兵庫県には、摂津・播磨・丹波・但馬・淡路と、それぞれ異なる魅力にあふれる5つのエリアがあります。北は日本海、南は瀬戸内海に接し、変化に富んだ美しい景観を楽しめるのも魅力。世界遺産「姫路城」、雲海に浮かぶ「竹田城」、異国情緒漂う「神戸」、伝説と花の島「淡路島」など、人気観光スポットが数多くあります。
今回は元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 佐藤が、兵庫のおすすめ観光スポットをご紹介します。
2015年に“大天守保存修理工事(平成の修理)”を終えた「姫路城」は、兵庫県で唯一の世界文化遺産!白漆喰がふんだんに使用された白亜の大天守として生まれ変わるとともに、ARやCGを活用した展示が楽しめる専用アプリをはじめ、観光客がより楽しめる新たな工夫が加わりました。
築城当時のものが現存する大天守の“東大柱”、“破風(はふ)”と呼ばれる飾り屋根、全国でも珍しい雌と雌が対になった“鯱鉾(しゃちほこ)”など、城内には見どころがいっぱい。見学時には、ぜひ細部にも目を凝らしてみてください!
<基本情報>
住所:兵庫県姫路市本町68番地
電話番号:079-285-1146
営業時間:9:00〜17:00(閉門 16:00)
休城日:12月29日、30日
アクセス:JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
公式サイト(外部リンク)
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プチ贅沢な大人旅!風情ある「城崎温泉」1泊2日モデルコースby 土庄 雄平
兵庫県の日本海側にある開湯1300年の名湯「城崎(きのさき)温泉」。“日本一ゆかたの似合う町”として人気の老舗温泉地で、川沿いに柳が並び日本情緒たっぷりの町並みが印象的です。日帰りでも十分楽しめますが、日々の疲れを癒すなら旅館に泊まるのがおすすめ。旅館の浴衣を着たら、外湯を求めて下駄を鳴らしながら温泉街をそぞろ歩いてみましょう!6つの外湯は商売繁盛や夫婦円満などのご利益があると言われています。
そして「城崎(きのさき)温泉」は活き烏賊や松葉ガニ、但馬牛など、旬の美食が味わえる地としても有名。外湯めぐりと旬のグルメで、何度訪れても飽きない温泉です。
<基本情報>
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島
電話番号:0796-32-3663(城崎温泉観光協会)
アクセス:JR三ノ宮駅から電車で2時間半
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県の南部に位置する、瀬戸内海最大の島「淡路島」は、日本誕生の地と言われる“おのころ島伝説”の地。パワースポットも多く、神話にまつわる名所も点在。中でも明石市に近い岩屋にある“絵島”に立つと、2000万年前に形成されたという珍しいマーブル状の砂岩に驚かされます。
温暖な気候に恵まれた“花の島”としても知られ、一年中多彩な花々が楽しめることも魅力。中でも東京ドーム約9個分もの面積を持つ“国営明石海峡公園”、一面に花の絨毯が広がる“あわじ花さじき”は人気スポットです。子ども連れなら、花畑と収穫体験、動物とのふれあいなどが楽しめる“淡路ファームパーク イングランドの丘”に足を運んでみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:兵庫県淡路市・洲本市・南あわじ市
電話番号:0799-22-0742(淡路島観光協会)
アクセス:大阪国際空港(伊丹空港)から車で約50分
公式サイト(外部リンク)
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女性好みの雑貨やカフェも!有馬温泉・日帰り女子旅モデルコースby 下川 尚子
白浜温泉、道後温泉とともに日本三古泉にも数えられる日本最古の温泉「有馬温泉」。神戸の六甲山裏手にあり、都市部からのアクセスは良好。日帰り旅行にもおすすめです。泉質は褐色の“金泉”と、無色透明な“銀泉”の2種類。鉄分と塩分を含む“金泉”は冷え性や皮膚疾患に、炭酸を含む“銀泉”は高血圧症や循環障害に効能が期待できます。
レトロな町並みにお土産店やカフェも揃う「有馬温泉」の温泉街は、こぢんまりとしていて散策も楽しめますよ。外湯の“金の湯”前には無料の足湯もあり、湯船に浸からなくても温泉を堪能できます。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市北区有馬町
電話番号:078-904-0708(有馬温泉観光総合案内所)
アクセス:三宮駅から電車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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神戸・南京町食べ歩き13選!絶品小龍包と黄金餅がおすすめby 浮き草 ゆきんこ
神戸の中華街「南京町(なんきんまち)」も神戸観光では外せないスポット。長安門から伸びる東西約270m、南北約110mの通りには、中国雑貨や乾物店、喫茶店、そして点心の湯気やおいしそうな匂いが漂うB級グルメの屋台がずらり。もちろん、本格中華料理が味わえるレストランも建ち並んでいます。
その規模の大きさから、日本三大中華街の一つに数えられる「南京町」。肉汁たぷたぷの絶品焼き小籠包、アッツアツで具だくさんのちまき、台湾ハンバーガー、ほろりととろける豆花、ブラック豚まんなどなど、異国情緒漂うグルメ体験を楽しみましょう!
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区栄町通1丁目3−18(南京町商店街振興組合 事務局)
電話番号:078-332-2896(南京町商店街振興組合 事務局)
アクセス:地下鉄県庁前駅から徒歩約7分、新幹線新神戸駅からタクシーで約10分
公式サイト(外部リンク)
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まるで地を這う天の川!「六甲山」おすすめ夜景スポット4選by 木村 優光
兵庫県の県庁所在地、神戸で外せないのはなんといっても”1,000万ドルの夜景”。「六甲山」のケーブルカーでアクセスできる“天覧台(六甲山上展望台)”からは、神戸から大阪、和歌山まで、天の川のように広がる夜景を堪能することができます。さらに車があれば、お隣の摩耶山にある穴場夜景スポット“掬星台(きくせいだい)”まで足を延ばしてみるのもおすすめ。南東向きであることから、夜景と朝焼けのコンビネーションを見ることができます。
「六甲山」や“摩耶山”から見る夜景も綺麗ですが、街ナカで見る夜景も素敵。ベイエリア、中華街、レトロビルのライトアップなど、雰囲気が異なるさまざまな夜景を見ることができますよ。
<天覧台の基本情報>
住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町
電話番号:078-861-5288
営業時間:7:00〜21:00
アクセス:神戸市内から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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子連れ神戸観光ならここ!神戸ベイエリアで子供とやりたい5つのことby 下川 尚子
神戸のベイエリアには「神戸ハーバーランド」や対岸にある“メリケンパーク”など、写真映えするハーバービューと数々のアトラクションに心躍るスポットが集結しています。特に「神戸ハーバーランド」は泊まる・くつろぐ・遊ぶ・食べる・買うが何でも揃う人気の複合施設。
デートなら2時間ほどかけて港を周遊するクルージング“THE KOBE CRUISE コンチェルト”がおすすめ!女子旅ならレトロな雰囲気あふれる“神戸煉瓦倉庫”、子連れなら“神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール”と、さまざまなシーンで楽しめるレジャー施設が揃っています。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目
電話番号:078-360-3639
営業時間:10:00〜19:00
アクセス:JR大阪駅から電車で約25分、JR神戸駅と地下直結
公式サイト(外部リンク)
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「明石海峡大橋」は、別名パールブリッジと呼ばれる世界最長のつり橋です。その長さは3991メートルで、ギネスにも認定。明石海峡にかかる橋なので明石という名が付いていますが、実は兵庫県の神戸市と淡路島を結んでいます。
この明石海峡大橋を海上から眺めることができる展望施設が舞子公園内にある“舞子海上プロムナード”。JR明石駅から2駅目なので、明石を訪れたらぜひ途中下車をしてこちらにも立ち寄ってみましょう。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市垂水区東舞子町4
電話番号:078-291-1033(本州四国連絡高速道路株式会社)
アクセス:JR神戸線舞子駅から徒歩約5分
公式サイト(外部リンク)
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神戸の山の手に位置する「神戸北野異人館街」といえば、神戸観光に外せないエリア。その歴史は神戸開港後、港を見渡せるこの高台に“異人館”と呼ばれる外国人住宅が200棟近く建てられたことに遡ります。赤レンガや張り出し窓、ベランダを特徴とするコロニアルスタイルの洋館が建ち並び、現在も“ラインの館”“うろこの家”などの観光スポットで当時の暮らしを垣間見ることができます。
坂道が多いエリアで歩き疲れたら、異人館を再利用した雰囲気抜群のカフェでホッと一息つくのもおすすめ。恋愛成就のパワースポットと呼ばれる“北野天満神社”に立ち寄るのもお忘れなく!
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区北野町
アクセス:三宮・元町から徒歩10分〜15分
公式サイト(外部リンク)
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落ちる前に行きたい天空の城 〜竹田城(兵庫県朝来市)by 津田 泰輔
地図を見る兵庫県朝来(あさご)市にある山城「竹田城」。日本百名城の一つでもあり、天守はなく石垣のみの城跡ですが、雲海に浮かぶような姿から“天空の城”“日本のマチュピチュ”と呼ばれています。雲海を見るなら、気温が急激に冷え込む秋から冬にかけて、早朝を狙って訪れてみましょう。
「竹田城」は山の頂上部分にあるため、どこに行っても素晴らしい景色が広がっています。草木に覆われて風化しているようにも見えますが、逆に植物達が石垣を守っていたという、まさにジブリ映画を思い起こすようなエピソードが伝わっています。その様子がよくわかる絶好の場所が少し高くなった天守閣跡。ぜひここから「竹田城」全体を見下ろしてみてくださいね。
<基本情報>
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
電話番号:079-672-4003(朝来市役所産業振興部観光交流課)
営業時間:季節によって異なる
アクセス:JR竹田駅から徒歩40分
公式サイト(外部リンク)
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兵庫の播州エリア、姫路城から北西約6kmの場所に位置する「書写山円教寺(書寫山圓教寺)」。ハリウッド映画“ラストサムライ”やNHK大河ドラマのロケ地としても有名です。西の比叡山と称されるほどの古刹、名刹でありながら静寂を保った境内は、自然も多く残されていて、時代劇を撮影するのにうってつけ。姫路城と併せて訪れたいスポットです。
一千年以上も前から祈りの場として崇められたパワースポットでもあり、西国三十三箇所の中でも最大規模の巨刹寺院。山の上にあるお寺ですが、JR姫路駅からはバスと書写山ロープウェイで手軽に行くことができます。切り立った崖上に沿うように建てられた摩尼殿は、京の清水寺と同じ舞台つきの建物で必見です。
<基本情報>
住所:兵庫県姫路市書写2968
電話番号:079-266-3327(本坊寺務所)
アクセス:神姫バス「書写ロープウェイ行」で下車後、ロープウェイで約4分
公式サイト(外部リンク)
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水族館以上、を目指す体験型水族館『城崎マリンワールド』by SHIZUKO
“城崎温泉”からバスで15分ほどで行けるのが、体験型水族館の「城崎マリンワールド」。“水族館以上、であること”をコンセプトに、ただ水槽を眺めるだけという従来のスタイルを脱却。五感をフルに動かした体験ができると人気です。
イルカやトドとのふれあいをはじめ、ショーやバックヤードツアーなど子どもから大人まで楽しめるアクティビティがいっぱい。自分で釣ったアジをその場で天ぷらにして味わう釣り体験や、水槽の中から魚にエサをやる大迫力のエサやり体験も!城崎を訪れるならぜひ温泉と一緒に「城崎マリンワールド」にも足を運んでみましょう。
<基本情報>
住所:兵庫県豊岡市瀬戸1090番地
電話番号:0796-28-2300
営業時間:09:30-17:00(入場は閉館の30分前まで)
アクセス:豊岡出石ICより車で約25分、但馬空港より車で30分
公式サイト(外部リンク)
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神戸・三宮からポートライナーで15分のところにある「神戸どうぶつ王国」は、“花と人と動物のふれあい共生”をテーマとした動植物園です。動物園といえば、檻の中の動物を遠くから眺めるイメージですが、「神戸どうぶつ王国」は動物たちがすぐ隣を歩いている、なんてことも!カンガルーやリクガメ、アザラシなどの動物たちにもおやつをあげられるほど距離が近い動物園なんです。
動物の生態系に寄せた飼育エリア内には、約1,000種10,000株もの植物が生い茂っています。メインツリーは大きな“ガジュマル”の木。普段あまり目にすることがない植物や花々を見ることができるのも魅力です。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区港島南町 7-1-9
電話番号:078-302-8899
アクセス:JR・阪急電車・阪神電車三宮駅から約15分
公式サイト(外部リンク)
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初詣、恋愛運アップにおすすめ!神戸・生田神社は“蘇る神”のパワースポットby 沢木 慎太郎
地元では“ご縁結びのいくたさん”という愛称で親しまれる「生田神社」。初詣の参拝者数は約150万人と兵庫県で随一。神戸市内観光の拠点となる三宮駅から徒歩10分と街中にあるにもかかわらず、竹林や森に囲まれた境内は静か。平家伝説が伝わる神社としての、歴史の重みを感じることができます。
ご祭神は縁結びの女神と信仰される“稚日女尊(わかひるめのみこと)”。アマテラス大神に仕える機織りの神さまで、“若くみずみずしい日の女神”という意味があります。商売繁盛の神さまを祀る“蛭子神社”や生活守護の神を祀る“稲荷神社”など、14社の末社もお詣りしてみましょう!
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1
電話番号:078-321-3851
営業時間:9:00〜17:00
アクセス:三宮駅から徒歩10分、生田川ICまたは京橋ICより車で約5分
公式サイト(外部リンク)
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新神戸から5分の楽園!「神戸布引ハーブ園」をまるっと楽しむ歩き方ガイドby 陽月 よつか
「神戸布引ハーブ園」は、神戸市街からすぐ行ける日本最大級のハーブ園です。ハーブ園へのアクセスはロープウェイのみ。山麓駅から約10分間の空の旅と、天空のガーデンを合わせて楽しむことができる観光スポットです。山頂駅そばの展望デッキは、神戸の1,000万ドルの夜景を望む絶景スポットとしても人気。
ドイツの古城や家庭菜園など、テーマの異なる12のガーデンには、約200種75,000株もの花とハーブが植えられています。ハーブ園を散策したら、疲れた足を癒すことができる足湯やカフェ、自分だけのアロマグッズを製作できる体験型ショップも用意されていますよ。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
電話番号:078-271-1160
アクセス:新神戸駅から徒歩約5分
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県の内陸部、「峰山高原」と「砥峰高原」には、映画“ノルウェイの森”のロケ地にもなった美しい森があります。「峰山高原」のリゾートホテル敷地内にある“リラクシアの森”と、秋にはススキの大草原も美しい「砥峰高原」で、映画の記憶に思いを馳せながらロケ地巡りをしてみるのもいいですね。
さらに「砥峰高原」で撮られたのは“ノルウェイの森”だけではありません。西日本有数の広大なススキの草原で撮影されたのがNHK大河ドラマの“平清盛”。撮影地は散策路を辿り、気軽に見て周ることができます。一面にススキが広がる昔ながらの風景を見れば、撮影地に採用されたことにも納得。「峰山高原」と「砥峰高原」は大阪からも日帰りで行ける距離なので、沿線にある他の観光スポットとあわせて訪れてみてください。
<基本情報>
住所:兵庫県神崎郡神河町
電話番号:0790-34-1001(神河町観光協会)
アクセス:姫路市内から車で約1時間、大阪市内から車で約1時間45分
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県の但馬エリアにある城下町「出石(いずし)」。石垣が立派な出石城跡、日本最古の時計台、江戸時代の酒蔵や屋敷跡などが今も残る情緒あふれる町並みで、“但馬の小京都”とも呼ばれています。
宝永3年に信州より持ち込まれたという本格的な日本そばを、白磁の小皿に少しずつ盛り付けた“出石そば”も有名。永楽通宝という通貨3枚を提携する3店舗で利用できる“出石皿そば巡り巾着セット”を購入すれば、食べ比べが叶います。こぢんまりとした規模に、見どころがいっぱいの出石の町。歴史と美味しいお蕎麦を目当てに訪れてみてはいかが?
<基本情報>
住所:兵庫県豊岡市出石町
電話番号:0796-52-4806(但馬國出石観光協会)
アクセス:大江戸線赤羽橋駅から徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県豊岡市の竹野は日本海側にあり、夏は透明度が高い海での海水浴、冬はカニ料理と、非常に人気の高いスポットです。貴重な自然遺産が集まる「山陰海岸ジオパーク」に認定され、竹野海岸にはジオカヌーで淀の洞門などを巡ったり、スノーケリングを楽しんだりと、さまざまなアクティビティが用意されています。
また、「山陰海岸ジオパーク」の中でも、代表的な景勝地の一つが豊岡市にある天下の奇勝“玄武洞公園”。自然の驚異と偉大さに畏怖さえ感じる玄武岩の柱状節理は、まさにパワースポット。奇岩・奇勝に願掛けをする人まで現れている注目の観光地です。城崎温泉駅からも近いので、駅でレンタサイクルを借りて円山川沿いを20分ほどサイクリングするのもおすすめです。
<基本情報>
住所:兵庫県豊岡市・新温泉町・香美町
電話番号:0796-26-3783(山陰海岸ジオパーク推進協議会事務局)
公式サイト(外部リンク)
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知る人ぞ知る「美人の湯」兵庫県湯村温泉は日本一熱い源泉98度の名湯by かもた のぞみ
鳥取県との境にほど近い「湯村温泉」は、日本最高水温を誇る98℃の源泉と、豊かな湯量が自慢の温泉地。とろみのある湯に浸かれば、美肌や冷えに効果が期待できると言われています。温泉街にはもうもうと湯けむりを上げる“荒湯”があり、高温の湯壺ではゆで卵をつくることもできますよ。
さらに、地元浜坂漁港から直送される活松葉ガニを使った、温泉旅館の食事も魅力のひとつ。湯上りには漁港名入りのブランドタグが付けられた希少な松葉ガニを、美味しいお酒とともに味わう至福のひと時が楽しめます。
<基本情報>
住所:兵庫県美方郡新温泉町湯
電話番号:0796-92-2000(湯村温泉観光協会)
アクセス:JR浜坂駅からバスで約25分、
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県の西南端、岡山県との県境にある「赤穂(あこう)」。忠臣蔵のふるさと、赤穂義士ゆかりの地として全国的に知られる街です。JR播州赤穂駅から徒歩圏内には、義士ゆかりのスポットが点在し、元禄時代にタイムスリップできます。中でも浅野長直が慶安元年から13年かけて築いた“赤穂城”は、日本100名城のひとつ。当時の軍学者たちが練りに練って造り上げた、他とは一線を画す複雑な構造が見どころです。
さらに瀬戸内海を一望できる“赤穂御崎”は、兵庫県随一の夕陽スポット。周辺には縁結びで有名な“伊和都比売(いわつひめ)神社”、石畳のおしゃれなストリート“きらきら坂”などがあり、カップル旅行や女子旅におすすめです。
<基本情報>
住所:兵庫県赤穂市
電話番号:0791-42-2602(赤穂観光協会)
アクセス:大阪市内から車で約1時間40分
公式サイト(外部リンク)
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生野銀山の歴史を体感!日帰り観光モデルコース・手巻き寿司ランチもby 阿部 吾郎
竹田城がある兵庫県北部の朝来市には、近代化産業遺産認定の「生野銀山」があります。大同2年に発見されたと言われている銀山で、昭和43年に閉山。金香瀬坑口というフランス式の石組で造られたアーチ型の坑口から中に入ることができ、周囲にはお土産処やレストランも併設されています。
徳川時代における「生野銀山」は、佐渡金山・石見銀山と並び幕府直轄の地として月間約500kgの銀を産出しました。中に入ると人形などにより江戸時代の採掘の様子がリアルに再現され、銀山を仕事場とした人々の苦労と困難が実感できます。坑内は涼しく、夏に涼を求めて訪れてみるのもいいですね。
<基本情報>
住所:兵庫県朝来市生野町小野33-5
電話番号:079-679-2010
アクセス:JR生野駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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西宮市といえば、忘れてはならないのが「阪神甲子園球場」。高校球児の聖地であり“阪神タイガース”の本拠地でもある「阪神甲子園球場」は、大正時代に誕生し、2024年に100周年の節目を迎えます。駐車場がないので、バスや電車など公共交通機関で向かいましょう。
シンボルであるツタとグラウンドの黒土を見たり、併設の“甲子園歴史館”でスタジアムツアーに参加したりと、思い思いの楽しみ方ができます。スタジアムツアーは施設内を巡るものから、タイガースの選手と記念撮影ができるもの、練習を見学できるものなど種類もさまざまです。
<基本情報>
住所:兵庫県西宮市甲子園町1番82号
電話番号:0798-47-1041
アクセス:甲子園駅から徒歩3分
公式サイト(外部リンク)
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駅から1分でお城に桜…築城400年の明石城でお花見をby 万葉 りえ
“明石藩の城下町”“海峡の町”として栄え、“子午線が通る町”として知られる兵庫県明石市。“明石藩の城下町”“海峡の町”として栄え、“子午線が通る町”として知られる兵庫県明石市。明石駅から徒歩10分圏内だけでも30軒ほどが店を構える“明石焼き”は、誰もが知る名物グルメです。
そんな明石駅に降り立つと、ホームから見えるほどの近さにあるのが“明石城”。お城を中心につくられた「明石公園」は、芝生広場や池を囲んで花々が咲き誇る市民の憩いの場となっています。1,000本もの桜が彩る春の公園は、特におすすめの散策スポットです。
<基本情報>
住所:兵庫県明石市明石公園1-27
電話番号:078-912-7600
アクセス:明石駅北口から徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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姫路・太陽公園でフォトジェニック体験!白鳥城や万里の長城もby Sige panda
道路を走っていると小高い山に現れる城。その正体は、峰相山の山麓に位置するテーマパーク「太陽公園」のシンボルです。ドイツのノイシュバンシュタイン城をモチーフとしたというお城は、ドラマ“勇者ヨシヒコ”の撮影にも使われたとあって、どこかで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。お城の中は西日本最大規模の3Dトリックアート館となっています。
そして城を出ると、“石のエリア”に現れるのはフランスの凱旋門やエジプトのピラミッド、中国の万里の長城など、世界の代表的な建築物たち。広大な敷地に次々と現れる有名建築物は、本物さながらの迫力。まるで世界旅行に行ったかのような写真を撮ることができる、ユニークなテーマパークです。
<基本情報>
住所:兵庫県姫路市打越1342-6
電話番号:079-267-8800
営業時間(平日):10:00〜18:00
営業時間(土日祝):9:00〜18:00
アクセス:姫路西ICから車で約5分
公式サイト(外部リンク)
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「姫路セントラルパーク」サファリエリアのおすすめポイント特集by 松本 沙織
猛獣が近くまで来てくれるドライブスルーサファリやエサやり体験、遊園地など、スリル満点のアトラクションが揃う「サファリリゾート姫路セントラルパーク」。関西では“姫セン”という愛称でお馴染みの、甲子園球場約48個分という広大な敷地をもつ老舗テーマパークです。
約190種1200頭羽以上の動物がいる“サファリパーク”は、マイカーかサファリバスで周遊可能。マップと解説付きで、マイカーでも安心して回ることができますよ。鳥たちやワオキツネザル、カピバラと触れあえるウォーキングサファリはキッズに大人気!忘れられない思い出になること間違いなしです。
<基本情報>
住所:兵庫県姫路市豊富町神谷1434
電話番号:079-264-1611
アクセス:JR姫路駅から車で約25分、大阪方面から新幹線で約60分
公式サイト(外部リンク)
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初代篠山城主から明治時代を迎えるまで、徳川譜代の有力大名が治めてきた丹波篠山市には、江戸時代を彷彿とさせる商家の街並みが多く残っています。復元された大書院が見どころの“篠山城跡”を起点に、“河原町妻入商家群”まで足を延ばすのがおすすめです。
日本六古窯に数えられている丹波焼のふるさと探訪なら、“丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷”へ。山々と水田に囲まれた緑豊かな地にある、丹波焼を紹介する文化施設です。鎌倉から江戸時代にかけて作られた“古丹波”と呼ばれる名品の数々とともに、約50軒の窯元の展示販売も行われ、特に陶器好きにはたまらない場所のひとつです。
<基本情報>
住所:兵庫県丹波篠山市北新町97(篠山観光案内所)
電話番号:079-552-3380(篠山観光案内所)
アクセス:大阪・京都市内から車で約60分、神戸市内から車で約90分
公式サイト(外部リンク)
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播磨の小京都「龍野(たつの)」で レトロな城下町さんぽby 万葉 りえ
兵庫県の姫路市北西に位置する「龍野(自治体名“たつの市”)」は、童謡“赤とんぼ”の作者である三木露風の出身地。市内各所に童謡が流れる碑があったり、マンホールにもとんぼの絵柄があしらわれていたりと、“童謡の里”を標榜して町おこしが行われています。小京都らしい古き良き町並みを、とんぼを探しながら散策するのも楽しいかもしれません。
そして「龍野」というと忘れてはならないのが、兵庫県を代表する特産品、手延べそうめんの“揖保の糸”です。港町室津にある“道の駅みつ”では、直径30cmはある大きなフタ付きの椀に“揖保の糸”と旬の魚の素揚げを盛りつけた名物グルメ“大名にゅうめん”も味わえますよ。
<基本情報>
住所:兵庫県たつの市
電話番号:0791-64-3131(たつの市役所)
アクセス:大阪から車で約1時間
公式サイト(外部リンク)
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秘境駅探訪!風光明媚な兵庫県・香美町の「空の駅」あまるべby 万葉 りえ
全長309.4m、橋脚の高さ41.5mで、トレッスル式鉄橋としてはかつて日本一の規模を誇っていた初代“余部(あまるべ)鉄橋”。約100年の歴史に幕を下ろした後は、「余部鉄橋 空の駅」として新たな観光スポットになっています。
橋脚の足元だけが残された中央部分に、展望台が設けられていて、ここから日本海の雄大な姿を眺望できます。2017年には地上41mまでを一気に登るガラス張りのエレベーター“余部クリスタルタワー”も設置され、美しい日本海の眺めを見に行きやすくなりました。夜には季節ごとに色が異なるライトアップも行われています。隣接する“道の駅あまるべ”では、日本海で水揚げされた新鮮な海産物を買うこともできますよ。
<基本情報>
住所:JR山陰本線餘部駅横(余部鉄橋跡)兵庫県美方郡香美町香住区余部1723-4
電話番号:0796-20-3617(道の駅あまるべ)
営業時間:6:00〜23:00
アクセス:JR餘部駅下車すぐ
公式サイト(外部リンク)
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宝塚・手塚治虫記念館がリニューアルオープン!館内の見どころは?by 陽月 よつか
“タカラヅカ”は知っていても宝塚市がどこにあるかピンとこない人は多いかもしれません。宝塚は、兵庫県南東部の摂津と呼ばれる自然豊かなエリアにあります。古くから歌劇を中心とした文化が根付き、洗練された雰囲気が漂うこの街には、漫画の神様“手塚治虫”の記念館もあり、漫画とアニメの聖地としても人気です。
火の鳥、鉄腕アトム、ブラック・ジャック、リボンの騎士、ジャングル大帝…などなど、かつて子どもたちが夢中になったアニメや漫画の作者、手塚治虫。「宝塚市立手塚治虫記念館」では、原画や幼少期のスケッチなどが展示されているほか、手塚治虫作品をほぼ全て網羅したライブラリーもあり、ファンなら1日中いても飽きがこないほどです。
<基本情報>
住所:兵庫県宝塚市武庫川町7-65
電話番号:0797-81-2970
営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
アクセス:JR・阪急宝塚駅 花のみちを徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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「伊丹スカイパーク」はその名のとおり、伊丹空港(大阪国際空港)に隣接する展望公園。滑走路の西側真横にあり、高さ7mの丘の上からは大迫力で飛び立つ飛行機を眺めることができます。空港が見える公園は全国にありますが、これほど間近で飛行機が見える公園はごくわずか。
全長1.2kmの公園は南・中央・北の3つのエリアに分かれていますが、着陸ポイントを間近に見るなら南側へ。子どもたちが飛行機鑑賞に飽きてしまっても大丈夫。中央部は乳幼児用スペースや巨大立体迷路などを備えた遊具広場となっています。カフェ、噴水も完備されているので、季節を問わずまったりと過ごせますよ。
<基本情報>
住所:兵庫県伊丹市森本7丁目1−1
電話番号:072-772-3447
アクセス:豊中北出口から車で約10分、神津(かみつ)バス停から徒歩約3分
公式サイト(外部リンク)
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兵庫=神戸といったイメージが強いためか、神戸〜姫路あたりだけ観光して帰る方も多いかもしれません。しかし兵庫県は、城崎温泉がある日本海側から、温暖な気候の淡路島、そして、姫路の西にある赤穂や、大阪に隣接する宝塚、伊丹まで、魅力あふれるたくさんの人気観光スポットが点在しています。
魅力的な人気観光地がいっぱいの、多彩な魅力に溢れる兵庫へ行ってみませんか?
2024年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp 編集部 佐藤)
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