美しい海岸線と、雄大な山々を持つ岩手県。岩手山や厳美渓、浄土ヶ浜などの自然スポットはもちろん、世界遺産・平泉で中尊寺を始めとする史跡巡りも外せません。カップルなら八幡平アスピーテラインをドライブデートして、温泉でのんびり。ファミリーなら小岩井農場で1日たっぷり遊ぶのもいいですね!もちろん奇跡の一本松も忘れずに…。
トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、東北出身のトラベルjp 編集長 加山が岩手の観光名所をご紹介します!
2011年に世界遺産登録され、岩手を代表する観光スポットとなった平泉。奥州藤原氏初代清衡が平泉に都を築き、政治の事始めとして建立したのが「中尊寺」です。平泉追討によって中尊寺は金色堂以外すべて焼失してしまいましたが、それでも金色堂はじめ3000余の国宝や重要文化財を現在に伝えています。
金色堂は黄金によって支えられた平泉文化の象徴。木材を瓦形にして葺く木瓦葺きの宝形造りで、その瓦を除いて全面に金箔が押されています。
<基本情報>
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
電話番号:0191-46-2211
アクセス:JR平泉駅からバス「中尊寺」下車徒歩15分
公式サイト(外部リンク)
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JR平泉駅から毛越寺門前を通り車で約10分の場所に建つ「達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)」。延暦20年(801年)創建と中尊寺や毛越寺よりも古い歴史を誇るお堂は、時の征夷大将軍坂上田村麻呂がこの地で悪事を働き領民を苦しめていた蝦夷(えぞ)を成敗したことを記念し、京の清水の舞台を模して精舎を建てたのが始まりと言われています。
独特な様式の三つの鳥居を抜けた先に、切り立った岩に食い込むように建つそのお堂は訪れる人を圧倒する迫力。毘沙門堂の西方、高さ約30mの岸壁に刻まれた16.5mの磨崖仏も観光の際には見逃さないようにご注意を!
<基本情報>
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字北澤16番地
電話番号:0191-46-4931
アクセス:
【電車】JR平泉駅からタクシーで約10分
【車】一関ICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県の最南端、一関市東山町にある「猊鼻渓(げいびけい)」は、国の史蹟名勝天然記念物に指定され日本百景のひとつにも数えられる景勝地。2kmあまりに渡って続く100mを超える高さの岩壁は、季節の変化に応じて様々な表情を見せてくれます。
猊鼻渓の観光名物といえば舟下り。舟から眺める風景は、次々と現れる奇岩・巨岩が驚きと感動を与えてくれます。春から秋にかけては雨が降らない限り屋根も囲いも無いひら舟で川下りが行われますが、冬には屋形のこたつ舟が運行されます。
<基本情報>
アクセス:
【電車】JR猊鼻渓駅から徒歩約5分
【車】一関ICから車で約25分
公式サイト(外部リンク)
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川下りというアクティビィティで有名な猊鼻渓に比べ、散策がメインの「厳美渓」。散策が楽しめるよう渓谷のある磐井川周辺にウォーキングコースが整備され、無料で楽しめるスポットになっています。
観光のメインは天工橋付近。天工橋からは、磐井川の急流によって削られた岩肌が特徴の渓谷を一望できます。また厳美渓の名物が“空飛ぶだんご”、こと“かっこうだんご”。川沿いに店を構える郭公屋と繋がっており、店に行かずともたらいに料金を入れて木板を叩くと対岸からお団子とお茶を入れて送り届けてくれる画期的なサービスが大人気です。
<基本情報>
アクセス:
【電車】JR一ノ関駅からバス「厳美渓」下車徒歩1分
【車】一関ICから車で約8分
公式サイト(外部リンク)
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約3000ヘクタールの広大な敷地面積があり、民間の農場では日本で最大級の「小岩井農場まきば園」。盛岡市内からも30分程度でアクセス可能な事もあり、岩手県を代表する人気の観光スポットとなっています。
農場なので動物とふれあえるアクティビティが満載!子供に大人気の乗馬コーナーや羊と羊飼いによるショーの開催、ミニチュアホースとのふれあい、トロ馬車体験など、動物とたっぷり1日ふれあうことができます。そのほか自然を満喫できるアトラクションや手作り体験も充実。牧場ならではのグルメも味わうことができ、大人も子供も観光を満喫できます。
<基本情報>
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
電話番号:019-692-4321
アクセス:
【電車】JR盛岡駅からバス「小岩井農場まきば園」下車すぐ
【車】盛岡ICから車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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盛岡城跡を中心に城下町として開けた岩手県盛岡市は、市街地の様子もレトロでのどかな雰囲気が残る素朴な街です。街の中心地に見所や観光スポットも集まっていて、観光しやすいのも魅力です。
巨石を割って咲く名桜、国の天然記念物にも指定されている「石割桜」は、盛岡の中心地・盛岡地方裁判所の中庭に咲いています。その名の通り、石を割って咲いている桜の周囲21mをぐるりと花崗岩が覆っています。石の割れ目から見事な枝をのばす桜はエドヒガンといい樹齢350年以上と言われています。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市内丸9−1(盛岡地方裁判所)
アクセス:
【電車】JR盛岡駅からバス10分
【車】盛岡ICから車で20分
公式サイト(外部リンク)
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盛岡市街中心地の大通商店街から徒歩10分ほど、中の橋を渡ると盛岡の観光拠点とも言える“プラザおでって”があり、真向いに明治時代に建てられた「岩手銀行旧本店本館(現 中ノ橋支店)」があります。
東京駅を設計した明治洋風建築界の権威・辰野金吾博士と盛岡出身の葛西萬司工学士が設計したレンガ造りのルネッサンス様式建築で“赤レンガ”と呼ばれ市民に親しまれています。岩手銀行旧本店本館は、その文化的価値が評価され、国から重要文化財の指定を受けているんですよ。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2番20号
電話番号:019-622-1236
アクセス:
【電車】JR盛岡駅からバス「盛岡バスセンター」下車徒歩1分
【車】盛岡ICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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南部藩主の居城であった盛岡城の旧跡は、盛岡駅から徒歩で15分程度で行くことのできる観光名所です。特に見応えがあるのが、美しい城壁。盛岡城は北上川、雫石川、中津川を自然の壕に利用して建設された平城です。
盛岡の地名は鬼が“岩”に“手形”を押して、鬼がもうやってこないと約束した場所というところから、元は“不来方(こずかた)”といわれ、築城当時は“不来方城”と呼ばれていた盛岡城。現在は石垣や池が残り、「盛岡城跡公園」として市民に親しまれています。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市内丸
アクセス:
【電車】JR盛岡駅からバスで10分
【車】盛岡ICから車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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盛岡駅から徒歩で約10分の立地に、歌人・石川啄木が妻・節子と新婚生活を始めた武家屋敷「啄木新婚の家」があります。1905(明治38)年6月4日から、妻・節子と啄木の両親、妹と共に暮らした家ですが、わずか3週間後、6月25日にはこちら盛岡市中央通三丁目から同市内・中津川のほとり加賀野一丁目に転居したんだとか。随筆『我が四畳半』に当時のことが書かれています。
現在、盛岡市内の石川啄木の遺跡と呼べるものは、「啄木新婚の家」だけ。入場無料で、近くには“啄木新婚の家口”のバス停もあり、アクセスしやすいのも観光に嬉しいポイントです。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市中央通三丁目17-18
アクセス:
【電車】JR盛岡駅からバス「啄木新婚の家口」下車徒歩1分
【車】盛岡ICから車で約25分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県盛岡市の「報恩寺」は文豪たちにゆかりのある寺院で、石川啄木は学生の頃、この北山一帯を級友たちとよく散策したともいわれており、詩集の中の『落瓦の賦』はこの報恩寺をテーマにしたものです。宮沢賢治は盛岡高等農林学校時代に報恩寺で参禅もしていました。
本堂に向かって左手側に羅漢堂があり、そこに納められているのが五百羅漢です。羅漢堂は中央に礼壇上があり、その周りの壁にぐるりと羅漢たちが配置されています。お堂の天井には狩野林泉筆といわれる見事な竜図も。梁・柱・桁木など、巨材を惜しみなく使用した羅漢堂も必見です。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市名須川町31−5
電話番号:019-651-4415
アクセス:JR盛岡駅からバスで約12分
公式サイト(外部リンク)
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盛岡駅の東側を流れる雄大な北上川。上流に岩手山がそびえる北上川は盛岡を代表する景観が望めるビューポイントとして、幾つもの橋が掛かっています。
その一つ、旭橋を渡った通り「いーはとーぶアベニュー」は詩人・童話作家の宮沢賢治にゆかりのある材木町商店街のメインストリート。宮沢賢治ゆかりの民芸品店・光原社や本屋を始め、“宮沢賢治像”や“モニュメント”など観光の見所がいっぱいです。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市材木町
アクセス:JR盛岡駅から徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県の“岩手”という名称の由来をご存知でしょうか?実は県庁所在地のある岩手県盛岡市の「三ツ石神社」に秘密があります。
その昔、悪さをしていた鬼が神様に石に縛り付けられ、降参した証として“岩”に“手形”をおしたことが、地名の由来といわれています。そして何と、その石が「三ツ石神社」に残っているのです!“鬼の手形”は肉眼ではもうわからないかもしれませんが、一つ一つ岩に触れてみてはいかがでしょう?岩から発せられる不思議な力を感じることができるかもしれませんよ。さんさ踊り発祥伝説の地でもあります。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市名須川町2-1
電話番号:019-622-2061(櫻山神社)
アクセス:JR盛岡駅からバスで約10分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県奥州市江刺は、平泉で栄華を誇った藤原清衡の生誕の地。「歴史公園えさし藤原の郷」では広大な敷地に約120棟の歴史的建造物が再現され、多くの映画やドラマなどが撮影された場所として知られています。
主に政治を執り行っていた政庁は、時代による建物の変革を分かりやすくする為に北側と南側を分けて再現。北側は8〜9世紀頃のまだ東北地方が掌握されていない時代、南側は12世紀の律令時代の政庁を再現しており、唐の影響を受けた主殿を中心に左右対称に脇殿が配置された造りになっています。
<基本情報>
住所:岩手県奥州市江刺岩谷堂字小名丸86-1
電話番号:0197-35-7791
アクセス:
【電車】JR水沢江刺駅から車で約15分
【車】水沢ICから車で約15分
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岩手県北上市にある山奥の秘湯「夏油(げとう)温泉」。湯元夏油は夏油温泉を代表する宿で、露天風呂が4つあり、その大半が湯船の底から湯が涌く足元湧出温泉です。宿に足元湧出温泉が複数あって、全て露天風呂というのは日本でここだけなんですよ。
4つの露天風呂を次々巡るのが名物ですが、階段の昇り降りなどが大変な個所は川沿いを歩いて行くのがおすすめ。一部水没している箇所もありますが水深は浅く、宿のゴム草履で行けます。観光の際は日帰り入浴ではなく、ぜひ宿泊して湯の良さを味わってください。
※冬季休業
<基本情報>
住所:岩手県北上市和賀町岩崎新田1地割22
電話番号:090-5834-5151
アクセス:
【電車】JR北上駅から送迎バスで約50分
【車】北上西ICから車で約35分
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カッパ(河童)といえば、川や池、沼などに棲み、陸上も歩行する“妖怪”をイメージするかもしれませんが、カッパには未確認動物であるという考え方もあり、江戸時代の書記などには目撃談も。そんなカッパが、岩手県遠野市にある「カッパ淵」に生息していると言い伝えられています。もし遭遇したら、捕まえてみたいと思いませんか?
カッパ狛犬が鎮座する常堅寺の裏手にある「カッパ淵」には葉がうっそうと茂り、今にもカッパが現れそうな雰囲気を醸し出しています。
<基本情報>
住所:岩手県遠野市土淵町土淵
アクセス:
【電車】JR遠野駅から車で約15分
【車】遠野ICから車で約12分
公式サイト(外部リンク)
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「宮守川橋梁」は昭和18年に完成した旧岩手軽便鉄道の鉄橋の一部です。5つのアーチが連なる様子が美しく、通称“めがね橋”とも呼ばれています。かつて運行していたSL銀河のハイライトとしても人気があり、橋を渡っていくSLはさながら空へと向かっていく銀河鉄道のようでした。
宮守駅から徒歩10分ほど行った橋のたもとにある“道の駅みやもり”の広場からは、めがね橋を一望することができます。夕暮れ時にはライトアップが行われ、とても幻想的な姿に。昼間とは異なるロマンティックな様子が見られることから恋人の聖地にも認定されています。
<基本情報>
住所:岩手県遠野市宮守町下宮守30-37-1
アクセス:
【電車】JR宮守駅から徒歩約8分
【車】遠野ICから車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県花巻市矢沢にある「宮沢賢治記念館」は、1982(昭和57)年に標高183mの胡四王山(こしおうざん)に開館。花巻市の人口は約10万人ですが、「宮沢賢治記念館」は全国から年間20万人以上も来場者が訪れる観光スポット。2015(平成27)年4月には展示リニューアルが行われ、さらにその魅力が増しました。
館内では“科学・芸術・宇宙・宗教・農”の5部門に分けて、宮沢賢治の世界観を時代背景と共に感じ取ることができ、常設展示室には愛用した弦楽器や自筆原稿などが展示されています。
<基本情報>
住所:岩手県花巻市矢沢1-1-36
電話番号:0198-31-2319
アクセス:JR新花巻駅から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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「宮沢賢治童話村」は、賢治の童話に対する世界観を体感できる観光スポット。モダンな構造のファンタジックな室内には、宇宙・大地・天空・水の4つのテーマに分かれた部屋があり、賢治の想像力の豊かさを感じることができます。
自然を多角的に捉え、作品の中に描かれる場面を賢治はどのように感じ、読者にどのように感じてほしかったのかを体感できるので、作品を読んだことがある人もない人も、ぜひ観光したい施設です。
<基本情報>
住所:岩手県花巻市高松26-19
電話番号:0198-31-2211
アクセス:JR新花巻駅から車で約3分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県花巻市、奥羽山脈の渓谷沿いに湧き出る「花巻温泉郷」には12の温泉があります。自然豊かな山あいに近代的な施設が立ち並ぶ温泉リゾートからひなびた温泉街まで多彩な温泉が点在しています。
源泉を5本も有し、館内全5浴場すべて源泉100%掛け流しの鉛温泉にある藤三旅館は、深い湯船に立って入る白猿の湯で有名。最も奥にあり、自然豊かな山懐に立つ一軒宿の愛隣館は3つの源泉、源泉掛流しの湯や立ち湯露天など17の湯船が楽しめる大型旅館です。南部藩主のお殿様も愛したという大沢温泉は築200年以上の湯治場が今も残るなどどれも個性的。泉質もそれぞれ異なるので、好みの温泉地を探してみましょう。
<基本情報>
住所:岩手県花巻市
アクセス:
【電車】JR新花巻駅から各温泉地へ
【車】花巻ICから車で各温泉地へ
公式サイト(外部リンク)
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岩手県の象徴とも言える「岩手山」は標高2038mの県内最高峰の山。その富士山のような独立峰の稜線は“岩手富士”とも“南部片富士”とも呼ばれています。岩手山は活火山ですが、現状の噴火レベルは富士山と同じ“1”の平常となっており、富士山同等に特に規制はありません。
2000m級では珍しいコマクサの群生地があり、頂上まで緑がとても豊か、他にもたくさんの高山植物を目にすることができる山で、登山客に人気の観光スポットです。
<基本情報>
住所:岩手県滝沢市、雫石町、八幡平市
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青森・秋田・岩手の3県をまたぐ十和田八幡平国立公園。岩手と秋田に広がる八幡平エリアでは、岩手から秋田まで八幡平を横断する絶景ドライブウェイ・八幡平アスピーテラインや樹氷など、見どころたくさんの観光地です。
八幡平一帯は温泉に恵まれ、素晴らしい秘湯がたくさん!中でも「網張温泉」の自然の森、滝、川に囲まれた露天風呂“仙女の湯”の絶景はおススメ。休暇村岩手網張温泉の本館から山道を10分ほど歩く必要がありますが、それでもわざわざ訪れるべき素晴らしい温泉です。
※冬季閉鎖
<休暇村岩手網張温泉の基本情報>
住所:岩手郡雫石町網張温泉
電話番号:019-693-2211
アクセス:
【電車】JR盛岡駅からバスで約60分
【車】盛岡ICから車で約60分
公式サイト(外部リンク)
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「もぐらんぴあ」は岩手県久慈市にある日本で唯一の地下水族館。先の震災で全壊してしまいましたが、震災前から度々この水族館を訪れていた“さかなクン”を始め多くの方々の支援で、2016年4月23日に元の場所で復活を遂げました。
メインのトンネル水槽は約200種3000匹の魚たちを海の底から見上げるように観察でき、横や上から観るのとは違った魚たちの魅力を楽しむことが出来ます。このトンネル水槽はもぐらんぴあ最大で、観光客に一番人気。こちらも震災で壊れてしまいましたが、5年の月日を経てみごとに復活しました。
<基本情報>
住所:岩手県久慈市侍浜町麦生1-43-7
電話番号:0194-75-3551
アクセス:JR久慈駅からタクシーで約15分
公式サイト(外部リンク)
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岩手県久慈市にある「小袖海岸」は、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地として一躍人気観光地となりました。数あるロケ地の中でも、主人公アキが毎回オープニングで走っていた堤防はぜひ観光したいスポット。テーマ曲を口ずさまずにはいられませんよ!
堤防の近くには“海女素潜りの浜”や、喫茶リアスの壁面に描かれていた“夫婦岩”などファンにはたまらない観光スポットが満載です。ブームが落ち着いた今だからこそ、観光してみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:岩手県久慈市宇部町小袖
アクセス:
【電車】JR久慈駅からバスで約30分
【車】九戸ICから車で約60分
公式サイト(外部リンク)
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小袖海岸の観光拠点である「小袖海女センター」では毎年7〜9月の間、海女の素潜り実演を実施しています。有料ですが、観光に訪れたらぜひ見学を!テレビや雑誌では決して味わうことの出来ない感動が待っています。
海女達が懸命に採って来たウニはその場で頂くことが出来ます。もちろん生でも十分美味しいのですが、お勧めは焼きウニ!甘さが一段と凝縮され濃厚に。さっきまで潜っていた海女達から素潜りの大変さなどを聞きながら食べる焼きウニは最高です。
<基本情報>
住所:岩手県久慈市宇部町24-110-2
電話番号:0194-54-2261
アクセス:JR久慈駅から車で約30分
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岩手県の北東部、田野畑村の海岸線「北山崎」はダイナミックな断崖絶壁が約8kmに渡って連なる三陸屈指の景勝地。海面からの高さは高いところでは200mもあり、大海食崖が延々と連なる景観は海のアルプスと称されます。北山崎展望台は第1〜3展望台まであり、眺めはまるで高層ビルの屋上から真下を見下ろすようで、息をのむスリルを観光で味わうことができます。
陸からの眺めが素晴らしい北山崎ですが、海から観光するのもおすすめ。遊覧船からでもその魅力を味わうことが出来ますが、断崖絶壁の迫力と巨岩・奇岩の魅力を最も味わうことができるサッパ船アドベンチャーも人気です。
<基本情報>
住所:岩手県下閉伊郡田野畑村北山
アクセス:
【電車】三陸鉄道田野畑駅から車で約20分
【車】田野畑北ICから車で約15分
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岩手県の北東部に位置する岩泉町に日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」があります。洞内は現在知られているだけでも3600m。しかし、推定では全容が5000m以上にもなるといわれている巨大な洞窟です。
龍泉洞の見どころといえば、その造形美と世界に誇る透明度を誇る地底湖。とにかく世界有数というその透明度には目を奪われます。地底湖はLED照明により美しく照らされ、まさにこれこそドラゴンブルー!というべき姿を見せてくれます。
<基本情報>
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1
電話番号:0194-22-2566
アクセス:盛岡市から車で約100分
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三陸海岸を代表する観光地、岩手県宮古市にある国の名勝「浄土ヶ浜」。白い岩塊と小石によって形成された入り江と、岩の上に群生するナンブアカマツなどの常緑樹、透明な海水によりまるで日本庭園の様な美しい景観が人気を集め、一年を通して多くの観光客が訪れます。
波穏やかで美しい海では、泳いだり、スワンボートに乗ったり、サッパ船と呼ばれる小舟で湾内を一周し、天気の良い日にはコバルトブルーに輝く“青の洞窟”を観光することが出来ます。東日本大震災を乗り越えた遊覧船“第16陸中丸”は、風光明媚な湾内を40分かけて進みます。遊覧船ではウミネコの餌付けに挑戦してみましょう。
<基本情報>
住所:岩手県宮古市日立浜町32他
アクセス:JR宮古駅からバス「奥浄土ヶ浜」下車すぐ
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「釜石大観音」は高さ48.5m、日本一の魚籃(ぎょらん)観音です。魚籃の“籃”はカゴを指し、一般的な魚籃観音はカゴを手に持つか魚の上に乗った姿ですが、この魚籃観音は手に魚を持つ珍しい姿をしています。1970年に海難事故や津波の犠牲者など、海で亡くなられた方々の慰霊と供養のために建てられ、観音様が海を向いているのは、犠牲者の慰霊と海の安全を見守っているためです。
観音胎内には観音三十三変化身を表した33体の仏像があります。胎内12-13階は魚籃展望台になっており、海抜120mからの眺めは絶景です。
<基本情報>
住所:岩手県釜石市大平町3-9-1
電話番号:0193-24-2125
アクセス:
【電車】JR釜石駅からバス「釜石大観音入口」または「観音入口」下車徒歩約10分
【車】釜石西ICから車で約20分
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三陸海岸は青森・岩手・宮城3県に跨る太平洋沿岸の総称。山岳と海が隣り合わせた起伏が大きい海岸で、急峻で奇怪な岩崖と、コバルトブルーの海との組み合わせが見事な景勝地が点在する観光地です。
復興のシンボルで、津波の恐ろしさを後生に受け継ぐ「奇跡の一本松」は、三陸観光で是非とも訪れたい震災遺構です。海水により腐敗が進み再生不可能となった為、一度伐採して腐敗処置を施し、モニュメントとして保存整備されました。
<基本情報>
住所:岩手県陸前高田市気仙町字砂盛176-6(高田松原津波復興祈念公園内)
アクセス:
【電車】JR大船渡線BRT「奇跡の一本松駅」下車徒歩約10分
【車】陸前高田長部ICから車で約5分
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三陸沿岸にある観光名所「碁石海岸」は陸前高田より車で20分程度、末崎半島の東南端約6kmの海岸線で、国の名勝・天然記念物に指定されています。碁石海岸という呼称の元にもなった“碁石浜”は、その名の通り碁石の様な石で埋め尽くされた海岸で、海と荒々しい岩肌と松林の組み合わせが綺麗な浜です。
一番の見所は穴通磯(あなとおしいそ)といわれる波の侵食により大きな洞門が3つ開いた場所。まさに自然が創り出した芸術品で、盆栽の様に生えている木々や草の緑が彩りを添えています。小型遊覧船に乗って観光することができ、海の状況が良ければ穴くぐりも楽しめます。
<基本情報>
住所:岩手県大船渡市末崎町大浜221-68(碁石海岸インフォメーションセンター)
電話番号:0192-29-2359
アクセス:
【電車】JR大船渡線BRT「碁石海岸口駅」下車タクシーで約10分
【車】碁石海岸ICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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海でも山でも観光が楽しめる岩手県。全部楽しそうでどのルートで観光すればよいか迷ってしまいますね。石にまつわるパワースポットが多いので、運気を上げる旅も良いかも?読書好きな方には文豪ゆかりの地めぐりもおすすめです。個性的な麺グルメが多いので、観光の合間にぜひ食べ比べも楽しんでくださいね。
岩手の自然や温泉に癒され、寺社仏閣などでパワーチャージ!岩手を観光して元気になっちゃいましょう!
※記事内では閲覧性保持のため新字体を利用して「石川啄木」としていますが、「啄」の正確な表記は、右側・旁(つくり)の左払い三本の中央に「丶」のある旧字体となります。
2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp 編集長 加山)
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