石川県の加賀温泉郷は加賀市の山代、山中、片山津の三つの温泉地と小松市のあわづ温泉の四つの温泉地を総称してよぶことが多く、特に「山代温泉」は開湯1300年、北大路魯山人をはじめ多くの文化人が訪れた温泉地として、また関西の奥座敷としても知られています。山代温泉はそれぞれ特徴のあるお宿が多く、趣きある宿泊が楽しめますよ。LINEトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材したおすすめのお宿をご紹介します。
山代温泉「みどりの宿 萬松閣」は加賀平野一望!眺望自慢の宿by 泉 よしか
「みどりの宿 萬松閣」は、お宿の名前にもあるように木々に囲まれ、全客室数が50室のうち30室はお部屋から温泉街や加賀平野を一望できる景観の良さが自慢のお宿。趣きたっぷりの露天風呂、温泉付きの客室や貸切風呂もあり、家族やグループ水入らずで、プライベートでゆったりくつろぎたいときに泊まりたいお宿です。 この写真の記事を見る ≫
「瑠璃光」の大浴場はとても広い空間で、ゆったりとお湯につかれます。ヒノキ造りの男性用露天風呂"日光の湯"や女性用露天風呂"月光の湯"では、外の景観を眺めながらのんびりとくつろげ、岩風呂や檜風呂など趣きの異なる五つの貸切風呂では、プライベートな時間を満喫できますよ。雪の季節は雪見風呂を楽しめるかも。 この写真の記事を見る ≫
「あらや滔々庵」の名は、源泉を"とうとう"とかけ流してあることから名付けられています。美食家、書道家、陶芸家など多くの肩書きをもつ北大路魯山人の作品があちらこちらにあり、美術館や博物館のよう。山代温泉のお湯は地下わずか数十メートルから湧いているというめずらしい温泉ですが、あらや滔々庵の湯量は山代随一を誇ります。 この写真の記事を見る ≫
「べにや無可有」は、ルレ・エ・シャトー加盟の旅館やホテルの中で最優秀賞を獲得したことのあるお宿です。"無可有"とは"何もないこと""無為なこと"を表現していますが、自然に癒されることで無心を取り戻すことをコンセプトとしています。加賀や能登の食材をふんだんに取り入れ、美食の宿としても知られていますよ。 この写真の記事を見る ≫
寛永元年(1627年)に創業した老舗旅館をリブランドし、生まれ変わったのが「星野リゾート 界 加賀」。当時の伝統建築や伝統工芸などの風情をそのまま残し、さらに現代のモダンな要素が取り込まれた最高峰のお宿となっています。美しい紅殻格子(べんがらごうし)の外観をはじめ、大浴場の九谷焼や金箔が使われた内装も必見です。 この写真の記事を見る ≫
"自家源泉"をもつ「ゆのくに天祥」は、引湯源泉との2つの豊富な湯量と鮮度を誇る天然温泉が自慢。趣きの異なる三つの大浴場で「一泊三湯十八ゆめぐり」を楽しむことができ、お湯は肌をしっとりとさせる"美肌の湯"。そして湯上がりに温泉たまごを手作り体験できるなど様々なお楽しみがあり、何度も訪れたくなるお宿です。
北陸の中でも大きな温泉地と知られ、北大路魯山人や与謝野晶子など多くの文化人が訪れたとして知られる山代温泉。それぞれ趣きの異なる風情や温泉をそなえたお宿に宿泊、日本海側の食材をたっぷりと楽しみ、ゆっくりとくつろげるのが魅力の一つでもあるでしょう。
山代温泉のお湯のぬくもりと加賀の美食を求めて、出かけてみませんか。
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
Mayumi T
石川県金沢市出身、横浜市在住。東京都内大学病院勤務。旅行会社での勤務経験がありますが、家族の仕事の都合により、引っ越しの為に退職。この頃、47都道府県制覇済みです。現在の本業は旅とは関連のない、大学病…
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