岩手県三陸側の沿岸都市である釜石市。鉄業や漁港で知られていますが、最近では「ラグビーのまち」としても有名です。そんな釜石には「釜石大観音」や「鉄の歴史館」など釜石の歴史を探れる観光スポットがあります。トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、釜石の歴史を触れることができる人気観光スポット4選をお届けします!
「釜石大観音」は高さ48.5mの巨大観音です。この大観音は1970年、無縁仏の慰霊と幽界・明界の平和を祈念のため石応禅寺によって建築されました。釜石観音からの眺めは漁港を一望できるすばらしい眺めです。海抜120mの高さにあり、遮るものがないため遠く太平洋の水平線まで眺めを楽しめます。
<基本情報>
住所:岩手県釜石市大平町3-9-1
電話番号:0193-24-2125
アクセス:JR釜石駅から岩手交通バスで釜石大観音入口バス停下車徒歩10分
車の場合は釜石西ICから約20分(無料駐車場150台あり)
この写真の記事を見る ≫
「橋野鉄鋼山」は日本発の洋式高炉を用いて鉄鋼の製造に成功した史跡です。2015年には「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されました。鉄鉱石がとれる山中に製鉄所は建設されたので、橋野鉄鋼「山」という名称なのです。
<基本情報>
住所:岩手県釜石市橋野町2-6
電話番号:0193-54-5250
アクセス:JR釜石駅から県道35号を車で50分
この写真の記事を見る ≫
「鉄の歴史館」内には先程ご紹介した橋野鉄鋼山の原寸大(高さ14.6m)の三番高炉のレプリカがそびえています。この洋式高炉模型の凄いところは、プロジェクターを使って音と映像で当時の鉄鉱石からの製鉄の方法を教えてくれるシアターになっているところ。30分毎に上映されています。後ろの大きな水車(風を送るフイゴの動力源)も映像に合わせて稼動するリアルな演出となっています。また洋式高炉を建設の歴史についても学べます。
<基本情報>
住所:岩手県釜石市大平町3-12-7
電話番号:0193-24-2211
アクセス:JR釜石駅から岩手交通バス、観音入口バス停下車徒歩3分
この写真の記事を見る ≫
「ランチ&スイーツ列車」はこたつ列車やお座敷列車で有名な三陸鉄道が運行するイベント列車。釜石市の釜石駅と大船渡市の盛駅を結ぶ南リアス線を走り、豪華なお弁当とスイーツが楽しめます。レトロな雰囲気の中で、鮑などの高級食材をふんだん使ったお弁当と、釜石の超人気洋菓子店のスイーツが一度に楽しめます。
(不定期運行、全席指定。詳細は鉄道会社へお問い合わせください)
この写真の記事を見る ≫
このように釜石には歴史を感じることのできる鉄の歴史館から、復興の象徴でもある奇跡の石まで、様々な観光スポットがあります。鉄鋼業や漁業が釜石でこれほど発展したことを見ても、釜石の方々の努力があってこそだということを感じることができますね。釜石を訪れてぜひ歴史に触れてみて下さい。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
トラベルjp 編集部
こんにちは、トラベルjp 編集部です。編集部やスタッフ自らセレクトした各地のスポットや名所の情報をお届け。みなさんの旅先やお出かけ先を選ぶ手助けとなれればと思います。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索