青森県青森市にある「浅虫温泉」は、むつ湾に面した海辺の温泉地として有名。レジャーの街としても知られていて、冬にはスキー、夏には海水浴やウインドサーフィンが楽しめ、四季を通して違った魅力を持っています。
今回は、トラベルjp ナビゲーターが取材した情報を基に、東北出身のトラベルjp 編集長 加山がセレクトした、浅虫温泉のおすすめホテル・温泉宿をランキング形式でご紹介します。
第1位は、むつ湾に面した高台に位置するオーシャンビューの大型旅館「南部屋・海扇閣」。最上階にある見晴らしの良い展望風呂が自慢で、むつ湾の夕陽を眺めながらの入浴が楽しめます。館内には郷土色豊かな絵画、工芸品が展示されていたり、1階ロビーでは迫力の津軽三味線ショーが開催されるなど、地元でも人気の高い温泉宿です。
夕食は、ねぶた祭りの雰囲気が楽しめるショーを見ながらの会席料理と、出来立ての料理が食べられるライブキッチンビュッフェから選択可能。2024年にリニューアルしたモダンな客室も魅力的です。シングルからスイートルームまで幅広いタイプのお部屋が揃っていますよ。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩2分
「青森東IC」から車で15分
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第2位は、浅虫温泉で最も古い400余年の歴史を誇る温泉宿「棟方志功ゆかりの宿 椿館」。9本の自家源泉から湧き出る源泉かけ流し温泉は、内湯や露天風呂はもちろん、珍しい飲む温泉まであります。こちらは青森県内で初めて飲泉の許可を受けた温泉で、消化器官から温泉成分を吸収することで入浴とはまた異なる効果が期待できます。
2024年にリニューアルした館内には、世界的な板画家・棟方志功のギャラリーもオープン。ここでしか見られない貴重な作品が並んでいます。各お部屋にもそれぞれ異なる棟方志功の板画が飾られていて、アートと温泉に癒されるハイセンスな滞在が楽しめます。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩6分
「青森東IC」から車で15分
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全8室のお料理自慢の隠れ宿「割烹旅館 さつき」が第3位にランクイン。毎朝板長が市場で仕入れる、新鮮な食材を使ったお料理をお部屋でゆっくり味わえるのが魅力です。また創業時から“猫の宿”としても知られ、可愛い女将猫たちと触れ合えるほか、小型犬または猫と一緒に宿泊することもできます。
お風呂は、青森ヒバの香りに癒されるこぢんまりとした空間。中庭の景色を見ながら源泉かけ流しの温泉が楽しめます。朝食で食べられる“ホタテの貝焼きみそ”は、白いご飯によく合うと評判の旅館名物です。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩5分
「青森東IC」から車で15分
「浅虫温泉 辰巳館」は、すべての客室から陸奥湾と湯の島を眺めることができる眺望自慢の温泉旅館。旧道に面した数寄屋造りの本館と、バルコニー付きの新館の2棟からなり、どちらの客室からもオーシャンビューが楽しめます。
源泉かけ流しのお湯が自慢のお風呂は、男女ともに岩風呂と露天風呂を完備。日帰り入浴にも対応しているので立ち寄り湯にも便利です。夕食は、青森名物の倉石牛や新鮮な海の幸が味わえる会席料理。身支度の心配をしなくて良いお部屋食なのも嬉しいポイントです。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩3分
「青森東IC」から車で15分
「浅虫温泉 宿屋つばき」は浅虫温泉駅のすぐそば、駅から一番近いところにある温泉宿。下北弁で“ちゃっこい”宿と自ら名乗っているように、全15室のアットホームなお宿です。
温泉大浴場“ちゃっこい湯”に加えて、3つの貸切温泉、足腰を温めるふかし湯（床暖）があり、温泉三昧にぴったり。ふかし湯ごろ寝処は子宝の湯と呼ばれ、腰痛などにも効果が期待できます。夕食や朝食は、温泉街の旅館や飲食店から選べる、泊食分離のお宿となっています。
■価格帯
1万円台〜（食事なし）
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩1分
「青森東IC」から車で15分
写真提供：浅虫温泉 宿屋つばき
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「津軽藩本陣の宿 柳の湯」は、津軽藩代々のお殿様から愛された古い歴史を持つ静かなお宿。館内には5つの源泉かけ流しのお風呂があり、なかでも“御湯殿”は宿自慢の築250年のひば風呂。腰の高さまでお湯がある造りになっていて、湯冷めしにくく、身体を芯から温めてくれます。
夕食は、陸奥湾で水上げされた新鮮な魚介を使用した創作料理。ホタテ、ウニ、お刺身、蟹と、季節の海の幸が盛りだくさんで、見た目も美しくボリューム満点です。朝食だけの食事プランや、お部屋食のプランもあり、自由度の高い滞在ができるのも魅力。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩6分
「青森東IC」から車で15分
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「ホテル秋田屋」は、浅虫の美しい海に沈む夕陽を眼下に眺められる展望大浴場と、浅い造りで小さな子供連れも安心の貸し切り露天風呂が自慢の温泉宿。青森県内初となるミキハウス子育て総研認定の“ウェルカムベビーのお宿”でもあります。遊具や絵本のあるキッズスペースや、育児グッズの貸し出しサービスが利用でき、子連れ旅行デビューにもおすすめです。
食事は、朝夕ともに好きなものをお腹いっぱい食べられる和洋バイキング。青森の食材を使った津軽郷土料理からデザートまで、種類豊富なメニューから選べます。ロビーに飾られている第7代ねぶた名人竹浪比呂央作の弁財天ねぶたは、人気のフォトスポットです。
※貸し切り露天風呂の営業期間は5月上旬〜10月下旬のみ
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩5分（駅から無料送迎あり）
「青森東IC」から車で15分
「絶景の宿 浅虫さくら観光ホテル」は、浅虫温泉で唯一の波打ち際に隣接する温泉旅館。全客室海側で、目の前に陸奥湾が広がるオーシャンビュー！大きな窓が開放的なロビーや展望大浴場、レストランなど、ホテルのどこにいても美しい海を眺めることができます。
夕食は、青森の特産品や新鮮な魚介を活かしたこだわりの郷土料理。食後には、毎晩開催される津軽三味線生ライブも楽しめます。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
青い森鉄道「浅虫温泉」駅から徒歩10分
「青森東IC」から車で15分
陸奥湾に面した海辺の街にある「浅虫温泉」は、平安時代からの歴史ある温泉地です。海岸にはヨットハーバーや海水浴場が広がり、北国とは思えないビーチリゾートな風景と古くからの湯治場の風情が織り交ざった、不思議な風情が魅力。“東北の熱海”や“青森の奥座敷”とも呼ばれています。海の向こうには湯の島と呼ばれる三角形の島があります。
浅虫を拠点にすると青森市内には車で約30分、田んぼアートで人気の田舎館には約50分、弘前までは約1時間、八甲田までも約1時間と、青森観光の拠点にこれほど便利で、なおかつ温泉のあるところは他にはないでしょう。
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温泉の魅力のひとつといえば、温泉たまご。温泉街にある「温泉たまご場」は、卵を用意すれば誰でも自分で温泉たまごを作ることができる人気スポットです。すぐ隣には足湯があるので、できあがりまでの約20分で足湯を楽しむと良いですよ。卵は、道の駅「浅虫温泉ゆ〜さ浅虫」や、浅虫温泉事業協同組合などで購入することができます。 この写真の記事を見る ≫
青森湾を望む、本州最北端の水族館「浅虫水族館」。陸奥湾を再現した長さ15mのトンネル水槽“むつ湾の海”では、青森県特産のホタテの養殖の様子や、むつ湾に生息する魚たちを観察することができます。一番の目玉は、ショープールで行われるイルカショーで、約700トンのショープールは屋内設備なので、風雨の強い日や真冬の寒い日でもショーを楽しむことができます。ショーのほかに、一日2回のイルカのお食事タイムも必見です。 この写真の記事を見る ≫
「サンセットビーチあさむし」は、浅虫のシンボル・湯の島を目の前に臨む人工海浜。津軽半島に沈む美しい夕陽を眺めることができ、サンセットビーチという名前の通り、絶好の夕陽スポットとして人気です。
海水浴シーズンにはシャワーや売店が設置されるほか、サップやカヤックなどのマリンアクティビティも楽しめます。海水浴の後に、浅虫温泉で身体を温めて帰るのも良いですね。
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駅近・海近・山近と恵まれた立地が魅力の「浅虫温泉」は、夏には海水浴やマリンスポーツ、冬にはスキーと、アクティブに過ごしたい旅行にピッタリの温泉地です。身体を動かした後には、美味しいご飯と温泉でリフレッシュ！オーシャンビューのホテルや旅館に泊まれば、宿にいながら美しい夕日も楽しめますよ。
青森各地にアクセスの良い浅虫温泉のホテル・旅館に泊まって、快適な青森旅行を楽しんでくださいね。
（文・トラベルjp 編集長 加山）
2025年8月現在の情報です。本文中の価格帯は2名1室の宿泊料金の目安で、客室タイプやプラン、時期によって変動します。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
※本ランキングはトラベルjpのデータ、注目度、おすすめ度などを基に作成したものです。
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