ノスタルジックな雰囲気と最先端の高層ビルが混在する台北は、宿泊するエリアによって、旅の印象が変わります。“台北の原宿”と言われる西門町は、食べ歩きやショッピングが楽しめる若者の街。夜まで遊べる活気あるエリアなので、西門に宿を押さえておくと1日の終わりまで目いっぱい有意義に過ごすことができます。日系ホテルからコスパの良いホテルまで揃う西門で、あなたの常宿となるような宿泊施設を探してみてはいかがでしょう?
今回は、台湾に何度も訪れたことのある元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター木内つばめが、西門でおすすめのホテルをランキング形式でご紹介します。
第一位の「相鉄グランドフレッサ台北西門」は、2024年に開業した日系ホテル。西門駅から徒歩約1分という駅前ホテルでありながらも、全室30平米以上という広さが自慢です。スーツケースを2個並べて置けるクローゼットも完備しており、ゆとりあるスペースでしっかり休むことができるでしょう。
朝食は、1Fの“武蔵野森珈琲”で4種類のメニューから選べるスタイル。ウッディな空間で、こだわりの珈琲をいただくことができます。共有施設の電子レンジは、テイクアウト文化の台湾で大活躍します。
西門駅から徒歩約6分、4つ星ホテルの「アンバ台北シメンディン (台北西門町意舎)」。客室は白とベージュを基調としており、随所にモダンアートが飾られたスタイリッシュな空間。全体的にゆったりとした造りで、最大の部屋は大人4名と小学生以下の子供2名が宿泊できるサイズです。
ロビーフロアにある“バターミルク”は、エンタメ性も高い、チャーミングなアメリカンレストラン。台湾料理が続いたあとは、ここで毛色を変えたメニューを楽しめます。また2〜4階には、台湾でのショッピングには欠かせない“誠品生活”が入店。建物内でも存分に遊べますよ!
西門駅すぐの「オレンジ ホテル - シーメン、台北(福泰桔子商旅 - 西門店)」は、“小さく美しく”をテーマにした親しみが湧くようなホテル。温かみのある客室が旅の緊張感を緩めてくれます。大きいベッドを配したスタンダードルームから2段ベッドの部屋まで揃い、旅のスタイルに合わせて選択できるのも嬉しいところ。
市内観光案内や情報提供にも力を入れるフレンドリーなホテルなので、気軽におすすめの名店などを尋ねてみましょう!
2023年にオープンした「ソラリア西鉄ホテル台北西門」は、西門駅から徒歩約4分という好立地の日系ホテル。朝食はローカルグルメのほかに和食もいただけるなど、日本人向けのサービスで安心感を得ることができます。
館内は明るいカラーでまとめた清潔感のある空間。賑やかな西門でしっかり休める落ち着きが漂っています。女子旅には嬉しいトリプルルームや、コインランドリー、チェックアウト後に荷物を預けられるセルフクロークも完備。高級ホテルの価格とはなりますが、立地や設備を考えると納得です。
西門駅から徒歩6分ほどでアクセスできる「ミアンダー台北」は、旅と暮らしを体験できるような宿泊空間を目指した滞在施設。価格重視のツーリストに喜ばれるドミトリータイプのほか、誰からも好まれるようなナチュラルテイストの個室タイプも完備しています。2段ベッドを備えた4人部屋は、友人や家族で合宿気分を味わうような、旅のスパイスにもなるでしょう。
人工芝が敷かれた屋上テラスは、観光後の興奮をクールダウンするには格好の場。スーパーやテイクアウトしたものをここで広げて、台湾ビールと共にいただく…なんて時間もいいですね。
西門駅から徒歩約8分のところにある「台北 ガーデン ホテル (台北花園大酒店)」は、241室を持つ、このエリアでは規模が大きめのホテル。落ち着いた色調の館内に南国の色鮮やかな花を飾るなど、台湾らしいおもてなしで迎えてくれます。
しっかりとした木製家具が据えられた客室は、カジュアルなホテルが多い西門では逆に新鮮さを感じるほどの安心感があります。朝食は中華料理を含むビュッフェ形式。旅の終盤に活用したくなるようなスパもあります。
「ファインダーズ ホテル フーチアン(路境行旅 府前館)」は、ファンタジーの世界のような館内が魅力のホテル。特にこだわりのインテリアで整えられたロビーはとても個性的です。そのロビーでは、無料のスナック、ドリンク、インスタントラーメンをいただくことが可能。お菓子をつまみながら翌日の作戦会議をするなど、思い思いに過ごすことができるでしょう。
トリプルルームや4人部屋、キッズスペースもあるので家族旅行にも穴場のホテル。西門駅から徒歩約5分の場所なので、子供とも出かけやすい立地です。
アメリカ西部をコンセプトにした「ローダーズ ホテル(路徒行旅 中華館)」。ロビーはインダストリアルな内装にヴィンテージ家具が配され、バスケットボールやダーツ、食べ放題のスナック置かれるなど、外に広がる西門とはまた別の世界を味わうことができます。
客室のラインナップも豊富で、一人旅向けのシングルルームからファミリールームまで用意。一貫してソリッドな室内ではあるものの、開放的な水回りを設けた部屋、テントのある部屋など、それぞれチャームポイントが異なります。
西門徒歩約5分の「ジャスト スリープ ホテル 西門町 (捷絲旅西門町)」は、カジュアルな装いの中に高いクオリティが光るホテル。絶妙な色使いで仕上げた客室には、Wellspring社のマットレスを採用。朝食ではグループの5つ星ホテルのパンやスープを提供するなど、各所にこだわりが見られます。
フィットネスや芸術的なフォトスポット、キッズゾーンを設けるなど、館内で楽しめるような工夫もたくさん。雨の日は、完備されたランドリールームで洗濯をしながら、ホテル内で遊んでみるというプランも用意できますね。
「ホテル リラックス V(旅楽序精品旅館-駅前五館)」は、西門駅から徒歩約10分、台北駅にも近い3つ星ホテル。外観に掲げた赤色の“R”が目印で、その内部は照明を抑えたスタイリッシュな空間になっています。
木目調の床に白のリネンを施した客室は、どのツーリストにも馴染みやすいテイスト。朝食にはセルフのドリンクバーと軽食が用意されていますが、別料金でグループホテルのしっかり目の朝食を利用することも可能。その日のプランに合わせて使い分けてみるのもいいですね。
西門のランドマークでもある“西門紅楼”から徒歩約3分のところにある「シティインプラスホテル(新駅旅店西門捷運店)」。世界各国のデザイナーによって手がけられた、リーズナブルなデザインホテルで、視覚的な楽しみをゲストに提供してくれます。
各部屋ごとにテーマが違い、アメリカコミックのようなカジュアルなものから、台湾の生活を反映したゲストルームまで様々。室内での写真撮影も滞在のお目当てとなるでしょう。
「ウォンスター ホテル(萬事達旅店)中華店」は、西門駅から徒歩約6分の場所にある3つ星ホテル。若者の街・西門にありながらも、シックな隠れ家のような装いが特徴的。西門に泊まってみたい!と思っている大人の滞在先として相応しいでしょう。
客室はアースカラーを基調としており、喧騒を遮断して心身を休められるような空間。部屋によっては、西門の街並みを望むことができます。
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“地下鉄・北門駅、西門駅から徒歩数分、台北駅や国光バスターミナルからも徒歩圏内と交通至便。夜遅くまで繁華街で飲み歩いていても、あるいは夜遅く台北に到着しても、ストレスなくたどり着けます。”
(トラベルjp ナビゲーター やま かづ)
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西門駅から徒歩約8分の距離にある「ホテル パパ ホエール(徳立荘 昆明館)」。その名の通り外観には大きなクジラが描かれており、土地勘のない旅行者にも見つけやすい建物です。裸電球で琥珀色に染められたロビーは、ほどよい無骨さをアピールした男前なスペース。全部で8タイプの客室があり、まるで映画のワンシーンに出てきそうなレトロな部屋もあります。
ホテルに併設されているバーでは、数種類の台湾産ビールをいただくことも。ぜひ飲み比べてみてくださいね。
<クチコミをCHECK!>
“駅からホテルの間に繁華街や名物店があるので、散策も十分に楽しめる環境。実用的なコンビニやドラッグストアもあり、ちょっとした買い物にも困りません。”
(トラベルjp ナビゲーター 大宮 つる)
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西門駅から徒歩わずか2分の「ホテル ミッドタウン リチャードソン(徳立荘酒店)」は、都会的な空気を纏った4つ星ホテル。洗練された現代的な建物と落ち着いたロビーでゲストを迎えてくれます。
客室は全部で10パターンあり、シンプルなスーペリアルームから、大きな窓が開放感を与えてくれるシティスイートなど、予算や旅のスタイルに合わせてチョイスすることができます。
西門駅から徒歩約7分の「モシャマンラ ホテル シーメン ブランチ(摩莎曼拉商務旅館 西門館)」は、西門の雰囲気にぴったりなカジュアルホテル。各部屋ごとに異なる壁紙を施しており、女性らしい部屋からポップなゲストルームまで多彩です。
お手頃価格なので、学生旅行や長期滞在はもちろん、宿泊費を抑えて観光やショッピングに費用をまわしたい旅にいかがでしょう?
現在はセレクトショップが集まる歴史的建築物「西門紅楼」や、麺線の名店「阿宗麺線」など、魅力満載の西門エリア。西門を拠点にすれば、日中は他の地域を観光し、夜は賑やかさの絶えない西門エリアで食事を楽しみ、散策しながらホテルへ戻る…というスムーズな動線を描くことができます。コスパのよい宿も多いので、ぜひ検討してみてくださいね!
2025年1月1日から環境保護を目的に、台湾の宿泊施設では使い捨てアメニティが無料で提供されなくなりました。台湾で宿泊する際には、歯ブラシやカミソリなどを用意して訪問しましょう。
2025年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
※本ランキングはトラベルjpのデータ、注目度、おすすめ度などを基に作成したものです。
(文:トラベルjp ナビゲーター木内つばめ)
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