兵庫県姫路市といえば世界文化遺産の「姫路城」で有名ですが『ラストサムライ』『軍師官兵衛』のロケ地「書寫山圓教寺」などの歴史スポットも点在。海外の世界遺産を一度に見れちゃう面白パラダイスも!アーモンドトースト、ひねポン、姫路おでんなどの姫路グルメも人気。
今回はLINEトラベルjp 旅行ガイドの旅行ナビゲーターが現地取材した、おすすめの観光スポットとグルメを厳選してご紹介します!落ち着いたらぜひ訪れてみては?
姫路城と桜を見るならココ!撮影おすすめスポット10選by 塚本 隆司
多くの山陽新幹線の列車が停車するJR姫路駅。東京・名古屋・福岡など関西方面以外からのアクセスしやすいのが特徴です。姫路観光のハイライト、姫路城は駅から一本道を歩いて徒歩約15分程度。姫路城周辺をメインに観光するならワンコインで利用できる観光ループバスが便利です。短い日程で多くのスポットを回りたい場合はレンタカーを利用してもよいでしょう。 この写真の記事を見る ≫
日本で最初の世界遺産「姫路城」。全国にわずか5つしかない国宝天守を誇る、兵庫県を代表する観光名所です。約5年半にもおよぶ大天守保存修理工事(平成の修理)を2015年3月に終え、築城当時の白く美しい姿が蘇りました。
白く優美な姿は白鷺が舞う姿にも例えられ「白鷺城(はくろじょう)」の愛称で親しまれる「姫路城」。その歴史と天守閣の観賞ポイント、そして、白さのヒミツをご紹介!姫路城観光は、まずはこれを読んでから!
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姫路城をスマホがガイド!見学のお供に姫路城大発見アプリby 塚本 隆司
地図を見る白亜の大天守の気品ある姿に目を奪われがちの「姫路城」ですが、生まれ変わった「姫路城」には、CG画像と実際の風景を組み合わせ、誰もいない所に兵士が現れるといった不思議な体験ができるARマーカースポットが城内外に15箇所設置され、こちらも必見!
「姫路城」見学の折には、是非スマートフォンやタブレットで、時を越える新しいスタイルの観光を楽しんでみましょう。
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白鷺復活!美しい姫路城の必見「ベストショットポイント」5選by 天草野 黒猫
地図を見るまるで白無垢姿の様な美しい姿で復活した「姫路城」は、まさに上品でべっぴんさん。「美しい」の一言。そんな姫路城を、せっかくなら一番美しい姿で写真に収めたいと思っているあなたに必見のベストショットポイントをご紹介。
鯱瓦に守られるべっぴん「姫路城」、ガラス窓に写る絵画の様な「姫路城」など、SNSでシェアすればウケること間違いなしの必見ポイントばかりですよ。
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姫路城とセットで周りたいのが、隣接する「好古園」。お城の階段で疲れた足腰を身も心も癒してくれる日本庭園で、映画『るろうに剣心』や『水戸黄門』『大岡越前』『暴れん坊将軍』など、多くの映画やテレビのロケにも使われています。
裏千家家元・千宗室氏が設計・監修した江戸時代風の武家屋敷の茶室も再現されていて、黒田官兵衛ゆかりの茶釜「播磨釜」も展示してあります。お城の賑わいとはまた違った心おちつく空間から日本庭園越しの「姫路城」を眺めるのもおつなものですよ。
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姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」梅や桜が咲く大人の花見スポットby 塚本 隆司
「好古園」は、四季折々に様々な表情を見せてくれます。早春には深紅や白など色とりどりの梅の花が姫路城を借景として咲き始め、4月になると落ち着いた風情の中で桜を観賞できます。
ライトアップされた桜を観賞できる夜桜会も開催され昼間とは違った風景美に。冬の雪が積もる景色もまた風情があって素晴らしく、時代劇の撮影ロケに使われる理由もわかります。姫路城を訪れた際には、是非「好古園」まで足を伸ばしてみましょう。
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姫路城に隣接しているのが「姫路市立動物園」。開園は1951年と古いですが、レッサーパンダなど約135種類の動物を眺めることができます。園内には子供が遊べるスポットもあり、家族連れにもぴったり! この写真の記事を見る ≫
生まれ変わった国宝姫路城の隠れお花見スポット・ベスト5!by SHIZUKO
地図を見る「姫路市立動物園」は隠れお花見スポットでもあります。園内の中央に内壕が通っているので、お濠沿いの見事な桜を楽しむことができます。
象やキリンなどの大型動物以外にも、子どもたちが楽しめる小型動物とのふれあい広場も人気。懐かしい観覧車やモノレールなどもあり、テーマパークとは一味違った優しい遊園地です。花を見るだけでは飽きてしまったというお子さんたちが楽しむにはピッタリの場所ですよ。
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2019年春の姫路城、観桜会や夜桜会などイベント盛りだくさん!by 塚本 隆司
園内を通っている内壕には「城見橋」という赤い橋が架かっています。姫路城を橋越えに見ることができるこの場所は、人気の撮影スポット。
特に桜の季節は美しく姫路藩和船の運航ルートとも重なることから、カメラを構えて和船を待つ人が絶えません。姫路藩和船は、江戸時代の和船の意匠を忠実に再現していて、城主になった気分で約30分の船遊びを楽しむことができます。
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ひねぽん!?アーモンドトースト!?実はすごい!姫路グルメ5選by 塚本 隆司
姫路には、ちょっと変わったB級グルメがいくつか存在しています。中でも「アーモンドトースト」は人気テレビ番組で紹介されて以降大人気。香ばしいアーモンドの風味とバターやマーガリンの甘さが合わさって絶妙の旨さ。
喫茶店は朝7時から営業している店もあるので、散歩がてらに探してみるのもいいかもしれません。また、最近ではお土産用としても販売もされていますので、姫路土産にもおすすめです。
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ひねぽん!?アーモンドトースト!?実はすごい!姫路グルメ5選by 塚本 隆司
姫路以外ではあまり見かけないご当地料理が「ひねポン」。「ヒネ鳥」と呼ばれる卵を産まなくなった雌鳥を炙ったポン酢和えなので「ひねポン」。姫路のほとんどの居酒屋にあるメニューです。
少々肉は固めですが噛めば噛むほど味が出る逸品。店ごとの個性が出るので、食べ歩きをしても楽しむのもいいでしょう。
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もう一つ、姫路グルメで外せないのが「姫路おでん」。関西には関東煮(かんとうだき)と呼ばれる濃く甘い味付けのおでんにからしを付けて食べるのが一般的ですが、姫路では薄味のおでんに生姜醤油を付けて食べるのが特徴。
たっぷり出汁を吸ったおでんに生姜醤油がかかっているスタイルで、特に大根が物凄く生姜醤油と合って最高の美味しさです。
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軍師官兵衛のロケ地を行く!姫路・書写山の十地坊by 東郷 カオル
地図を見る姫路には、2014年に放送されたNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』のロケ地が点在しています。その中でも重要な場面が撮影された場所が姫路市の「書寫山圓教寺(書写山円教寺)」。西の比叡山と称される性空(しょうくう)上人により開かれた天台密教のお寺です。
『軍師官兵衛』以外にもNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』など、数多くのロケに使われてきました。秀吉が陣を構えた、敵方の城がよく見渡せるスポットで、ドラマのシーンを思い浮かべながら、歴史に思いを馳せてみるのもいいでしょう。歴史ファン必見のスポットです。
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「書寫山圓教寺」は日本のドラマだけでなく、アメリカ映画の『ラストサムライ』のロケ地にもなりました。トムクルーズと渡辺謙が英語で挨拶を交わすうシーンは「書寫山圓教寺」の常行堂で撮影。姫路城を視察に来たスタッフが時間が余ったためこの圓教寺を訪れ、エドワード・ズウィック監督が一目ぼれしてここでの撮影を決めたそうです。ぜひ「書寫山圓教寺」を訪れてその1シーンを思い浮かべてみてはいかがでしょうか。 この写真の記事を見る ≫
書写山円教寺で感じる姫路の秋、紅葉が彩る悠久の古刹へby 塚本 隆司
「書寫山圓教寺」は、姫路を代表する紅葉の名所でもあります。山上に行く登山道もありますが、紅葉の季節は特に書写ロープウェイがおすすめ。山上までの4分間、紅葉に染まる山並みを眺めながら空中散歩を楽しめます。
京都・清水寺と同じ舞台作りの摩尼殿を包むように紅葉広がる光景は一見の価値あり。摩尼殿から眺める紅葉も一興。外からも中からも紅葉を愛でることができますよ。
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凱旋門にモアイにピラミッドに天安門。姫路にある謎のパラダイスに潜入!by 斎 信夫(いつき)
地図を見る姫路城、書寫山圓教寺と、歴史にまつわる名所が多い姫路ですが、こんな謎のパラダイスも存在します。その名も「太陽公園」。公園名だけではどんなところか謎ですが、行ってみるとビックリの光景が広がっています。
ドイツのお城に万里の長城、凱旋門、ピラミッド、モアイ像、自由の女神、マチュピチュ遺跡、兵馬俑、万里の長城などがビミョ〜な感じで次々出現!中でもノイシュヴァンシュタイン城を模して建てられたお城は、31.5mある姫路城の天守閣よりも高く、高さ45m、奥行き88.8mという壮大な規模。3年の歳月と数十億円にのぼる巨費が注ぎ込まれて建設されたとか。一日楽しめるパラダイスですよ!
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「太陽公園」にあるのはレプリカだけではありません。鶏足寺というお寺はかつて播磨国にあった寺院で、1578年、中国攻めをしていた羽柴秀吉に焼き討ちされ廃寺となりましたが、平成になりここ「太陽公園」に再建。この前に広がる仏像群が五百羅漢のようで圧巻。
愉快な世界遺産がたくさんある園内散策の後は、城エリアでガラス工芸などの実演、販売、体験などもできますし、レストラン、ショップもあり、丸1日楽しめます。
播磨地方の里地・里海で見られる身近な生き物たちとの触れ合いをテーマにした「姫路市立水族館」は、標高50mの山の上にあります。最大の魅力は、五感を使って体験できるしかけがたくさんあること。
タッチプールでは、なんとサメやエイに触れることも!そっと背中に触れるとザラザラした肌触りで、これが鮫肌なのだ!と実感できます。他にもイワシの群れや川をジャンプする魚達など、身近なお魚が多いものの、あっと驚く発見もあり、訪れた人を虜にする水族館です。
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「御着城址」も軍師官兵衛ゆかりの地。地名の起源は、神代の昔に神功皇后が外征の際にお立ち寄りになられた地であることから。NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の時代、官兵衛の最初の主君・小寺氏の居城であり近習として家老として務めた城が播磨三大城のひとつ「御着城」なのです。
当時としては大規模な城郭でしたが、今は本丸跡に御着城をイメージした市の施設が建つのみ。当時の面影を残すものはありませんが、周辺には、官兵衛の祖父・重隆と生母明石氏の供養塔や、秀吉が御着城攻めの陣を張った山があったりと見どころは多く、旧街道の趣きが残る街並みを散策するのもおすすめです。
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「姫路セントラルパーク」サファリエリアのおすすめポイント特集by 松本 沙織
2019年の春に創業35年を迎えた、関西では「姫セン」という愛称でおなじみの姫路セントラルパーク。見どころはなんといってもマイカーでサファリ内をめぐることができるドライブスルーサファリ。たくさんの肉食動物や草食動物達が自然に近い状態で過ごしている様子を、車窓から間近で眺めることができます。 この写真の記事を見る ≫
「姫路セントラルパーク」サファリエリアのおすすめポイント特集by 松本 沙織
2018年11月にはカピバラガーデンが誕生。「カピバラ達が自由に過ごしているところ」をコンセプトにしているため、カピバラは特に何もしません。ステージも設置されていますが、ショーなどは一切開催されず、のんびりしているカピパラを眺める癒やしの空間となっています。
ときどきカピパラがステージ上から降りてくることも。カピバラが近づいてきたら背中を優しくワシャワシャしてあげましょう。
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姫路港から30分・風光明媚な「家島諸島」日帰りモデルコースby モノホシ ダン
家島諸島は瀬戸内海東部の播磨灘に浮かぶ大小40余りの島々。そのうち有人島は家島、坊勢島、男鹿島、西島の4つです。姫路港から家島までは高速船で約30〜40分とアクセスも抜群。おすすめコースは、午前中に家島を観光し、午後から船で坊勢島に渡って、高速船でふたたび姫路に戻るというもので、日帰りでも2島をめぐることができます。
昔懐かしい雰囲気の路地が残る家島の真浦地区、菅原道真ゆかりの家島神社のある家島はレンタサイクルが便利。家島港ふれあいプラザで家島諸島散策マップをゲットして出かけましょう。
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姫路港から30分・風光明媚な「家島諸島」日帰りモデルコースby モノホシ ダン
家島諸島を訪れたらぜひ食べたいのが新鮮な海の幸。「料理旅館おかべ」は旅館ですがレストランは食事だけの利用もOK。新鮮なお造りを堪能できる刺身定食がいただけます。刺し身用の坊勢鯖を使った「サバずし」もおすすめ。観光客も“究極さば寿司”と絶賛するほどの人気です。家島でしか味わえない味をぜひ味わって下さい。
※究極さば寿司は要事前予約
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兵庫県姫路市には、世界が驚く博物館「日本玩具博物館」があります。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改訂第4版で二つ星を獲得。姫路で三つ星を獲得した姫路城に次ぐ「寄り道する価値がある」スポットとして、紹介されています。
所蔵品数は世界160カ国約9万点、常時約5千点を展示する規模ながら、驚くことに私設の博物館なのです。
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館内は展示だけではなく、実際に触れて遊べるコーナーもあります。子ども連れで訪れ、楽しんで帰る家族の光景は日常的に。珍しい玩具を館長自ら実演、遊び方の指導をしてくれることもあります。 この写真の記事を見る ≫
姫路城だけじゃない姫路観光、いかがでしたでしょうか?
軍師官兵衛の時代に思いを馳せながら歴史スポットを巡ったり、面白パラダイス太陽公園で、姫路城以外の世界遺産を観て世界一周したり。姫路城から少し足を伸ばすだけで、新しい発見にワクワクドキドキ!楽しい姫路観光ができますよ!
落ち着いたら、ぜひ姫路へ遊びに行ってみてくださいね。
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(2024/3/19更新)
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