長崎は、複雑な海岸線と多くの島を有し、風光明媚な景観で知られています。また、古くから貿易港として海外との交流が盛んであったことから、異国情緒あふれる独特の雰囲気も魅力。
トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報をもとに、長崎のおすすめ温泉地をご紹介します。雲仙温泉や小浜温泉はもちろん、そのほかにも素敵な温泉がありますので、観光とあわせてぜひ利用してみてください。
「雲仙(うんぜん)温泉」は、強い硫黄臭と湯けむりの立ち上る“雲仙地獄”を背景に形成された、ダイナミックな自然を感じさせる温泉地。日本国内では名湯・草津温泉に似た泉質とされます。温泉街にはいくつかの共同浴場や足湯があることに加え、宿泊施設の日帰り温泉もあり、地域に根付いた温泉文化を感じさせます。目抜き通りには“温泉神社(うんぜんじんじゃ)”や“満明寺”など、見どころが点在。雲仙湯せんぺいや温泉レモネードなどの名物もあり、グルメも楽しめます。
宿泊はぜひ、和と西洋が融合した非日常空間を味わえる日本屈指のクラシックホテル「雲仙観光ホテル」へ。ドーム型の天井やアルーデコ調の壁のタイルが美しい洋風浴室では、加水調製された源泉かけ流しの「雲仙温泉」が楽しめます。
<基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙
アクセス:
【電車】諫早駅からバスで約80分
【車】諫早駅から車で約1時間
泉質:酸性・含鉄・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉(低張性-酸性-高温泉 pH値2.0)
効能:慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性消化器疾患、糖尿病、神経痛、関節痛、打ち身、 切り傷、運動麻痺、痔症
宿泊施設数:10
特徴:泉質は硫黄泉で、強い酸性のため殺菌効果が高く、皮膚病のほか神経痛や関節痛、筋肉痛などにも効果が期待できます。1300年の歴史を誇り、老舗和風旅館から大型観光ホテル、民宿や湯治宿など多彩な宿が集まっています。
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橘湾に面した「小浜(おばま)温泉」は、105℃という高温の源泉を有し、その放熱量は日本一!湯量も豊富な温泉です。“雲仙温泉”と同じく雲仙市内にありますが、雲仙は山の上にあるのに対し、小浜は海に面しています。海岸には豊富な温泉を使って作られた日本一・全長105mの足湯“ほっとふっと105”があり、海に沈む夕日を見ながら浸かれる足湯として人気です。“湯棚”と呼ばれる源泉からあふれ出るお湯は下に降りていく間に適温となり、そのまま足湯へと流れ込んでいます。
全室オーシャンビューの温泉宿「つたや旅館」は、“ほっとふっと105”の目の前に位置。寝湯・水風呂・内風呂・低温サウナ・露天風呂などの多彩な湯で楽しめるのは、塩味を帯びた塩化物泉。ぬめりがある、100%源泉かけ流しの濃厚な温泉です。
<基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町
アクセス:
【電車】諫早駅からバスで約50分
【車】諫早ICから約40分
泉質:塩化物泉
効能:美肌・うつ状態・切り傷・抹消循環障害・冷え性・皮膚乾燥症・神経痛・筋肉痛・リウマチ・やけど・慢性皮膚病・痔など
宿泊施設数:13
特徴:「小浜温泉」は奈良時代初期に編纂されたという『肥前国風土記』にその存在が記載されているという古湯であり、九州を代表する名湯のひとつ。泉質はナトリウム-塩化物泉で、神経系疾患やリューマチ、婦人病など幅広い効能が期待できると言われています。
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長崎県南東部にある島原市は、水の都として知られる観光スポット。随所に溢れる湧水が水路を潤す景観が特徴的で、近年は“鯉の泳ぐまち”として注目を浴びています。有明海に面した「島原温泉」は肌に優しい温泉で、入浴の効能は切り傷や火傷、皮膚病など、飲泉の効能は消化器病や糖尿病などと言われています。
情緒あふれる旧城下町を散策したあとは、「ホテル南風楼」へ。漫画コーナーやキッズコーナー、バーなど家族みんなで楽しめるサービスが充実!空に浮かんでいるようなインフィニティ露天風呂や源泉かけ流しの大浴場など、開放感あふれる湯船が豊富に用意されています。観光の基点としてもおすすめで、“雲仙”や“島原城”はもちろん、車で約5分の島原港からは熊本へのフェリーも運航しています。
<基本情報>
住所:長崎県島原市
アクセス:
【電車】外港駅から徒歩約5分
【車】諫早ICから車で約70分
泉質:ナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩泉
効能:冷え性など
宿泊施設数:7
特徴:「島原温泉」は全国的には知名度は低いものの、2017年の温泉総選挙(環境省・内閣府・観光庁などの後援による、温泉地の活性化推進を目的とした全国民参加型の選挙)では歴史文化部門の第1位に選ばれました。
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佐賀県の北西、約20kmに浮かぶ長崎県の離島・壱岐島(いきしま)。神社庁登録の神社が150社を超え、神々が宿る島・島全体がパワースポットといわれています。 その中西部の海沿いに位置する「壱岐湯ノ本温泉温泉」は壱岐島唯一の温泉郷。赤茶色のナトリウム塩化物温泉で、湧き出したときの湯は無色透明ですが、鉄分が含まれているため空気に触れると赤く変色する泉質です。
純和風旅館「平山旅館」はそんな「壱岐湯ノ本温泉」の源泉を所有している老舗宿。すべての浴槽で楽しめるのは、一切加工なしの100%源泉かけ流し。温泉の質にこだわる人は絶対に見逃せません。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市
アクセス:
【船】博多埠頭よりジェットフォイルで約1時間10分
【車】芦辺港から車で約15分
泉質:ナトリウム塩化物温泉
効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数:7
特徴:約1800年前の三韓征伐の際に神功皇后が発見し、息子の応神天皇の産湯としたといわれる由緒ある古湯。「平山旅館」は徳川家光から薬師如来像を寄進され、広く温泉場として開放されたのがのはじまりです。
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平戸市は長崎県の西の端にあり、古来から海外貿易港として栄えた歴史のある町。美肌の湯とも言われる「平戸(ひらと)温泉」は、ナトリウム炭酸水素塩泉。とろみを感じるお湯は、浸かった瞬間からお肌がつるつるになるのが感じられるほど。その感触は、まるで石鹸で洗い流したようです。
昭和天皇皇后両陛下も宿泊された由緒あるホテル「国際観光ホテル旗松亭」では、平戸城や海の絶景を望むお風呂も外せません!海風を感じながら入る露天風呂と、広々とした展望大浴場はどちらもぜひ入っておきたいところ。お部屋の窓からは目の前に平戸城と異国情緒あふれる城下町の風景、平戸湾、そして海の向こうには朱色の平戸大橋が見える展望が広がっています。新鮮な平戸の海の幸が並ぶお食事もお楽しみのひとつ。
写真提供:国際観光ホテル旗松亭
<基本情報>
住所:長崎県平戸市
アクセス:
【電車】たびら平戸口駅から徒歩約20分
【車】佐々ICから約30分
泉質:炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
効能:神経痛、慢性消化器病、疲労回復、慢性皮膚病など
宿泊施設数:2
特徴:「平戸温泉」の気になる効能は、神経痛・慢性消化器病・疲労回復などです。炭酸水素塩泉の不要な角質を取り除く効果により、入浴後は肌から水分が蒸発されやすくなるので、保湿ケアをお忘れなく!
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2018年に“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”が世界遺産に登録された南島原市。キリシタン文化の影響を受けた歴史の痕跡を数多く残しつつ、手つかずの自然や豊富な湯量の温泉で人々を惹きつけています。
散策に疲れたら立ち寄りたいのが、原城跡から徒歩で10分ほどの場所にある「原城温泉 真砂」。有明海をのぞむオーシャンビューの大浴場と小浴場には、ミネラル豊富で肌ざわりがやさしく、体を芯から温めてくれる温泉が引かれています。全室オーシャンビューの快適な客室を揃えた宿泊施設でのんびりステイも良いですが、地元では日帰り入浴や宴会場としても親しまれています。マッサージチェアや畳でゆっくりできる、無料の休憩室が設けられているのも嬉しいポイントですね。
<基本情報>
住所:長崎県南島原市南有馬町丁133
アクセス:
【電車】諫早駅前からバスで約100分
【車】諫早ICから約75分、島原市内から約45分
泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、うちみ、くじき、病後回復、健康増進など
宿泊施設数:1
特徴:「原城温泉」は大正11年に起こった大地震により発見された温泉で、泉質は美人の湯として名高いナトリウム炭酸水素塩泉。風光明媚な有明海沿いにあり、景色とともに楽しみたい温泉です。宿泊のほか、立ち寄り湯も点在しています。
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心震わす絶景が目の前に!五島列島「福江島」1泊2日モデルプランby 土庄 雄平
五島列島の一番南にある一周100kmの“福江島”は、まさに五島独特の世界観を存分に伝えてくれる島。見どころは情緒ある港町と教会、大瀬崎の雄大なリアス式海岸、スカイブルーの心洗われるビーチ、五島うどんや五島牛など豊かな食文化、そして、五島列島で最も歴史が深いと言われる「荒川温泉」です。
福江島の西側沿岸を北上すると小さな漁村が現れます。そこには日帰り温泉施設「地域福祉センター荒川温泉」があり、町民以外の大人でも300円とワンコイン以下のリーズナブルな価格で立ち寄り入浴ができます。バス停前には、10名以上が入れる広さで、無料で利用できる足湯も!島民の集いの場にもなっているこの足湯に入れば、温かい島の雰囲気に浸ることができますよ。
<基本情報>
住所:長崎県五島市玉之浦町荒川
アクセス:
【電車】荒川バス停前よりすぐ
【車】福江港から車で約35分
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
効能:神経痛、冷え症、切り傷、関節痛など
宿泊施設数:0
特徴:福江島の「荒川温泉」は、九州最西端の温泉地にして、五島列島最古の温泉地。源泉の温度は60〜70℃と高め。江戸時代後期には温泉湧出の記録があり、大正時代には漁師が冷えた体を温めるために入浴していたと言われています。
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近年は世界遺産登録が続き、注目度が高まっている長崎。じっくり観光するなら、やっぱり疲れがとれる温泉はマストですね。
良いお湯に浸かって癒されつつ、長崎巡りを楽しんでください!
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