静岡県の西伊豆は駿河湾からの富士山やジオパークなど景色が美しいエリア。海の透明度もバツグンで、シーカヤックや磯遊び、三四郎島のトンボロなどの自然も楽しめます。温泉地でもある堂ヶ島は日本の夕陽百選にも選ばれた夕日の名所。海岸線に沈む美しい夕陽を眺めながらの露天風呂は格別!今回は堂ヶ島周辺と金山がある土肥、珍しい深海グルメが楽しめる戸田を含めた、関西発西伊豆1泊2日の観光プランをご紹介します。(PR)
写真:Sige panda
「海の県道」とは、静岡市の清水港と西伊豆の土肥港を結ぶ“海のみち”。相模湾上から富士山の絶景を楽しめるとあって、旅行者の注目を集めています。
フェリーが出発する清水港までは新幹線での移動が便利。新大阪から静岡まで約2時間、そこから東海道本線に乗り換えて10分で清水駅へ。清水は『ちびまる子ちゃん』で有名なさくらももこさんの出身地。駅にもキャラクターの旗があるなど、訪れる人を和ませてくれます。
清水港と土肥港を結ぶこのフェリーの航路、実際に県道として認定されています。静岡県道223(ふじさん)号は、海上の都道府県道としては日本最長区間なのです。
※清水駅からフェリー乗り場までは約10分、無料のシャトルバスが出ています。
清水港からフェリーに乗って出発。船って非日常感があっていいですよね!旅気分も盛り上がります。
甲板からは富士山の姿も。遮るものがない駿河湾越しの「浮き富士」はここに来なければ見られない風景です。さらに運が良ければイルカの群れと出会えることも。イルカが現れたら、船内放送で知らせてもらえますよ。景色を眺めていたら1時間10分の船旅もあっという間です。
土肥港に着いてからすぐにアクティブに動きたい方は、移動時間を利用してランチはいかが?船内で駅弁ならぬ「船弁」も楽しめちゃいます。富士山をイメージしたフォトジェニックなお弁当は旅の記念になりますね。こちらは2名様分から要予約、詳しくは駿河湾フェリーのホームページをご覧ください。
<駿河湾フェリーの基本情報>
住所:静岡市清水区日の出町10-80(清水港乗り場)
電話番号:054-353-2221
営業時間:9:00〜17:00
休業日:年中無休(荒天による欠航、ドック期間休業等あり)
アクセス:JR清水駅みなと口(東口)より無料シャトルバスで約10分
写真:Sige panda
地図を見る土肥港へと降り立ったらそのまま歩いて「土肥金山」へ。せっかく西伊豆に来たのなら伊豆最大の金山で金運アップしましょう!実際の採掘用の坑道だった場所を歩ける「観光坑道」の中はとてもひんやり。坑道は温度変化が少なく、常時20℃くらいなのです。坑道の中には2つの金運アップのパワースポットも。
金山守護の神である大山祇尊(おおやまずみのみこと)を祭った「山神社」は、金箔貼りの鳥居がまぶしいパワースポット。しっかりと金運アップを祈願しましょう。
写真:Sige panda
地図を見る「黄金の泉・銭洗い場」は、金鉱の岩盤の隙間から湧出している泉。手指やお金を浸すと金運に恵まれるとされています。水はとても冷たいですが、ぜひ手首まで浸して金運祈願をしましょう。
さらに砂金採り体験ができる「砂金館」も。砂金が混じった砂を専用の皿ですくい上げて砂金を採ります。水ではなく温泉なので温かくてほっこり。体験時間は30分、採った砂金はお持ち帰りOKです!砂金を使ってキーホルダーやストラップ(有料)などの記念グッズも作れます。
写真:Sige panda
地図を見る金に関する資料などが展示されている「黄金館」には、ギネスブックにも登録された世界一の巨大金塊も。重さはなんと250kg!なんだか神々しい気さえしてくる存在感です。実際に金塊を持ってその重さを体験できるコーナーや、金に関するお土産コーナーも。辺り一面金、金、金で自然とテンションが上がります。
<土肥金山の基本情報>
住所:静岡県伊豆市土肥2726
電話番号:0558-98-0800
開園時間:9:00〜17:00(入場は16:30、砂金取りは16:20まで)
※坑内めぐり・砂金採り体験に参加するなら15:50までにチケットを購入しましょう
休園日:年中無休(冬期休業日あり)
アクセス:「土肥金山」バス停下車すぐ、土肥港より徒歩約15分
写真:Sige panda
地図を見る土肥でのんびりと過ごしたら、夕陽百選にも選ばれた「堂ヶ島」へ。土肥温泉からバスで45分ほど、真っ青な駿河湾を眺めながらのバス旅です。季節にもよりますが、堂ヶ島へつく頃にはちょうど夕焼けの時間帯に。堂ヶ島バス停付近は遮るものがなく、美しい夕日を眺めることができます。
写真:Sige panda
地図を見る目の前に広がる大海原、どこから写真を撮っても絵になりそう!日没までにベストスポットを探しましょう。島のシルエットを利用すれば、堂ヶ島ならではの映える写真に。シンプルに夕日の美しい色だけを撮るのも素敵です。スマホでも十分美しい写真が撮れます。
写真:Sige panda
地図を見る付近の宿に泊まる場合は、宿の露天風呂から夕日が楽しめる所もあるので事前にチェックしておきましょう。美しすぎる夕日、どこから眺めるか悩ましいところですね。
露天風呂から夕日を眺めるのもおすすめ。堂ヶ島からも近い「沢田公園露天風呂」の目の前は海!駿河湾の絶景を一望できます。
写真:Sige panda
地図を見る高台から夕日を眺めながらのリラックスタイム。4〜5人が入れるくらいの岩作りの湯船で、温泉に入りながら頬に潮風を感じる……最高ですね。ここにしかない絶景露天風呂です!写真は昼間のお風呂。昼間の青い海も素敵です。
写真:Sige panda
お風呂は男女別になっていて鍵付きのロッカーも完備。高台から眺める大海原は雄大でとても美しいです。昼間に来たなら付近を散策して、心地よい潮風を堪能してみてはいかが?
<沢田公園露天風呂の基本情報>
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2817-1
電話番号:0558-52-0220
営業時間:3月〜5月・9月9:00〜19:00(大型連休中は7:00〜19:00)、6月〜8月9:00〜20:00(7月第3日曜日から8月第3日曜日までは6:00〜20:00)、10月〜2月9:00〜18:00
休業日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日、荒天時休業あり)
アクセス:堂ヶ島より車にて約1分、東海バス「沢田バス停」下車徒歩約5分
2日目の朝はアクティブに「堂ヶ島遊覧船」からスタート。「伊豆の松島」とも呼ばれる西伊豆屈指の名勝地、堂ヶ島周辺を船で20分ほどかけてまわります。船は10〜15分ごとに不定期に運航されていて、予約なしで乗ることが可能。
大きな岩からなる「ジオパーク」を、海から眺めることも。海上から見上げる大きな岩は大迫力!暖かい時期は、海女さんが海に潜って天草(テングサ)を獲る様子を見られることもありますよ。
天然記念物の「天窓洞(てんそうどう)」の中にも入ります。天窓洞は波による浸食で造られた天然の海触洞。天井に天窓のように空いた穴から光が差す光景はとても神秘的!季節や時間によって水の色も変化します。
もっと自然を楽しみたい方には、海から富士山を眺め、天窓洞に入る「千貫門クルーズ(約50分)」や、世界ジオパークに認定された伊豆半島ジオパークを認定ガイドと巡る「ジオサイトクルーズ(約50分)」などもあります。船は波の状態で運休することも。あらかじめホームページなどで運航状況を確認してからお出かけくださいね。
<堂ヶ島遊覧船の基本情報>
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2060(堂ヶ島マリン株式会社)
電話番号:0558-52-0013
※全コース天窓洞には入ります。
写真:Sige panda
地図を見る堂ヶ島遊覧船で海からジオパークを楽しむのも素敵ですが、お散歩しながらジオパークを回れる「ジオガイドツアー」もおすすめ!西伊豆に来たのなら、ぜひ体験して欲しいアクティビティです。
ただ眺めるよりも、島や自然のいわれを知ったほうが楽しさも倍増です!場所によって3つにも4つにも見える「三四郎島」や、天窓洞はなぜできたのか、それぞれの島の名前は?など、説明してくれる地元ガイドと一緒に巡る約1時間のジオさんぽ。ガイドさんのお話は、あなたの知識欲も満足させてくれます。
歩いて巡るのもいいですが、シーカヤックなら透明度の高い西伊豆の海を間近で満喫できちゃいます。使用するカヤックは安定感抜群のシットオンタイプ。さらに地元ガイドがしっかりナビゲートしてくれるので、初心者やファミリーでも安心。先に紹介した「天窓洞」の中にもカヤックで入ります。
小さなカヤックは遊覧船が入れない所まで入れるので、ちょっとした冒険気分!2時間30分の体験時間もあっという間に過ぎてしまいます。昼間の透明な海もいいですが、夕方の「サンセット・カヤック」もおすすめ。こちらは日が暮れるまで45分のリラックスタイムが楽しめます。
夏季に訪れるのなら、シュノーケリング体験もいいでしょう。魚がいっぱいの海の中はずっと眺めていてもあきません。夏の駿河湾ではカクレクマノミ(『ファインディング・ニモ』に登場するニモで有名)をはじめ、色鮮やかな熱帯魚も見られるんですよ。スタッフが丁寧に教えてくれるので、浅瀬なら泳げなくてもチャレンジできます。(体験時間は2時間30分ほど)
<伊豆自然学校の基本情報>
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2097-1(堂ヶ島ビジターセンター)
電話番号:0558-52-0080
営業時間:9:00〜17:00
休園日:水曜定休、夏期無休(各ツアーの実施期間はホームページで確認してください)
干潮の時間に堂ヶ島にいるならぜひ見たいのが「三四郎島のトンボロ」。なんと潮の満ち引きによって、島までの道が現れるんです!自然現象なので不定期ですし、日によって時間も異なりますが、タイミングが合えばぜひチャレンジしてみてください。
道が出来るのは干潮から3時間ほど。付近のホテルではロビーにトンボロの時間を表示しているところもあります。堂ヶ島周辺に宿泊した場合はホテルの方に聞けば、その日の予定時間を教えてくれますよ。
<伊豆自然学校の基本情報>
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2097-1(堂ヶ島ビジターセンター)
電話番号:0558-52-0080
営業時間:9:00〜17:00
休園日:水曜定休、夏期無休(各ツアーの実施期間はホームページで確認してください)
アクセス:「堂ヶ島」バス停より徒歩約3分
写真:Sige panda
地図を見る堂ヶ島でジオパークを堪能したら、漁港がある港町「戸田(へだ)」へ移動しましょう。堂ヶ島からは土肥温泉で乗り換えて、バスで約1時間20分ほど。バスの本数が少ない路線なので乗り換えには注意してくださいね。こちらではめずらしい「深海魚グルメ」が楽しめます。
日本一の深さを誇る駿河湾。その最深部は2,500mもの深さがあります。湾内は滑り台のように急激に深くなっているので、近海で深海魚が捕れるのです。お店のいけすには水族館でしか見ることのないような「タカアシガニ」も。
写真:Sige panda
地図を見るタカアシガニはちょっとお高めなので、一杯まるごとよりも足数本と色々な魚料理が楽しめる手頃な定食がオススメ。写真はタカアシガニ定食。海の幸の定食にタカアシガニの足が2本ついています。大きな足は2本でもボリューム満点ですよ!
写真:Sige panda
地図を見るタカアシガニの足はしっかりとした食感で旨みが濃い!サイズも大きいので「カニを食べた!」という満足感が得られます。さっきまでいけすに入っていた新鮮なタカアシガニ。戸田は小さな港町ですが、ここでしか味わえない深海魚グルメを求めて、多くの観光客が訪れています。
最後は戸田から土肥温泉まで戻り、バスを乗り換えて修善寺まで出ましょう。時間によっては戸田から修善寺行きのバスもあります。修善寺からは電車を乗り継いで沼津へ。
沼津駅からバスで15分ほどの所にある「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」は、日本初の深海生物に特化した水族館。入手が困難とされる深海生物を豊富に展示していて、珍しい深海生物やその生態を間近に見られます。
「深海のプラネタリウム」は、ヒカリキンメダイの発光を生かした幻想的な光の乱舞。このように深海の生物の特性をいかした展示を見ることができます。
施設内には世界初の「シーラカンスミュージアム」もあります。3億5000万年前から姿を変えず生き続けている「生きた化石」、シーラカンス。多くの謎に包まれたシーラカンスを、2体の冷凍と3体の剥製標本、遊泳映像や様々な資料で紹介しています。大きなシーラカンスは大迫力!冷凍剥製はケース越しですが、かなり間近に見られるので、生きた化石の神秘に触れてくださいね。
ダイオウグソクムシやオウムガイなど、通常の水族館ではあまり見られないような珍しい深海生物もたくさん見ることが出来ます。ぜひ見て欲しいのが、ふわふわした体と大きな耳が可愛い深海のアイドル「メンダコ」。頑張って隠れている健気な姿に癒やされますよ…!メンダコは飼育が非常に難しいため、禁漁期の6〜9月は展示されていないことも。そんなときは売店のメンダコグッズで癒やされてくださいね。
<沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアムの基本情報>
住所:静岡県沼津市千本港町83番地
電話番号:055-954-0606(平日10:00〜18:00)
開館時間:10:00〜18:00(夏期・冬期・繁忙期により変更する場合あり)
休館日:無休(1月メンテナンス休業あり)
アクセス:JR東海道線「沼津駅」南口よりバスで約15分「沼津港」下車
もし子連れ旅行なら「伊豆・三津シーパラダイス」もおすすめ。駿河湾を中心とした海の生き物の展示をしていて、動物たちのショーが人気です。豪快なジャンプが楽しめるイルカのショーや、ユーモラスなセイウチのお食事タイムなどが楽しめ、ちびっ子も大満足の水族館。
<伊豆・三津シーパラダイスの基本情報>
住所:静岡県沼津市内浦長浜3-1
電話番号:055-943-2331(9:00〜17:00)
開館時間:9:00〜17:00 (最終入館16:00)
※ゴールデンウィーク、夏期、年末年始などは時間を延長する場合があります。
休館日:無休(12月メンテナンス休館あり)
アクセス:伊豆長岡駅から伊豆箱根バス「伊豆・三津シーパラダイス方面」で約25分
写真:Sige panda
今回のモデルプラン、関西方面の方が帰りに三島駅から新幹線に乗車するなら「こだま」がおすすめです。もし早めに帰れるのなら、夕方に三島駅を出て数分で右手(E席側)に「富士山」が見えて、さらに「のぞみ」や「ひかり」とのすれ違いのため「新富士駅」にしばらく停車するので、「富士山」のある風景を満喫できます。時間帯によっては夕日に染まった「赤富士」が見られるかも。せっかく新幹線に乗るなら最後まで旅を楽しみましょう。
「海の県道」は日本全国でもここだけ!西伊豆は駿河湾からの富士山をジオパークなど景色が美しいエリアにシーカヤックや磯遊び、三四郎島のトンボロなどの自然も楽しめちゃいます。
今回のモデルプランを巡るには、新幹線とホテルがセットになったツアーがおすすめ!ツアーに申し込むと、フリー区間内の電車やバスなどが2日間乗り放題の、とっても便利でお得な「ふじのくに家康公きっぷ」が利用可能。
さらにお得なクーポン付きで小さな幸せも味わえます!西伊豆をゆったり回るなら、このツアーを使って思いっきりお得に楽しんじゃいましょう。詳細は下記のリンクからご確認ください。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
【この記事は 東海旅客鉄道株式会社 とのタイアップです】
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(2024/3/19更新)
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