福井県の曹洞宗 大本山「永平寺」。1244年に創建された坐禅の修行道場で、福井県を代表する観光名所です。長い歴史を誇り、現在でも約200人の修行僧が修行に励んでおり、厳かな空気が流れています。また風格ある建物や傘松閣の天井に施された230枚もの花鳥彩色画などの見どころも多数。
LINEトラベルjp ナビゲーターが、現地徹底取材したこの歴史ある永平寺と周辺の観光スポットをご紹介します。
曹洞宗 大本山「永平寺」。創建は1244年で、道元禅師によって坐禅修行の道場として開かれました。本尊は釈迦如来、弥勒仏、阿弥陀如来の三世仏で、全国に1万5000もの末寺を抱えています。「仏殿」や「法堂(はっとう)」は、大本山としての風格を漂わせています。また「傘松閣(さんしょうかく)」の天井に施された230枚もの花鳥彩色画は、力作ばかりです。 この写真の記事を見る ≫
長い歴史を持つ曹洞宗の総本山「永平寺」は坐禅修行の道場です。三方を山に囲まれた深山幽谷の地で、今も200人近い雲水(修行僧)が開祖以来、厳しい修行を行っています。この修行の日々に触れることできる、1泊2日の参籠(お籠り)体験や、坐禅体験、写経体験などもできます。
<大本山永平寺の基本情報>
住所:福井県吉田郡永平寺町志比5-15
電話番号:0776-63-3102
アクセス:(電車)えちぜん鉄道「永平寺口」駅より京福バス「永平寺門前行」「永平寺行」いずれも終点下車、徒歩約5分
(車)中部縦貫自動車道「永平寺参道」ICより約10分
日本一の燈籠流し「永平寺大燈籠ながし」で夏にさよならby 風祭 哲哉
毎年8月には、夏の終わりを告げる風物詩「永平寺大燈籠ながし」が九頭竜川の河川敷で開催されます。曹洞宗 大本山永平寺の役寮や雲衲衆による法要の後、約1万基もの燈籠が九頭竜川に流されます。燈籠が川を埋め尽くし、光の帯をつくる様子は荘厳かつ幻想的な光景です。
<永平寺大燈籠ながしの基本情報>
会場:福井県吉田郡永平寺町谷口1-203「九頭竜川永平寺河川公園」
日時:例年8月下旬
電話番号:0776-61-3930(永平寺町商工観光課)
アクセス:えちぜん鉄道「永平寺口」駅下車、シャトルバス約5分
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「曹洞宗 大本山永平寺」の境内は約10万坪の広さを有し、多くのパワースポットが点在しています。この境内の"唐門"脇の道をすすんでいくと、自然豊かな「寂光苑」や「愛宕山公園」があります。こちらへ向かう途中には、緑あふれる森林の中の落差が約15メートルもの美しい「玲瓏の滝」が眺められます。
<玲瓏の滝の基本情報>
場所:永平寺境内奥
永平寺境内の報恩塔(納経塔)の前の巨大な灯篭の脇道をすすんでいくと、寂光苑と玲瓏の滝、愛宕山があります。わらべ地蔵の奥の道をさらに進むと「愛宕山」へ登って行くことができますが、この参道には33体もの観世音菩薩像が祀られており、約15分ほど登った山の中腹には護国観音堂、またこの愛宕山からは永平寺の伽藍が一望できます。
<愛宕山の基本情報>
場所:永平寺境内奥
このように、歴史ある福井の曹洞宗 大本山永平寺とその周辺の観光スポットは、荘厳な雰囲気であふれています。日常の生活とは少し違った静かで落ち着いた環境の中で、今までにない貴重な体験ができるでしょう。
ぜひ、福井・曹洞宗 大本山永平寺と周辺の観光スポットを訪れてみませんか。
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
Mayumi T
石川県金沢市出身、横浜市在住。東京都内大学病院勤務。旅行会社での勤務経験がありますが、家族の仕事の都合により、引っ越しの為に退職。この頃、47都道府県制覇済みです。現在の本業は旅とは関連のない、大学病…
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(2025/2/11更新)
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