「四万十川」や「仁淀川」をはじめとした美しい清流に、「桂浜」「室戸岬」「足摺岬」など太平洋を望む絶景スポット、幕末の志士である坂本龍馬や中岡慎太郎ゆかりの地が点在するなど歴史スポットなど見所の多い高知県。多くを太平洋に面していることから「鰹のタタキ」「清水サバ」といったおいしい海の幸も楽しめます。
今回は、元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 赤木がチョイスした、高知県の観光スポットをたっぷり30選ご紹介します。
鉄道での高知の玄関口、JR高知駅前の「こうち旅広場」では、海援隊の前身・亀山社中を結成した坂本龍馬、陸援隊を組織した中岡慎太郎、土佐勤王党を組織した武市半平太、の三志士像が出迎えてくれます。幕末の志士たちが奮闘した高知、いや土佐の地に訪れた実感が高まりますね。
「こうち旅広場」には、高知の観光情報を発信している「とさてらす」や「龍馬伝 幕末志士社中」などもあり、高知の旅の初めに訪れるのにぴったりのところです。
<基本情報>
住所:高知県高知市北本町2-10-17
電話番号:088-879-6400(高知観光情報発信館とさてらす)
営業時間:8時半〜18時
アクセス:JR高知駅南口すぐ
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四国随一の名城と謳われる「高知城」。日本にわずか12しかない現存の天守閣を誇るこの城は、NHKの大河ドラマ『功名が辻』や『龍馬伝』の舞台としても知られています。
1603年に山内一豊によって築かれた天守閣は、享保12年(1727年)火災により焼失しましたが、寛延2年(1749年)に築城当時のままに再建され、その姿を今に留めています。築城当時のまま残されている本丸御殿も必見です。
<基本情報>
住所:高知県高知市丸ノ内1-2-1
電話番号:088-824-5701
営業時間:9時〜17時
休館日:12月26日〜1月1日
アクセス:JR高知駅からバスで約10分「高知城前」下車
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よさこい節でも唄われ、純信とお馬の恋物語でも知られる「はりまや橋」は、江戸時代に堀川を挟んで商売を行っていた播磨屋と櫃屋(ひつや)が両者の往来のために私設の橋を架けたことが由来といわれています。
その後、何度か橋は架けかえられ、堀川も埋め立てられましたが、現在は「はりまや橋公園」として整備され、川のせせらぎも再現されました。写真の「はりまや橋」は平成10年に新しく架け替えられたもの。橋の横には高知出身の漫画家、横山隆一氏のデザインによる純信とお馬の像もあります。
<基本情報>
住所:高知市はりまや町一丁目
アクセス:JR高知駅から路面電車で5分「はりまや橋」下車すぐ
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高知市といえば、毎年8月になるとよさこい祭りで市内は大賑わいになります。よさこい祭りがどういった祭りなのか知りたい方におすすめなのが「はりまや橋」のすぐ近くにある「高知よさこい情報交流館」。
よさこい祭りの歴史を振り返りながら、パネル等でわかりやすく解説するコーナーや150インチの大型スクリーンで迫力満点の映像を上映するシアターなどがあり、いつ訪れても臨場感たっぷりのよさこい祭りを体感できます。
<基本情報>
住所:高知県高知市はりまや町1丁目10番1号
電話番号:088-880-4351
営業時間:10時〜18時半
休館日:水曜日・12月29日〜1月1日
アクセス:路面電車「はりまや橋」電停から徒歩3分
「ひろめ市場」は、高知の美味しいものが沢山集まるフードコート的な施設。高知の中心街に位置し、高知城の南東、追手門へは徒歩3分ほどでアクセスできる為、観光の合間に寄れる“ランチスポット”として利用しやすいですよ。
鮮魚店などもありますが、大半は居酒屋メニューが提供されるテイクアウト方式のお店。高知名物の鰹の藁焼き(鰹のたたき)や、高知産のうなぎ料理、熱々の屋台餃子など、飲食店や物販店約60店舗が並んでいます。
<基本情報>
住所:高知市帯屋町二丁目3-1
電話番号:088-822-5287
営業時間:(月〜土)10時〜23時(日)9時〜23時
※店舗により異なる場合あり
アクセス:路面電車「大橋通」電停から徒歩2分
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高知城から東へまっすぐ伸びる追手筋に約400もの露店が並ぶ「日曜市」は、高知を代表する名物イベント。毎週日曜の早朝から続々とお店が開店していき、夕方までの間、地元の人や観光客で賑わいを見せています。
約1kmの距離にずらっと並ぶ露店は、野菜や乾物だけでなく、お惣菜やスイーツ、串焼きなど、食べ歩き出来るグルメも多数あります。高知の特産物であるゆずを使用したドリンクや、名物の芋天などは要チェック!
<基本情報>
住所:高知県高知市追手筋
開催日:日曜日
営業時間:6時頃〜15時頃
※店舗によって異なる
休業日:1月1〜2日、8月10〜12日
アクセス:路面電車「蓮池町通」電停から徒歩5分
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「五台山公園」は、高知市内を一望できるパノラマビューが魅力のドライブスポット。中腹には展望テラスがあり,そこから眺める高知市街地や浦戸湾は絶景です。公園の隣には、「竹林寺」や「牧野植物園」があるので、併せて観光するのもおすすめ。
2025年には、テラスやレストランを備えた展望施設もオープン予定となっています。
<基本情報>
住所:高知市吸江210-1
アクセス:高知自動車道「高知IC」から車で20分
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よさこい節の舞台であり、多くの学僧・名僧が集まった学問寺院としても有名な「竹林寺」。本堂は「文殊堂」と呼ばれ、江戸時代に建てられた国の重要文化財です。宝物館には平安〜鎌倉時代の国の重要文化財の仏像が17躰も納められており、そのすべてが国の重要文化財に指定されています。また、県内唯一の五重塔も必見です。
<基本情報>
住所:高知県高知市五台山3577
電話番号:088-882-3085
参拝時間:8時〜17時
アクセス:高知ICから車で約20分
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“日本の植物学の父”と呼ばれる、牧野富太郎。そんな牧野氏を讃えて建てられたのが、五台山にある「高知県立牧野植物園」です。約6haの園内に広がるのは、博士ゆかりの約3000種類もの植物たち。
より自然に近い状態で多様な植物を見ることができ、博士の命名した花々やジュウガツザクラ・ムラサキセンブリ、通常は高山でしかみられないバイケイソウなど、珍しい植物もたくさん。神殿のような景観のウォーターガーデンは必見です。
<基本情報>
住所:高知県高知市五台山4200-6
電話番号:088-882-2601
営業時間:9時〜17時
休館日:12月27日〜1月1日
アクセス:高知南ICから車で約10分
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龍馬像と五色石で有名な景勝地!高知県・桂浜を歩くby やまざき にんふぇあ
地図を見る高知といえば坂本龍馬。特に龍馬が愛したと言われている場所が、太平洋を一望できる「桂浜」。民謡・よさこい節では月の名所として歌われ“高知では必ず寄りたい観光地”と言われる場所です。ここからはるか太平洋の彼方を見つめている龍馬像は、高知のシンボルでもあります。
坂本龍馬像の他に、海の神様を祀る海津見神社、桂浜水族館、坂本龍馬記念館などもあり、いずれも歩いて見て周ることができます。
<基本情報>
住所:高知県高知市浦戸
電話番号:088-841-4140(桂浜公園管理事務所)
アクセス:とさでん交通バス「高知駅バスターミナル」から約40分、「桂浜」下車。海岸まで徒歩5分
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坂本龍馬ファンなら「高知県立坂本龍馬記念館」は外せないスポット。海援隊約規や坂本龍馬書簡、龍馬所持のピストルの模型など、龍馬に関する貴重な資料がいっぱい展示されている上、興味深い内容の企画展なども度々開かれています。
徒歩で記念館と桂浜とを移動する場合は、記念館→桂浜の順番がおすすめ!記念館は山側にあるため、桂浜から移動すると急な坂道を10分以上のぼる形となってしまいます。
<基本情報>
住所:高知県高知市浦戸城山830番地
電話番号:088-841-0001
営業時間:9時〜17時
アクセス:とさでん交通バス「龍馬記念館前」で下車(約34分)徒歩約2分
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「高知県立美術館」は、約1200点にのぼるマルク・シャガールの世界的コレクションや、高知ゆかりの写真家・石元泰博氏の写真コレクションなどで知られる美術館。施設の外観は、土佐漆喰の土蔵をモチーフとするデザインとなっています。
展示室以外は無料で入館でき、回廊などに展示されている現代美術作品の鑑賞や、アート情報コーナー、ミュージアムショップなどは自由に楽しめます。
<基本情報>
住所:高知県高知市高須353-2
電話番号:088-866-8000
営業時間:9時〜17時
休館日:12月27日〜1月1日
アクセス:路面電車「県立美術館通」下車、徒歩5分
「土佐神社」は、土佐の総鎮守で、460年の創建と伝えられています。現在の社殿は1570年に長宗我部元親により再建されたもの。“入りとんぼ(入蜻蛉)”という特殊な建築様式で、神社建築としても注目をあびています。境内は約一万坪。300メートルほどの長い参道は、豊かな木々に囲まれています。社殿の奥は“志那祢(しなね)の森”という散策コースになっていて、パワースポットといわれています。
<基本情報>
住所:高知県高知市一宮しなね2丁目16-1
電話番号:088-845-1096
参拝時間:8時半〜16時半
休日:毎年3月11日17時〜3月13日7時まで、斉龍祭のため境内参入できません。
アクセス:高知自動車道「高知IC」から車で10分
高知県の東部に位置し、徳島との県境にも近い「室戸岬」。見どころはやはりその荒々しい自然の姿。海からの風や潮によって形成された数々の岩はとても迫力があります。
巨大な岩が並ぶ奥には太平洋が広がり、亜熱帯性植物を見ることもでき、まるで南の島のような印象。日本国内でもなかなか見ることのできないその自然は世界ジオパークに認定され、ガイドツアーも用意されています。
<基本情報>
住所:高知県室戸市室戸岬町
アクセス:高知自動車道「南国IC」から車で約2時間
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JR予土線の絶景車窓は四万十川が左へ右へ!by 風祭 哲哉
地図を見る「四万十川(しまんとがわ)」は、高知県の西部を流れる一級河川。全長196km、流域面積2270平米の四国内で最長の川で、流域面積は吉野川に次ぎ第2位。静岡県柿田川、岐阜県長良川ととも“日本三大清流の一つ”とも呼ばれています。
トロッコ列車やホビートレインなどの観光列車や、レンタサイクル、遊覧船など、様々な楽しみ方ができるのも魅力。アクティブ派ならカヌー教室などの体験アクティビティもおすすめです。
<基本情報>
住所: 高知県四万十市中村
アクセス:土佐くろしお鉄道「中村駅」から車で10分
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高知というと四万十川が有名ですが、四万十川よりも美しいと言われるのが、清流「仁淀川」。四万十川、吉野川と並び四国三大河川の一つで、水質調査で日本一に輝くくらいきれいな川なのです!
仁淀川の中でも一番美しいとされる安居渓谷にある「水晶淵」は、川の透明度を実感できる絶景スポット。川底の石の色の違いや、沈んでしまった落ち葉の色までくっきりと見える、まるで絵に描いたような風景が楽しめます。
<基本情報>
住所:高知県吾川郡仁淀川町宮ケ平(水晶淵)
アクセス:「伊野IC」より車で約45分
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山口県秋吉台、福岡県平尾台とならぶ日本三大カルストの一つ「四国カルスト」があるのは、比較的低地にある他のカルストとは違い、標高1400メートル付近。雲の上に広がる風車が立ち並ぶ草原に立つと、まるで空の上に浮かんでいるかのような錯覚の連続。まるで『天空の城ラピュタ』のような風景が広がっています。
四国カルストにある穴場観光スポットが大野ヶ原。動物たちと触れあえるポニー牧場や、山の上にありながら漁業や海の神を祀る珍しい龍王神社、休憩にぴったりなカフェもありますよ。
<基本情報>
住所:愛媛県〜高知県
アクセス:高知自動車道「須崎東IC」より車で約70分
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21世紀に残したい日本の風景 弘法大師ゆかりの地「足摺岬」by 肥後 球磨門
地図を見る足摺宇和海国立公園に指定されている「足摺岬」。四国最南端の岬で、ミシュランが発行する旅行ガイドブック『ミシュラングリーンガイド・ジャポン』で、二つ星として掲載された高知県有数の観光スポットです。岬にある「天狗の鼻」から見える景色は“21世紀に残したい日本の風景”に選ばれ、四国第1位にもなっています。
国内最大級の灯台の一つ「足摺岬灯台」もありますよ。
<基本情報>
住所:高知県土佐清水市足摺岬
電話番号:0880-82-3155(土佐清水市観光協会)
アクセス:高知市内から車で約3時間半
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足摺岬から西に少し行った場所に、波の浸食作用で出来た「白山洞門」があります。巨大な花崗岩をMの形のように波が削った真ん中の部分、洞門の大きさは高さ16m、幅17m、奥行き15m。国内最大スケールの海蝕銅門で高知県の天然記念物に指定されています。
洞門がハート形に見えるということと、洞門の上の岩盤が女性の横顔の様な形に浮き出てきて、それが洞門を祝福しているように見える、とのことから“海の女神が祝福する恋愛成就のパワースポット”としても、近年評判になっています。
<基本情報>
住所:高知県土佐清水市足摺岬字白山1351番1
アクセス:「万次郎足湯」から遊歩道で徒歩約15分
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女神様のお顔を真正面に拝し、洞門とその後ろに悠々続く太平洋の大パノラマが一望できるのがこちら、無料の展望足湯「万次郎足湯」。
施設内には天然温泉の足湯が数段あり、どこに座っても大きなガラス窓から絶景パノラマが楽しめるようになっています。写真の小さなカップルのように仲良く足湯につかりながら、白山洞門の女神様に祝福されてくださいね。
写真提供:土佐清水市観光協会
<基本情報>
住所:高知県土佐清水市足摺岬482-1
電話番号:0880-88-0988(あしずり温泉協議会)
営業時間:8時〜19時
定休日:水曜日
アクセス:高知西南交通「万次郎足湯前」バス停下車
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2020年にオープンした「足摺海洋館SATOUMI」は、海と自然のアドベンチャーミュージアム。足摺の生態系をリアルに再現した展示コーナーや、四国最大級の大水槽など、海と自然を体感できます。プロジェクションマッピングを使った演出や、水槽越しに海が見えるフォトジェニックなスポットも人気!
近くには、道具なしでダイビング気分を味わえる「足摺海底館」があるのであわせて楽しむのもおすすめです。
<基本情報>
住所:高知県土佐清水市三崎字今芝4032
電話番号:0880-85-0635
営業時間:9時〜17時
アクセス:中村駅から車で約45分
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線奈半利駅から、車を走らせて約10分。奈半利川のせせらぎが聞こえるのどやかな場所に、「モネの庭 マルモッタン」があります。
本家モネの庭の管理責任者ジルベール・ヴァエ氏監修のもと、世界で唯一の分家「モネの庭」として、2000年にオープン。約8haという広大な敷地には、光・花・水をテーマにした3つの庭園があり、約10万本の草花が四季折々の風景を見せてくれます。人気の青い睡蓮は、例年6月下旬頃から11月初旬頃まで見ることができます。
<基本情報>
住所:高知県安芸郡北川村野友甲1100
電話番号:0887-32-1233
営業時間:9時〜17時
休業日:6月〜10月の第1水曜日・12月1日〜2月末日
アクセス:土佐くろしお鉄道「奈半利駅」より北川村村営バスで約10分
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高知県では「土佐くろしお鉄道」という鉄道会社が、「ごめん・なはり線」と「中村・宿毛線」の2つの路線に列車を走らせています。高知県南国市から安芸市を経て奈半利町までを結ぶのがごめん・なはり線で、今や観光路線としても注目されています。
車窓からは、太平洋をはじめ、高知県の美しい風景を存分に楽しむことができ、さながら“走る展望台”。車両デザインもユニークで、阪神タイガースが安芸市で毎年春期キャンプを行うことから、“虎色”のディーゼルカーも運行中です。
<基本情報>
住所:高知県南国市「後免駅」〜安芸郡奈半利町「奈半利駅」
アクセス:(後免駅まで)JR高知駅から電車で7分
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野良時計に土居廓中!安芸市に遺る土佐伝統の町並み散策by 浦賀 太一郎
地図を見る阪神タイガースのキャンプ地としておなじみの高知県安芸市。江戸時代から残る武家町の町並み「土居廓中(どいかちゅう)」が国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定され、往時の人々の暮らしを今に伝えます。
土居廓中の町並みでは、台風の上陸地であったこの地域独特の工夫が随所にみられます。家屋の土佐漆喰壁には、壁から突出した瓦へ雨水を伝い流すことによって壁を守る“水切り瓦”が施されています。また、塀には玉石を使用した“いしぐろ(写真中央の塀)”が、頑丈に家屋を守っています。
<基本情報>
住所:高知県安芸市土居廓中
アクセス:安芸元気バス「野良時計前」下車徒歩5分
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高知県安芸市で近年人気が出てきているスポットが「伊尾木洞」です。その圧倒的な自然美は、まるでアニメの世界に迷い込んだかのよう。洞窟を抜けるとシダの群生があり、その希少さから国の天然記念物にも指定されています。そんな大自然ですが、国道から徒歩で数分のところに位置しているので手軽に満喫することができますよ。
<基本情報>
住所:高知県安芸市伊尾木117
アクセス:ごめんなはり線伊尾木駅より徒歩約5分
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世界唯一!?高知県香美市「龍河洞」へ神の壺を見に行こうby 岡本 大樹
地図を見る高知市中心部から車で約1時間、高知龍馬空港からは車で15分ほどのところに、日本三大鍾乳洞の一つ「龍河洞(りゅうがどう)」があります。総延長4kmの鍾乳洞は見応えたっぷり!こちらの“天降石”は洞内最大の11mもの高さがあり、右にある“絞り幕”と共に一見奇怪とも言える景観を造り出しています。
そして、龍河洞のシンボルとも言えるのが「神の壺」。約2000年前の弥生式土器が鍾乳石と一体化しているもので、このような現象のものは他にはなく世界で唯一の貴重な考古資科となっています。
<基本情報>
住所:高知県香美市土佐山田町逆川1424
電話番号:0887-53-2144
営業時間:(3月〜11月)8時半〜17時(12〜2月)8時半〜16時半(12〜2月)
アクセス:ごめんなはり線・のいち駅から車で約8分
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冬の名物!高知・宿毛市へ“幸運のだるま夕日”を見に行こう!by 林 ぶんこ
高知県最西端に位置する宿毛市は「だるま夕日」が見られる町として有名で、日本の夕陽百選にも選ばれています。
だるま夕日とは、11月の終わり頃から2月中旬にかけての、冬のかなり寒い晴れた日だけに見られる太陽の蜃気楼現象。まるで2つの太陽がつながりダルマさんのように見えるのでそう呼ばれており、滅多に見られないことから「幸運の夕日」とも言われています。
ベストショットを狙うなら大島の先にある「咸陽島(かんようとう)公園」が、遮るものがなく宿毛湾全体をを見渡せるロケーションでおすすめです。
写真提供:宿毛市観光協会
<基本情報>
住所:高知県宿毛市大島378(咸陽島公園)
アクセス:土佐くろしお鉄道「宿毛駅」から車で10分
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宿毛市の南にある「柏島」。四国本島との距離はわずか数十メートルで、橋がかかっている島ですが、ここから見る海がまるで沖縄のように美しく、ダイビングスポットとしても有名なほど。
浅い所はそこにまるで水が無いようで、深い所は美しいエメラルドグリーンの色を見せてくれます。そして何より、海の底がはっきりと見えます。宝石のような色の海に包まれた港の散策は、まるで沖縄の離島に来たかのような気分にしてくれます。
<基本情報>
住所:高知県幡多郡大月町柏島
アクセス:土佐くろしお鉄道「宿毛駅」より車で約45分
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ダムカレーにダムステイ?高知「さめうらレイクタウン」が誕生!by せと らいた
西日本一の貯水量を誇る早明浦ダムによってつくられた“さめうら湖”。その湖畔にあるのが「湖の駅 さめうらレイクタウン」です。
静かな湖畔で、カナディアンカヌーや人気急上昇中のSUP、サイクリングといったアクティビティが楽しめます。アクティビティの中心となる「さめうらカヌーテラス」には、ロッカー&シャワーブース、トレーニング施設、カフェなども備わっています。
<基本情報>
住所:高知県土佐郡土佐町田井146-1
電話番号:0887-72-9919(さめうらカヌーテラス)
アクセス:高知自動車道「大豊IC」から車で約20分
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“大岐の浜”として親しまれている「大岐海岸(おおきかいがん)」は、細かく砕けた貝やサンゴが多く含まれた真っ白な砂浜が、1.6kmに渡りゆるやかな曲線を描く美しい海岸。県外からも多数のサーファーが訪れる波乗りスポットですが、実は絶滅危惧種のアカウミガメが上陸し、 産卵する砂浜でもあります。
大岐海岸を一望するなら、北側の高台にある「大岐ビーチ展望駐車場」がおすすめです。
<基本情報>
住所:高知県土佐清水市大岐
アクセス:高知自動車道「四万十町中央IC」から約1時間30分
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透明度抜群の川や海、鍾乳洞やカルスト台地など、高知には自然豊かな絶景スポットが目白押し!また、歴史にまつわる名所も多く、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の舞台にもなったことから、特に坂本龍馬ファンなら一度は訪れて欲しい場所でもあります。
今回紹介した高知県の人気観光スポットを参考にして、高知で素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。
2024年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文・トラベルjp 編集部 赤木)
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(2024/12/14更新)
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