様々な気象条件、地理条件により生み出される神秘的な自然現象・雲海。雲の海の中に、所々に見える山々が島のように見られることからこのように名づけられました。その神秘的な奇跡の景色を見るために、雲海が見られるスポットには全国から人々が集まっています。
「雲海はどこに行けば見られるの?」というあなたのために、厳選したおすすめ雲海スポットとホテルをまとめてご紹介しましょう。
大自然の中で様々なアクティビティが楽しめる人気リゾート「星野リゾート トマム」。ダイナミックな雲海が見られる"雲海テラス"では、様々な高さや角度から雲海を望むユニークな展望スポットがいっぱい。カフェもあり、どこを切り取ってもフォトジェニック。見られる雲海の種類も多く、何度訪れても必ず楽しめるでしょう。営業は5月中旬〜10月中旬頃まで。 この写真の記事を見る ≫
十日町市の峠に建つホテル「まつだい芝峠温泉 雲海」。ロビーや露天風呂から、苗場山をはじめとする山々とともに雲海を見下ろすことができます。特に露天風呂はまるで雲の上で熱々の湯船に浸かっているかのような気分!おすすめは、朝晩の寒暖差が激しい4月、9月の早朝です。
写真提供:まつだい芝峠温泉 雲海
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群馬と長野の県境にある「横手山」。大小様々なトレッキングコースがあり、絶景とともに貴重な高山植物なども見ることができます。雲海に出会う確率の高い早朝を楽しむなら、横手山頂ヒュッテに宿泊するのもおすすめ。また、登山が難しくても麓の"渋峠"までは車で手軽に行くことができます。運が良ければ富士山の姿もあわせて拝めるそう。雲海は年間を通して発生しますが、特に多いのは秋。
<基本情報>
住所:群馬県吾妻郡中之条町・長野県下高井郡山ノ内町
アクセス:上信越自動車道「信州中野IC」から約40分
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星空がきれいなことでも有名な阿智村に位置する「富士見台高原ヘブンスそのはら」。秋に"天空の楽園 雲海Harbor"が始まり、所要時間15分のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、標高1600mの展望台から南アルプスまで広がる雲海を望むことができます。恵まれた自然環境により、雲海発生率は7割を超えるそう。営業期間は10・11月。
写真提供:スタービレッジ阿智
<基本情報>
住所:長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
電話番号:0265-44-2311
アクセス:中央道「飯田山本」ICから約20分、「園原IC」から2分
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標高2034m、美ヶ原高原に建つ「王ヶ頭ホテル」。41の百名山を望むことができ、まるで雲の上から見下ろすような絶景を楽しめるホテルです。なかでもぜひ見たいのが半露天風呂から望む雲海。360度、何も隔てるもののない高台に建つので、一年を通して雲海が見られる可能性があります。 この写真の記事を見る ≫
北志賀高原の竜王マウンテンパーク内にある「SORA terrace(ソラテラス)」。世界最大級のロープウェイで標高1770mまで登り、山頂から雲海を望むことができます。イチ押しは雲海に沈む夕陽。美しい茜色に染まる雲海はまさに息をのむ絶景です。隣接するカフェでも雲海にちなんだオリジナルメニューが揃っています。営業日程は6月〜10月中旬頃。
<基本情報>
住所:長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700
電話番号:0269-33-7131
アクセス:上信越自動車道「信州中野IC」から約20分
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雲海ブームの火付け役となった「竹田城跡」。城内を見学していくと雲海がすぐ足元に浮かび、雲海に包まれ雲の上を歩いているかのような気分になれます。特に天守台の上部から南千畳、その先に広がる雲海を見下ろす風景はここならではの絶景。晩秋のよく晴れた早朝が一番発生しやすいそうです。
※時期により入城時間が異なりますので、事前にご確認ください。
<基本情報>
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
アクセス:北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道「和田山IC」から10分
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「竹田城跡」が天空に浮かんでいる様子全体を見ることができるのが「立雲峡」。直線距離にして約2.2km向かいに位置し、これぞ"日本のマチュピチュ"と呼ばれる姿を堪能することができます。発生しやすいのはやはり遅くとも午前8時頃までの為、早朝から登る必要がありますが、苦労してでも見る価値あり。想像を超える別世界が広がります。
<基本情報>
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田
アクセス:北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道「和田山」ICから約10分、その後最上の展望台までは徒歩約1時間
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日本三大山城の一つ「備中松山城」。現存する天守が雲海に浮かび上がる姿から"天空の山城"とも言われており、その幻想的な全貌を直線距離約1kmの場所にある展望台から望むことができます。お城と雲海のコラボレーションは、風情が感じられるまさに日本らしい風景。見頃は9月下旬〜3月上旬、特に11・12月の夜明け前から早朝。
写真提供:高梁市
<基本情報>
住所:岡山県高梁市内山下1
電話番号:0866-22-1487
アクセス:岡山道「賀陽IC」から城見橋駐車場まで約30分、その後登城整理バス(整理料500円※往復)へ乗車、終点のふいご峠まで約5〜10分
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阿蘇外輪山の屋根筋、広大な牧草地を縫うように走るスカイライン・通称「阿蘇ミルクロード」。所々で出現する雲海を見られることがありますが、なかでもはずせないのは標高936mの展望台"大観峰"。広大な阿蘇盆地を覆い尽くす雄大な雲海と、阿蘇五岳を望む大迫力の風景!特に秋に多く発生しやすいと言われています。
<基本情報>
アクセス:大分自動車道「九重IC」または九州自動車道「熊本IC」から約1時間
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幻想的で神秘的な雲海が広がる景色、一生に一度は自分の目で見てみたいものですよね。各公式サイト等で雲海の発生予想が発表されている場合がありますので、事前にチェックしてからお出かけください。
※雲海は気象条件により見られないことがあります。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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