世界中で1000件を超える世界遺産が登録されていますが、その登録地の多くを占めるのはヨーロッパ。世界遺産登録数ランキングを見ても、上位20か国中半数をヨーロッパの国々が占めています。そんなヨーロッパの世界遺産の中で、特におすすめの場所をご紹介します。どれも、スケールの大きさや歴史の深さに感動すること間違いなしです。
イタリアの首都ローマは、街全体が遺跡と言っても過言ではないほど歴史的建造物があふれる街。そんなローマの街は、ヴェネチア広場を中心に半径約3キロメートルに渡って世界遺産として登録されています。コロッセオやパンテオンなど、そのスケールに圧倒されること間違いなしです。イタリアに行くなら外せない世界遺産です。 この写真の記事を見る ≫
イタリア、ローマの中に悠然と構えるカトリック教会の総本山・バチカン市国。ここは国全体が世界遺産に登録されています。国と言ってもその面積は約0.44平方キロメートル、なんとディズニーシーより少し小さい広さです。その中にミケランジェロやラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなど巨匠の名作や、歴史的価値の高い作品がひしめき合っています。 この写真の記事を見る ≫
言わずと知れたスペイン・バルセロナの有名建築家、ガウディによって建築された建物群と建築中のサグラダ・ファミリア。建築中の段階で世界遺産に登録された稀有な建物です。
サグラダ・ファミリアは、自然に魅了され自然を師として讃えたガウディの思いが詰まった大聖堂。唯一無二のこの建造物は実際に見てみるとその壮大なスケールに感動すること間違いありません。
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全長約780km。セーヌ川の源流はワインで有名なブルゴーニュ地方のディジョン近郊の森の中。そこから蛇行を続けパリを抜けてイギリス海峡まで注いでいます。
セーヌ川沿いにはノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、オルセー美術館といった世界的にも有名なパリの観光スポットや歴史的建造物がいっぱい。サン・ルイ島からエッフェル塔にかけてのセーヌ河岸一体は世界遺産にも登録されています。
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フランス北東部にある、カトリック教徒の巡礼地であるモン・サン=ミッシェル。かつては、満潮時には本土と引き離され孤立してしまう場所だったため、多くの巡礼者が命を落とすこともありました。現在は、橋が整備されいつでも渡れるようになっています。
島の大部分を占める修道院と昔ながらの様相を残す街並みは、中世にタイムスリップしたような感覚に陥ります。
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世界最大のゴシック様式の建築物であるケルン大聖堂は、正面のファサードと二つの尖塔が圧巻です。建物自体の美しさ、保存状態の良さもさることながら、建物内部には宝物館があり見学することができます。
タワーに登ることもできますので、様々な楽しみ方のできる大聖堂です。アドヴェントの時期にはクリスマスマーケットも大聖堂前で開催されます。
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ハプスブルク家の繁栄によって発展したオーストリアの首都、ウィーン。音楽の都として現在でも多くの芸術ファンが訪れるウィーンの南西部に、美しい宮殿が佇んでいます。この宮殿は17世紀末に皇帝レオポルト1世によって作られ、後の女帝マリア・テレジアが大改築を行い完成したシェーンブルン宮殿。宮殿自体の美しさはもちろん、奥に広がる庭園も見応えがあります。 この写真の記事を見る ≫
イギリス・ロンドンより西へ約200キロメートル、だだっぴろい草原に突如として現れるストーンサークル。誰が、何のために、どうやって建てたのか未だにわかっていない不思議な遺跡です。
ロンドンから日帰りできる距離にあるだけでなく、人気の観光地バースの近くにあるので、バース観光の途中に寄るのもおすすめです。
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「アドリア海の真珠」という異名を持つアドリア海に面した美しい旧市街、ドブロブニク旧市街は1979年世界遺産に登録されました。中世より貿易によって発展した旧市街は、オレンジ色の屋根の建物や城壁などが今なお残っています。
この旧市街は、17世紀に起きた大地震によって被害を受けただけでなく、1991年から続いた旧ユーゴスラビア諸国の内戦によって壊滅的な被害を受け、1998年まで「危機遺産」に登録されました。その後、市民の努力によって見事に美しさを取り戻した様子は必見です。
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ギリシャの首都アテネにあるアクロポリスの丘。三方を断崖絶壁に囲まれた海抜150メートルの巨大な岩の上という、天然の要塞に相応しい場所に神殿や砦が築かれています。その歴史は何と紀元前6000年頃まで遡るという、驚きの遺跡です。
観光のメインとなるのはパルテノン神殿。イオニア式やドーリア式といった古代ギリシャ建築が今なお見られる貴重な神殿です。劣化が激しいので、欧州連合が協力しながら再建に努めています。
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ヨーロッパにある世界遺産のなかでも、特におすすめの場所をご紹介しました。町全体が世界遺産に登録されていたり、紀元前数千年前の建造物が今なお残っているところなど、バリエーション豊かで飽きさせません。
ヨーロッパ観光をご検討の場合はこれらの世界遺産を目的に訪れてみてはいかがでしょうか。
2023年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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