餃子の街として有名な栃木県宇都宮市。餃子の名店はもちろん、たくさんの魅力的な人気観光スポットがあるんです!まるで地下神殿のような「大谷資料館」から親子で遊べる科学館や動物園まで、バラエティ豊かで楽しい観光スポットが満載。
そこで今回はトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報をもとに、宇都宮でおすすめの人気観光スポットをご紹介します。モデルコースもチェックしてくださいね!
かつて石の町として栄えた大谷町(現・宇都宮市大谷町)。大谷石の歴史を紹介する「大谷資料館」には、今も地下採掘場跡が残っています。地下に広がる巨大な空間は、まるで地下神殿のよう。その神秘的な雰囲気から、数々の映画やプロモーションビデオのロケ地にもなっています。
採掘場の年間の平均気温は8度。寒がりの方は、羽織物を持参しましょう。また足元が濡れている場所もあるので、見学時はスニーカーがおすすめです。
<基本情報>
住所:宇都宮市大谷町909
アクセス:東北自動車道、宇都宮ICから約12分
電話番号:028-652-1232
営業時間:9:00〜17:00(4月〜11月)、9:30〜16:30(12月〜3月)
公式サイト(外部リンク)
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「大谷寺」は、本堂がすっぽりと洞窟に覆われているとても珍しい寺院です。洞窟内はひんやりとした厳粛な空気が流れ、一言で言い表す事ができない程の不思議な空間。本尊「大谷観音」は4mの岩彫りの千手観音で、日本最古の石崖仏として知られています。
大谷観音の堂内には縄文時代の住居に刻まれた10体の磨崖仏があり、全て国の特別史跡。宝物館に展示されている、洞窟から出土した縄文時代のミイラ状の人骨も必見です。
<基本情報>
住所:宇都宮市大谷町1198
アクセス:東北自動車道、宇都宮ICから約10分
電話番号:028-652-0128
拝観時間:8:30〜16:30(4月〜9月)、9:00〜16:30(10月〜3月)
公式サイト(外部リンク)
神秘の石!宇都宮市大谷地区で大谷石めぐりby 猫乃 みいこ
地図を見る大谷資料館、大谷寺と一緒に訪れたいのが「大谷公園」。入り口を抜けると見えてくる巨大な平和観音は、大谷公園のシンボルです。高さ27mの巨大観音を目にすれば、その大きさに思わず声が出てしまうほど。観音様のお顔は穏やかで、静かに平和な世の中を見守っています。
また公園中央には「親子がえる」と呼ばれる石があります。その昔蜂の大群が住民を襲ったときに、親子がえるが村を救ったという伝承によるもの。今でも大谷石を加工したかえるの置物は、「無事かえる」と家族の無事を願う縁起の良いおみやげとして人気です。
<基本情報>
住所:宇都宮市大谷町1156-2
アクセス:東北自動車道、宇都宮ICから約10分
電話番号:028-632-2529(宇都宮市 都市整備部 公園管理課 管理グループ)
公式サイト(外部リンク)
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餃子日本一奪還なるか!宇都宮餃子のテーマパーク「来らっせ」by 猫乃 みいこ
地図を見るかつて中国東北部に駐屯した陸軍十四師団があった宇都宮。終戦後に引き揚げてきた人々が餃子を伝えたことがきっかけとなって普及し、今では餃子の街として全国で知られるようになりました。現在宇都宮餃子会に参加しているだけでも80店以上のお店があり、宇都宮を代表するグルメのひとつとなっています。
どこのお店に行くか悩んだら、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ 本店」へGO!「宇都宮みんみん」など5つの人気店の餃子が味わえる常設エリア、30種類の餃子を日替わり楽しめる日替わりエリアがあり、気軽に宇都宮餃子の食べ比べを楽しめます。
<基本情報>
住所:宇都宮市馬場通り2-3-12、MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮 地下1階
アクセス:東武宇都宮駅から徒歩約7分
電話番号:028-614-5388
営業時間:常設店舗 11:00〜20:30(土日祝、日替わり店舗は〜21:00)
公式サイト(外部リンク)
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餃子だけではもったいない!宇都宮市内の観光スポット5選by 阿部 吾郎
地図を見る今も昔も宇都宮の中心地である「宇都宮城址公園」。宇都宮城の始まりは平安時代まで遡り、宇都宮氏が代々城主を務めました。現在城跡は公園として整備され、清明台と富士見櫓、の2つの櫓も再建。毎月第3日曜日には櫓が開放され、宇都宮市内を見渡せます。
城の周りには堀の一部が残っていて、遊歩道も整備されています。城壁の向こうの広場では、春夏秋冬さまざまなイベントが開催。毎週金〜日曜日に行われるライトアップは必見です。
<基本情報>
住所:宇都宮市本丸町、旭1丁目地内
アクセス:「宇都宮市役所」または「宇都宮城址公園入口」バス停下車
営業時間:9:00〜19:00(櫓など歴史建築物)、9:00〜17:00(展示施設)
公式サイト(外部リンク)
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餃子だけではもったいない!宇都宮市内の観光スポット5選by 阿部 吾郎
地図を見る「カトリック松が峰教会」は1932年に完成した大谷石造りの教会。登録有形文化財に登録されている名建築で、スイス人建築家のマックス・ヒンデル氏が設計しました。
ミサ、結婚式、その他行事があるとき以外は、聖堂内を見学できます。美しい大谷石の祭壇や柱、アーチ型の天井などは一見の価値があり、特に1244本のパイプを使った大きなパイプオルガンは必見。雪の日に松が峰教会を訪れれば、雪景色と雪化粧を施された教会の絶景コラボが見られるでしょう。
<基本情報>
住所:宇都宮市松が峰1-1-5
アクセス:東武宇都宮駅から徒歩約5分
電話番号:028-635-0405
礼拝可能な時間:10:00〜18:00
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餃子だけではもったいない!宇都宮市内の観光スポット5選by 阿部 吾郎
地図を見る「オリオン通り商店街」は全長280mの商店街。さまざまな飲食店やショップが軒を連ねています。アーケード型の作りなので、雨の日でも快適にショッピングを楽しめますよ。
遠近法を利用した商店街の景観にも注目。しっかりと明かりが入る三角の美しい屋根や美しい石畳、整然と並ぶ看板や垂れ幕が、真っ直ぐな商店街のずっと先まで続く様子は圧巻です。
<基本情報>
アクセス:東武宇都宮駅から徒歩約2分
営業時間:店舗により異なる
公式サイト(外部リンク)
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美しい竹林・宇都宮「若竹の杜 若山農場」あの名作のロケ地!!by 鮎川 キオラ
地図を見る東京ドーム5個分に相当する、美しい竹林を保有する「若竹の杜 若山農場」。明るい陽ざしが差し込む竹林は、名作映画やCMなどのロケ地に使用されるほど絵になる空間です。多くの要望に応えて、2018年4月より竹林の一般公開がスタート。週末には夜の竹林ライトアップも実施しています。
竹工作や筍狩り、ブルーベリー摘みなどが体験できるので、子連れファミリーのお出かけ先におすすめ。カフェでは地元農家が育てた食材を使ったお料理を味わえます。
<基本情報>
住所:宇都宮市宝木本町2018
アクセス:JR宇都宮駅からタクシー約20分
電話番号:028-665-1417
営業時間:平日 9:00〜17:00、土日祝 9:00〜20:00(夏季は〜21:00)
公式サイト(外部リンク)
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「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」は、1日たっぷり遊べる体験型ファームパーク。東京ドーム10個分の広大な敷地内には、地元の新鮮な農産物のお買い物や宇都宮餃子や手打ちそばのグルメを楽しめるお店があり、温泉やプール、ドッグランや宿泊施設も備えています。
みのりの森は里山の雰囲気を楽しみながら散策を楽しめるスポット。つるの家では、宇都宮市の友好都市である中国のチチハル市より贈られたタンチョウヅルに会えますよ。
<基本情報>
住所:宇都宮市新里町丙254番地
アクセス:東北自動車道、宇都宮ICより5分
電話番号:028-665-8800
開園時間:8:30〜18:00(施設により異なります)
公式サイト(外部リンク)
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餃子だけではもったいない!宇都宮市内の観光スポット5選by 阿部 吾郎
地図を見るオリオン通りの東側の端から徒歩3分ほどにある「宇都宮二荒山神社」。第10代崇神天皇の時代から続くという由緒ある神社です。鎌倉から戦国時代までこの地を治めた宇都宮氏は、二荒山神社の神官としての宗教的権威をもって統治していたそう。
鳥居を超えると長い石段があり、階段を登って門をくぐると、意外なほど広くて平坦な神域が広がっています。立派な本殿のほか、点在する12の末社は必見。なお行列ができる餃子店「宇都宮みんみん本店」や「正嗣宮島店」は、この神社のすぐそばにあります。
<基本情報>
住所:宇都宮市馬場通り1丁目1-1
アクセス:東武宇都宮駅より徒歩15分、JR宇都宮駅西口よりバスで5分
電話番号:028-622-5271
公式サイト(外部リンク)
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提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo宇都宮市の中心部に位置する「八幡山公園」。園内から見える「宇都宮タワー」は展望台として開放されていて、頂上からは宇都宮市内を一望できます。
子どもから大人まで遊べるアスレチックや動物舎があり、週末は多くの家族連れで大賑わい。お花見の名所としても有名で、園内には約800本の桜や約700株のツツジが植えられており、毎年お花見シーズンになると多くの花見客が訪れます。
<基本情報>
住所:宇都宮市塙田5-1-1
アクセス:東北自動車道、宇都宮ICから約20分
電話番号:028-624-0642
営業時間:9:00〜16:30(宇都宮タワー)
公式サイト(外部リンク)
提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo宇都宮市長岡町に残る「長岡百穴古墳」は、古墳時代末期に掘られた横穴式の古墳。大小あわせて52個の横穴が、不思議な景観を作り出しています。全ての穴の内壁には馬頭観音像・地蔵菩薩像などが彫られていて、「百観音」「百穴」などと呼ばれることも。地元・宇都宮には弘法大師一夜の作との伝承が残っています。
<基本情報>
住所:宇都宮市長岡町550
アクセス:「豊郷台入口」バス停下車、徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo「旧篠原家住宅」は宇都宮を代表する旧家、篠原家の住居。1895年に建てられ、明治時代の豪農の生活を伝える貴重な建造物として、市の文化財、国の重要文化財に指定されています。黒漆喰や大谷石を使った外壁や商家らしい店先の格子などが見どころ。近代的なビルの街並みのなかでどっしりと構えたその姿は、歴史の重みを感じさせます。
<基本情報>
住所:宇都宮市今泉1丁目4-33
アクセス:JR宇都宮駅から徒歩3分
電話番号:028-624-2200
営業時間:9:00〜17:00
公式サイト(外部リンク)
提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo全70種の動物に出会える「宇都宮動物園」。キリンやゾウ、ライオンへのえさやりやモルモットの抱っこ体験など、動物たちと間近に触れ合える動物ガイドが人気です。園内には遊園地やプール、おべんとう広場などがあり、ファミリーで1日たっぷり遊べるスポット。春はお花見も楽しめます。
<基本情報>
住所:宇都宮市上金井町552-2
アクセス:東北自動車道、宇都宮ICから約5分
電話番号:028-665-4255
営業時間:9:00〜17:00(3月〜12月)、9:30〜16:30(1月〜2月)
公式サイト(外部リンク)
餃子だけではもったいない!宇都宮市内の観光スポット5選by 阿部 吾郎
地図を見る宇都宮市のシンボルで、天然記念物にも指定されている「大いちょう」。推定樹齢400年、高さ33mもの大きさを誇ります。宇都宮城ゆかりの銘木で、大いちょうが面する「いちょう通り」の名前はこの大いちょうに由来。秋になるとライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気となります。
<基本情報>
住所:宇都宮市中央1
アクセス:「県庁前」バス停下車、徒歩約6分
公式サイト(外部リンク)
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提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo「宇都宮餃子祭り」は毎年11月の第一土・日曜日に宇都宮城址公園で開催される、日本最大級の餃子イベント。宇都宮餃子会に加盟する名店の餃子が、格安で振る舞われます。お得にいろいろな餃子を一度に食べ比べられるチャンス!餃子ファンにはたまらない祭典です。
例年会場ではステージイベントも開催。一部の加盟店舗では、割引販売なども行われる予定です。
<基本情報>
住所:宇都宮市本丸町1-15 宇都宮城址公園
アクセス:「宇都宮市役所」または「宇都宮城址公園入口」バス停下車
開催時間:2024年11月2日(土)10:00〜18:00、3日(日)10:00〜17:00
公式サイト(外部リンク)
提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photoさまざまな展示やプログラムを通して、科学の不思議や楽しさを学べるミュージアム。プラネタリウムや実物大のH2ロケットの模型など、宇宙への好奇心を刺激する見どころがたくさんあります。屋外エリアにはミニチュア機関車や変わり種自転車、全長10mのローラースライダーなど、体を使って遊べるスポットが充実。子どもと一緒に1日たっぷり遊べます。
※2025年9月までリニューアル工事のため屋内施設は休館中です
<基本情報>
住所:宇都宮市西川田町567
アクセス:北関東自動車道、壬生ICから約6km
電話番号:028-659-5555
営業時間(屋内):9:30〜16:30(乗り物広場は〜16:00)
公式サイト(外部リンク)
JR宇都宮駅の西口にある餃子像。移転した際に破損してしまったことで一時期話題になりました。今は無事修復され、宇都宮市内の人気フォトスポットのひとつとして人気を集めています。
1994年、餃子の街をPRするためにに作られた餃子像は、高さ1.6m、重さ1.7t。餃子の皮にビーナスが包まれているシュールなデザインが特徴で、素材には宇都宮の特産の大谷石が用いられています。
<基本情報>
住所:宇都宮市川向町3丁目1-23 JR宇都宮駅西口ペデストリアンデッキ2階
公式サイト(外部リンク)
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提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo地域と美術、生活と美術、環境と美術をテーマに、国内外の豊富な作品を収めた「宇都宮美術館」。特にルネ・マグリットの『大家族』やワシリー・カンディンスキーの『鎮められたコントラスト』、岸田劉生の『少年肖像(村上巌氏十七歳)』など、20世紀を代表する画家の作品は必見です。
ジョルジュ・ビゴーの約300の作品を集めたビゴー・コレクションも見どころ。年に5〜6回開催される企画展では、バラエティ豊かな作品に触れることができます。
<基本情報>
住所:宇都宮市長岡町1077
アクセス:JR宇都宮駅よりタクシーで約20分、ほか
電話番号:028-643-0100
営業時間:9:30〜17:00
公式サイト(外部リンク)
提供元:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会
http://www.utsunomiya-cvb.org/photo「とちのきファミリーランド」は、栃木県総合運動公園内にある遊園地。スリルあるジェットコースターからファミリーで楽しめる大観覧車まで、さまざまなアトラクションが揃っています。バッテリーカーや豆汽車は、小さな子どもたちに大人気!入場料はかからずアトラクションごとにのりもの券を支払うシステムなので、コスパよく楽しめるところも魅力。1日乗り放題のおトクなフリーパスもあります。
<基本情報>
住所:宇都宮市西川田4-1-1
アクセス:東北自動車道、鹿沼ICより車で15分
電話番号:028-659-1332
営業時間:9:30〜17:00(3月〜10月)、10:00〜16:30(11月〜2月)
公式サイト(外部リンク)
老舗の味に舌鼓!絶対に外せない宇都宮オススメ土産5選by まつり はるこ
都心から近く、新幹線も停車する宇都宮。見どころを絞れば日帰りもできますが、ここでは1泊2日でゆっくり宇都宮を巡るモデルコースをご紹介します。
<1日目>
お昼前に宇都宮に到着したら、まずは宇都宮餃子で腹ごしらえ。この日は宇都宮城址公園やカトリック松が峰教会など、市内中心地をメインに観光します。カクテル、JAZZの街としても有名な宇都宮では、ナイトライフも楽しめますよ。
<2日目>
この日はレンタカーを利用して郊外の観光スポットへ。午前中は大谷石資料館と大谷寺周辺をメインに見学します。午後は若竹の杜 若山農場や、ろまんちっく村などを観光。新幹線の時間に合わせて、宇都宮駅に戻ります。
おみやげで外せないのはローカルグルメのレモン牛乳。おみやげ用の宇都宮餃子も人気です。
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宇都宮市内には家族、カップル、一人旅などで、訪れたい観光スポットが満載。2023年8月には芳賀・宇都宮LRT(ライトレール)が開業し、市内東部へのアクセスがグッと便利になりました。なおJR宇都宮駅と東武宇都宮駅は接続しておらず、駅間を徒歩で移動する場合25分ほどかかります。旅行の計画を立てる際はご注意を。
都心から日帰りもできますが、1泊2日でじっくり観光するなら、往復の電車と宿泊がセットになったフリープランを活用しましょう。予算に応じて列車や宿泊先が選べます。事前購入で割引となる入場券は、旅行費用節約のポイント。しっかり計画を立てて、お得な宇都宮旅行を楽しんでくださいね。
2024年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/18更新)
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