「奥入瀬渓流」は、青森県と秋田県の県境にある特別自然保護区域。焼山バス停近くの散策路入り口から十和田湖畔の子(ね)の口へ向かって行けば、清流や勇壮な滝、切り立つ岩など見どころも満載!また、奥入瀬渓流は珍しい苔の貴重な生息地としても知られています。
今回は奥入瀬渓流と周辺の観光スポットをご紹介!自然の原風景とマイナスイオンに癒やされてみませんか。
「阿修羅の流れ」は、奥入瀬渓流散策路の真ん中あたりにある有名な絶景ポイント。奥入瀬渓流のハイライトともいえる場所で、テレビや雑誌などでも頻繁に取り上げられる美しい風景が見られます。
荒々しく苔むした岩の間を水が激しく流れていくさまは、まさに阿修羅と呼ばれるにふさわしい眺めです。
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「九十九島(くじゅうくしま)」は、阿修羅の流れのすぐ先にあるビューポイント。苔むした岩の数々に緑の草木が覆う様子は、まるで日本庭園さながらの森閑とした佇まい。自然が作り出したとは思えないほど整った美しい風景に出会えます。
阿修羅の流れほどの勢いはありませんが、カメラでスローシャッターをきると、木漏れ日に輝く水の流れを撮影することができます。
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「雲井の滝」は、三段になって落下する勇壮な滝。阿修羅の流れから約1kmのところにあります。高さは20mあり、奥入瀬渓流の中でも迫力ある滝で、圧倒的な水量が激しい音をたてています。
緑濃い森林の中で、まっすぐ落ちる白い滝は、まるで絵画のよう。滝壷まで行くことができますが、三段で流れ落ちる滝を映すには、少し遠めから撮影することをおすすめします。
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奥入瀬渓流の散策路の中でも、雲井の滝から約3kmの間には多くの滝があり、そのエリアは"瀑布街道"と呼ばれています。
「九段の滝」は、瀑布街道の中でもオススメの優雅な滝。九段あるかのような階段状の岩を清水が伝い落ちます。水しぶきが木漏れ日に映えて、幻想的な光景を創り出します。
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「銚子大滝」は、見事な水量を誇る圧巻の滝。奥入瀬渓流に直接かかる唯一の滝です。幅20m、落差7mの滝は、奥入瀬を遡上してきた魚たちを拒む"魚止めの滝"とも呼ばれています。
銚子大滝から1.6km先には、十和田湖畔の“子の口”があり、奥入瀬渓流の源である十和田湖の神秘的な姿を見ることができます。
<奥入瀬渓流 基本情報>
■一般社団法人 十和田湖国立公園協会
住所:青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
電話番号:0176-75-2425
■奥入瀬渓流散策路入り口・焼山へのアクセス
八戸駅から 車で約70分 またはJRバス"おいらせ号"で約90分
青森駅から 車で約90分 またはJRバス"みずうみ号"で約2時間
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「松見の滝」は、地元の方々にも"幻の滝"と呼ばれる絶景スポット。日本の滝100選にも選出されており、秋には見事な紅葉に囲まれます。滝見の出発点になるのは、奥入瀬渓流と黄瀬川の分岐点から。黄瀬川沿いに徒歩で約9kmの奥地にあります。
滝見の道中には美しいブナ林が連なり、見事な景観を織りなしています。青森の秘境であり、超穴場とも言える名勝地です。
<基本情報>
住所:青森県十和田市奥瀬
アクセス:黄瀬川の山道入口から徒歩約4時間(片道)
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「蔦沼(つたぬま)」は奥入瀬渓流にほど近い蔦温泉からすぐの場所にある、紅葉狩りの名所として知られる絶景ポイント。秋の朝には、朝焼けに染まった真っ赤な紅葉が水面に映り、燃え上がるような絶景を創り出します。
紅葉の時期でなくても、鏡のような湖面に映る景色は圧倒的な美しさを誇ります。旅行好きなら一度は見ておきたい景勝地です。
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「月沼」は蔦沼のそばにある静かな沼。遥か昔には多くの文人たちが、穏やかな水面に映る月を眺め酒宴を開いたと言われています。現在は月の夜に歩くことは難しいのですが、日中は四季を通じて湖面に映える風景の美しさをじっくりと楽しむことができます。
<蔦沼・月沼 基本情報>
住所:青森県十和田市奥瀬字蔦野湯
電話:0176-74-1233(十和田湖ふるさと活性化公社 奥入瀬渓流館)
アクセス:JRバス"蔦温泉"バス停下車 徒歩約5分
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「蔦川出合い橋」は、長さは55mの木造の吊り橋で、風光明媚な景色が楽しめるスポットとして人気があります。焼山バス停近くの奥入瀬渓流館の裏側にある“かえで橋”を渡った先に、蔦川出合い橋への遊歩道があります。
木造の吊り橋が自然の風景とよく馴染み、特に紅葉の季節には、紅や黄色に色づいた木々など圧巻の風景を愛でることができます。
<基本情報>
住所:青森県十和田市奥瀬堰道
アクセス:JRバス"焼山"バス停下車 徒歩約10分
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「青森りんごキッチン」は、奥入瀬渓流観光で大人気の宿“星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル”にあるビュッフェレストラン。インテリアからお料理まで、全てりんごにこだわっている個性的なお店です。
りんご約1800個を貯蔵する“ウェルカムりんごセラー”や、津軽ぴいどろで作られたりんごのオブジェなど見る楽しさも満載。津軽りんごを使った青森グルメを思う存分ご堪能ください。
※シーズンで営業時間が異なります。詳しくは「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」公式サイトでご確認ください。
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四季折々に様々な表情を見せてくれる奥入瀬渓流。散策するなら、まずは焼山バス停近くにある「奥入瀬渓流館」を訪れてみるのがオススメ!散策ツアーやレンタサイクルの案内、渓流の情報などが揃っています。
奥入瀬渓流の散策路は整備されていますが、水に濡れて滑りやすい部分も多いので、歩きやすい服装でトレッキングや散策をお楽しみください。
また、周辺は野生の熊の生息地でもあります。自治体等の熊出没情報をあらかじめ確認するなど、ご配慮ください。
※最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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