新潟県の人気観光地、糸魚川(いといがわ)。糸魚川はヒスイの日本最大産地であり、そのカラーをイメージした「翠(みどり)の交流都市」とも言われています。また地域全体が世界ジオパークの認定を受けているため、小滝川ヒスイ峡や親不知・子不知などの定番観光地を巡ったり、フォッサマグナミュージアムも楽しめます。LINEトラベルjpナビゲーターが徹底現地取材した、おすすめの観光スポットをご紹介します。
「小滝川ヒスイ峡」はヒスイの原石が出土する場所で、姫川の支流となる小滝川に、明星山の大絶壁に囲まれている川原一帯を指します。「小滝川ヒスイ峡」では、5億年も前に地下深くで作られたヒスイの大きな原石を見ることができます。川の流れによる自然の力で磨かれたヒスイの原石は、美しく見応えがあります。
<基本情報>
住所:糸魚川市大字小滝
アクセス:糸魚川ICから国道148号、県道483号経由で車で30分
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え、波打ち際まで行けるの?新潟の天険「親不知」の見どころはココby 咲田 みつる
「親不知・子不知海岸(おやしらず・こしらず海岸)」は、糸魚川市の日本海側にある約15キロにわたる断崖絶壁のエリアの総称です。断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、困難を極め「たとえ親子でも、お互いを気遣う余裕がない」ことから親知らず・子知らずと呼ばれるようになったと言われています。 この写真の記事を見る ≫
え、波打ち際まで行けるの?新潟の天険「親不知」の見どころはココby 咲田 みつる
かつては北陸道最大の難所、天下の剣とされていた親不知の断崖絶壁を手彫りで貫通し、整備されたのが「親不知レンガトンネル」です。建造から100年以上が経つ鉄道トンネルですが、断崖絶壁に佇む重厚な造りで絶大な存在感があります。トンネル内はフットライトが設置され、通り抜けることができます。
<基本情報>
住所:糸魚川市大字市振
アクセス:親不知コミュニティロードの遊歩道より周遊
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「フォッサマグナミュージアム」は美山公園にある奴奈川の郷(ぬなかわのさと)にある石の博物館です。糸魚川の川や海で発見された、美しいヒスイ原石が多数展示されています。糸魚川はユネスコが支援する世界ジオパークに日本で初めて認定されました。ジオパーク情報コーナーでは糸魚川の魅力的なジオサイト情報を知ることができます。
<基本情報>
住所:糸魚川市大字 一ノ宮1313
アクセス:JR糸魚川駅下車、タクシー・バスで10分
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糸魚川は日本最大のヒスイ産地ですが、ヒスイの歴史は古く、5000年も前の昔から縄文人がこの地でヒスイの利用・加工をしていました。長者ヶ原遺跡のそばには「長者ヶ原考古館」(写真)があり、ここで遺跡から出土したヒスイの玉やその加工道具、また加工の方法、遺跡の全体像を知る事ができます。
<基本情報>
住所:糸魚川市大字一ノ宮1383
アクセス:JR糸魚川駅から車で約10分
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パワーの宿る聖なる石・翡翠(ヒスイ)を自らの手で…糸魚川市「ヒスイ海岸」by Ise Shinkurou
地図を見る日本最大のヒスイ原産地である糸魚川には「ヒスイ海岸」として親しまれている海岸があります。「ヒスイ海岸」は「糸魚川海水浴場」から「親不知(おやしらず)海水浴場」までのエリア全体の総称で、ヒスイの採取が可能です。砂浜には山から流れ運ばれたヒスイを含む多くの種類の石が打ち上げられています。 この写真の記事を見る ≫
パワーの宿る聖なる石・翡翠(ヒスイ)を自らの手で…糸魚川市「ヒスイ海岸」by Ise Shinkurou
地図を見る「能生白山神社(のうはくさんじんじゃ)」は、糸魚川のパワースポットです。三世紀後半にこの地に創建され、源義経が奥州へ下る際に立ち寄ったと言われています。室町時代の特色を残す国指定重要文化財で、歴史の重みを感じる素晴らしい建物です。1000年以上の由緒を持つ荘厳な本殿は日本海沿いならではのパワースポットです。 この写真の記事を見る ≫
糸魚川は日本最大のヒスイ原産地でもあり、地域全体が世界ジオパークの認定を受けている、見どころ満載の観光地。日本海の美しい景観を楽しみながら、ヒスイの原石に触れ地球古来の神秘を感じたり、歴史ある建造物やパワースポットを訪れることもできます。豊かな自然に恵まれた糸魚川をぜひ楽しんで下さいね!
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/18更新)
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