「うなぎ」「浜松湖」というイメージが先に立つ浜松エリア。そこは押さえつつ、あまり知られていないスポットにも足を運んでみませんか?例えば「大人の企業見学」。浜松から生まれた日本を代表する会社の秘密が垣間見えます。また浜名湖は素晴らしい眺望・歴史の舞台そして温泉と、さまざまな顔を持つ観光地なのです。このエリアで特に訪れるべき、おすすめの10スポットを1泊2日でめぐるモデルコースをご紹介します。(PR)
写真:河合 理恵
地図を見る新幹線で浜松駅を降りたら、在来線でひと駅の高塚にある「スズキ歴史館」へ。スズキは、1909年に浜松で織機メーカーとしてスタートし、現在では二輪車、四輪車、船外機などを作っている日本を代表する企業のひとつ。スズキ歴史館は、そんなスズキの歴史に触れつつ、1台の車ができあがるまでの工程や、スズキのある浜松エリアがどんな場所なのかということを学べる施設です。
写真:河合 理恵
地図を見る一台の車が出来上がるまでには、技術者が手作業で仕上げる原寸大の粘土でできた車を作る工程も。自動車生産は全工程が機械化されているように思われがちですが、私たちの知らない、手作業の工程があることに驚かされます。
写真:河合 理恵
地図を見る他にも、普段なかなか見ることができない組み立て工程の展示も。動く展示もあるので、実際に工場見学をしているような気分になれますよ。
<スズキ歴史館の基本情報>
住所:静岡県浜松市南区増楽町1301
電話番号:053-440-2020
開館時間:9:00〜16:30(電話またはHPより予約要)
休館日:月曜日、年末年始、夏期休暇等
アクセス:JR高塚駅より徒歩10分
写真:河合 理恵
地図を見る浜松へ戻り、バスで浜名湖へ移動しましょう。浜名湖に来たら、食べておきたいのはやはりうなぎ。舘山寺温泉にある「お食事処 松の家」は、昭和44年創業の老舗。うなぎのかば焼きは席についてすぐに食べられるものではなく、この店では生きているうなぎを捌いて、焼いて提供されるため時間もかかるもの。あらかじめ予約をしておきましょう。
写真:河合 理恵
地図を見る写真は「うな重定食」4,000円(税別)。うなぎの尾が重箱から飛び出す様はインパクト大です!松の家のうなぎは、一般的なうなぎよりも大きなうなぎを使っているのだとか。さすがのボリュームですね。
写真:河合 理恵
地図を見る「松の家」のうなぎは蒸さずに直火で白焼きしてタレをつけて焼き上げる、パリッと香ばしい関西風。ちなみにここ浜松には関東風のお店も関西風のお店もあるのだそうです。おいしいうなぎの味わいが調理法によってどう変わるのか、この機会に食べ比べしてもいいかも?
<松の家の基本情報>
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町2306-4
電話番号:053-487-0108
アクセス:バス停「舘山寺」より徒歩2分
写真:河合 理恵
浜松のシンボル的な存在ともいえる浜名湖は、湖の周囲128キロにも及ぶ大きな湖。湖の周囲の長さは、琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本で3番目、汽水湖では一番長いのだそう。まるで海岸のように、干潮と満潮を1日2回繰り返しています。また、湖ながら海水浴場もあるのです。
そんな浜名湖で2019年4月から9月に開催される限定イベントが、「浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ」。実は、浜名湖の中央部には、干潮時に浅瀬が現れます。その瀬(干潟)に立って写真を撮ることができるというイベントなのです。つまり浜名湖の真ん中に立つなんて、貴重な体験ですね。SNS映えも間違いなし!
イベント参加者にはサンダルやタオルが用意されるので、手ぶらで参加することができます。
※詳しくは下記まで事前にお問い合わせください。
<「浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ」基本情報>
お問い合わせ先:(公財)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー
静岡県浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館5F
電話番号:053-458-0191
体験費:平日・土 5,000円、日祝 6,000円
アクセス:JR新居町駅から徒歩
写真:河合 理恵
浜名湖で体験したいアクティビティの一つが遊覧船。四季折々の浜名湖の美しい景色を、船の上から楽しむことができます。コースは毎日運航の舘山寺を周遊する30分コースと、土日祝日限定で運航される奥浜名湖までめぐる70分コースがあります。
写真:河合 理恵
遊覧船には屋内エリアも。大きな窓から、浜名湖の雄大な自然を眺めるのもいいですね。天気が良くない日や肌寒い日の観光でも安心です!
写真:河合 理恵
期間限定で運航される「サンセット鑑賞クルーズ」もおすすめ。オレンジに染まる空を眺めながら30分の湖上遊覧を楽しめます。船の上から眺める夕焼けはまた格別ですよ。
<浜名湖遊覧船の基本情報>
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町2226-1
電話番号:053-487-0228
アクセス:バス停「舘山寺温泉」より徒歩5分
写真:河合 理恵
地図を見るかんざんじ温泉は、弘法大師によって開かれたといわれる舘山寺がその名前の由来となった温泉地。2018年に開湯60年を迎えました。
浜名湖に浮かぶ「浮見堂」から周囲を眺めれば、まるで浜名湖の上に立っているような気分になれます。エリア内には多数の旅館・ホテルのほか、日本唯一の湖上を渡る「かんざんじロープウェイ」、遊園地「浜名湖パルパル」などもあります。
写真:河合 理恵
地図を見るかんざんじ温泉には、立ち寄り湯が楽しめる温泉宿が複数あります。また、だれでも自由に入ることができる、足湯「源泉公園 水神の松」も。この水神の松では、写真のように浜名湖を眺めながら足湯につかることができますよ。
かんざんじ温泉のいつまでも冷めにくいお湯を堪能してくださいね。
写真:河合 理恵
また、かんざんじ温泉エリアには、かんざんじ温泉のシンボルとして親しまれている「志ぶき橋」(写真)や、北原白秋ら著名な歌人・俳人たちの石碑などが点在しています。ぜひ巡ってみてくださいね。
<かんざんじ温泉の基本情報>
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町
電話番号:053-487-0152
アクセス:バス停「舘山寺」より徒歩
はままつフラワーパークは、日本の女性樹木医第一号である塚本こなみ氏が理事長を務めている花々のテーマパーク。塚本氏は、足利フラワーパークの藤の移植をした人物としても知られる、藤の第一人者で、はままつフラワーパークにももちろん、魅力的な藤棚が作られています。
4月下旬から5月上旬にかけては、紫、白の藤棚のほか、白、ピンク、紫など5色の鉢植えや、珍しい庭木仕立てなど、ここでしか見られない藤の絶景が楽しめます。
2019年3月21日から6月30日にかけては、「浜名湖花フェスタ2019」が開催されます。世界一美しいとの呼び声高い「桜とチューリップの庭園」やゴールデンウィーク期間に見ごろを迎える藤、5月中旬から咲き誇るバラ、6月に美しいハナショウブやアジサイと、花々のリレーを楽しむことができます。
写真:河合 理恵
地図を見るまた、大温室「クリスタルパレス」の中にある「温室カフェ」では、バラをぎゅっと詰め込んだソフトクリーム「キングローズソフト」500円(税込)が食べられます。ダマスクローズの天然の香りを閉じ込めたローズソフトに、ガリカローズのフラワーティーで作ったローズジュレ、カニナローズの実で作ったローズヒップジャムが添えられた、ここでしか食べられない贅沢なソフトクリームをぜひご賞味あれ。
<はままつフラワーパークの基本情報>
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町195
電話番号:053-487-0511
アクセス:「浜松駅」よりバスで約40分、バス停「フラワーパーク」下車。バス停「舘山寺温泉」より約7分、バス停「フラワーパーク」下車
写真:河合 理恵
地図を見る「ぬくもりの森」は、閑静な住宅街の中にある、絵本から飛び出したようなかわいらしい世界がぎゅぎゅっと詰まっています。どの建物も、運営するぬくもり工房が手仕事で仕上げた建物。目の前にあらわれるワクワクする小さな仕掛けやこだわり、手造りならではのあたたかな雰囲気が魅力です。
写真:河合 理恵
地図を見るぬくもりの森の中は、どこを切り取ってもフォトジェニック。普段は写真を撮らない人でも、思わず写真を撮ってしまうほどかわいらしいのです。三脚の使用やフォトウエディング等はインフォメーションに問い合わせを。ぜひお友達やご家族と一緒に訪れて、素敵な写真を撮ってくださいね。
ぬくもりの森には、フランスの伝統菓子ガレット・デ・ロワのコンテストで2度の優勝経験をもつシェフパティシエによる季節の素材を楽しめる、フランス料理の「レストラン ドゥスール」や、熟練のジェラート職人によるオリジナルジェラート店、オリジナルのアロマ店など、テーマに合わせた建物やショップが集まっています。
「ぬくもりガレリア」は、特にこだわりの世界観をもった雰囲気のスペース。「SALLOT CLASSICA(サロット クラシカ)」は、これまで非公開だった特別な場所で、重厚感のある品格高い空間です。
また、マルテ珈琲焙煎所のこだわりのコーヒーが楽しめる「PetitCafe CacheCache(プティカフェ カシュカシュ)」や、洞窟や隠れ家のようにくつろげる「COVO FANTASIA(コーヴォ ファンタジア)」など、大人だからこそ楽しめる空間になっています。
<ぬくもりの森の基本情報>
住所:静岡県浜松市西区和地町2949
電話番号:053-486-1723
営業時間:10:00〜18:00(入場17:00まで)
定休日:木曜日 ※臨時休業有り
入場料:300円(中学生以上)
アクセス:「浜松駅」よりバスで約35分、またはバス停「舘山寺温泉」よりバスで約10分、バス停「すじかい橋」下車 徒歩5分
写真:河合 理恵
地図を見る毎年、宇都宮との餃子消費量日本一の行方がニュースになる浜松。そんな餃子のまち浜松で、昭和28年に屋台で初めて餃子を始めたのが、ここ「石松ぎょうざ」。浜松餃子を語るには欠かせない人気店です。
写真:河合 理恵
地図を見る浜松餃子と言えば、フライパンで円形に並べられた餃子と、真ん中にこんもりと盛られたしゃきしゃきのもやし。餃子にもやしを添えるという浜松餃子ならではの特徴も、石松ぎょうざが発祥なのです。
写真:河合 理恵
地図を見る石松ぎょうざのおいしさの秘密は、地元遠州産の臭みが少ない豚肉と、季節により産地を厳選した甘味のあるキャベツ、なめらかでモチモチ感のある薄手の皮、そして石松ぎょうざのために作られた特製の酢醤油。何個でも食べたくなる餃子をご賞味あれ。
<石松ぎょうざ 本店の基本情報>
住所:静岡県浜松市浜北区小松1145-1
電話番号:053-586-8522
アクセス:遠州鉄道「浜北駅」より徒歩約15分
写真:河合 理恵
地図を見る明治20年の創業以来、浜松を拠点に楽器やオーディオ、スポーツ用品など様々な製品を作り出してきたヤマハ。そんなヤマハの歴史と最新技術を体験できるのが「ヤマハイノベーションロード」。ピアノなどの楽器の分解構造が展示されているなど、ここでしか見られない驚きがたくさん。
また、楽器展示エリアでは、現行の楽器の多くが展示されています。ピアノやギターなど多くの楽器が試奏可能。ショップで商品の楽器に触れるのはなかなかにハードルが高いですが、こちらなら好きな楽器を好きなだけ試奏できるのです。中には、なかなかお目にかかることのできない、とても貴重な楽器も。
写真:河合 理恵
地図を見るコンセプトステージにあるこちらのピアノは、特定の鍵盤を押すと、ピアノの天板にプロジェクションマッピングが現れます。ヤマハの最新技術を結集した、まだ世に出ていないピアノにも触れることができます。
写真:河合 理恵
地図を見る他にも、220度のワイドスクリーン映像とともに、ヤマハが世界に誇る立体音響技術「バイリアル」による音に包まれる体験ができる「スーパーサラウンドシアター」や、バーチャル映像と連動した楽器の自動演奏でコンサート会場にいるかのような感動体験ができる「バーチャルステージ」なども。ヤマハの最新技術にわくわくしてしまうこと間違いなし。
「ヤマハ株式会社 企業ミュージアム イノベーションロード」の基本情報
住所:静岡県浜松市中区中沢町10-1
電話番号:053-460-2010
開館時間:9:30〜17:00 電話予約必須(受付は16:00まで)
休館日:日・月・祝日 (年末年始・夏季・GWなどの当社休業日、メンテナンス実施日等)
アクセス:遠州鉄道「新浜松駅」より鉄道で4分「八幡駅」下車、徒歩1分
写真:河合 理恵
地図を見る浜松は、「浜松城」の城下町として栄えた町。浜松城は浜松エリアのランドマーク的存在として愛されています。徳川家康の若き頃の居城であり、のちに歴代城主の多くが江戸幕府の要職に取り立てられたことから、「出世城」とも呼ばれています。
写真:河合 理恵
地図を見る浜松城は三方ヶ原台地の斜面に沿って建てられています。階段をのぼりながら天守へと向かえば、山城を攻めているような感覚も味わえます。
写真:河合 理恵
地図を見る浜松城の石垣は、自然石を上下に組み合わせて積む堅固な「野面積み」で作られています。築城より400年もの年月が経った今でも、当時の面影を残す強固な作りの石垣です。
展望台からは、浜松市街を一望。天守閣内には、家康にまつわる歴史や、浜松城の城下町の歴史にまつわる資料、当時の武具などが展示されています。ボランティアガイドの方から説明を受ければ、浜松や浜松城についてより詳しく知ることができますよ。
<浜松城の基本情報>
住所:静岡県浜松市中区元城町100-2
電話番号:053-473-1829
アクセス:JR浜松駅より徒歩3分
浜松は徳川家康ゆかりの城下町であるとともに、世界に誇る「ものづくりの町」。すぐ近くには浜名湖の豊かな自然と温泉。このエリアの魅力は大人だからこそ感じられるものかもしれません。
今回のモデルプランを巡るには、新幹線とホテルがセットになったツアーがオススメ!ツアーに申し込むと、フリー区間内の電車やバスなどが2日間乗り放題の、とっても便利でお得な「ふじのくに家康公きっぷ」が利用可能です。
このエリアを巡る際はなにかと遠鉄バスにお世話になりますが「ふじのくに家康公きっぷ」なら遠鉄バスにも乗り放題!特に浜松駅と浜名湖・舘山寺温泉の移動にとても便利です。ご紹介した「浜名湖遊覧船」などの割引もあるので使わない手はありません。
詳細は下記のリンクからご確認ください。
※ご紹介したスポットによってはきっぷのフリー区間外の場合もございます。詳細は下記リンクからご確認ください。
【この記事は 東海旅客鉄道株式会社 とのタイアップです】
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(2024/3/19更新)
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