富山市に次ぐ富山県第2の都市、高岡市。かつて加賀藩主前田利家公の長男である利長が築いた、高岡城の城下町であったことでも知られています。伝統的建造物などが残されており、日本遺産に認定。美しい海岸やドラえもんゆかりのスポットも楽しめますよ。
LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した富山・高岡の観光スポットをご紹介します。
高岡市には「山町筋」という土蔵造りの家屋が建つ街並みが残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。 山町とは、"高岡御車山祭（たかおかみくるまやままつり）"での"御車山"をもつ町のことをいいますが、その昔、豊臣秀吉の使用した御所車が前田利長によりこの町民にあたえられ、それぞれの町が伝統工芸により絢爛豪華に仕上げています。 この写真の記事を見る ≫
高岡市には、加賀藩二代目藩主前田利長が築いた高岡城の跡が「高岡古城公園」として残されています。公園にはお城は残されていませんが、貴重な石垣が見どころでお濠の水面や歴史が感じられる石垣の景観は見ておきたいところ。お濠には春と秋の期間限定で遊覧船が運行、小さなお子さま連れにも人気です。桜の名所としても知られており"日本さくら名所100選"に選定されています。
＜基本情報＞
住所:富山県高岡市古城1-6
アクセス:「高岡駅」より徒歩約15分
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高岡市内には、日本三大仏の一つともいわれている「高岡大仏」があります。地元の銅技術によってつくられている大仏は、高さ約７メートル強、全体では16メートル弱の大きさ。30年という長い年月をかけて造られていますが、1933年、歌人である与謝野晶子が訪れた際に"鎌倉大仏より美男"と評されたともいわれていますので、訪れておきたいスポットの一つです。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市大手町11-29
電話番号：0766-23-9156
アクセス：「高岡駅」より徒歩約10分
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加賀藩二代目藩主前田利長公の菩提寺「瑞龍寺」。広い境内を囲んでいる回廊、規則的に並ぶ障子、壮観な白壁、古い梁などの造りは見事な景観です。通路の左右には、壮観な緑の芝生と法堂を中心に回廊が続いており、"仏殿"には素晴らしい彫刻が施されています。1997年、仏殿、法堂、山門の三棟が近世禅宗様建築の代表作として国宝に指定されています。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市関本町35
電話番号：0766-22-0179
アクセス:JR高岡駅南口より徒歩約10分
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「ベル・モンターニュ・エ・メール」、愛称「べるもんた」は"走るギャラリー"をコンセプトにした観光列車。深いグリーンとゴールドのシックな色合いが特長で、富山の伝統工芸“井波彫刻”の彫刻作品などが、車両内のインテリアとして飾られています。車内には鮨職人さんが乗車、外の景色を楽しみながら富山産の食材で握られたお鮨を食べられるのが魅力です。 この写真の記事を見る ≫
高岡駅と射水市とを結ぶ路面電車、万葉線に「ドラえもんトラム」が運行しています。当初の終了予定は過ぎているものの、人気を博して現在も2021年8月末まで運行中！ドラえもんの作者、藤子・F・不二雄氏が生まれ、幼い頃を過ごした高岡市と射水市を走る電車には、ドラえもんをイメージした内装や外装が施されています。そしてあのピンク色をした"ドア"も！ この写真の記事を見る ≫
北陸新幹線の新高岡駅から程近くに位置する「高岡おとぎの森公園」。一見、普通の公園なのですが、実は一画には"あの場所"のある人気スポット。そこには、ドラえもんをはじめ仲間たちが笑顔で手を振る姿が！見覚えのある場面がそこにあります。北陸新幹線の駅の近くに、こんなに楽しい世界が待っていますよ。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市佐野1342
電話：0766-28-6500
アクセス：JR新高岡駅より徒歩約15分
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路面電車、万葉線の終点である"越の潟"の手前の駅、海王丸駅から徒歩約10分の所に位置するのが、高岡市に隣接する射水市の「海王丸パーク」です。2013年に恋人の聖地にも選定。"世界で最も美しい湾クラブ"にも加盟していることから、美しい海岸が眺められるとともに"海の貴婦人"とよばれる"帆船海王丸"が停泊しています。
<基本情報>
住所:富山県射水市海王町8
電話番号:0766-82-5181
アクセス:万葉線「海王丸」駅から徒歩約10分
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こちらも高岡市に隣接する射水市の「道の駅 カモンパーク新湊」です。"富山湾の白い宝石"として知られる白エビに関するグルメやお土産品が満載。ここでは深海の環境を人為的に作り、世界初となる白エビの常設展示をしており、白エビを使った“白エビかき揚丼”や“白エビバーガー”などに人気があります。
＜基本情報＞
住所:富山県射水市鏡宮296
電話番号:0766-83-0111
アクセス:（電車）…JR高岡駅より万葉線「中新湊」下車、新湊庁舎・本江線コミュニティバス「新湊博物館前」下車
（車）…北陸自動車道「小杉IC」より国道472号新湊方面へ約15分
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「雨晴海岸（あまはらしかいがん）」は高岡市北部に位置する海岸です。能登半島国定公園に属しており、"日本の渚百選"に選ばれています。 富山湾越しに立山連峰の山々を望むことができ、季節によっては"けあらし"も観測。また"世界で最も美しい湾クラブ"にも選ばれており、特に氷見線の越中国分-雨晴間では、海岸線沿いを走行する車窓から素晴らしい景観が眺められます。 この写真の記事を見る ≫
富山県高岡市は日本遺産に認定され、あちこちに歴史ある建築物やスポットが多く、また美しい景観の海岸が程近いことから散策にはぴったりの街ともいえるでしょう。ドラえもんでおなじみの作者が出身地なこともあり、お子さま連れのご家族やグループ旅行にもおすすめ。
ぜひ、見どころたっぷりの富山県高岡市の地へ出かけてみませんか。
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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