南海難波駅から急行で約30分の岸和田市には、歴史的な建築物が点在していて、「旧和泉銀行本店」は有形文化財に登録されているほど。ほかにも、見どころとなる「岸和田城」や「久米田寺」などがあります。また、岸和田駅の周辺には、元銀行の建築物がいくつかあり、今では観光スポットとして定着しています!
岸和田で観光をするなら、建築物の歴史をたどりながらまわるといいですよ。おすすめの観光スポットをご紹介します。
続日本100名城に選ばれた!大阪「岸和田城」の4つの萌えポイントby いなもと かおり
“和田高家”が築いたといわれる「岸和田城」。城の天守閣は三層三階になっていて、周囲の景色や夕焼けを見わたせる展望台があります。また、国の名勝に指定された庭園があり、名前は“岸和田城庭園(八陣の庭)”。昭和28年に作庭家の“重森三玲(しげもりみれい)”によって作られました。外観も見ごたえのある岸和田城は、見どころが満載のスポット!
<基本情報>
住所:大阪府岸和田市岸城町9番1号
電話番号:072-431-3251
アクセス:南海本線「岸和田駅」から徒歩で約15分
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西暦738年(天平10年)に“行基”が創建したとされる「久米田寺」。現在にいたるまでに久米田寺は、武士の乱入で廃墟になったり戦で焼失したりと、順風な歴史とはいいがたいお寺。敷地内には“開山堂”や“御影堂”、“多宝塔”やそのほかの建築物があり、歴史とあわせて興味深い場所!
<基本情報>
住所:大阪府岸和田市池尻町934
アクセス:阪和線「下松駅」から車で約7分
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設計者が不明でありつつ、歴史的な建築物となっている「旧四十三銀行岸和田支店」。1919年(大正8年)に建てられ、現在は“成協信用組合 岸和田支店”。建物内は柱が一本もない吊り天井。赤レンガと花崗岩のツートンカラーが印象的で、重厚感があります!
<基本情報>
住所:大阪府岸和田市魚屋町2−1
アクセス:南海本線「岸和田駅」から徒歩で約5分
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有形文化財に登録されている「旧和泉銀行本店」。2004年(平成16年)に銀行としての役割を終え、現在は内部が見学できる観光スポットになっています。旧和泉銀行本店として建設されたあとは、複数の銀行に引きつがれ、最後は“大阪信用金庫”で終えました。設計は、関西を中心に活躍した建築家の“渡辺節”。タイル張りのファサード(正面)が印象的な建物は、一見の価値があるといっても過言ではないでしょう!
<基本情報>
住所:大阪府岸和田市北町14
アクセス:南海本線「岸和田駅」から徒歩で約5分
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正面から見ると、半円を描いたアーチが印象的な「岸和田中央会館」。1925年(昭和10年)に、“岸和田貯蓄銀行”として建てられました。建物は、鉄筋コンクリート造の1階建。建設当時に流行していたといわれる“スクラッチタイル”がエクステリアにふんだんに使われています。1955年(昭和30年)から岸和田中央会館として使用されています。そして、スクラッチタイルからなる陰影によって、重厚感がただよい印象的!
<基本情報>
住所:大阪府岸和田市北町9−16
アクセス:南海本線「岸和田駅」から徒歩で約5分
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岸和田駅周辺には歴史的な建築物が点在していて、観光にオススメのエリア。旧銀行の重厚感のある建物からお城やお寺など、ジャンルが多彩なところが魅力!街の中にとけこむように佇んでいる歴史ある建築物は見どころとなっているので、観光コースを自分で組むのも楽しみの一つとなるでしょう!
また毎年9月に開催される岸和田だんじり祭りも有名です。そのすべてがわかる博物館「岸和田だんじり会館」にも、ぜひお立ち寄りくださいね。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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