岩手県の一関市は、岩手県の最南端に位置する観光都市です。猊鼻渓と厳美渓という二つの渓谷美が堪能できる一関では、他にも「世嬉の一酒造」で醸造所の工場見学などもできます。
今回はLINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、渓谷などを楽しむことができる一関の人気観光スポット5選をお届けします!
一関市東山町にある「猊鼻渓」は国の史蹟名勝天然記念物に指定され日本百景のひとつにも数えられる景勝地。2kmあまりに渡って続く100mを超える高さの岩壁は、季節の変化に応じて様々な表情を見せてくれます。特に冬は雪が積もればさながら「水墨画」の様。冬に運航される屋形のこたつ舟は狭い空間で皆がこたつを囲み乗客同士で写真を撮りあったり、船頭さんのなまりの効いた楽しいお話聞くことができます。
<基本情報>
住所:岩手県一関市東山町長坂字町467番地
電話番号:0191-47-2341(猊鼻渓舟下り)
アクセス:JR大船渡線猊鼻渓駅下車、徒歩約5分
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「大猊鼻岩(だいげいびがん)」舟を降りてから約10分の場所にあります。高さ120mを超えていて、見るものを圧倒します。冬には雪景色に包まれる中、それと同調するかのようによりはっきりとした岩肌からさらに存在感を感じることができます。
住所:岩手県一関市東山町長坂字町467番地
電話番号:0191-47-2341(猊鼻渓舟下り)
アクセス:JR大船渡線猊鼻渓駅下車、徒歩約5分
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「世嬉の一酒造」は一関駅から徒歩10分、住宅街を抜けると大正時代に建てられた蔵が建ち並ぶ一画にある、江戸時代から続く造り酒屋です。お酒造りは隣の町で行われていますが、ここでは現存する古い建物を利用した蔵レストランや蔵カフェで美味しい料理に舌鼓がうて、さらにはお酒造りの博物館やクラフトビールブランド「いわて蔵ビール」の醸造所見学ができるビール工場見学ツアーや酒蔵ナイトツアーなどが楽しめます。
<基本情報>
住所:岩手県一関市田村町5-42
電話番号:0191-21-1144
アクセス:JR「一ノ関駅」より徒歩10分
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「厳美渓」は散策にピッタリです。渓谷のある磐井川周辺にウォーキングコースが整備され、渓谷周辺をぐるっと周って45分程度の散策路を歩いて楽しむスポットになっています。その中心となるのが車も渡れる天工(てんぐ)橋付近です。天工橋からは、磐井川の急流によって削られた岩肌が特徴の渓谷を一望できます。東屋に着くとより渓谷に近づけます。かなり渓谷の淵までいけるよう散策路が整備されており、間近に渓谷美を楽しめるようになっています。
<基本情報>
住所:岩手県一関市厳美町滝ノ上地内
電話番号:0191-23-2350(一関観光協会)
アクセス:JR一関駅から岩手県交通バスで約20分、厳美渓バス停下車
またはJR平泉駅から県道31号を車で15分
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「達谷窟」は厳美渓から平泉方面に向かうなら道中にあります。坂上田村麻呂に由来する1200年の歴史をもつお堂で岩壁を支えるようにして建つ懸崖造りが特徴。厳美渓と車で5分と離れていない場所にありますので、お参りしていきましょう。
<基本情報>
住所:岩手県平泉町平泉北沢16
電話番号:0191-46-4931
アクセス:JR平泉駅から県道31号を車で10分
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猊鼻渓と厳美渓は違う形で渓谷の壮大な景色を楽しむことができますね。
猊鼻渓では、アクティブに舟下りで観光でき、厳美渓はゆったりと自分のペースで観光できそうです。世嬉の一酒造では美味しい料理やビール工場見学も楽しめるので、渓谷を見物してから立てよってみてはいかがでしょうか。
猊鼻渓の舟下りは年中無休ですが工事や天候次第で運航されない場合があります。お出かけ前にホームページや電話で運航状況を確認することをお勧めします。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
トラベルjp 編集部
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(2025/2/8更新)
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