、城下町時代の古いたたずまいを残す殿町通り、千本の鳥居からなるトンネルが壮観な太鼓谷稲荷神社など、数々の癒しのスポットがあります。歴史を感じる建物も多いですよ。
今回はそんな城下町、津和野町で、心癒されるスポット10選を紹介します。
なまこ壁の武家屋敷と掘割に泳ぐ錦鯉が有名な「殿町通り」。200mほど続く石畳沿いには、藩校養老館跡・郡役所跡など白壁やなまこ壁が美しい建物や、津和野カトリック教会などが建ち並び観光客の目を楽しませてくれます。 この写真の記事を見る ≫
「殿町通り」のシンボルともいえる鯉たち。その歴史を遡ると、津和野藩主の坂崎出羽守氏が、側溝を多く作ったことで蚊の大量発生を予想して、その発生を食い止めるために鯉の養殖を創始したと伝えられています。白壁の町に美しい鯉を眺めながら、津和野の歴史に思いを巡らせてみてくださいね。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田
アクセス:JR津和野駅から徒歩10分
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「太皷谷稲成神社」は、日本五大稲荷の一つ。伏見稲荷大社と同様に、“千本鳥居”があり、遠くからでも鳥居の朱色と太皷谷の木々の緑色が鮮やかな色彩の対比が確認できます。約300メートルに渡る石段を登れば「太皷谷稲成神社」。徒歩で“千本鳥居”のある石段を登って津和野の景観も楽しみながら、歩みを進めてみて下さい。 この写真の記事を見る ≫
頑張って登ったあとには、美しい朱塗りの本殿がお出迎えしてくれます。高台にそびえる豪華絢爛な本殿の朱色と、その裏にそびえる山々の緑とのコントラストが見事です。境内からの眼下に広がる津和野の町並みの一望を堪能してください。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田409
電話番号:085-672-0219
アクセス:JR津和野駅から車で5分
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津和野駅は、蒸気機関車C57 1が牽引する快速“SLやまぐち号”の終着駅でもあります。この蒸気機関車は、貴婦人との異名も持つ美しい機関車。昭和初期に活躍した旧型客車を復刻したもので、見かけは古くても中身はまったくの新車です。 この写真の記事を見る ≫
SLやまぐちには、もちろん乗車できますが、乗るのはなかなか難しいです。なぜなら運行日が限られ(主に土日・祝日)、新山口駅から津和野駅までの区間を1日1往復のみの運転だからです。発売日をチェックして、お早めに計画を立ててくださいね。 この写真の記事を見る ≫
山陰の小京都と言われる津和野町は、中国山脈の末端、島根県の西南の山あいの城下町で、白壁と赤瓦の家並みが続き、古くから地方経済文化の中心地として栄えた町でもあります。約700年前に開祖吉見頼行が封地され、吉見氏14代、坂崎出羽守16年、亀井氏11代の居城となった津和野城は、明治まで使われていた歴史ある城跡です。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田477−20
電話番号:085-672-0376
アクセス:
1.JR津和野駅から徒歩で30分
2.リフト乗り場からリフトで10分
3.リフト下車場から徒歩で15分
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本格的な池泉鑑賞式庭園や総茅葺きの本堂を有する覚皇山・永明寺。約600年もの歴史を持つ曹洞宗の寺院で、数多くの寺宝が所蔵されています。「寺宝館」では、各種の貴重な仏画や仏像を始め、津和野城主にゆかりのある焼き物なども味わえます。また永明寺の本堂や書院、大講堂などにある襖絵や書なども見応えがあります。四季折々の景観を楽しめる庭園と共に楽しんでください。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ107
電話番号:085-672-0137
アクセス:JR津和野駅から徒歩10分
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『舞姫』や『高瀬舟』などを始めとする多くの代表作を著した文豪・森鴎外。その生誕地である島根県・津和野町には「森鴎外記念館」があり、その北側には「森鴎外旧宅」も残されています。ここでは、森鴎外の生い立ち、その家族や親族、また友人に託した遺言などに触れることができます。
<基本情報>
住所: 島根県鹿足郡津和野町町田イ238
電話番号:085-672-3210
アクセス:津和野駅から徒歩で30分
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絶景の紅葉名園「堀庭園」は津和野町の中心部から山間部に向かって約8kmほどの場所にある美しい庭園で、2005年7月に国指定の名勝となりました。かつて石見銅山で繁栄した豪族・堀氏の邸宅裏山を生かして作られており、四季折々の風景が楽しむことができます。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町邑輝795
電話番号:0856-72-0010
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殿町通りに一際目を引く洋風建築の「津和野カトリック教会」は、昭和6年にドイツ人によって建てられました。武家屋敷が並ぶ町に、突如現れるゴシック調の教会ですが、不思議に違和感を感じません。乙女峠の殉教についての歴史資料も展示されていますので、時間があればぜひどうぞ。
<基本情報>
住所:鹿足郡津和野町後田ロ66-7
電話番号:085-672-0251
アクセス:津和野駅から徒歩15分
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津和野が誇る伝統といえば、「弥栄神社」で行われる鷺舞(さぎまい)神事。現在では“日本に只1つ残る鷺舞”として、全国で唯一古式を継承し続けています。太鼓や鐘、歌に合わせ真っ白い羽を広げて舞う姿は優雅で、足先にまで集中させて踊る繊細な踊りは、ぜひ間近で見てほしい伝統のお祭りです。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田
電話番号:085-672-1771
アクセス:津和野駅から徒歩で15分
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津和野町で唯一の天然温泉「津和野温泉」を有する評判の宿。“美人の湯”とも呼ばれるその温泉を存分に楽しめる宿が「ゆとりろ津和野」です。2022年8月にリニューアルオープンし、津和野らしさは残しつつ現代のお宿として生まれ変わりました。情感のある旅を演出。島根や津和野の料理も堪能できますよ。 この写真の記事を見る ≫
山深くの盆地に広がる津和野町。ご紹介した観光スポットの他にも、津和野を代表する和菓子の源氏巻が有名です。なんと由来は、江戸・元禄時代にまでさかのぼる歴史ある銘菓なんですよ。スポットを巡りつつ、津和野ならではの源氏巻もぜひ、味わってみてくださいね。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/10更新)
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