【2025年最新】トルコ・カッパドキアでおすすめの観光地11選 | トラベルjp 旅行ガイド

【2025年最新】トルコ・カッパドキアでおすすめの観光地11選

【2025年最新】トルコ・カッパドキアでおすすめの観光地11選

更新日:2025/02/25 12:10

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

トルコの人気観光地、世界遺産カッパドキア。トルコ中央部の半乾燥地帯に位置する地域です。自然遺産と文化遺産の両方の基準を満たす世界複合遺産に登録されたカッパドキアには、この土地特有の奇岩群、人々の暮らしが営まれていた地下都市など、人々を魅了するスポットが集まっています。近年では、朝日に染まるカッパドキアを一望する気球ツアーが大人気!

トラベルjpナビゲーターが現地取材した情報を基に、元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター 木内つばめがカッパドギアのおすすめ観光スポットをご紹介します。

定番観光地【1】ギョレメ国立公園

定番観光地【1】ギョレメ国立公園
SHIZUKO

世界的な不思議風景のカッパドキアは、驚きの連続!by SHIZUKO

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「ギョレメ国立公園」は、何億年もの歳月をかけて浸食してできた台地と丘陵が連なる火山地帯。色とりどりの断層を有する崖、不思議な形を成す奇岩群が独特な光景を見せてくれます。

世界遺産では“ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群”という名称で広範囲にわたり登録されています。文化遺産と自然遺産両方の条件を満たす複合遺産で、世界的にも大変珍しいものです。

<基本情報>
住所:50180 Goreme/Nevsehir Merkez/Nevsehir, Republic of Turkiye
アクセス:ネヴシェヒル空港から車で約40分
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定番観光地【2】ギョレメ野外博物館

定番観光地【2】ギョレメ野外博物館

1日で巡る!トルコの世界遺産カッパドキア王道観光モデルコース

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世界遺産の一部でもある「ギョレメ屋外博物館」は、多くの岩窟教会、聖堂、修道院などから構成されたもの。カッパドキアでは古くからキリスト教徒が多く暮らしていましたが、イスラム教徒の台頭により、岩を削った洞窟に教会や修道院を造ったとされています。30以上ある岩窟教会の中には、色彩豊かなフレスコ画を施したものも。ギョレメ屋外博物館では、“りんご教会”や“へび教会”、“サンダルの教会”など、ネーミングも豊かな教会を見ることができます。

<基本情報>
住所:Goreme 50180, Nevsehir
アクセス:ギョレメの中心部から徒歩約20分
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定番観光地【3】パシャバー地区

定番観光地【3】パシャバー地区

トルコの世界遺産・カッパドキアで奇岩と遺跡群観光

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カッパドキアのイメージといえば、印象的な“奇岩”ですね。ぶどう畑の中に巨大なキノコのように突き出している“キノコ岩”が谷一面に立ち並ぶエリアが「パシャバー地区」。奇岩には妖精が住むという言い伝えがあり、“妖精の煙突”とも呼ばれています。高い位置から景観が楽しめる見晴台が数多くあり、日の出や日の入りでは、より見応えのある光景が広がります。

<基本情報>
住所:Pasabag, Nevsehir
アクセス:ギョレメから車で約10分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【4】3姉妹の岩

定番観光地【4】3姉妹の岩

1日で巡る!トルコの世界遺産カッパドキア王道観光モデルコース

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その姿が姉妹に見えることから「3姉妹の岩」と名づけられた3つの奇岩。実は国によって呼び名が違い、日本では3姉妹と言われていますが、海外では双子や家族、親子と呼ばれているそうです。最も高い岩は約35mもあるので、長女はなかなかの長身ですね。

3姉妹の岩の展望スポットがあるのは、ユルギュップという町の入口。撮影ポイントとしても人気ですが、周辺にはお土産屋さんや休憩所もあるので、ぜひ覗いてみましょう。

<基本情報>
住所:Urgup, Nevsehir
アクセス:ユルギュップ・バスターミナルから車で約3分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【5】ラクダ岩

定番観光地【5】ラクダ岩

1日で巡る!トルコの世界遺産カッパドキア王道観光モデルコース

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3姉妹の岩から車で15分くらいのところにあるデヴレント渓谷は、カッパドキアの中でも特に奇抜な形が多く見られるところ。カッパドキアの他の地域とは異なる地層と浸食パターンであるため、複雑な形状した奇岩が多いと言われています。

特にユニークで人気のあるものが「ラクダ岩」。首の曲がり具合といい、コブの形といい、色合いまでちゃんとラクダなのです。まさに偶然の産物ですね。遠近法を使って、ラクダを手に乗せているような写真も撮れますよ!

<基本情報>
住所:Devrent,Avanos,Nevsehir
アクセス:ユルギュップ・バスターミナルから車で約10分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【6】気球ツアー

定番観光地【6】気球ツアー
SHIZUKO

世界的な不思議風景のカッパドキアは、驚きの連続!by SHIZUKO

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広大なカッパドキアの全体像を感じたいなら、空から360度カッパドキアを見渡せる「気球ツアー」がおすすめ。催行会社によって若干内容が異なるものの、ほとんどの気球ツアーはホテルを4時過ぎに出発して、軽食を済ませた後、出発地点へと向かうというのが王道です。

朝日のタイミングに合わせて空を舞うというのが、気球ツアーの大きなポイント!独特な地形を成すカッパドキアに、生まれたての陽の光が降り注ぎ、上空から神々しい絶景を堪能することができます。またいくつもの気球が飛行するという情景も非日常的なものでしょう。

無事地上に降りると、パイロットによるシャンパンの振る舞いまであるツアーも。心に深く刻まれる体験になることは間違いなしですね! この写真の記事を見る ≫

定番観光地【7】カイマクル地下都市

定番観光地【7】カイマクル地下都市

トルコ観光で外せない!紀元前からある「カイマクル地下都市」

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「カイマクル地下都市」はその名の通り、地下8層に及ぶ巨大な地下空間。紀元前、ローマ帝国の迫害を逃れた初期のキリスト教徒が、隠れて暮らしながら、何世紀にもわたって掘り進めたものです。

複雑な形に拡張しており、内部に入るとまるで迷路のように通路が続いています。かつてはここに5000人も住んでいたというから驚きですね。礼拝堂、台所、寝室、学校の教室などがあり、まさに1つの都市であったことが垣間見られます。

<基本情報>
住所:Kaymakli Kasabasi, Derinkuyu, Nevsehir
アクセス:ユルギュップから車で約50分、ギョレメからは車で約40分
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定番観光地【8】ウチヒサール

定番観光地【8】ウチヒサール
万葉 りえ

鳩の谷を一望できる洞窟ホテル!カッパドキア「ウチヒサール カヤ ホテル」by 万葉 りえ

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「ウチヒサール」はカッパドキア地方で1番高いところにある村。ウチヒサールとは“尖った城塞”という意味で、尖った岩山を中心に頂上から山裾にかけて家々が軒を連ね、高低差のある景色をつくり出しています。

今は地震による危険性があるため住民は退去してしまいましたが、実際に使っていた古い住居なども残っています。生活するには不便な高さに開けられている穴は、人ではなく鳩の住まい。鳩は伝書鳩として、また糞を肥料するなど、人々の暮らしのために飼われていました。

<基本情報>
住所:Uchisar, Nevsehir
アクセス:ギョレメまたはネヴシェヒルからバスで約15分
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穴場観光地【1】ムスタファパシャ村

穴場観光地【1】ムスタファパシャ村

トルコの世界遺産・カッパドキアで奇岩と遺跡群観光

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「ムスタファパシャ」は、1923年ごろまでギリシア人が住んでいた小さな村。世界遺産にも登録されている場所で、現在も実際に生活している人たちがいます。古いものでは今から2000年前とほとんど同じ構造のままで何代にも渡って住み続けているというところも。

私有地は許可が無いと入れませんが、一般道は自由に散策が可能。周囲からでも生活の様子を知ることが出来ます。

<基本情報>
住所:Mustafapasa (Sinasos), Urgup, Nevsehir
アクセス:ユルギュップバスターミナルから車で約10分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【2】ウフララ渓谷

穴場観光地【2】ウフララ渓谷

トルコで味わう大自然!絶景のウフララ渓谷と岩窟教会

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「ウフララ渓谷」はカッパドキア南部にある美しい峡谷。全長12km、最深部で100mにもなる大きな渓谷で、壮大な大自然が満喫できます。カッパドキアでよく目にする岩だらけの景色とは違い、水と緑に恵まれているというところが、ウフララ渓谷の魅力。渓谷の至るところに、かつてアラブ人から逃れてきたキリスト教徒たちが造った数々の岩窟教会も残されています。

<基本情報>
住所:Guzelyurt 68500
アクセス:ギョレメから車で約1時間 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【3】アヴァノス

穴場観光地【3】アヴァノス
提供元:写真AC地図を見る

カッパドキア地方の北部にある「アヴァノス」は、紀元前3000年から歴史を持つ古い街。別名“陶器の街”とも呼ばれており、クズルウルマク川(赤い川)の赤土を原料に職人たちが美しい陶器を作り続けています。陶器博物館のほか、町の至る所に陶器工房があり、ツーリストでも陶器作りにチャレンジすることが可能。

また美食の町としても有名で、陶器の壺で調理される名物料理などを口にすることができます。

<基本情報>
住所:Avanos, Nevsehir
アクセス:ギョレメ中心部から車で約20分

カッパドキア観光におすすめのモデルコースはこちら

カッパドキア観光におすすめのモデルコースはこちら

1日で巡る!トルコの世界遺産カッパドキア王道観光モデルコース

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カッパドキアは何日間も滞在するというような場所ではなく、トルコ周遊のハイライトとして立ち寄るような観光地。一般的な行き方は、イスタンブールから国内線でネヴシェヒル・カッパドキア空港、もしくはカイセリ・エルキレト空港へ向かい、そこからアクセスすることになります。フライトの所要時間は1時間半弱。1〜2日あれば主要スポットを見ることが可能でしょう。今回は洞窟ホテルにも泊まりたい!という方におすすめの1泊2日のモデルコースをご紹介します。

【カッパドキア・モデルコース一例】
<1日目>
まずは「ギョレメ野外博物館」へ。岩山の中に踏み入れると、美しいフレスコ画が目に飛び込んできて一気に観光モードへ。続いて「ウチヒサール」を訪問。じっくり見学後、息を切らして頂上まで上ると、そこには絶景のご褒美。お昼は「ウチヒサール」の全景が望めるレストランで昼食。「アヴァノス」に移動し、陶器作りのワークショップに参加。愛着ある作品となり、大満足。夕飯に壺ごと焼いた煮込み料理「ケスティケバブ」をいただくことに。今夜は楽しみにしていた洞窟ホテルに宿泊。

<2日目>
早起きして、予約しておいた「気球ツアー」に参加。天気もよく、朝日に照らされたカッパドキアのダイナミックな景色を見られてラッキー!2日目は奇岩を集中的に見る予定。「3姉妹の岩」「パシャバー地区」「ラクダ岩」と、まさに奇岩コレクションと言えるような写真をたっぷり撮影。「ムスタファパシャ」へ行き、この地にゆかりのあるギリシャ料理のランチタイム。その後は古いギリシャ様式の建物を見学しながら街を散策。最後に秘境のような「カイマクル地下都市」へ潜入!

カッパドギアの観光スポットは点在しているため、個人旅行の移動手段としてはレンタカーが便利です。ただ海外での運転に不安があるという方は無理をせず、オプショナルツアーで回ってもよいでしょう。送迎や各施設の入場料が含まれ、さらに日本語の案内がついているものであれば、スムーズに観光できます。

くわしいモデルコースは、下のリンク先からぜひチェックしてくださいね! この写真の記事を見る ≫

カッパドキアの観光はこれでキマリ!

奇岩群を眼下に眺める気球ツアーも体験できる、充実したスポットが満載のカッパドキア。地球の芸術と言えるような奇岩を目にし、古来の神秘に触れ、人々の叡智が作り上げた岩窟教会や地下都市にも足を踏み入れることができます。

1日だけでダイジェスト観光する方も多いですが、泊まりがけなら洞窟ホテルに滞在できたり、早朝に行われる気球ツアーにも参加できたりと、より印象的な時間を体験できるでしょう。カッパドキアをディープに味わいたいなら、ぜひ宿泊を兼ねて訪れてみてくださいね!

(文:トラベルjp ナビゲーター 木内つばめ

2025年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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