更新日:2019/01/17 16:39
中国の世界遺産登録数は合計で53件(2019年1月現在)。その中には、世界的に有名な世界遺産である「万里の長城」を始め、旅行者を魅了し続ける世界遺産がたくさんあります。
ここではLINEトラベルjpナビゲーターが徹底現地取材した、中国でおすすめの世界遺産をご紹介します。
総延長2万キロを超える世界最長の建造物「万里の長城」。この世界最長の巨大な建造物が造られたのは約2200年前の秦の始皇帝の時代であり、その大きな目的は北方の騎馬民族の襲撃に備えるためでした。
そのスケールは、壮大の一言。超大国の数千年という歴史が生み出した唯一無二の絶景です。
<基本情報>
住所:北京市延慶区(八達嶺長城)
電話番号:+86-10-6912-1226
アクセス:写真の八達嶺長城へは北京から車で約1時間この写真の記事を見る ≫
中国の湖南省に位置する世界遺産「武陵源(ぶりょうげん)」。200メートルを超える石柱が約3000本も立ち並ぶ珍しい光景が見られる場所であり、石柱以外にも湖や渓流、鍾乳洞など様々な大自然の景観が楽しめます。
映画『アバター』の惑星のモデルにもなり、山の上から見る景色はまさにアバターの世界です。
<基本情報>
住所:湖南省張家界市この写真の記事を見る ≫
4世紀から約1000年に渡り造られた石窟が集まる仏教遺跡「莫高窟(ばっこうくつ)」。色とりどりの壁画や塑像で飾られた石窟が500近く現存しており、ガイドの先導により石窟の内部を見学できるようになっています。
莫高窟の入場チケットは事前に予約が必要なのでご注意を。
<基本情報>
住所:甘粛省敦煌市この写真の記事を見る ≫
明と清の時代に歴代皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った祈りの場所「天壇(てんだん)」。天壇の敷地は総面積273万平方メートルと広大。
天壇で絶対に見ておきたいのが、北京の空に高く聳える祈年殿(きねんでん)。三層の円形の屋根と瑠璃瓦の青が独特の美しさを作り出し、その姿は天壇のみならず、天安門や紫禁城と並ぶ北京のシンボルとなっています。
<基本情報>
住所:北京市東城区
電話番号:+86 10-6702-866
アクセス:地下鉄5号線に乗り、天壇東門で下車この写真の記事を見る ≫
清朝第6代皇帝の乾隆帝(けんりゅうてい)が、母親の還暦を祝って造営した北京最大の皇族庭園「頤和園(いわえん)」。園内にある万寿山の中腹に建つ仏香閣(ぶっこうかく)は、八角三層の美しい形をしており頤和園のシンボルとなっています。
仏香閣の基壇上部からは、頤和園の全景を見渡せる絶景を望むことができます。
<基本情報>
住所:北京市海淀区
アクセス:地下鉄4号線に乗って北宮門で下車この写真の記事を見る ≫
中国初の統一国家を築いた秦の第一代皇帝の陵墓「始皇帝陵」。始皇帝は皇帝となった時から陵墓の建設を始め、38年の歳月と70万人の人々を動員して陵墓を建築しました。
始皇帝陵を永遠に守る陵墓の副葬品として作られた「兵馬俑(へいばよう)」には、春秋戦国時代の兵士たちの模型がその数8000体、それぞれ異なった風貌で並んでいます。
<基本情報>
住所:陝西省西安市臨潼区
アクセス:西安市内からバスで約1時間この写真の記事を見る ≫
中国・四川省にある世界自然遺産「黄龍の景観と歴史地域」。黄龍の魅力は何と言っても、極上天然プールのような透き通った水景色です。
青く美しい水は乳白色の石灰華と共に、見事なコントラストを形成しています。石灰華による自然の美しさは、時を忘れてずっと見ていたくなります。
<基本情報>
住所:四川省アバ・チベット族チャン族自治州この写真の記事を見る ≫
「黄山を見ずして山を見たというなかれ」と称えられた中国随一の名山「黄山」。奇峰と雲海が織り成す風景はまさに仙境そのもの。
黄山は四季折々の表情を見せることも魅力の一つ。特に冬の雪景は圧巻のスケールで、雪をかぶった奇峰や樹氷に覆われた松、たなびく雲海の風景はまさに魂震える絶景です。
<基本情報>
住所:安徽省黄山市黄山風景区
アクセス:黄山市内からシャトルバスや市内バスで約50分この写真の記事を見る ≫
中国の大同市にある世界文化遺産「雲崗石窟(うんこうせっくつ)」。東西1kmにわたって彫られた石仏の数はなんと5万体以上。
そして雲崗石窟の主とも言えるのが20窟の大仏です。直接岩肌に彫られているので遠くからでもその姿を見ることができ、シンボル的な存在になっています。
<基本情報>
住所:山西省大同市礦区市雲崗鎮武周山麓
電話番号:+86-352-3029625
アクセス:大同市内からバスまたはタクシーで30分。もしくは大同からの日帰りローカルバスツアーに参加。この写真の記事を見る ≫
田んぼのど真ん中にマンションが点々としている奇妙な世界遺産「開平の望楼群と村落」。点々と並ぶ建物の外観や内装は、中国と西洋を折衷した外壁、古代ギリシア・古代ローマとイスラムなどの建築様式などとにかく雑多で多様的。
田んぼに点在する不思議で奇妙な家々が、ここにしかない奇妙な風景を作り出しています。
<基本情報>
住所:広東省開平市
アクセス:広州やマカオからバスで約2時間。 家々を巡るのならバイクかタクシーをチャーターする。この写真の記事を見る ≫
中国を代表する世界遺産を10箇所に絞ってご紹介しました。広大な面積と壮大な歴史を持つ中国には、自然遺産も文化遺産も迫力満点!どこへ行っても何度行っても新しい発見があります。
旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてみてください。
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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