徳島と言えばうず潮、阿波おどり、かずら橋・・・。どれも見逃せないものばかりですが、他にもまだまだ観光スポットはたくさん!
壮大なスケールの大塚国際美術館、危険すぎる阿波の土柱、日本一低い弁天山。そうそう、お遍路のスタートとなる1番札所は徳島にあるって知ってましたか?かずら橋へ行くなら秘境の落合地区もぜひ訪れたいですね。
自然・歴史・町並みなど見どころたっぷりの徳島県、ゆっくりのんびり旅しましょう!
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https://stock.adobe.com/jp/東京方面から徳島を訪れる場合は飛行機が便利。JAL、ANAが運行しており、羽田〜徳島阿波おどり空港間を約1時間15分で結びます。関西方面からは高速バスで徳島に向かいましょう。JR難波駅など主要駅から、徳島市、鳴門市など県内主要スポットへ運行しています。
県内にはJR、バスが運行していますが、効率よく観光スポットをめぐるなら、観光タクシーやレンタカーを活用してもよいでしょう。
徳島の観光スポットで絶対に外せないのが、鳴門海峡の「うず潮」。徳島県鳴門市と兵庫県淡路島の間にある鳴門海峡は潮の流れが早く、世界三大潮流の1つになっています。そのため、ここで見られるうず潮は世界最大級。
そのうず潮を見るのに一番お勧めの方法が、渦潮観潮船。鳴門観光汽船の観潮船「わんだーなると」は、うず潮のすぐそばまで接近してくれるので、とても迫力ある観潮を楽しめます。所要時間30分の観潮には予約の必要がないのポイントです。
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鳴門海峡「うず潮」を真上から歩いて眺められる場所があるのを知っていましたか?大鳴門橋の橋桁下部には、延長約450mの遊「渦の道」と名付けられた遊歩道が設置され、渦潮の真上まで行くことができるんです。
渦の道を約10分ほど歩くとビューポイントに到着。遊歩道には、所々に床の一部がガラス張りになっているシースルー眺望床があり、世界で一番大きな渦潮を真上から見られます。
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ゴッホの“ヒマワリ”、レオナルド・ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”など、誰でも一度は見てみたい名画があるのではないでしょうか? 徳島の鳴門にある「大塚国際美術館」では、古代壁画から世界25ヶ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで、名だたる西洋名画1,000余点をまとめて鑑賞することができます。
陶板での再現作品ですが、全て1/1のスケール感で、しかも空間まるごと!中でもとにかく度肝を抜かれるのが、地下3Fの環境展示エリア。礼拝堂や遺跡などが360°隅々までリアルに再現されています。
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「大塚国際美術館」には、“モネの睡蓮”を再現したレストランもあります。レストランを囲むように睡蓮が咲く池を眺めながら海から吹く潮風を感じつつ頂く食事は贅沢そのもの。
大鳴門橋からも近く、鳴門の渦潮と併せての観光にもおすすめ。世界の名画がズラリと展示された圧倒的なスケールの「大塚国際美術館」は、美術ファンだけでなく、一度は世界の名画を見てみたい!と思っている人にもおすすめの観光スポットです。
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「大歩危(おおぼけ)峡」は四国の吉野川中流域に位置する渓谷で、剣山(つるぎさん)国定公園に含まれます。下流の小歩危(こぼけ)峡と共に、「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」として知られる徳島随一の観光名所です。
大歩危峡を観光するなら遊覧船がおすすめ。船頭さんの軽快な説明を受けながら、大歩危峡の景勝、奇岩・怪岩を堪能することができます。春には岩つつじ、夏の新緑、秋には紅葉、冬の雪化粧と四季折々の景色が眺められ、冬季には「こたつ船」も用意されますよ。
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吉野川の中流域に位置する渓谷「大歩危・小歩危」はラフティングの名所としても知られており、国内外から大勢のラフティングファンが訪れます。
ラフティングの大きな魅力の一つは、初めての人でも手軽に冒険気分を味わえること。吉野川にはツアーを催行しているショップがいくつもあり、ラフティングの安全な楽しみ方を教えてくれます。ライフジャケットやヘルメットなどの装備も貸してもらえるので、観光の際に便利ですね。
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日本三大秘境の一つされる祖谷渓。足がすくむほどの深い渓谷には、透き通るような水の祖谷川が流れています。
その断崖絶壁に建つ秘境の一軒宿「ホテル祖谷温泉」。開湯50年以上の歴史を持つ祖谷温泉は四国でも珍しい源泉かけ流し!道後温泉が源泉かけ流しでなくなった今は四国では貴重な源泉を楽しめる秘湯でもあるのです。もちろん、“日本秘湯を守る会”の会員宿でもあります。
宿泊客だけでなく日帰り入浴での露天風呂利用も可能ですので、観光の際に気軽に立ち寄ってみて下さい。
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「ホテル祖谷温泉」の玄関脇からは、名物の露天風呂へ向かうためのケーブルカーがあります。ケーブルカーといえば通常は山の上に向かうために設置されるものですが、このケーブルカーは谷底へ下りるために設置されたもの!
標高差170mもあるという谷底へ向かうため、傾斜度42度にも達する急こう配を降りるケーブルカー。温泉を楽しむためにケーブルカーがあるなんて、まさに秘境の宿ならではですね。
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祖谷温泉の南側に広がる温泉郷は、比較的新しく開発されたため「新祖谷温泉」と呼ばれています。
その新祖谷温泉では、ケーブルカーで上っていく「ホテルかずら橋」の天空の露天風呂が大人気。天空の露天温泉には男性専用の「雲海の湯」、女性専用の「樹海の湯」、家族風呂の「筍の湯」、その他、貸し切りの「五右衛門風呂」など、多彩な露天風呂が揃っています。
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四国の山奥の秘境・祖谷渓の一軒宿温泉を目指してby SHIZUKO
地図を見る紅葉の名所「祖谷渓」は、谷から霧が吹き上がってきたと思えば、次の瞬間にはすっきり晴れたり、突然雨が降ったりとめまぐるしく空気が変わります。覗き込むとクラッとしそうな遠くの川面のすぐそばから山頂まで、色とりどりのまさに綾錦。こんな山の中の崖っぷちになんと!小便小僧が谷に向かって立っています。
実は、かつて祖谷街道を切り開いた時に残された渓谷に突き出た岩で、地元の人たちが度胸試しをした名残だとか。今では、小便小僧だけが悠々とその勇気を誇示しています。
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祖谷(いや)に観光に訪れたなら、「落合地区」は見逃せません。徳島県の山地は山の斜面を開いて集落をつくるところが多く、独特な景観をみせるのですが、この落合地区は規模も大きく古い建物も多く残るということで、文化財としての価値が高く評価されています。2005年には重要伝統的建造物群保存地区として国の文化財に選定されました。
明治34年に建てられた長岡家住宅は内部も公開されており、無料で見学可能。保存地区内には江戸時代の中期から後期に建てられた建物が多く残っていますが、屋敷地の石垣や、里道や水路など周辺環境も昔のままです。
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徳島県三好市東祖谷の落合集落では、茅葺きの古民家が改修され、8棟が一棟貸しの宿泊施設「桃源郷祖谷の山里茅葺き民家ステイ」として営業しています。
2015年にオープンした「天一方」では、静かな山間の集落を眺める、心地よい時間を楽しめます。室内は快適な設備が整い、エアコンはもちろん、床暖房にガスストーブも装備、お風呂やトイレは最新の快適なもの。秘境観光を堪能するなら、古民家ステイがお勧めです。
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日本三奇橋、徳島・祖谷のかずら橋はスリル満点!by 大竹 進
地図を見る祖谷(いや)の「かずら橋」は名前の通り、冬の山野で採取したシラクチカズラを編み連ねて作られ、両岸の大木を利用した吊り橋です。
一般的な橋は路面が舗装してあるのが普通で、簡単な木造の橋でも床面は板張りがされていますが、かずら橋の床面は“さな木”と呼ばれる丸太や割木を荒く編んだもの。それがはしごの様に並べられているだけで、隙間だらけの橋です。
幅2m長さ45mのこの橋は、吊り橋のため中間には一切橋脚は無く、歩くだけで結構揺れ、スリルのある歩行が楽しめます。
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徳島県鳴門を訪れたら是非泊まって欲しいのが「アオアヲナルトリゾート」。大鳴門橋、渦の道、大塚国際美術館といった鳴門の観光スポットまで車で約5分というアクセスの良さに加え、アクティビティも充実。徳島の魅力がいっぱいつまったファミリーにおすすめのリゾートホテルです。
お部屋のベランダからは海岸と大鳴門橋がよく見え、眺望抜群。館内には、海の景色が眺められる展望風呂、露天風呂もあります。季節によっては、朝日を眺めることができるので朝風呂も人気ですよ。
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「アオアヲナルトリゾート」で体験できるアクティビティの中でも、特にオススメなのが釣り堀。なんと、あの高級魚の鳴門鯛やはまちなど大きな魚が入っていて、これが意外に釣れるんです!
そして釣った魚は、買い取って調理して食べることも可能です。また、阿波の国の城下町をイメージしたバイキングレストランは、地元の旬な食材がいっぱい。タイムサービスの時間限定食材にもワクワク。大人も子供も大満足ですよ。
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「おわさはん」の名で親しまれている鳴門市「大麻比古(おおあさひこ)神社」は高い格式を誇り、厄除け、方除などのパワースポットとしても有名。正月3ヶ日には30万人を超す参拝者で賑わい、お遍路さんも道中の安全祈願に立ち寄ります。
四国八十八ヶ所1番札所霊山寺から5分ほど歩けばこの大鳥居に到着し、ここから大麻比古神社境内までは、緑の続く参道を歩いてさらに10分ほど。鬼門や裏鬼門といった方角にまつわる災いを除くとされる、珍しい方除(ほうよけ)の祈願もして頂けます。
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鳴門ドイツ館!バルトの楽園に描かれた俘虜収容所の生活とは?by Ise Shinkurou
地図を見る映画『バルトの楽園』の舞台にもなった鳴門市の坂東俘虜収容所。ここで過ごした第一次世界大戦時のドイツ兵たちの活動の様子を、当時の写真・捕虜の手紙・再現されたミニチュア建物などを通して興味深く説明してくれるのが「鳴門市ドイツ館」です。
ここ坂東の地は日本で初めてベートーベン第九交響曲が演奏された場所で、「第九シアター」では等身大の人形がオーケストラの演奏を聴かせてくれます。また館内には、ドイツから輸入された雑貨・食品類が豊富に揃っていますよ。
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鳴門ドイツ館!バルトの楽園に描かれた俘虜収容所の生活とは?by Ise Shinkurou
地図を見るドイツ館から車で2分ほどの場所にある「大麻比古神社」の境内には、往時のドイツ兵捕虜が作った「めがね橋」と「アーチ橋」が残っています。
坂東俘虜収容所での捕虜の生活は、当時では考えられない程博愛に満ちたもので、これは日本の武士道「武士のなさけ」が世界的に知られ、素晴らしい評価を受けた事にもなります。映画を観た方もそうでない方も、徳島観光で歴史の証人に会いに行ってみてはいかがでしょうか?
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四国といえば、四国八十八ヶ所霊場巡りですが、徳島には、お遍路のスタートとなる1番札所の「霊山寺(りょうぜんじ)」があります。88番札所から巡る逆打ちの際は結願のお寺ともなります。
“一番さん”の呼び名で親しまれている「霊山寺」は、行基菩薩の開創。たくさんの釣り灯篭が美しい本堂にある納経所では、参拝の手順を詳しく教えて頂けるほか、巡拝用品も販売されているので、ここでお遍路の準備がすべて整います。
大麻比古神社やドイツ館など近くにある観光地を訪ねながら、あなたもお遍路をスタートしてみませんか?
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1番札所の「霊山寺」のすぐそばには、庭を囲んで、巡拝用品販売所、うどん店、お土産処、休憩所などが並ぶ「門前一番街」があります。遍路旅の準備場所として、また旅の途中の休憩場所としても最適。
こちらの名物グルメは、粟(あわ)とコシヒカリで作ったお餅「あわくった」と「金時芋ソフト」。そして、ネギときざみ揚げが載ったふぞろい麺で人気の「鳴門名物・鳴ちゅるうどん」なども、観光の際ぜひご賞味ください。
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気分は姫君!徳島「旅殿 御所 社乃森」は平安時代に満ちた温泉旅館by 安藤 美紀
徳島空港から車で40分、徳島県阿波市に平安時代をリアルに再現した温泉旅館「旅殿 御所 社乃森」があります。3,000坪の広い敷地内には、寝殿造りの旅殿に、わずか10部屋の客室。入口の門をくぐれば、平安時代を彷彿とさせる“朱の反り橋”や“池”が現れ、現代から平安時代にタイムスリップしたような気持ちになります。
敷地内には鳴門市にある阿波神社から分け御霊をしてもらった「御所阿波宮」という神社まであるんですよ。
非日常を味わえるような観光をしたい!という方におすすめの温泉旅館です。
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気分は姫君!徳島「旅殿 御所 社乃森」は平安時代に満ちた温泉旅館by 安藤 美紀
客室金の屏風が飾られ、御簾(みす)がパーテーション代わり。そしてなんと掛け布団の一部が豪華な羽織。艶やかな色彩を見ているだけで、一気に平安時代へ誘い込まれます。部屋着は一般的な浴衣とは違い、平安情緒溢れるデザインで華やか!
巨大な舟型の露天風呂は、女子にうれしいスーパー美人の湯。鳴門でとれる鯛や、鳴門金時、すだち、阿波牛などの美味しい徳島の食材をふんだんに取り入れた豪華な夕食も魅力的です。
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徳島というと、祖谷の観光名所「かずら橋」が日本三大奇矯の一つとも言われ有名ですが、徳島の奇景は他にもあります。それが徳島市にも近い阿波市にある「阿波の土柱(どちゅう)」。世界三大奇勝の一つとされ、土柱の頂上から足元を覗き込んだ時の恐怖は「かずら橋」を上回ります。
土柱とは砂などから成る層が長い年月をかけて風雨の浸食を受けた結果、柱状に残ってしまったもの。小規模のものであれば世界各所に点在していますが、大きいものとなると多くの条件が重ならないとできないため、世界中に三つしかないんですよ。
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美馬市脇町の山間集落にある「広棚花の里」。
母が暮らす実家の畑にコツコツと芝桜を植え、手入れをし、住む人が減少し寂しくなる生まれ育った場所を芝桜の観光名所に変えた三姉妹。緑化推進功労として、内閣総理大臣賞を受賞された記念の石碑が畑の隅に建ち、三姉妹の名前が刻まれています。
個人の方の花畑ですが、一般に公開され、4月中旬には地域の人たちにより芝桜祭りも開催。標高の高い所にあって、眺めの良い集落風景と美しい花々は心癒されます。
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徳島県には美馬市「脇町」と、つるぎ町「貞光」の、2つの「うだつの町並み」があります。どちらも交通の要衝となり、周辺地域の商業の中心となりました。
富を得た商家は、防火目的に2階の壁面に袖壁の遮蔽壁を設け、さらに威勢を競って袖壁に装飾を施しました。この袖壁がうだつの正体で「うだつの町並み」とは、商業の繁栄の象徴なのです。
美馬市は集落のほとんどが吉野川沿いに集中しており、江戸時代に藍商を中心にした商人の町として発展した脇町が中心市街地です。藍商家の重厚な建物が軒を連ねる南町通りは「脇町うだつの町並み」として観光スポットとなっています。
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脇町から吉野川を遡り西へ約10キロ。せっかくなら「貞光」の街並みも併せて観光しましょう。こちらで有名なのは二層になったうだつ。したがって、貞光の町並みは「二層うだつの町並み」と呼ばれます。
観光を楽しんだり、気分転換に町歩きをしたりするなら脇町、静かにバラエティに富んだうだつを鑑賞したいのなら貞光がおすすめです。しかし、うだつの表情の違いを楽しむなら、やはり2つの町を観光することをお勧めします。
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日本の“砂防の父”とも言われるオランダ人技術者・ヨハニス・デ・レイケの指導により、明治時代に造られた砂防堰堤が、脇町の観光スポット「うだつの町並み」のすぐ側、大谷川にあります。
明治の石積みは、今もなおしっかりと機能。その隣にはオランダの風車を模した休憩所が造られ、公園にはたくさんのチューリップが植えられています。
脇町「うだつの町並み」から歩いて行ける距離にあるので、併せて観光してみてはいかがでしょうか。
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徳島県東みよし町にある国の特別天然記念物「加茂の大クス」は、幹周りが16.7m、そして東西に52m、南北に42m。これより幹周りの太い木、樹齢の長い木は全国にまだまだありますが、姿の美しさでは日本有数の木とも言われています。大きく茂った木の下は、1000年の時を生きてきた木の精気を肌で感じることのできる、まさにパワースポット。
この大クスが最高に美しい姿を見せるのが、周囲の麦畑が黄金色に輝く5月下旬。黄金の絨毯の上に立つ鮮やかな緑の大クスの姿が見られます。
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「吉野川」は高知県と徳島県にまたがる全長194キロの一級河川。東西に延びる川は夕日が沈み、月が昇るとても雄大な自然の風景を見る事ができます。
この吉野川の中でも、徳島県の名勝・天然記念物に指定されているのが奇岩怪石が並ぶ「美濃田の渕」。吉野川中流域唯一の景勝遊楽の地として、詩歌に詠まれてきた場所です。この美しい景色を観光で楽しむには「美濃田の渕 遊覧船」がおすすめ。ゆったりと流れる時間と共に船頭さんが詳しく解説してくれるので、飽きる事なく景勝地を観光できます。
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「美濃田の渕」の隣には徳島自動車道吉野川SAに隣接する「吉野川ハイウェイオアシス」があります。お土産物店や飲食店だけでなく、芝生広場があったり動物がいたりと子連れにも人気の観光施設。目の前を流れる雄大な吉野川の景観にも癒されます。
そして、もう一つの観光の魅力は「阿波おどり」。毎年4月から10月の日曜祝日に無料の定期公演が行われ、気軽に本場の阿波おどりを楽しめます。
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徳島市街から車で1時間ほどの徳島県の東部地区、美郷にある高開集落には“にほんの里100選”に選ばれた美しい石積みがあります。
下から見上げるその風景は、まるで天空へ続く石の階段。さまざまな形をした石が揺らぐことなく積み重ねられ、その石積みの上には多種類の農作物が育てられる畑があり、段々畑がきれいに折り重なっています。
石積みは約300年前の江戸時代中期に築造されたもの。急で険しいこの土地で、段々畑や家を守るために石積みが発達し、地域の人によって守られてきました。
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豊臣秀吉により四国が制圧されて、阿波国に入国した蜂須賀家政。彼によって築城されたのが、明治まで続くことになる蜂須賀氏徳島藩の居城「徳島城」です。
現存遺構は石垣に限られ建築物はほとんどありませんが、地元の名産である阿波青石という緑泥片岩による総石垣の天守、地形を生かした縄張や博物館に名庭と、見どころ満載の観光スポット。JR徳島駅から徒歩10分ほどのところにあるので、駅周辺を散策しながら観光するのもおすすめ。徳島駅からレンタサイクルを利用して、自転車で向かうのもいいですね。
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徳島藩の歴代藩主たちが愛でた「旧徳島城表御殿庭園」には、地元では単純に青石と呼ばれる阿波の名石“阿波青石”が惜しげもなく使用されています。この石が池泉庭に枯山水に、多彩な石組でもって使用され、青石の持つ美しさや迫力、独特な風合いが存分に楽しめるようになっています。
庭園入口の向かいには、徳島藩と蜂須賀氏の歴史を伝える資料を展示した「徳島城博物館」もあるので、庭園と合わせて観光して下さいね。
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“踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン”というフレーズで有名な「阿波おどり」。その本場徳島では、お盆の時期になると町が阿波おどり一色に染まります。
メインの会場となる徳島市では、例年8月11日に前夜祭、そして12日から15日までの4日間が阿波おどりの本番となります。4日間の来場者数は毎年100万人を超えますが、これは徳島県全体の人口を軽く上回る程の規模。町全体が賑やかになるのも当然ですね。
近年では徳島以外の場所でも開催され人気が出てきていますが、一度は本場徳島の阿波おどりを体験することをおすすめします。
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開催期間以外に観光に訪れても阿波おどりを楽しめるのが、「阿波おどり会館」という施設。徳島の伝統行事を本番さながらの迫力で体感することができます。
阿波おどりで使われる提灯がモチーフとなっている外観が印象的なこの施設は、徳島駅から徒歩10分程。会館の後ろには徳島のシンボル的存在である眉山(びざん)がそびえ、建物内から眉山山頂までのロープウェイもつながっています。
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「阿波おどり会館」には本格的な阿波おどりのステージがあり、阿波おどりについての詳しい説明と共に、有名な連による踊りが披露されます。
特に、昼の部の上演の途中には、阿波おどり体験の時間が設けられていて、お客さんも一緒に「阿波おどり」を楽しむことができます。阿波おどりに興味があるけど、お盆には行けないな…という方もぜひ阿波おどり会館を観光して、阿波おどりを体感してみてくださいね。
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阿波おどり会館で「阿波おどり」を楽しんだ後は、この会館から出発するロープウェイに乗って「眉山(びざん)」を観光してみましょう。さだまさしの小説で、松嶋菜々子主演で映画化されたことで有名になった標高290メートルの山ですが、万葉集に詠まれた景勝に優れた秀峰として人気の観光スポットです。
山頂には眉山を詠んだ万葉集の句碑もあり、180度に近い大パノラマが広がります。特に夜景は、空と吉野川や新町川、その先に横たわる紀伊水道の異なる陰影が特徴的な地形を浮かび上がらせて絶景。天気が良いと、鳴門大橋や淡路島の姿も望むことができます。
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“日本一低い山”ということ言葉は、日本各地で耳にしたことがあると思います。大阪の天保山や宮城県の日和山などが知られていますが、これらの山は自然の山ではなく、人工で作られた築山ということは知っていましたか?
自然の山として日本で一番低い山は、徳島県にある「弁天山」。標高6.1メートルで、毎年6月には山開きも行われています。とっても低い山ですが、国土地理院認定の正式な山。20歩で登頂でき今まで遭難者はゼロ、幼児でも一人で登頂出来る微笑ましい観光スポットです。
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徳島市にある「とくしま動物園」は四国最大級の動物園で、広大な敷地に植物園や遊園地も併設されています。園内はベビーカーでの移動が可能でベビーカーも貸出し無料。授乳室もあり小さな子供連れでのおでかけにおすすめの観光スポットです。
特に人気なのが、2014年に北海道から引っ越ししてきたホッキョクグマ。水の中で身軽にスイスイと泳ぐ姿が正面の大きなガラス窓から見ることができます。お客さんを飽きさせない工夫が随所にあるのも「とくしま動物園」の特徴で、様々なイベントも随時開催されています。
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多くの種類の動物が一緒に生活しているサバンナエリアも必見。キリンやシマウマだけでなく、シロオリックスやコウノトリ科のアフリカハゲコウ、そしてなんとカピバラまでいます。
キリンが高い木に生えている草を食むところなども見ることができますが、観光の際見逃せないのはカピバラの大家族。子カピバラが大人の後を必死にトコトコ走りながらついていく様子や、エリア内の池を泳いでいる様子はとてもほほえましい光景です。
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徳島県といえば“金長だぬき”の存在は忘れてはいけません。かつて「金長だぬき郵便局」が出来たことでも話題になり、スタジオジブリ制作『平成狸合戦ぽんぽこ』にも登場しました。
伝説上の阿波狸合戦で落命した金長狸を祀った「金長神社」は、商売繁盛、開運の神として名高い場所。日峰山の山中に建てられた「金長神社本宮」と併せて参拝すれば“金を長く持ち続けることが出来る”と言われ、金運をザクザク運んでくれるパワースポットとも言われています。
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徳島県勝浦町の、3万体以上の雛人形がピラミッドのように豪華に鮮やかに展示される「日本一ビッグなひな祭り」をご存知ですか?この徳島県のイベントは、日本各地の“かつうら”などで開催されている「ひな祭イベント」の元祖なんです。
会場では、高さ8mのピラミッド型ひな壇を中心に数多くの雛人形が飾られ彩られています。雛人形は広い会場を埋め尽くすように展示され、主催者側も数えきれないと言うほど!日本各地の雛人形を展示しているコーナーや、様々なキャラクターのひな壇など、観光の見どころがたくさんです。
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「轟の滝」は徳島県海陽町という、四国でも一番南東部のなかなかたどり着けない場所にあります。高速道路が無いので徳島市内からも何時間もかかってしまうんです。
しかも轟の滝は四国山地の深い山奥にあって、そこに行くには酷道として名高い193号線を通らなければなりません。国道とは言うものの、車1台がやっとという狭い場所もあり、土砂崩れで通行止めになることもあるので、充分情報を集めてから観光してください。
轟の滝は轟神社のご神体として祀られていて、滝は鳥居をくぐった先にあります。
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細い谷の奥に落ちる滝で、近くには行くことができません。古来よりこの滝は神域として人々の信仰を集めていて、女人禁制であった時期もあるとか。昔も今も、この光景に神秘的なものを感じていたのですね。
上流にはたくさんの滝が続き、すべて合わせて「轟九十九滝」と呼ばれていて、日本の滝百選にも選定。こちらの滝が轟九十九滝のメインと言うことで轟本滝とも呼ばれています。
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徳島ラーメンのオススメはここ!地元民も通う名店5選by 岡本 大樹
地図を見る近年少しずつ注目を浴び始め、徳島県のご当地グルメの定番となりつつあるのが「徳島ラーメン」です。テレビ番組でも特集されたりとかなり認知度が上がっています。
「徳島ラーメン」は、生卵のトッピングと、チャーシューではなく豚バラ肉を煮込んだものが入っているのが特徴で、スープやトッピングなど、店によってかなり違ったものとなっているのも徳島ラーメンの魅力の一つ。徳島観光の際は徳島ラーメンを食べに行って、好みのお店を見つけてみてください。
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徳島ご当地グルメのニューウェーブが「とくしまバーガー」。徳島の食材を使ったオリジナリティあふれる手作りハンバーガーで、認定基準を満たしたものが「とくしまバーガー」と称されます。
ブランド鶏の「阿波すだち鶏」やブランド牛「すだち牛」、名産のすだち、なると金時など、徳島の山海の幸が使われているのが特徴。徳島の名物を一度に味わうことができるので、観光のランチにおすすめです。
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四国と言えば香川県の讃岐うどんが有名ですが、すぐ近くの徳島県阿波市の「たらいうどん」もメチャクチャ美味しいって知っていましたか?しかも、ピンクのうどんが一本入りハートで出してくれる「恋成たらいうどん」は恋愛成就&夫婦円満の祈願が出来るといった本格的な縁起フード。カップルでデートに来た時に食べるなら、二人でピンクのうどんの端と端を持ちあって食べてみるのも良いでしょう。 この写真の記事を見る ≫
徳島県にある標高1955mの「剣山(つるぎさん)」は日本百名山にも選ばれた名峰で、日本各所から多くの登山者が訪れます。登山口から山頂までの高低差が500mと、百名山の中ではかなり楽な行程ですが、もっと楽をして山頂に行きたい!という方には、登山リフトでの観光がオススメ。
山頂では360度思いっきり開けた眺望を楽しめますが、中でもオススメなのが次郎笈(じろうきゅう)という隣の山を望む景色。穏やかで美しい山の傾斜を持ち、大部分がササに覆われ、尾根沿いに登山道が続いています。
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剣山の一般的な登山道は険しいところが少なく、剣という鋭いイメージからはだいぶかけ離れた山です。ではなぜ「剣山」という名前がついたのでしょうか?諸説ありますが、その一つに深くかかわりのある神社が、山頂すぐそばにあります。
その神社は宝蔵石神社といい、その昔、源平の争いが激しかったころ、平家側の安徳天皇が、宝剣を神社裏の3mほどある磐座に納めた、という伝説が剣山の名前の由来となったといわれています。
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剣山は自然豊かな山で季節それぞれで違った姿や感動を与えてくれます。
春には運が良ければ雲海に出会えるスポットがあり、夏には高山植物キレンゲショウマが咲き、冬には樹氷が見ることもできます。
特に秋の紅葉は観光客に大人気!登山口までのドライブルートも美しい紅葉に囲まれていて、登山道に入っても美しく紅葉した木々が山を彩り、遠くを見渡しても黄色、オレンジの鮮やかな色合いが、見る者を楽しませてくれます。
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徳島は海、山、川の自然でたっぷり遊べるのが魅力です。観潮船から間近でうず潮を眺め、手軽に登山が楽しめる剣山に登頂、吉野川ではラフティングに挑戦してみてもいいかも!自然豊かな徳島は山海の幸も豊富。おいしいごはんも観光のお楽しみですね。
徳島観光、せっかく行くなら楽しまにゃソンソン!今回ご紹介したスポットをご参考に、ぜひ楽しい旅行プランを立ててくださいね。
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(2024/3/19更新)
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