古代から伊予国として栄えた愛媛県には、現存十二天守に数えられる「松山城」と「宇和島城」や、夏目漱石の『坊っちゃん』にも登場する「道後温泉」、西日本最高峰の「石鎚山」など、歴史ある観光スポットが充実!
「しまなみ海道」や「下灘駅」など、写真映え抜群の絶景スポットも外せません。今回は、元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 赤木が、愛媛観光の定番から穴場まで、選び抜いたスポットをどーんと30選ご紹介します!
愛媛県松山市のランドマークとも言える「松山城」。天守は日本で12ヶ所しか残っていない「現存12天守」の内のひとつであり、「日本100名城」「美しい日本の歴史的風土100選」などに選定されている見どころ満載の観光地です。
姫路城、和歌山城と並び、日本三大連立式平山城のひとつに数えられる見事な構造は圧巻!天守は内部を見学することもでき、最上階からは360度の眺望が楽しめます。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市大街道3-2-46
電話番号:089-921-4873
営業時間:9時〜17時(12月〜1月は16時半まで)
定休日:12月第3水曜日
アクセス:ロープウェイ・リフト「長者ヶ平」から徒歩10分
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3000年の歴史を持つと言われる日本最古の温泉「道後温泉」。その中心的な存在でもある「道後温泉本館」は、木造3階建ての建物で、およそ120年の歴史を持ちます。1994年に日本の公衆浴場として初めて国指定重要文化財の指定を受け、2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高の3ツ星に格付けされ、世界が評価する建築物になりました。
道後温泉本館の他にも、気軽に道後の湯を楽しめる足湯や、魅力的なショップが並ぶ商店街「道後ハイカラ通り」など、一日中楽しめる観光スポットです。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6(道後温泉本館)
アクセス:路面電車「道後温泉駅」から徒歩5分
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道後温泉にあるフォトジェニックな開運スポット「圓満寺(えんまんじ)」。道後温泉のシンボルマークでもある“湯玉”が境内のいたるところにあり、カラフルで可愛らしい雰囲気が女性に人気です。
写真は、湯玉をモチーフにした「お結び玉」。左の掌にをのせてお願い事を唱え、祈願することができます。ひとつひとつ手作りのお結び玉の中から、お気に入りのひとつを見つけましょう。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市道後湯月町4-49
電話:089-946-1774
アクセス:伊予鉄道市内電車「道後温泉駅」から徒歩7分
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愛媛県松山市、道後山腹に鎮座する「伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)」。国の重要文化財に指定されている八幡造りの社殿は、日本に3つしかない貴重なものです。
社殿があるのは、135段も続く石段の上。登るのは決して容易とは言えないので、歩きやすいスニーカーで挑むのがおすすめです。楼門から左右にのびる回廊には、至る所に絵画などが飾られており、芸術鑑賞もできます。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市桜谷町173
電話番号:089-947-7447
営業時間:9時〜17時
アクセス:市内電車「道後温泉駅」より徒歩5分
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松山は正岡子規にもゆかりが深い地です。正岡子規はここで夏目漱石とも親交を深め、高浜虚子を弟子にしていました。
「松山子規記念博物館」は、詳細に正岡子規の生涯を伝えているのが特徴で、松山の歴史を知ることのできる資料も揃っています。また、子規と夏目漱石が同居していた愚陀佛庵の一部も館内に復元しており、こちらも必見です。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市道後公園1-30
電話番号:089-931-5566
営業時間:
(5月〜10月)9時〜18時
(11月〜4月)9時〜17時
定休日:火曜日
アクセス:伊予鉄道「道後温泉駅」より徒歩5分
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「坂の上の雲ミュージアム」は、小説『坂の上の雲』の3人の主人公(秋山好古・真之兄弟、正岡子規)の足跡や、明治という時代に関する展示がメインの美術館。また、フリースペースにはカフェが併設され、ミュージアムに入館せずカフェのみの利用も可能です。建築設計は安藤忠雄氏で、建物を見るだけでも価値がありますよ。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市一番町3-20
電話番号:089-915-2600
営業時間:9時〜18時半
定休日:月曜日(2月〜3月は展示入替のための休館あり)
アクセス:市内電車「大街道」より徒歩2分
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愛媛県を代表する果物と言えば、ポンジュースでおなじみの「みかん」や「伊予柑」です。愛媛県は温州みかんの生産量に限っては和歌山県に劣りますが、実は“柑橘類”全体の生産量で見れば日本一!
最近では“蛇口からみかんジュース”を実際に体験できる場所が数か所存在します。おすすめなのは、観光地・松山城近くにあり100円で飲める「えひめ愛顔の観光物産館」。わかっていながらも、実際に体験すると「わー!」と声を上げてしまいます。濃厚で甘みの強いみかんジュースを味わってみてくださいね。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市大街道3-6-1 岡崎産業ビル1F
電話番号:089-961-4501
営業時間:9時〜18時
定休日:年末年始(12月31日〜1月2日)
アクセス:市内電車「大街道駅」より徒歩5分
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「今治城」は、戦国時代、築城の名手と言われた藤堂高虎公が手掛けた海城。天守に上れば今治市内が一望できるだけでなく、石鎚連峰やしまなみ海道、瀬戸内の美しい島々を見ることができます。天守の横に立つ神社「吹揚社」は、市民の間ではパワースポットとして人気があります。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市通町3-1-3
電話番号:0898-31-9233
営業時間:9時〜17時
定休日:12月29日〜12月31日
アクセス:JR今治駅から徒歩20分
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愛媛県今治市は、日本のタオル一大産地として歴史も古く、世界でも良質なタオルの“今治ブランド”として有名。そんな今治市にある「タオル美術館」では、タオルの工場見学や、アート作品、展覧会などが楽しめます。
敷地内にはカフェやレストラン、四季折々の花々が咲き誇るヨーロピアンガーデンも併設。2020年には、ヨーロピアンガーデンの中に約1000種類の多肉植物を販売する「ガーデンテラス」もオープンしました。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市朝倉上甲2930
電話番号:0898-56-1515
営業時間:9時半〜18時
アクセス:JR今治駅から車で約25分
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広島県尾道市から愛媛県今治市までを、大小10の橋でつなぐ西瀬戸自動車道・通称「しまなみ海道」。サイクリングロードとしても有名で、その景色の美しさから人気の観光名所となっています。
なかでもしまなみ随一の眺望と言われるのが、今治側にほど近い、大島にある展望台「亀老山展望公園」。建築家・隈健吾氏によって設計された建物も合わせて楽しんでみてくださいね。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市吉海町南浦487-4
アクセス:
(今治側から)大島南ICより車で約10分
(尾道側から)大島北ICより車で約20分
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「とびしま海道」は、広島県呉市から愛媛県今治市の岡村島まで、7つの橋で結ばれたエリア。しまなみ海道より高低差が少なく、ひたすら海沿いを走るコースはサイクリングに最適です。島内にレンタサイクルがほとんどないため、今治側で自転車をレンタルしてフェリーに乗って向かうのがおすすめです。
とびしま海道はすべての橋と島の外周を走行すると96km、推奨ルートの往復で62kmとなかなかの距離。始発のフェリーで来ているなら豊島大橋あたり、昼のフェリーで来たのなら大崎下島にある重要伝統的建造物群保存地区・御手洗(みたらい)エリアあたりまでが程良いコースかも。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市〜広島県呉市
アクセス:今治港からフェリーで約60分「岡村港」下船
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「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」があるのは、しまなみ海道の代表的な島・大三島。日本総鎮守と呼ばれ、全国に一万社あまりの分社を持つ由緒ある神社です。
大山祇神社の見どころはなんといってもこの樹齢2600年の大楠!高さ17メートル、根回り20メートルの立派な巨木は、国の天然記念物としても指定されています。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市大三島町宮浦3327
電話番号:0897-82-0032
営業時間:9時〜17時
アクセス:しまなみ海道「大三島IC」から車で約10分
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大三島にある「ところミュージアム大三島」は、ノアの箱舟をイメージして設計された現代アートの美術館。館内はもちろん、テラスでも美しい瀬戸内海の風景に溶け込む作品たちに出会うことができます。
海に向かって、せり出すようなつくりになった美術館は、自然の風がそよぐ開放的なつくり。季節や天気による変化も楽しい美術館です。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市大三島町浦戸2362-3
電話番号:0897-83-0380
営業時間:9時〜17時
定休日:月曜日・12月27日〜31日
アクセス:しまなみ海道「大三島IC」から車で約25分
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テレビコマーシャルでもおなじみの「伯方(はかた)の塩」大三島工場では、一人からでも気軽に参加できる無料の工場見学が人気!工場内の見学だけでなく、伯方の塩の製造工程を紹介する映像や、塩の実験コーナー、伯方の塩が誕生するきっかけとなった「流下式枝条架併用塩田」の再現、充実したお土産コーナーなどもあります。
写真は、入口横のロビーで販売されているのは伯方の塩ソフトクリーム。くせになる美味しさです。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市大三島町台(うてな)32
見学時間:9時〜16時
定休日:水曜日・盆休み(8/13〜17)・秋祭り・年末年始(12/28〜1/7)
アクセス:大山祇(おおやまづみ)神社から約1.5km
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しまなみ海道に浮かぶ「小島(おしま)」は、日露戦争当時、敵国ロシアからの侵略を防衛するために築かれた要塞で、レンガ造りの砲台跡などが残る小さな島。その雰囲気がまるで映画『天空の城ラピュタ』のようだと、しまなみ海道の中でも隠れた観光スポットとなっています。
砲台跡や兵舎、発電所、弾薬庫など10を超える旧要塞施設が島内に点在。写真は地下兵舎跡です。中央司令塔(現在は展望台)まで上れば、360度のパノラマの世界が広がり、瀬戸内の碧色に輝く海が目に飛び込んできます。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市来島小島
アクセス:しまなみ海道・今治北ICから車で約10分の波止浜港で渡船に乗り約10分
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しまなみ海道の大島にある「村上海賊ミュージアム」は、‟日本最大の海賊”と称された村上海賊について学べる博物館。大島石の武士像が目を引く建物外観は、たなびく旗で海賊気分が盛り上がります!
館内に入ると、1階はミュージアムショップやカフェテリアを含むパブリックスペース。2階が企画展示室や常設展示室。そして3階は、瀬戸内海や能島(のしま)城跡の素晴らしい眺めが目の前に広がる展望室になっています。
<基本情報>
住所:愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
電話番号:0897-74-1065
営業時間:9時〜17時
定休日:月曜日・12月29日〜1月3日
アクセス:しまなみ海道・大島南ICから車で約15分
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香川県の高松駅から愛媛県の宇和島駅まで走る、JR四国の予讃線(よさんせん)。瀬戸内海の美しい車窓を眺めながら鉄道旅ができると大人気の路線です。
なかでも「下灘駅」は、青春18きっぷのポスターに起用されて有名になった駅。ほかにも数多くの映画やドラマのロケ地として使われているので、見たことある!という人も多いのでは?
<基本情報>
住所:愛媛県伊予市双海町大久保
アクセス:JR松山駅からJR下灘駅まで約1時間
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愛媛県の瀬戸内海側にある離島「青島」。この島の特徴は、たくさんの猫が生息している、通称“猫島”として知られていること!日本国内のみにとどまらず、世界の各地から愛猫家がこの島を目的に訪れるという、“猫の聖地”と言っても過言ではない島です。
青島への定期船は1日往復2便のみ。島内にはコンビニや自動販売機もないため、あらかじめ計画を立ててから島旅にでかけましょう。
<基本情報>
住所:愛媛県大洲市長浜町青島
アクセス:長浜港からフェリーで約35分
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「臥龍山荘」は、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で紹介された、世界的に評価の高い名建築。大洲を流れる肘川のせせらぎ・川面に反射する月光さえも借景するという面白い趣向の山荘です。
敷地内には各々異なった趣を持つ3棟の建物があり、中でも最も大きく中心となる建物が「臥龍院」。高天井を持つ「清吹(せいすい)の間」、床下に音響調和のための備前壺が並べられている「壱是(いっつし)の間」など、桂離宮・修学院離宮などを参考にしたと言われる「数寄屋造り」を堪能できます。
<基本情報>
住所:愛媛県大洲市大洲411-2
電話番号:0893-24-3759
営業時間:9時〜17時
アクセス:市循環バス「まちの駅あさもや前」下車、徒歩6分
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人気観光列車「伊予灘ものがたり」が走る風光明媚な風景の中にある、大洲市の「白滝公園」は、滝と一面に真っ赤に輝く紅葉の森が楽しめる稀有な名所。
白滝公園の入り口から続くのは、色づいた紅葉が美しい清流沿いに滝へと進む遊歩道。途中には昔ながらの水車小屋があり、川音と水車が規則正しくたてるゴトンゴトンという音が、紅葉が覆う谷間に響きます。
毎年11月には、るり姫伝説にちなんだ「白滝るり姫まつり」も行われます。
<基本情報>
住所:愛媛県大洲市白滝甲124-2
アクセス:JR伊予白滝駅から徒歩10分
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全国に分布する「少彦名(すくひこな)神社」。なかでも愛媛・大洲(おおず)地方は少彦名命の伝説やゆかりの地が数多く残されています。少彦名命(すくひこなのみこと)は常世(とこよ)の国から訪れた小さな神様で、一寸法師のモデルともいわれています。
大洲市にある少彦名神社は、少彦名命が終焉を迎えた地とされています。「参籠殿」は京都・清水寺のような懸け造りで、床の9割が傾斜面に張り出し、3面がガラス戸造りの開放的な空間となっています。
<基本情報>
住所:愛媛県大洲市菅田町大竹乙937
電話番号:0893-24-0677
アクセス:松山自動車道・大洲肱南ICから車で約3分
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愛媛県新居浜市にある「別子銅山(べっしどうざん)」は、江戸初期から昭和の時代まで約400年続いた世界屈指の銅山。かつては1万人が暮らす村が築かれ、病院や学校、娯楽場なども建てられたといいます。その村も閉山以降は急速に風化が進み、まるで『天空の城ラピュタ』のような、自然の中に残された近代産業遺産となっています。
別子銅山には麓のマイントピア別子端出場(でるば)ゾーンと山の頂上近くの東平(とうなる)ゾーンのほか、旧別子エリアがありますが、ラピュタ感を体験したいのなら、東平ゾーンへ。“東洋のマチュピチュ”とも呼ばれる、雲間に現れる朽ち果てた石積みの廃坑はまさに古代文明的な雰囲気です。
<基本情報>
住所:愛媛県新居浜市角野新田町3-13(別子銅山記念館)
アクセス:JR新居浜駅からタクシーで約10分
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愛媛県新居浜市にある「愛媛県総合科学博物館」は、自然館、科学技術館、産業館、そして世界最大級のプラネタリウムなどを併設するミュージアム。参加型の体験コーナーも充実していて、大人も子供も楽しんで学べます。
常設展での一押しは4階「地球ゾーン」にある実物大の動く恐竜!皮膚の質感や模様などを忠実に再現し、動くと迫力満点です。
またドーム直径30mという世界最大級のプラネタリウムは、世界最高クラスの明るさを誇る光学式プラネタリウムから約65万個もの恒星が投影されます。
<基本情報>
住所:愛媛県新居浜市大生院2133-2
電話番号:0897-40-4100
営業時間:9時〜17時半
定休日:月曜日 ※ただし毎月第1月曜日は開館、翌火曜日が休館
アクセス:松山自動車道・いよ西条ICから車で約5分
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愛媛県松山市の中心街から車で1時間半ほど南東へ走った先にある「面河渓」は、石鎚国定公園内の渓谷。西日本最高峰の「石鎚山」を源とする「面河川」は、高知県へ入ると「仁淀川」と呼ばれ、“仁淀ブルー”と呼ばれる神秘の水はこの面河渓が源となります。
面河渓巡りの拠点になるのがこの五色河原。この橋の下の水の透明度!川の底までくっきり見える上、引きこまれそうなほど青い水が流れています。
<基本情報>
住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町若山 石鎚国定公園内
アクセス:久万高原町役場から車で約50分
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西日本最高峰の「石鎚山」は、愛媛県に位置する日本百名山の一つ。日本七霊山の一つ、信仰の山としても知られており、整備された登山道や岩壁を鎖で登るコースなど初級者から上級者まで楽しめる山です。
県道12号の一部で、面河渓関門から土小屋まで続く道は「石鎚スカイライン」と呼ばれ、紅葉の時期に特に人気のドライブコース。途中にある長尾尾根展望台からは、望遠鏡で御来光の滝が眺められます。
<基本情報>
住所:愛媛県西条市西之川丁
アクセス:土小屋登山口まで松山市街・西条市街から車で約3時間
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九島大橋を通して本土と陸続きになっている宇和島市「九島」。この小さな島は、水平線に沈む絶景夕日が眺められる数少ないスポットの一つなんです。
刻々と変化していく空と海の色、遠くに浮かぶ島々のシルエットのグラデーション、特に太陽を飲み込んでいく水平線の色の移り変わり。ぜひ一度その美しさを確かめに行ってみてください。
<基本情報>
住所:愛媛県宇和島市蛤761
アクセス:宇和島市内中心部から車で約10分
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愛媛県宇和島の観光で、ぜひとも体験してほしいのは闘牛。年に4回開催される「うわじま闘牛定期大会」では、牛の傍らに勢子(せこ)と呼ばれる人が付き、闘いを鼓舞、白熱した闘いが繰り広げられます。
会場となるのは、「宇和島市営闘牛場」。観戦する場合は、前売り券の予約をしておいた方が安心です。闘牛の開催がない時期でも、場内を見学したり、360度見わたせるVR動画で定期闘牛大会の臨場感を味わうことができます。
<基本情報>
住所:愛媛県宇和島市和霊町字一本松496-2
電話番号:0895-25-3511
営業時間:8時半〜17時
定休日:土日祝・年末年始・臨時休館時
アクセス:JR宇和島駅から車で約6分(※定期闘牛大会の開催日は、無料送迎バスあり)
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愛媛県の佐田岬半島は、日本一スリムで、風の強い半島としても有名!佐田岬のちょうど真ん中にある「せと風の丘パーク」は、風車を見るのに最高のロケーションです。青い空の下、緑の山々に立つ風車がゆったりとプロペラを回す姿は、せいせいと胸がすく開放感満点の絶景ですよ。
展望デッキからは、南北両側に海が見えます。南は宇和海、その先は豊後水道。北は瀬戸内・伊予灘。日本一細い岬なので、岬をはさんで2つの海を一望することができるのです。
<基本情報>
住所:愛媛県西宇和郡伊方町川之浜
アクセス:大洲道路・大洲ICから約1時間10分
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愛媛県の南西部にある内子町は、江戸後期から明治にかけて櫨(はぜ)の実から作った木蝋(もくろう)の生産地で、かつては国内最大規模を誇っていました。
写真は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「八日市・護国地区の町並み」。約600メートル続く通り沿いには、江戸・明治期に形作られた歴史情緒ある町屋が並びます。歩いて数分のところには、国の重要文化財に指定されている芝居小屋「内子座」もあります。
<基本情報>
住所:愛媛県喜多郡内子町
電話番号:0893-44-5212(八日市・護国町並保存センター)
アクセス:伊予鉄南予バス「知清橋」バス停から徒歩7分
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日本三大カルストの一つ「四国カルスト」。代表的な観光ルートは、天狗高原から姫鶴平にかけて広がる雲の上のカルスト台地ですが、“四国の北海道”ともいえるような景観が広がる「大野ヶ原」もおすすめ!
大野ヶ原は四国カルストの西側に広がります。天狗高原と同じカルスト地形ですが、こちらは入植地であり、人が生活する小さな町になっています。四国でも有数の豪雪地帯である大野ヶ原。牧草地が広がり、サイロや木造の小屋が立ち並ぶ風景はまるで北海道を思わせるものです。
<基本情報>
住所:愛媛県西予市野村町大野ヶ原
アクセス:松山自動車道・西予宇和ICから車で約90分
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瀬戸内の海、絶景の山並み、歴史ある名城に名湯、大自然と気候に恵まれた四国・愛媛県。春夏秋冬、季節に応じて様々な顔を見せてくれること、鉄道や路面電車、船旅、ドライブ、サイクリング、ハイキングと、いろんな乗り物で観光できるのも楽しいところです。
写真好きなら絶景スポット中心に、歴史好きならお城や寺社を中心に、自分好みの愛媛旅行を計画するのも良いですね。気になる観光スポットを集めて、あなただけの愛媛旅行に行ってみてください!
(文・トラベルjp 編集部 赤木)
2024年8月現在の情報です。最新の情報は公式ホームページなどでご確認ください。
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