日本一の人気を誇る紅葉スポットといえば京都。JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」に登場の北野天満宮(2015年)・天龍寺(2016年)・南禅寺・嵐山・源光庵など、さらには感動の「散り紅葉」やライトアップ情報も!京都に数ある紅葉スポットの名所から穴場までご紹介。
京都の絶景紅葉を知りつくしたトラベルjp ナビゲーターが見どころ・回るコツ・穴場を伝授する最強の京都紅葉ガイドです。
これぞ、ニッポンの紅葉!京都・嵐山by bow
地図を見る京都・嵐山は言わずと知れた紅葉の名所。テレビなどでよくある「見たい紅葉ランキング」では常に上位を争う人気です。
紅葉の嵐山はどこを切っても実に絵になります。また、人気の嵯峨野トロッコ列車の始発駅や保津川下りの終着点でもある嵐山はまさに京都観光の拠点。周辺地域には有名な寺院が多数あり「嵯峨野めぐり」と呼ばれるお寺めぐりの拠点ともなっています。
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一生に一度は見たい嵐山・天竜寺の紅葉攻略法!早起きは三文の徳by SHIZUKO
地図を見る2016年秋のJR東海「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンでも取り上げられ、嵐山の中でも大人気の「天龍寺」は、嵐電・嵐山駅下車すぐ。
嵐山を借景して作られた「曹源池」の景色が殊に有名で、時間を忘れて見惚れてしまう秀麗さ。庭園参拝料に本堂参拝料をプラスすれば「大方丈」と呼ばれるメインの建物の中から、自分のお気に入りの絵を見続けることも可能です。
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お次は「曹源池庭園」のさらなる奥へ足を踏み入れてみましょう。方丈前を通り、様々な角度から紅葉庭園を眺めていってください。一歩一歩進むたびに、晩秋の清き空間へ導かれるような錯覚にとらわれます。あって欲しい場所に紅葉の木が植えられていて、訪問する人の心を逃がさない庭園の造りも、素晴らしいです。
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
アクセス:京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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近年、京都では紅葉の時期にライトアップの夜間拝観を行う寺院が増えてきています。その中でもおすすめ度が高いのは、嵐山にある世界遺産・天龍寺塔頭の「宝厳院」。実は普段は非公開で、春と秋の期間限定で特別拝観をしています。
昼間は美しい緑の苔と燃える赤のコントラストが非常に素晴らしい庭園ですが、ライトアップされた夜間拝観は全く異なる表情を楽しむことができます。
■嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」「風河燦燦三三自在」 公開
2024年10月5日(土)〜12月8日(日)
夜間特別拝観は2024年11月15日(金)〜12月8日(日)
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
アクセス:京都市バス「嵐山天龍寺前駅」、京都バス「京福嵐山駅前」徒歩約5分
紅葉の見頃:11月下旬〜12月上旬
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京都市右京区御室にある世界遺産の「仁和寺」は広い境内を持つお寺で、美しい紅葉が見られることで有名。京都市内に4基ある五重塔の一つがここ仁和寺あり、重要文化財に指定。この五重塔の周囲の真紅に染まる紅葉が見事。境内の至る所で、木々の間から五重塔が見え隠れしており、五重塔と共に楽しめる紅葉スポットは貴重です。 この写真の記事を見る ≫
桃山時代建築の国宝建造物、金堂付近の紅葉もまた美しく、内裏(だいり)の正殿である紫宸殿は、錦秋の季節になるともみじは見事に色づきます。仁和寺の紅葉の見ごろは11月下旬頃。歴史ある建物を巡りながら、錦秋の古都の雰囲気を存分に味わってください。
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区御室大内33
アクセス:名神高速道路京都南ICから国道1号・府道181号・府道101号経由し12km。嵐電北野線御室仁和寺駅下車すぐ。
紅葉の見頃:11月中旬〜12月中旬
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梅の名所として名高い北野天満宮は、春になると梅の香を求めてたくさんの観光客が訪れますが、近年は紅葉の名所としても知られています。
豊臣秀吉が築いた遺構「史跡御土居のもみじ苑」では最近まで公開されていなかったことが惜しまれる程の絶景を堪能できます。ついには2015年秋のJR東海「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンに選ばれるほどになりました!
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もみじ苑の最上部には、境内を見下ろすことができる展望スポットも存在します。特にもみじ苑に植えられた紅葉の木が、本殿に降りかかる紅色の雨のように見え、面白い構図で見ることができるため、展望スポットも見逃せません。
■史跡御土居のもみじ苑 公開
2024年10月25日(金)〜12月上旬
※ライトアップは11月11日(月)〜
<基本情報>
住所:京都府京都市上京区馬喰町
アクセス:JR京都駅より市バス50・101系統ほか
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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京都市右京区の花園に位置する「妙心寺」の塔頭の一つ「退蔵院」。晩秋の紅葉の時期には、普段公開されていないエリアの特別公開が行われます。受付から入ってすぐの所には、真っ赤な紅葉が覆いかぶさる参道が!真正面から見るとまるで紅葉のトンネルのよう。ここまで素晴らしい紅葉のトンネルはほかの寺院に例がなく、しかも参道が狭いせいか迫力満点! この写真の記事を見る ≫
紅葉のトンネルをくぐり先に進むと枯山水庭園「陰陽の庭」が。さらに奥に進んだところにある池泉回遊式山水庭園「余香苑」が「退蔵院」のクライマックスエリア。空を目いっぱい借景として取り入れ、北側には真っ赤に染め上がる紅葉が数本。それだけでも色彩豊かな面々ですが、それに加え、水辺エリアの水生植物が青々と茂り非常に雰囲気のよい空間に仕上がっています。
「妙心寺」境内の散策も1日では足らないほど。特に紅葉の季節はどの塔頭も見ごたえ満載です。
<基本情報>
住所:京都市右京区花園妙心寺町35
アクセス:JR山陰(嵯峨野)線、花園駅下車、徒歩約7分。名神高速京都東ICから40分。
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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紅葉の見所が沢山ある嵐山の中で、「まず間違いない」と言われる紅葉の名所「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」。山門から仁王門、そして石段を過ぎたところ、本堂のそばにある庭園は人気のビューポイント。さすがに人も多いですが、少し待てばすぐにお気に入りのポジションに移動して見る事が出来ます。
目の前には、赤、朱、薄紅、オレンジ、黄色、緑といった鮮やかな色が交差し、太陽の光が差し込んで来る様は、息をのむほどに美しい。まさに絶景です。
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そして京都でも随一と呼ぶ人も多い常寂光寺は、“散り紅葉・敷き紅葉”といわれる散った後の紅葉も楽しめる名所です。
ビューポイントは多宝塔。とても景観にマッチしているので、どこから見ても絵になりますし、高台なので京都市内を一望することができます。
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
アクセス:嵐電嵐山駅から徒歩約25分、JR嵯峨嵐山駅から約30分、阪急電車嵐山駅から約40分
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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日本の秋旅おすすめ!京都・嵐山の紅葉スポット&穴場15選by 沢木 慎太郎
地図を見る大覚寺から北へ1km程進むと、静かな竹林に囲まれた小さな庵があります。そこが嵯峨野の「直指庵(じきしあん)」。葦葺の本堂を包み込むカエデは秋が深まるにつれて、明るい黄色からオレンジ、朱色と変わり、やがて燃えるような真紅へと変わります。
12月上旬は落ち葉が庭一面を覆う散り紅葉が見事。草庵を取り囲む竹林の青さが紅葉の赤やオレンジをさらに引き立たせ、その細やかな美しさに心が洗われるよう。
※拝観可能な日程については公式HPにて要確認
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区北嵯峨北ノ段町3
アクセス:市バス「大覚寺」下車徒歩約10分
紅葉の見頃:11月下旬〜12月上旬
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テレビや映画で活躍する多くの芸能人から信仰を集める京都・嵯峨野の芸能神社は、紅葉の穴場スポット「車折(くるまざき)神社」の一角にあります。
車折神社は紅葉のシーズンになれば色鮮やかな紅葉を見ることができ、たいへん情緒豊か。しかし、この車折神社はコースからはずれているために紅葉時期でも比較的人影が少ないことが特徴。これは紅葉のベストシーズンでも、ほとんどの方が参拝を目的に訪れているからです。京都ならではの風情を感じ、ゆっくりと落ち着いた雰囲気を楽しみながら紅葉を愛でることができます。
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こちらが多くの著名な芸能人、アーティストたちから絶大な信仰を集める芸能神社。ここでは芸能の女神であり、日本最古の踊り子とされる天守受売命(あめのうずめのみこと)をおまつりしています。
最近は「放浪記」の舞台で活躍の仲間由紀恵さんをはじめ、NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロイン・土屋太鳳さんのほか、押切もえさん、宮川大輔さん、中川翔子さんといった人気の芸能人たちが訪問したとか。
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芸能神社のまわりは赤い玉垣で囲まれ、こちらには有名芸能人の名前がずらり。米倉涼子さんや藤原紀香さん、松平健さん、沢田知可子さんといった方々の名前を見ることができるので、ファンの方はぜひ訪れてみましょう。
燃えるような見事な紅葉の下で、お気に入りのタレントさんの名前と一緒に記念写真はいかが?
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
アクセス:
京福電車「車折神社」駅下車 徒歩すぐ
市バス・京都バス「車折神社前」下車 徒歩すぐ
紅葉の見頃:11月中旬〜11月下旬
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京都・高雄「神護寺」で一足早い紅葉を!紅葉を愛でながら飲むお茶は至福時間by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る清滝川沿いにかかる高雄橋を渡り、約400ある石段を登った先にある神護寺。長い石段を歩いていると、黄色や赤に色づいた木々が両脇に降り注ぐようにあり、石段を歩いているときから紅葉気分を満喫できます。
でも、400段もあるとちょっと疲れてきますよね。神護寺の山門まであともう少しというあたりにあるのが「硯石亭」です。お店の前の広い庭には大きい野点傘と緋毛氈、目の前には紅葉の海!これぞ、京都の紅葉!という雰囲気たっぷりです。
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京都・高雄「神護寺」で一足早い紅葉を!紅葉を愛でながら飲むお茶は至福時間by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る金堂に向かう石段の両脇には、真っ赤な紅葉が点在し、ゆっくりのんびり眺めたくなる美しさ。石段を登って振り返れば、桃山時代に再建され、空海が納涼房としていた大師堂などが紅葉に彩られ、趣ある風景が広がります。
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5番地
アクセス:
JR京都駅、地下鉄烏丸線京都駅からJRバス「高雄・京北線」で約50分、「山城高雄」下車、徒歩約20分
阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸線四条駅から市バス8号系統で約45分、「高雄」下車、徒歩約20分
紅葉の見頃:11月上旬〜11月下旬
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京都の紅葉の名所として有名な南禅寺と永観堂。歩いて行き来できる範囲にあるので、シーズン中はどちらも大変混み合う人気スポットです。いずれも紅葉そのものの美しさはさることながら、その場所ならではの建造物や風景との組み合わせで、異なる紅葉の美しさを堪能できるのが魅力。
南禅寺の正門である三門は、国の重要文化財にも指定され、重厚でとても趣きが感じられる建造物。三門をくぐってすぐ、参道の両脇に植えてあるもみじが特に大きく見事です。
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南禅寺から歩いて5分の永観堂は、なんともみじの数が約3,000本!どこを撮っても絵になりますが、おすすめは放生池近くの、銀杏ともみじの木が一緒に植えられたエリア。銀杏の葉が落ち、一面が黄色い絨毯となった中で、もみじが燃えるように赤く色づいています。 この写真の記事を見る ≫
永観堂でもう一つのおすすめの景観として見逃せないのは、放生池という境内の池に映る紅葉の景観です。特に晴れて風のない日は、池の水面が鏡のように、青い空や赤いもみじをくっきりと映し出します。それはまるで絵のような美しさ。空の様子で刻一刻と水面の表情が変わるので、ぜひ少し立ち止まって、じっくり景色を愛でてみてください。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
アクセス:地下鉄東西線蹴上駅下車、徒歩10分
紅葉の見頃:11月中旬〜11月下旬
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観光客が途絶える時期がない、京都の東山のふもと南禅寺。奥まった所にあるので目立ちませんが、その中にある南禅院は名勝指定の素晴らしい庭園があり、うれしいことに公開されている塔頭の一つなんです。
紅葉の季節、紅や黄へと色づいた枝先が水面に映る姿は、平安のころの幽玄な世界へと導いてくれるようです。そんな風景を見に南禅院の門をくぐってみませんか。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
アクセス:地下鉄東西線蹴上駅下車、徒歩10分
紅葉の見頃:11月中旬〜11月下旬
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「最勝院高徳庵」は南禅寺の最奥にひっそりとたたずむ歴史ある塔頭。山門をくぐり、真っ先にに目に飛び込むのは、立派な松の木です。この松の木は、樹齢300年の百日紅の木の割れ目に、松の種が落ちて、そのまま成長したとされている非常に珍しいものです。松の木と百日紅が仲良く一体化していることから、『縁結びの松』と呼ばれています。
松の木は樹齢100年といわれ、本堂前の参道を覆いかぶさるような立派な枝振りには目を見張るものがあります。そしてその奥には真っ赤に染め上がる紅葉の木!色彩コントラストが非常に綺麗です。
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「最勝院高徳庵」の参道横には、南禅寺の境内の真上を通り過ぎ、蹴上駅付近まで続く水路閣があります。「最勝院高徳庵」の境内入口付近は南禅寺の境内と比較すると若干高度があるため、水路閣との高低差がほとんどなく、水路閣の内部を見ることができる貴重なスポットです。水路閣の内部を覗いてみると、水の流れが意外と早いことがわかります。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町86−2
アクセス:東西線蹴上駅から徒歩約11分。京都市バスで南禅寺・永観堂道下車。
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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清水寺の紅葉ライトアップは、紅葉だけではなく清水寺と紅葉ライトアップそれぞれの魅力が合わさってこその絶景となっています。清水寺で夜間拝観ができるのはライトアップなど特別な期間のみ。
紅葉を楽しむ場所として昼に行くのもいいですが、夜のライトアップされた紅葉も境内の至る所で見られますし、通常時には見られない清水寺の雰囲気を味わうこともできます。
※写真は改修工事前に撮影されたものです
■夜間特別拝観
2024年11月18日(月)〜11月30日(土)
<基本情報>
住所:京都府京都市東山区清水1丁目294
アクセス:市バス206系統・東山通北大路バスターミナル行き、100系統清水寺祇園 銀閣寺行きで五条坂下車、徒歩10分
紅葉の見頃:11月下旬〜12月上旬
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鮮烈な彩!京都・高台寺で北政所“ねね”の紅葉に酔うby 万葉 りえ
地図を見る清水寺から続く産寧坂・二年坂と、八坂神社の奥にある円山公園とをつなぐ道。現在は御影石を敷き詰めて石畳となったこの道は、この地で晩年を過ごした北政所・ねねにちなんで「ねねの道」と呼ばれ、東側には秀吉とねねを祀っている「高台寺」があります。
1606年に開創してから約400年。火災によって堂宇を失いながらも、当時の建物が今も残る敷地内。その建物を包む庭は、秋になるとまるでこの寺を作った女性の気持ちのように鮮やかな紅に染まるのです。
<基本情報>
住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
アクセス:京阪電車 祇園四条駅下車 徒歩約15分
紅葉の見頃:10月中旬〜12月上旬
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豊臣秀吉の正室ねねは、秀吉の菩提を弔うために高台寺を建てましたが、秀吉没後の日々を送っていたのは高台寺のそばにある「圓徳院」なんです。
敷地内に入るとまず見えてくるのは、方丈の南西に位置する「南庭」。紅葉の季節に特に趣深いのは、陽が少し傾きかけてからの時間。庭が南西にあるので、傾きかけた太陽の光が紅葉を通過して、白砂の上に影を描きます。
<基本情報>
住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町530
アクセス:
JR京都駅・近鉄京都駅から市バス206(東山廻り)東山安井停下車、東へ徒歩5分
阪急河原町駅・京阪祇園四条駅から市バス207、東山安井停下車、東へ徒歩5分
紅葉の見頃:11月〜12月
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京都の無料で見られる紅葉の散歩道!金戒光明寺エリアのおススメスポット!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る幕末の会津藩や新撰組ゆかりの地として名高い金戒光明寺。江戸時代末期に建立された山門の楼上正面には「浄土真宗最初門」の勅額が掲げられ、法然上人が開いた浄土教の教えがここから始まったことがうかがえます。
紅葉の時期に開催される「秋の特別公開」では、この山門の楼上内部が特別公開。天井には「蟠龍図」が描かれており、さらに釈迦三尊像なども安置されています。楼上からは、色づいた京都市内の絶景も楽しむことができます。
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金戒光明寺(京都)の紅葉ライトアップは池に映る紅葉が美しいby 浮き草 ゆきんこ
地図を見る金戒光明寺では、昼の特別公開のほか、2014年から夜間のライトアップもスタート!昼も夜も注目のスポットとなっています。
■金戒光明寺 秋の特別拝観
2024年11月15日(金)〜12月8日(日)
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区黒谷町121
アクセス:JR京都駅から
市バス5番 東天王町下車 徒歩15分
市バス100番 岡崎道下車 徒歩10分
紅葉の見頃:11月下旬〜12月上旬
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2014年にJR東海の「そうだ京都、いこう。」のCMとなり大混雑した鷹峯の源光庵。続く2015年は琳派の祖・本阿弥光悦が家康からここ鷹峯を拝領して400年という節目の年でした。鷹峯はあと数年は混雑が続きそうな予感です。
丸い窓は悟りの窓。四角い窓は迷いの窓。禅の精神を表しています。ここは紅葉の時期は言うまでもなくおすすめで、静かな時間を過ごすにはもってこいのスポットです。
<基本情報>
住所:京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
アクセス:市バス「鷹峰源光庵前」下車徒歩1分
紅葉の見頃:11月中旬〜11月下旬
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京都の紅葉名所・東福寺!紅葉時期は?見頃にライトアップもby 沢木 慎太郎
地図を見る京都で絶対に外せない紅葉スポットが「東福寺」。京都の紅葉名所ランキングでも上位3位以内に入る人気の寺院です。イロハモミジやモミジ、トウカエデなど、約2000本の美しい紅葉を見ることができ、通天橋、臥雲橋と呼ばれる回廊から眺める紅葉の美しさは息を呑むほど。特に、通天橋中央にある張り出し舞台から眺める紅葉は絶景です。 この写真の記事を見る ≫
京都の紅葉名所・東福寺!紅葉時期は?見頃にライトアップもby 沢木 慎太郎
地図を見る東福寺の紅葉は、葉先が3つに分かれている「通天モミジ」が見られることで有名。中国の宋から持ってきたとされる紅葉で、本堂と開山堂を結ぶ通天橋のまわりで見ることができます。なお、混雑回避の為、毎年11月には通天橋、臥雲橋での写真撮影は禁止になりますのでご注意ください。
<基本情報>
住所: 京都府京都市東山区本町15-778
アクセス:JR奈良線東福寺駅、京阪電鉄東福寺駅、鳥羽街道駅から徒歩約10分。名神高速京都東ICから30分。
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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京都の紅葉名所「東福寺」の見ごろ時期は光明院の庭園が特に美しいby 浮き草 ゆきんこ
地図を見る京都随一の紅葉景勝地と言えば「東福寺」。JR東海 そうだ京都行こう!のキャッチコピー「六百年前、桜を全部切りました。春より秋を選んだお寺です」にもあるように一面を埋め尽くす真っ赤な紅葉は圧巻ですが、混雑は必至! そんな東福寺の紅葉をもう少しゆっくり見たいという人におススメするのが東福寺の境外塔頭「光明院」。 この写真の記事を見る ≫
京都の紅葉名所「東福寺」の見ごろ時期は光明院の庭園が特に美しいby 浮き草 ゆきんこ
地図を見る「光明院」は、東福寺の本堂から三門を通り、勅使門を出てすぐのところにあります。「虹の苔寺」という美しい通称を持ち、苔が美しい深緑はもちろん、紅葉時にはいつも静かな禅寺も彩りを加えます。特に茶亭「羅月庵」の丸い吉野窓越しに紅葉を眺めてみると、また違った紅葉を楽しむことができますよ。
<基本情報>
住所:京都府東山区本町15丁目778
アクセス:JR奈良線、京阪電車、東福寺駅より徒歩10分。名神高速京都東ICから30分。
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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京都・洛北エリアのおすすめ紅葉スポットの一つ、「圓光寺(円光寺)」。近くに紅葉名所の詩仙堂があり、穴場的な存在であったのですが、近年は訪れる人が急増している寺院です。散りもみじ・敷きもみじと呼ばれる、散ってからの紅葉の美しさを求め、わざわざ散ってから訪れる人も多いといいます。
「圓光寺」の十牛の庭は紅葉だけでなく苔も素晴らしい庭。その苔の上に落ちる落葉がなんともいえない風情があるのです。
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真っ赤な紅葉と未完の枯山水は必見!晩秋の京都「圓光寺」by 木村 優光
地図を見る真っ赤な紅葉が沢山植えられた「十牛之庭」も非常に魅力的ですが、書院でのんびりしながら紅葉を眺めるのもおすすめです。目の前に広がる「十牛之庭」庭園のどこから攻めてみようか、と考えるのも旅の楽しみ!
秋もさらに深まれば、庭園の苔と紅葉落ち葉との色彩コントラストが非常に美しい光景を作り成すことでしょう。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
アクセス:
市バス5系統「一乗寺下り松」下車 徒歩10分
叡山電鉄叡山線「一乗寺」下車 徒歩15分
紅葉の見頃:11月上旬〜12月上旬
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京都・東福寺近くの紅葉の穴場「今熊野観音寺」と「雲龍院」by 東郷 カオル
地図を見る通天橋からの紅葉が見事な東福寺。ひと目その景色を見れば、この場所がなぜ紅葉の名所として長い間愛され続けてきたかわかることでしょう。
同じ東福寺の中でも比較的混雑していない場所の一つが、「龍吟庵」(写真)です。
龍吟庵は国宝指定の、東福寺の塔頭。重森三玲作庭の庭があり、紅葉の季節には特別公開されていますが、普段は非公開のため見学できると知らない人も多く、意外と混雑していません。
■秋の特別公開
2024年11月9日(土)〜12月1日(日)
<基本情報>
住所:京都府京都市東山区本町15丁目778
アクセス:
JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車 南東へ徒歩10分
市バス202,207,208系統「東福寺」バス停下車。
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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京都・東福寺近くの紅葉の穴場「今熊野観音寺」と「雲龍院」by 東郷 カオル
地図を見る東福寺の龍吟庵から直線距離で300m程の場所にある穴場の紅葉スポットが、泉涌寺の塔頭の一つ「雲龍院」。泉涌寺は東福寺に比べると比較的ゆっくりと紅葉を楽しむことのできるスポットですが、その中でも雲龍院は格別に空いていますし、素晴らしい景色が見られるのでおすすめです。
写真は蓮華の間の“色紙の窓(色紙の景色)”。左から椿・灯籠・楓・松のそれぞれがまるで絵のように色紙の窓に収まっています。
<基本情報>
住所:京都府京都市東山区泉涌寺山内町36
アクセス:
JR・京阪電車 東福寺下車 徒歩約25〜30分
市バス202、207、208 泉涌寺下車 徒歩約15〜20分
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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鳥居橋も美しい!紅葉ポイントいっぱいの京都「今熊野観音寺」by 古都の U助
地図を見る泉涌寺の敷地内には、西国33か所霊場の1つに数えられる京都「今熊野観音寺」があります。泉涌寺の塔頭の1つであり、熊野信仰とも深い結びつきのあるお寺です。新緑や桜の時期も素敵ですが、特に色とりどりに染まる秋の紅葉の時期は格別の美しさ。
今熊野観音寺へ向かう途中のハイライトとも言えるのがこの鳥居橋です。鳥居橋は、泉涌寺と今熊野観音寺との間に流れる今熊野川に架かる橋で、周囲の光景は現実離れしたような独特の美しさがあります。
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京都「東福寺」周辺のおススメ紅葉スポット!「泉涌寺」「今熊野観音寺」by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る泉涌寺の一番奥にある「御座所」は、明治天皇の命により御所内にあった御里御殿が移築されたものです。御座所内には白砂と常緑樹が美しい庭園もあります。紅葉の時期には庭園に美しい彩りを添え、軒先から苔と紅葉のコントラストも見ることができます。
東福寺がクローズアップされるせいか、この庭園は紅葉の時期の土日に行ってもさほど混んでいません。皇室ゆかりの優美な建物で紅葉を愛でてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
アクセス:
京都駅烏丸口から、市バス(208)にて泉涌寺道下車、徒歩7分
奈良線東福寺駅から徒歩10分
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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毘沙門堂は、京都市山科区にある天台宗の寺院の一つです。雑誌やCMでも話題の毘沙門堂「勅使坂」の散り紅葉は、坂道に落ちる真っ赤な紅葉を楽しむ事ができます。
<基本情報>
住所:京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
アクセス:JR山科駅・市営地下鉄山科駅・京阪山科駅から徒歩約20分
紅葉の見頃:11月下旬〜12月上旬
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京都の紅葉ライトアップの中、ぜひともおすすめしたいのが世界遺産でもある醍醐寺。事前申込制なので大きな混雑もなくおすすめ。
それほど派手なライトアップはなされず、荘厳な雰囲気を醸し出すかのようにスポット毎にライトが当てられています。そしてどこからともなく響いてくる読経の声……。そう、ここは『祈りの世界』なのです。幽玄な世界へ迷い込んだかのような気分を味わってみましょう。
■秋期夜間拝観
例年11月中旬〜12月上旬
<基本情報>
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス:京阪バス「山科急行」約30分
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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JR東海のCMでのキャッチコピーは「平安時代に、ここでなくてはいけないと、わざわざ場所を選んで造られたお寺でした。だから、わざわざここへ来なければ会えなかった秋でした。」。
善峯寺は紅葉だけではなく、その標高の高さから眼下に広がる京都の街中を望むことができます。京都の外れた場所にひっそりとたたずむ善峯寺へ足を運んでみてはいかがですか?京都市内の紅葉とは違った趣が楽しめますよ。
<基本情報>
住所:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
アクセス:阪急東向日駅下車、阪急バス66番(善峯寺行き)30分、終点「善峯寺」下車、徒歩8分
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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京都府右京区の花園に位置し、広大な敷地を持つ妙心寺には、塔頭と呼ばれる小院がたくさん存在します。その中でも「桂春院」は穴場度が高く、紅葉の季節でもゆっくりと拝観ができる塔頭です。
「桂春院」の境内は広いとは言えませんが、こぢんまりとした和庭園が心を癒してくれること間違いなし!茶室にて抹茶を注文することができるため、抹茶を飲みながら静寂な晩秋の和庭園を存分に味わってみましょう!
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区花園寺ノ中町11
アクセス:JR花園駅下車 徒歩約20分
紅葉の見頃:11月上旬〜11月下旬
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銀閣寺や白い盛り砂で有名な法然院などがある哲学の道は、京都屈指の紅葉散策路。その哲学の道を銀閣寺から徒歩15分で到着する安楽寺は、通常は非公開で、桜や紅葉の時期のみ公開される特別なお寺。
普段は石段の奥にひっそりとある山門ですが、紅葉の時期は写真のように石段が散紅葉で真っ赤に!安楽寺は、この散紅葉が一番の見どころのため紅葉の見ごろを過ぎた12月初旬に訪れると、まるで深紅のじゅうたんを敷いたかのような山門を見ることができます。もちろん、紅葉見頃の真っ赤に色づいた木々の先に見える茅葺屋根の山門も見事です。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地
アクセス:市バス5号系統「岩倉操車場」行き「真如堂前」下車 徒歩約15分
紅葉の見頃:11月上旬〜12月上旬
写真提供:安楽寺
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梅小路京都西駅・開業で便利に!ライトアップも必見「朱雀の庭」by 古都の U助
地図を見る京都駅西部に広がる梅小路公園の中には、名だたる寺社の紅葉にも負けない程の名所「朱雀の庭」があり、紅葉狩りの穴場的なスポットとなっています。
朱雀の庭は平安遷都1200年を記念して作られたお庭で、都心にありながら築山の配置を工夫する等して周辺の建築物が視界に入らず、京都の街中とは独立した別世界のような風景を楽しむことができます。
明るい時間帯なら「朱雀の庭」と隣接している「命の森」と名付けられた復元型のビオトーブの森の散策も可能。「命の森」のでは中では、秋には紅葉や時にはどんぐりが落ちている遊歩道の散策を楽しむことができます。
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梅小路京都西駅・開業で便利に!ライトアップも必見「朱雀の庭」by 古都の U助
地図を見る昼間も美しい紅葉が楽しめますが、一押しは毎年秋に実施される「朱雀の庭」のライトアップ。
大きな特徴は、何と言ってもこの水面に映る紅葉で、天気が良ければ空に浮かぶ雲や月が映りこむことも。黒御影石に1センチ程というわずかな水しか張られていないことによって、澱みなく風景や植物が水面に映ります。
■梅小路公園 紅葉まつり(ライトアップ)
例年11月中旬〜11月下旬
<梅小路公園 基本情報>
住所:京都府京都市下京区観喜寺町56-3
アクセス:京都駅中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分
紅葉の見頃:11月下旬〜12月上旬
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女ひとり京都旅行!三千院、高山寺、大覚寺&おすすめ観光スポットby 沢木 慎太郎
地図を見る紅葉で有名な三千院の近くに優しくひっそりたたずむ「寂光院」。桜や紅葉の名所ですが、滅亡した平家の中でひとり、生き残った平清盛の娘である建礼門院がひっそりと暮らした場所でもあります。三千院からのどかな山間の田園風景のなか小さな清流に沿って寂光院へ続く参道は、ひとりの時間を見つめ、静かに散策したい方にぴったりです。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区大原草生町676
アクセス:京都バス「大原」下車 徒歩15分
紅葉の見頃:11月中旬〜12月上旬
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京都駅からバスで1時間ほどの場所にある「高山寺」は、国宝「鳥獣人物戯画」を所蔵することで知られる世界遺産の寺院です。
でも高山寺の魅力はそれだけではありません!高山寺のある地域は「三尾(高雄、栂ノ尾、槇ノ尾)」といわれ、秋の紅葉の美しさで有名な、京都でも有数の紅葉狩りスポットでもあります。近くを流れる清滝川の紅葉も見事。三尾の山々の間を流れる川で、透明度の高い水流で見る人を惹きつけます。
<基本情報>
住所:京都府京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8
アクセス:JR京都駅からJRバス高雄・京北線「栂ノ尾」「周山」行で約55分、「栂ノ尾」下車
紅葉の見頃:11月上旬〜11月下旬
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東山山頂側に位置する「青蓮院将軍塚(将軍塚青龍殿)」では毎年期間限定で紅葉のライトアップが行われます。まずは、太陽が沈むころを見計らって展望台に上ってみましょう。真っ赤な紅葉がライトアップされた様子は、まるで紅の海を真下に見ているかのよう。素晴らしい眺めに声を失います。 この写真の記事を見る ≫
空が完全に真っ暗になったら、展望台を離れ、庭園の紅葉ライトアップを見に行きましょう。回廊沿いには所々に照明が設置され、真っ赤な紅葉が昼間の様子とは打って変わって燃えるような姿に。特に枯山水庭園があるあたりは、背景の真っ赤な紅葉がライトアップされ、それに釣られるかのように枯山水庭園も綺麗にライトアップ。見事な光景が広がります。
※工事中のため2024年秋まで特別拝観は休止しています(日中の拝観は可能)
<基本情報>
住所:京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
アクセス:京都市営地下鉄東山駅から徒歩30分。名神高速京都東ICから20分。
紅葉の見頃:10月下旬〜11月下旬
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名所はもちろん、穴場も狙ってみたい京都の絶景紅葉。ご紹介したとっておきのスポット、今年こそぜひ足を運んでみてくださいね。
トラベルjp 編集部から補足すると、混み合う時期はJR京都駅をはじめ、どこのコインロッカーも混雑するので要注意。お泊りの宿に預けるなどして、身軽に紅葉の渦へ……!
では、行ってらっしゃい♪
※2024年9月現在の状況となり、随時更新予定です。紅葉状況やイベントの開催状況は変更となる場合があるため、最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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