5つの文化遺産、自然遺産が登録されている国「タイ」。フレンドリーな人々が魅力の一つでもありますが、深い信仰心が“微笑みの国”とも呼ばれている所以。タイの人々を形成する仏教や、王国の歴史を探訪するような旅も面白いですよ。珍しい動植物と出会うことができる自然遺産も刺激的です。
ここでは、そんな魅力溢れる世界遺産を代表する3つにフォーカスしてご紹介いたします。
タイにおいて最も知名度の高い世界遺産アユタヤ。その中にある「ワット・プラ・シーサンペット」は、アユタヤ王朝において重要な役割を占めていた寺院です。
3基の仏塔がシンボル的存在。青空に向かってそびえたつ塔はとても絵になりますが、夜のライトアップも必見ですよ。
〈基本情報〉
住所:Amphur Muang, Ayutthaya 13000
営業時間:7時から18時、ライトアップは19時から21時
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世界遺産アユタヤにおいて、レンガの遺跡が美しい「ワット・プラ・マハタート」。大きな菩提樹の木の根に覆われた仏像の頭は、ガイドブックなどでもお馴染みですね。
仏像たちの穏やかな表情を見ると、なんとも心が安らぐような気持ちに。神秘的な光景を、目に焼き付けてくださいね。
〈基本情報〉
住所:Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya
営業時間:8:00〜18:00 無休ライトアップ19:00〜21:00
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全長28メートルの巨大な涅槃像が有名な「ワット・ローカヤ・スター」。一度はビルマの侵攻によって破壊されましたが、現在の姿に復元され今でも人々に大切にされています。
人気テレビゲーム『ストリートファイター2』のシーンに登場することでも有名な場所。当時夢中になって遊んでいた人たちにとっては、懐かしさが溢れるに違いありません。
〈基本情報〉
住所:Pratuchai Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya
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タイ族最初の王朝“スコータイ王朝”があった場所スコータイ。世界遺産として大切に保存され、世界中から多くの人々が訪れる場所となりました。
中でも代表的存在である「ワットマハタート」は蓮の咲く池との調和が美しい寺院。さまざまな仏塔や礼拝堂が見どころです。
〈基本情報〉
住所:Muangkao, Amphur Muang, Sukhothai 64210
営業時間:6時から21時まで(ただし入場券の販売は18時まで)
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スコータイ歴史公園の北西にある「ワット・シーチュム」と言う寺院。動かぬもの、変わらぬものといった意味を持つ、『アチャナ像』がそのシンボル的存在となっています。高さ約15mの大きさを誇る、迫力の座仏像は一見の価値がありますよ。
〈基本情報〉
住所:Muang Kao, Sukhothai
営業時間:8時半から17時まで
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ワットマハタート南側にある「ワット・シーサワイ」はアンコールワット遺跡群を彷彿とさせる、クメール様式の建物。遠くから見る姿も美しいものですが、間近で見ると様々な神像のレリーフが刻まれていることが分かります。
最初はヒンドゥー教の神殿として建てられましたが、スコータイ王朝の時代に仏教寺院に変えられたという歴史を持つ寺院です。
〈基本情報〉
住所:Mueang Kao Muang Sukhothai, Sukhothai 64210
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首都バンコクからも日帰りで訪れることのできる自然遺産「カオヤイ国立公園」。広大な敷地内には67種類以上の哺乳類動物と、320種以上の鳥類や植物などが生息しています。
トレッキングやレンタサイクルなど楽しみ方は人それぞれ。映画『ザ・ビーチ』のロケ地ともなったウスワット滝も見どころの一つです。
〈基本情報〉
住所:Khao Yai National Park
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人気の観光地が溢れる国「タイ」ですが、その魅力は文化や歴史を身近に感じることのできる世界遺産の数々抜きには語れません。ここではタイを代表する遺産の数々をご紹介しました。
背景にあるものへの理解を深めることで、よりタイでの滞在も有意義なものとなりそうですね。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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