美しい海岸線と、雄大な山々を持つ岩手県。岩手山や厳美渓、浄土ヶ浜などの自然スポットはもちろん、世界遺産・平泉で中尊寺を始めとする史跡巡りも外せません。カップルなら八幡平アスピーテラインをドライブデートして、温泉でのんびり。ファミリーなら小岩井農場で1日たっぷり遊ぶのもいいですね!もちろん奇跡の一本松も忘れずに…。
LINEトラベルjp ナビゲーターが岩手の観光名所をたっぷりご紹介します!
2011年に世界遺産登録され、岩手を代表する観光スポットとなった「平泉」。中尊寺や毛越寺などの構成資産をひと目観ようと、連日観光客で賑わっています。
奥州藤原氏初代清衡が平泉に都を築き「中尊寺」を建立しましたが、平泉追討によって金色堂以外すべて焼失。現在ある諸堂は鎌倉以降の再建です。
唯一の現存にして平泉の象徴「金色堂」は、木材を瓦形にして葺く木瓦葺きの宝形造りで、その瓦を除いて全面に金箔が押されています。内部の細かな装飾など、観光に訪れたらぜひ時間をかけてご覧ください。
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「本堂」なので中尊寺を総括する中心道場にあたるのですが、再建されたのは遅く明治42(1909)年になります。釈迦如来の本尊も失われていましたが、近年ようやく造られ、本堂本来の姿を取り戻しました。
広い向拝と大きな千鳥破風を据えた正面、その先で本尊と対峙でき、壇の両脇には延暦寺より分灯された「不滅の法灯」が護持されています。パネルで中尊寺の歩みも簡単に紹介しているので観光の際に読んでおきましょう。
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「毛越寺(もうつうじ)」は奥州藤原氏二代目の藤原基衡によるもので、往時はかなりの数の堂塔があった大寺院でした。当時の建物は残っていませんが、仏の世界、すなわち“浄土”を表現した庭園「浄土庭園」が残っています。
毛越寺庭園は平安時代に造られましたが、その当時の作庭のマニュアル「作庭記」に基づいて作られた、非常に重要な価値を持つ庭園です。観光の前に作庭記について予習しておくとさらに楽しめますよ。
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JR平泉駅から毛越寺門前を通り車で約10分の場所に建つ「達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)」。延暦20年(801年)創建と中尊寺や毛越寺よりも古い歴史を誇るお堂は、時の征夷大将軍坂上田村麻呂がこの地で悪事を働き領民を苦しめていた蝦夷(えぞ)を成敗したことを記念し、京の清水の舞台を模して精舎を建てたのが始まりと言われています。
独特な様式の三つの鳥居を抜けた先に、切り立った岩に食い込むように建つそのお堂は訪れる人を圧倒する迫力。平泉に来たらぜひ訪れたい観光スポットです。
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毘沙門堂の西方、高さ約30mの岸壁に刻まれた16.5mの磨崖仏。北限の磨崖仏で、全国の五大磨崖仏のひとつに数えられる、北限の磨崖仏です。
源義家が彫ったものと伝わり、胸から下は崩落してしまったため、現在は「岩面大仏」と呼ばれています。観光の際には見逃さないようにご注意を!
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岩手県の最南端、一関市東山町にある「猊鼻渓(げいびけい)」は、国の史蹟名勝天然記念物に指定され日本百景のひとつにも数えられる景勝地。2キロあまりに渡って続く100メートルを超える高さの岩壁は、季節の変化に応じて様々な表情を見せてくれます。
猊鼻渓の観光名物といえば「舟下り」。舟から眺める風景は、次々と現れる奇岩・巨岩が驚きと感動を与えてくれます。春から秋にかけては雨が降らない限り屋根も囲いも無いひら舟で川下りが行われますが、冬には屋形のこたつ舟が運行されます。
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エンジンが無い舟は、流れがほとんど無い砂鉄川を、船頭さんの人力で静かに進みます。だんだん谷が深くなり、岩も増え、名前が付けられた岩や洞窟を観光しながらさらに舟は奥へ。
猊鼻渓舟下りは往復90分の舟旅で、一番奥の絶景に囲まれた三好ヶ丘で上陸。高さ124mの「大猊鼻岩」と隣に「獅子ヶ鼻」と呼ばれる鼻の形の岩があり、それが猊鼻渓の名前の由来。猊とは獅子のことなんですよ。
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岩手県北上市にある山奥の秘湯「夏油(げとう)温泉」。「湯元夏油」は夏油温泉を代表する宿で、露天風呂が4つあり、その大半が湯船の底から湯が涌く足元湧出温泉です。宿に足元湧出温泉が複数あって、全て露天風呂というのは日本でここだけなんですよ。
4つの露天風呂を次々巡るのが名物ですが、階段の昇り降りなどが大変な個所は川沿いを歩いて行くのがおすすめ。一部水没している箇所もありますが水深は浅く、宿のゴム草履で行けます。観光の際は日帰り入浴ではなく、ぜひ宿泊して湯の良さを味わってください。
※冬季休業
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平清盛・龍馬伝・アテルイ伝等の話題作を生み出した岩手・奥州市「えさし藤原の郷」で…by Ise Shinkurou
地図を見る岩手県奥州市江刺は、平泉で栄華を誇った藤原清衡の生誕の地。「歴史公園えさし藤原の郷」では広大な敷地に約120棟の歴史的建造物が再現され、多くの映画やドラマなどが撮影された場所として知られています。
主に政治を執り行っていた「政庁」は、時代による建物の変革を分かりやすくする為に北側と南側を分けて再現。北側は8〜9世紀頃のまだ東北地方が掌握されていない時代、南側は12世紀の律令時代の政庁を再現しており、唐の影響を受けた主殿を中心に左右対称に脇殿が配置された造りになっています。
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カッパ(河童)といえば、川や池、沼などに棲み、陸上も歩行する“妖怪”をイメージするかもしれませんが、カッパには未確認動物であるという考え方もあり、江戸時代の書記などにじゃ目撃談も。そんなカッパが、岩手県遠野市にある「カッパ淵」に生息していると言い伝えられています。もし遭遇したら、捕まえてみたいと思いませんか?
「カッパ狛犬」が鎮座する常堅寺の裏手にある「カッパ淵」には葉がうっそうと茂り、今にもカッパが現れそうな雰囲気が醸し出されています。
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カッパ釣りは淵の近くにある釣り竿を自由に使うことができるのですが、「カッパ淵」でカッパを捕獲するには「カッパ捕獲許可証」が必要なんです。遠野市内の観光案内所「旅の蔵遠野」、「伝承園」、オンラインストア「遠野時間@Shop」などで購入することができます。
ちなみに、「旅の蔵遠野」では「写真入りカッパ捕獲許可証」という更新型の許可証も販売されていて、購入の際に撮影した顔写真を入れることも可能です。
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遠野「カッパ渕」・キュウリを手に民話の世界へ!by Ise Shinkurou
地図を見るカッパ淵に隣接する「常堅寺」は室町時代に創建された曹洞宗の寺院。この寺にも河童に関する伝説が多く残り、なかでもよく語られるのが「寺が火事の時、裏の川からカッパが現れ火を消し止め、その後カッパの狛犬になった」というお話。実際に十王堂の前には古い狛犬ならぬカッパの狛犬が一対残っています。頭の上に皿を乗せたカッパの狛犬は全国でここだけなんですよ。カッパ淵と併せて観光してくださいね。 この写真の記事を見る ≫
蒸気機関車といえば、水蒸気を動力にもくもくと煙を出し、汽笛を鳴らしながら走る、子どもから大人までを魅了する列車ですが、岩手県花巻〜釜石を運行する「SL銀河」をご存知でしょうか。岩手県出身の詩人で童話作家・宮沢賢治の世界観をモチーフにデザインされており、車内でプラネタリウムが観られるなどロマンあふれる蒸気機関車です。
期間の運行で全席指定のため、チケットはすぐに売り切れてしまうことも。岩手観光で乗車される場合は、早めに計画を立てましょう。
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列車の先頭に立つ蒸気機関車は、盛岡市内の公園に保存展示されていたものを約1年かけて整備し復活させました。
客車は4両編成。車内はガス灯風の照明やステンドグラスなど、大正から昭和の時代の温もりを感じさせるつくり、そして車端部は宮沢賢治にまつわるちょっとしたギャラリーや図書コーナーになっています。1号車には座席数10席ほどの小型プラネタリウムもあり、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の世界を満喫できます。
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釜石線のハイライトとも言えるのが「宮守めがね橋」で、鉄道ファンや見物のギャラリーが大勢集まる観光スポット。橋を渡っていくSLはさながら空へと向かっていく銀河鉄道のよう。
“乗る”よりも“撮る”ほうを楽しみたい!というのであれば、宮守駅から徒歩10分ほど行った橋のたもとにある「道の駅みやもり」の広場から、めがね橋とSLの印象的なシーンを写真に収めることができます。
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岩手県花巻市矢沢にある「宮沢賢治記念館」は、1982(昭和57)年に標高183メートルの胡四王山(こしおうざん)に開館。花巻市の人口は約10万人ですが、「宮沢賢治記念館」は全国から年間20万人以上も来場者が訪れる観光スポット。2015(平成27)年4月には展示リニューアルが行われ、さらにその魅力が増しました。
館内では“科学・芸術・宇宙・宗教・農”の5部門に分けて、宮沢賢治の世界観を時代背景と共に感じ取ることができ、常設展示室には愛用した弦楽器や自筆原稿などが展示されています。
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「宮沢賢治童話村」は、賢治の童話に対する世界観を体感できる観光スポット。モダンな構造のファンタジックな室内には、宇宙・大地・天空・水の4つのテーマに分かれた部屋があり、賢治の想像力の豊かさを感じることができます。自然を多角的に捉え、作品の中に描かれる場面を賢治はどのように感じ、読者にどのように感じてほしかったのかを体感できるので、作品を読んだことがある人もない人も、ぜひ観光したい施設です。 この写真の記事を見る ≫
盛岡駅の東側を流れる雄大な北上川。上流に岩手山が聳える北上川は盛岡を代表する景観が望めるビューポイントとして、幾つもの橋が掛かっています。その一つ「旭橋」を渡った通り「いーはとーぶアベニュー」は詩人・童話作家の宮沢賢治にゆかりのある材木町商店街のメインストリート。宮沢賢治ゆかりの民芸品店「光原社」や本屋を始め、“宮沢賢治像”や“モニュメント”など観光の見所がいっぱいです。 この写真の記事を見る ≫
深さなんと1.25m!立って入る温泉?!岩手県鉛温泉「藤三旅館」by 温泉ソムリエぐっち
地図を見る「藤三旅館」は岩手県花巻温泉郷「鉛温泉」の秘湯の一軒宿。“新日本百名湯”“日本温泉遺産”に選ばれた宿で、田宮虎彦の小説「銀心中(しろがねしんじゅう)」の舞台としても知られています。温泉は源泉を5本も有し、館内全5浴場すべて“源泉100%掛流し”。
深い湯船に立って入ることで有名な「白猿の湯」があり、その深さはなんと1.25m!そして、貴重な足下湧出の温泉です。天然の岩をくりぬいて作った湯船の底からは、透きとおった源泉100%のお湯がこんこんと湧き出しています。日本一深い自噴の天然岩風呂とのことですよ。
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岩手県花巻市、奥羽山脈の渓谷沿いに湧き出る花巻温泉郷には12の温泉があります。「新鉛温泉」はその中でも最奥にあり、自然豊かな山懐に立つ一軒宿が「愛隣館」です。3つの源泉、源泉掛流しの湯や立ち湯露天など17の湯船が楽しめ、夕食はかまど料理や石窯料理が楽しめるハーフバイキング形式の「かまどダイニング」が観光客に人気。夜は鹿踊り等の伝統芸能の上演、フリードリンクコーナー等の無料サービスも充実しています。
自然豊かな岩手県花巻温泉郷にある「大沢温泉」は素朴な一軒宿で、南部藩主のお殿様も愛した温泉です。近代的な新館「山水閣」、藁ぶき屋根の「菊水館」、築200年以上の湯治場「自炊部」とそれぞれ趣の異なる7つの湯めぐりを楽しめます。
観光客の一番人気は「大沢の湯(混浴)」。源泉はひとつなので、どの湯船に浸かっても効能は同じですが、渓流にせり出した開放感たっぷりの露天風呂は入る価値ありです。
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宮沢賢治が方言短歌『ちゃんがちゃんがうまこ』の四首にも詠んだ「チャグチャグ馬コ」は、農耕馬に感謝する200年以上にも及ぶ伝統行事。色鮮やかな装束で着飾って大小の鈴を付けた馬と馬主が、馬の守護神である蒼前(そうぜん)様を祀る滝沢市の鬼越蒼前神社を参拝し、盛岡八幡宮まで行進するお祭りです。
“チャグチャグ”響き渡る馬の鈴の音に由来し、その名称が付けられたと伝わっています。宮沢賢治ファンならずとも観光に訪れたい、素敵な伝統行事です。
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ギネスブックに認定された“和太鼓の同時演奏記録”を持つ「さんさ祭り」は、毎年8月1日から4日間、中央通を会場に開催されます。一万太鼓の群舞が織り成すその音は、観る者の身体の芯にまで響き渡ります。優麗でしなやかな「さんさ踊り」の代表的なものは「七夕(たなばた)くずし」、「栄夜差(えいやさ)踊り」、「福呼(ふっこ)踊り」の3つ。パレード終了後には観光客も自由に参加できる「輪踊り」も開催されますよ。 この写真の記事を見る ≫
平成20年に話題となった、ヒゲ面で胸毛の濃い褌姿の男性が写るポスターを覚えていますか?岩手県奥州市水沢区にある黒石寺で行われる「蘇民祭」のポスターです。
蘇民祭とは、毎年旧暦1月7日の晩から8日の早朝にかけて、雪の降りしきる中行われる勇ましい祭であり、東北を中心に分布する蘇民将来信仰を代表する祭事行事。中でも岩手県の蘇民祭が最も有名であり、最も有名で来歴が古いと言われるのが「黒石寺蘇民祭」です。
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散策で巡ろう!偉人も愛した城下町・盛岡の魅力by 浦賀 太一郎
地図を見る盛岡市街中心地の大通商店街から徒歩10分ほど、中の橋を渡ると盛岡の観光拠点とも言える「プラザおでって」があり、真向いに明治時代に建てられた岩手銀行旧本店本館(現 中ノ橋支店)があります。
東京駅を設計した明治洋風建築界の権威・辰野金吾博士と盛岡出身の葛西萬司工学士が設計したレンガ造りのルネッサンス様式建築で、「赤レンガ」と呼ばれ市民に親しまれています。岩手銀行旧本店本館は、その文化的価値が評価され、国から重要文化財の指定を受けているんですよ。
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南部藩主の居城であった盛岡城の旧跡は、盛岡駅から徒歩で15分程度の場所で行くことのできる観光名所です。特に見応えがあるのが、美しい城壁。盛岡城は北上川、雫石川、中津川を自然の壕に利用して建設された平城です。
盛岡の地名は鬼が“岩”に“手形”を押して、鬼がもうやってこないと約束した場所というところから、元は“不来方(こずかた)”といわれ、築城当時は“不来方城”と呼ばれていた盛岡城。現在は石垣や池が残り、盛岡城跡公園として市民に親しまれています。
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岩手公園(盛岡城跡公園)の中津川寄りにある宮沢賢治の詩碑には、『文語詩稿 一百篇』の一詩『岩手公園』の全文が記されています。その側には孤光燈(アークライト)も設置され、詩の情景とリンクした構成になっているのも観光にオススメのポイントです。
その他、岩手公園には新渡戸稲造(1862〜1933)、石川啄木(1886〜1912)の石碑もあるので、ぜひ自然の溢れる園内を観光してみて下さい。
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数々ある岩手県のグルメの中でも盛岡には食べ方も味もそれぞれ違った麺があり、中でも最も知名度があるのはわんこそばではないでしょうか?
「わんこ」とは岩手の方言で「お碗」を意味します。その「お碗」に少しずつ盛られたそばを食べるのがわんこそばですが、現在ではお店によってお客のペースで出すお店や次々楽しませるように出すお店など、スタイルは様々です。大抵のお店は定額制で食べ放題ですが、価格設定によって上限が決まっているお店もあるので、観光の際はお店に確認しましょう。
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盛岡冷麺のルーツは朝鮮半島で、1954年創業の食道園の初代店主が咸興冷麺と平壌冷麺を基に考案したとされています。朝鮮半島では麺の素材はそば粉とでんぷんが主ですが、盛岡冷麺は小麦粉と馬鈴薯でんぷんが主となっています。
スープはお店によって違いますが牛骨や鶏ガラなどを使用したお店が多く、キムチと麺とからみあって絶妙なおいしさ。盛岡観光のグルメなら、やっぱり冷麺は外せませんね。
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サンマラーメンにホタテバーガー!!大船渡ご当地グルメは磯の香りたっぷりby Ise Shinkurou
地図を見る日本有数のサンマ水揚げ量を誇る大船渡港。大船渡には三陸の海の幸を味わえるご当地グルメ、新鮮なサンマとしょうゆラーメンがコラボした「大船渡さんまら〜めん」があります。
脂ののったサンマとコクのあるスープ、そして歯ごたえのある麺のコラボは、市内数ヶ所のラーメン店がそれぞれ工夫を凝らしたお味を提供しています。しかもどこで食べても同じ価格!観光の際は食べ比べをして、お気に入りを探すのもいいですね。
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巨石を割って咲く名桜、国の天然記念物にも指定されている「石割桜」は、盛岡の中心地「盛岡地方裁判所」の中庭に咲いています。
「石割桜」はその名の通り、石を割って咲いている桜なのですが、桜の周囲21mをぐるりと花崗岩が覆っています。石の割れ目から見事な枝をのばす桜は「エドヒガン」といい、樹齢は350年以上。咲きはじめは他種に比べると一週間から十日ほど早いため、盛岡市民は「石割桜」が咲くと桜の季節、春がやってきたという感じるのだとか。ぜひ開花の時期に合わせて観光してみて下さい。
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岩手県の“岩手”という名称の由来をご存知でしょうか?実は県庁所在地のある岩手県盛岡市の「三ツ石神社」に秘密があります。
その昔、悪さをしてた鬼が神様に石に縛り付けられ、降参した証として“岩”に“手形”を押したことが、地名の由来といわれています。そして何と、その石が「三ツ石神社」に残っているのです!「鬼の手形」は肉眼ではもうわからないかもしれませんが、一つ一つ岩に触れてみてはいかがでしょう?岩から発せられる不思議な力を感じることができるかもしれませんよ。
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盛岡城跡公園と隣接する「櫻山神社」には、巨大な烏帽子岩が鎮座しています。盛岡城築城時に出現したとされ、歴代の盛岡藩主が「宝大石」と崇めて神事が執り行われていたほど。今でも盛岡市民のお守り岩として親しまれています。まるで転がりだしてきそうな圧倒的な存在感を、観光に訪れたら間近でご覧くださいね。
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壁面に触れずに巨石をくぐると大願成就!花巻市・丹内山神社のパワーストーンby 鮎川 キオラ
弘法大師の弟子・日弘によって平安時代に創建された「丹内山(たんないさん)神社」は、平泉の藤原氏が篤く信仰し、近世には盛岡藩主の祈願所として大切に保護されていた神社です。
境内にある高さ4.5m、幅11.6m、奥行9.3mの巨石は、「アラハバキ大神の巨石」として1,300年以上前からご神体として祀られてきました。巨石のわずかな隙間を壁面に触れずにくぐり抜けると大願成就と伝えられています。
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盛岡駅から徒歩で約10分の立地に、歌人・石川啄木が妻・節子と新婚生活を始めた武家屋敷「啄木新婚の家」があります。1905(明治38)年6月4日から、妻・節子と啄木の両親、妹と共に暮らした家ですが、わずか3週間後、6月25日にはこちら盛岡市中央通三丁目から同市内・中津川のほとり加賀野一丁目に転居したんだとか。
現在、盛岡市内の石川啄木の遺跡と呼べるものは、「啄木新婚の家」だけ。入場無料で、近くには“啄木新婚の家口”のバス停もあり、アクセスしやすいのも観光に嬉しいポイントです。
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こちらが石川啄木の書斎であり、同時に夫婦の部屋。新聞に連載されていた随筆「閑天地」の一編「我が四畳半」には、当時の生活の状況が詳しく書かれています。
「閑天地」とは“のどかで静かな場所”を意味し、新婚生活が始まった現在の「啄木新婚の家」を指します。“我が室は四畳半なりと聞かば、読者は、『閑天地』の余りに狭きに驚きやすらむ。”で始まる随筆「我が四畳半」を読んでから観光することをオススメします。
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岩手県盛岡市の「報恩寺」は文豪たちにゆかりのある寺院で、石川啄木は学生の頃、この北山一帯を級友たちとよく散策したともいわれており、詩集の中の『落瓦の賦』はこの報恩寺をテーマにしたものです。宮沢賢治は盛岡高等農林学校時代に報恩寺で参禅もしていました。
本堂に向かって左手側に羅漢堂があり、そこに納められているのが「五百羅漢」です。本堂で入館料を納めてから拝観となります。
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「五百羅漢」が鎮座する羅漢堂は中央に礼壇上があり、その周りの壁にぐるりと羅漢たちが配置されています。お堂の天井には狩野林泉筆といわれる見事な竜図も。梁・柱・桁木など、巨材を惜しみなく使用した羅漢堂も必見です。
「五百羅漢」は9人の仏師によって、享保16(1731)年から4年を費やしてつくられたと言われ、全て寄せ木造りで漆塗り。マルコ・ポーロやフビライ・ハンの像と言われるものもあるんですよ。
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JR盛岡駅からバスで15分ほどの場所にある「高松公園」は、春〜秋にかけてはボート遊びができ、冬には白鳥が渡ってくる四季の色合いが美しい観光スポットです。
盛岡の治水のために1660年代から作られた堤が、公園内にある「高松の池」といわれています。高松の池を一周できる約1.4kmの遊歩道は、歩行者専用で散歩コース、市民のジョギングコースとして人気。また、それを取り囲むように道路も整備されており、車や自転車でぐるっと観光することも可能です。
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高松公園は“日本の桜100選”にも選ばれている桜の美しい名所ですが、観光ガイドブックなどに取り上げられることが少ない穴場のスポットです。
高松の美しい自然、残雪残る雄大な岩手山を背景に感じることができる「高松の池」は、桜のシーズンには「さくらまつり」が開催され、夜にはぼんぼりが灯り、光に照された桜が水面に映り幻想的な世界へと誘います。
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約3000ヘクタール(900万坪)の広大な敷地面積があり、民間の農場では日本で最大級の「小岩井農場」。盛岡市内からも30分程度でアクセス可能な事もあり、岩手県を代表する人気の観光スポットとなっています。
農場なので動物とふれあえるアクティビティが満載!子供に大人気の乗馬コーナーや羊と羊飼いによるショーの開催、ミニチュアホースとのふれあい、トロ馬車体験など、動物とたっぷり1日ふれあうことができます。
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小岩井農場は、動物に関した遊びや学びだけではないアクティビティも充実していて、大人も子供も一緒に観光を楽しむ事ができちゃいます。
透明の巨大ボールの中に入って水上を走る「水上ハムスター」、バンジーの器具をつけてトランポリンをする「バンジートランポリン」、アーチェリーや羊飼いゴルフなどなど…。いずれも体を使う遊びが多いので、外でのびのび遊びたい方、遊ばせたい方にはぴったりですね。
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小岩井農場といえば、観光のおみやげにもおすすめなのがチーズケーキ!小岩井農場産の新鮮な牛乳、卵、バター、クリームチーズをふんだんに使った、濃厚でコクのあるケーキです。
日持ちのするバターケーキやクッキーなども数多く取り揃えられ、中には小岩井農場でしか購入できないものも。新鮮なチーズやバターは自宅用に欲しくなってしまいますね。
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岩手県の象徴とも言える「岩手山」は標高2038mの県内最高峰の山。その富士山のような独立峰の稜線は「岩手富士」とも「南部片富士」とも呼ばれています。
岩手山は活火山ですが、現状の噴火レベルは富士山と同じ“1”の平常となっており、富士山同等に特に規制はありません。2000m級では珍しいコマクサの群生地があり、頂上まで緑がとても豊か、他にもたくさんの高山植物を目にすることができる山で、登山客に人気の観光スポットです。
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岩手山には大きく分けると6つの登山コースがありますが、盛岡市街からアクセスしやすくコースも登りやすい「柳沢コース」が一番おすすめです。
「柳沢コース」は標高633mの「馬返し」と呼ばれる登山口から始まります。序盤は森の中を進みますが、途中からはガレ場が多くなる登山コースで、山頂までの標高差は富士山登山並みの約1450m。登山道近くには高山植物も多く、観光の見所が満載のコースです。
現在も活火山として活動中の岩手山ですが、およそ280年前に中腹から溶岩流が噴出し、今もなおその姿をとどめている場所は「焼走り」と呼ばれ、観察路が整備されています。
出入り口の階段を登るといきなり目の前に、一帯が暗褐色の息をのむような溶岩原が広がります。日本に溶岩流は数あれど、この焼走りのように4kmにもおよぶ溶岩流が当時の姿を残しているのはここだけなんです。
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青森・秋田・岩手の3県をまたぐ「十和田八幡平国立公園」。岩手と秋田に広がる八幡平エリアでは、岩手から秋田まで八幡平を横断する絶景ドライブウェイ「八幡平アスピーテライン」や樹氷など、見どころたくさんの観光地です。
八幡平一帯は温泉に恵まれ、素晴らしい秘湯がたくさん!中でも「網張温泉」の自然の森、滝、川に囲まれた露天風呂「仙女の湯」の絶景はおススメ。休暇村岩手網張温泉の本館から山道を10分ほど歩く必要がありますが、それでもわざわざ訪れるべき素晴らしい温泉です。
※冬季閉鎖
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山奥にひっそりと佇む「国見温泉森山荘」は、秋田・岩手にまたがる十和田八幡平の秋田駒ヶ岳登山口にあります。こんこんと湧くグリーンの湯は全国的にも稀で、かつここまできれいなグリーンは全国トップクラス。源泉は無色透明ですが、成分中の藻が紫外線を浴びることで光合成をはじめ、浴槽中でグリーンに変化するのだそう。また、温泉成分は湯船の底にも多く沈殿し、細かい粒子となってねっとりと堆積しています。
※冬季休業
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化粧水のようなとろ〜り温泉!モルデンの湯ラビスタ安比高原で美肌ゲット!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る岩手県にある安比高原は、スキー、ゴルフ、紅葉、牧場と春夏秋冬、老若男女が観光を楽しめるリゾート地。ペンションが立ち並ぶ、さながらヨーロッパの高級避暑地のような雰囲気が漂う安比高原にあるのが「モルデンの湯 ラビスタ安比高原」です。
ホテルの自慢はなんといっても「モルデンの湯」。ホテルエリアのモルデン沸石原石層から出湯する日本でも希有な温泉で、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)。重曹泉は肌の脂肪分や分泌物を洗い流す作用もあり、湯上りの肌のなめらかさや美肌効果から美肌の湯、若返りの湯とも言われています。
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「もぐらんぴあ」は岩手県久慈市にある日本で唯一の地下水族館。先の震災で全壊してしまいましたが、震災前から度々この水族館を訪れていた“さかなクン”を始め多くの方々の支援で、2016年4月23日に元の場所で復活を遂げました。
メインのトンネル水槽は約200種3000匹の魚たちを海の底から見上げるように観察でき、横や上から観るのとは違った魚たちの魅力を楽しむことが出来ます。このトンネル水槽はもぐらんぴあ最大で、観光客に一番人気。こちらも震災で壊れてしまいましたが、5年の月日を経てみごとに復活しました。
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“ギョギョ!”でおなじみの“さかなクン”は、展示するものが乏しい仮設の水族館に沢山の絵や珍しい魚を提供し盛り上げた、復活実現の最大の功労者の一人。その絵や魚は今でももぐらんぴあに展示してあります。カレンダーや本、トイレットペーパーなどのさかなクングッズは、一階の売店で購入することが出来ますよ。観光のお土産にぜひどうぞ。 この写真の記事を見る ≫
岩手県久慈市にある「小袖海岸」は、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地として一躍人気観光地となりました。
数あるロケ地の中でも、主人公アキが毎回オープニングで走っていた堤防はぜひ観光したいスポット。テーマ曲を口ずさまずにはいられませんよ!
堤防の近くには「海女素潜りの浜」や、“喫茶リアス”の壁面に描かれていた「夫婦岩」などファンにはたまらない観光スポットが満載です。ブームが落ち着いた今だからこそ、観光してみてはいかがでしょうか。
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岩手県の北東部、青森県八戸市と隣接する久慈市にある「小袖海女センター」。建物の1階はあまちゃんグッズや地元の特産品を販売する売店、2階は北限の海女の歴史が学べる展示コーナー、3階は食堂で採れたてのウニが載ったウニ丼やまめぶ汁などが食べられます。更に屋上展望台からは雄大な太平洋の眺めを一望できますよ。また、周辺のテントではホタテやウニの炭火焼などが販売されています。 この写真の記事を見る ≫
小袖海女センターでは毎年7〜9月の間、海女の素潜り実演を実施しています。有料ですが、観光に訪れたらぜひ見学を!テレビや雑誌では決して味わうことの出来ない感動が待っています。
海女達が懸命に採って来たウニはその場で頂くことが出来ます。もちろん生でも十分美味しいのですが、お勧めは焼きウニ!甘さが一段と凝縮され濃厚に。さっきまで潜っていた海女達から素潜りの大変さなどを聞きながら食べる焼きウニは最高です。
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岩手県・三陸鉄道「恋し浜駅」ホタテ絵馬に愛のメッセージを!by Ise Shinkurou
地図を見る震災で大きな被害が出た地域にもかかわらず、多くの人々の熱い思いに後押しされて全線復旧を果たした「三陸鉄道」。現在は地元の足、ローカルな観光列車として活躍しています。
震災後さまざまな車両が導入されましたが、クウェートからの震災支援資金を活用した新型車両。支援を感謝し忘れないために、前面にはクウェートの国旗がデザインされています。観光の際にはぜひ注目してみて下さいね。
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三陸鉄道 北リアス線では毎年冬の時期になると「こたつ列車」が走ります。こたつ列車は、レトロなお座敷列車「さんりくはまかぜ」で運行。この車両はクウェートからの支援で製造されたもので、コンセプトは岩手まるごと博物館。古民家風をイメージしてデザインされた車両を見ているだけでも楽しくなります。
この他にもランチ&スイーツ列車、カラオケ列車など様々な企画列車が運行。観光前にチェックしておきましょう。
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岩手県の北東部、田野畑村の海岸線「北山崎」はダイナミックな断崖絶壁が約8kmに渡って連なる三陸屈指の景勝地。海面からの高さは高いところでは200メートルもあり、大海食崖が延々と連なる景観は海のアルプスと称されます。
「北山崎展望台」は第1〜3展望台まであり、眺めはまるで高層ビルの屋上から真下を見下ろすようで、息をのむスリルを観光で味わうことができます。
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陸からの眺めが素晴らしい北山崎ですが、海から観光するのもおすすめ。遊覧船からでもその魅力を味わうことが出来ますが、断崖絶壁の迫力と巨岩・奇岩の魅力を最も味わうことが出来るのが「サッパ船アドベンチャー」です。
サッパ船アドベンチャーの中でも最も緊張するのが「海のトンネル」と言われる岩の穴くぐり。素人目にはとても通り抜けられそうもない穴を、舟の縁をかすめるようにして通り抜ける瞬間はスリル満点です。
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岩泉の観光スポットとして知られているのが、“日本三大鍾乳洞”にも数えられている「龍泉洞」。洞内の距離は知られているだけでも3600m、地底に8つの湖が見つけられています。
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三陸海岸を代表する観光地、岩手県宮古市にある国の名勝「浄土ヶ浜」。白い岩塊と小石によって形成された入り江と、岩の上に群生するナンブアカマツなどの常緑樹、透明な海水によりまるで日本庭園の様な美しい景観が人気を集め、一年を通して多くの観光客が訪れます。
波穏やかで美しい海では、泳いだり、スワンボートに乗ったり、サッパ船と呼ばれる小舟で湾内を一周し、天気の良い日にはコバルトブルーに輝く“青の洞窟”を観光することが出来ます。
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「青の洞窟」と言えばイタリアのカプリ島が有名ですが、実は岩手県にも存在していたのです。そこは宮古市の「浄土ヶ浜」。美しい景観が有名な海岸ですが、近年、窟内が青や緑に染まる神秘的な洞窟が発見され「青の洞窟」として人気の観光スポットになっています。しかもその洞窟へは「さっぱ船」と呼ばれる小さな船でしか観光することが出来ないため、ちょっとスリリングなんですよ。 この写真の記事を見る ≫
東日本大震災を乗り越えた遊覧船「第16陸中丸」。一階と二階に400名以上が乗船可能なこの船は、風光明媚な湾内を40分かけて進み、美しい景観と雄大な太平洋の海をのんびりと観光することができます。
遊覧船で挑戦したいのが「ウミネコの餌付け」。餌は船の売店で購入できる「うみねこパン」限定です。餌付けが出来るのは船の後ろ側のオープンデッキだけなので、出港時刻をチェックし早めに並んで席を確保しましょう。
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「釜石大観音」は高さ48.5m、日本一の「魚籃(ぎょらん)観音」です。魚籃の“籃”はカゴを指し、一般的な魚籃観音はカゴを手に持つか魚の上に乗った姿ですが、この魚籃観音は手に魚を持つ珍しい姿をしています。1970年に海難事故や津波の犠牲者など、海で亡くなられた方々の慰霊と供養のために建てられ、観音様が海を向いているのは、犠牲者の慰霊と海の安全を見守っているためです。
まだ陽が高くならない朝の時間は、空気が澄んで、白亜の観音像が空や海の青を映して涼やかに見えます。
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観音胎内には観音三十三変化身を表した33体の仏像があります。観音三十三変化身は観世音様が衆生を救うため、場合に応じて変化する33の姿。胎内にはその33の姿を鎌倉時代の鉈彫り様式で彫り起こした観音像が安置されています。観光に訪れたら外だけではなく、ぜひ胎内もご覧ください。
また、観音胎内にはこのほかに青森ヒバによる拝殿、七福神胎内巡り、陸中國釜石港海図、札所の脇には売店やお休み処があります。
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釜石大観音の胎内12-13階は魚籃展望台になっており、ちょうど観音様が手にしている魚のあたりが展望台になっていて、観光で外に出ることができます。海抜120mからの眺めは絶景です。(海抜85mには第一展望台もあり)
三陸復興国立公園は、北は八戸市から南は気仙沼市までの南北約220kmに伸びる国立公園です。北は「海のアルプス」とも賞される豪壮な大断崖、南は入り組んだ地形が優美なリアス海岸が続きます。
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「三陸海岸」は青森・岩手・宮城3県に跨る太平洋沿岸の総称。山岳と海が隣り合わせた起伏が大きい海岸で、急峻で奇怪な岩崖と、コバルトブルーの海との組み合わせが見事な景勝地が点在する観光地です。
復興のシンボルで、津波の恐ろしさを後生に受け継ぐ「奇跡の一本松」は、三陸観光で是非とも訪れたい震災遺構です。海水により腐敗が進み再生不可能となった為、一度伐採して腐敗処置を施し、モニュメントとして保存整備されました。
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「残したい日本の音風景」迫力の名勝・碁石海岸(大船渡市)by Ise Shinkurou
地図を見る岩手県大船渡市の三陸沿岸にある観光名所「碁石海岸」は陸前高田より車で20分程度、末崎半島の東南端約6kmの海岸線で、国の名勝・天然記念物に指定されています。
碁石海岸という呼称の元にもなった「碁石浜」は、その名の通り碁石の様な石で埋め尽くされた海岸で、海と荒々しい岩肌と松林の組み合わせが綺麗な浜です。砂ではなく石で覆われているため海の水も濁らず波も穏やかで、子供の水遊びにもおススメです。
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「残したい日本の音風景」迫力の名勝・碁石海岸(大船渡市)by Ise Shinkurou
地図を見る静かな浜から切り立つ崖まで、観光で様々な海岸風景を楽しめる碁石海岸ですが、一番の見所は「穴通磯(あなとおしいそ)」です。
波の侵食により大きな洞門が3つ開いたその姿は、自然が創り出した芸術品!盆栽の様に生えている木々や草の緑が彩りを添えています。小型遊覧船に乗って観光することができ、海の状況が良ければ穴くぐりも楽しめます。
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海でも山でも観光が楽しめる岩手県。全部楽しそうでどのルートで観光すればよいか迷ってしまいますね。石にまつわるパワースポットが多いので、運気を上げる旅も良いかも?読書好きな方には文豪ゆかりの地めぐりもおすすめです。個性的な麺グルメが多いので、麺好きな方は食べ比べてみてはいかがでしょうか?
岩手の自然や温泉に癒され、寺社仏閣などでパワーチャージ!岩手を観光して元気になっちゃいましょう!
※記事内では閲覧性保持のため新字体を利用して「石川啄木」としていますが、「啄」の正確な表記は、右側・旁(つくり)の左払い三本の中央に「丶」のある旧字体となります。
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(2024/11/3更新)
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