台北から台湾鉄道で約2時間の花蓮にある「太魯閣」の国家公園(タロコ渓谷)。台湾のグランドキャニオンとも称され、台湾八景の中でも得に美しいと言われています。断崖絶壁の山々やコバルトブルーの川、大理石の地層などといった素晴らしい景色が楽しめますよ。
折角台湾を訪れたのであれば、絶景を求めて少し足を伸ばしてみませんか。ここでは、そんな太魯閣で訪れたい、おすすめのスポットをご紹介します。
太魯閣国立公園の入口にある「太魯閣遊客中心」は、売店や喫茶店を備えたビジターセンター。観光で太魯閣を訪れたのであれば、まず始めに立ち寄りたいスポットです。道路情報など観光に役立つ太魯閣の情報もたくさん!先住民のタロコ族の歴史や生活様式などを学ぶこともできますよ。 この写真の記事を見る ≫
先に紹介したビジターセンターから、徒歩で15分ほどの場所に位置するのが、赤い鉄骨のアーチと白い大理石の柵が目を引く橋。その橋から階段を降りていくと、全長約4.5キロメートルの「砂カ礑(しゃーかだん)歩道」にたどり着きます。
美しい川を眺めながら歩くこと歩くこと約3〜4時間で、最終地点の“三間屋”までを往復することができますよ。休憩所なども整備されているので初心者にも安心のトレッキングコースです。
写真提供:遠藤隆尚
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太魯閣渓谷の中で道が急に狭くなり、冒険気分を味わうことができるのが「燕子口」というスポット。ヘルメットを着用し、そそり立つ岩壁の中を歩きます。岩肌には大理石の美しいマーブル模様を見ることができますよ。濁流の浸食から作られた壁の穴にツバメが巣を作ると言い伝えられてきた事から燕子口の名前がついたと言われています。 この写真の記事を見る ≫
公園内において最も広い場所であり、観光の折返し地点にもなっているのが「天祥」というスポット。昔からこの地に根付く竹筒飯など、ご当地グルメが味わえるお食事処や宿泊施設などもたくさんあります。セブンイレブンもあるので、飲み物など必要なものもこちらで揃います。 この写真の記事を見る ≫
朱色の屋根が鮮やかな建物「長春祠」。美しい滝と織りなす姿はまるで山水画の様な風景です。東西横貫公路の工事中に亡くなった212名の方々の霊を弔う為に1958年に建築された建物。こちらを見渡せる場所に展望台が設けられており、長いトンネルを抜けて徒歩でアクセスすることができるので是非とも行き来してみてくださいね。 この写真の記事を見る ≫
大理石の岩をくり貫き、曲がりくねるように造られたことからこの名がついた、「九曲洞遊歩道」。岩壁を見ると、ノミと鎚を使い手作業で掘ったということがよく分かります。約2キロの道のりを、当時の人々の気持ちになって歩いてみてはいかがでしょうか。岩壁の大理石の模様も見ごたえアリのスポットです。 この写真の記事を見る ≫
太魯閣族の人たちが、昔と変わらぬ手作りの特産品を販売している「五間屋」。太魯閣族の織物製品に、ミサンガやポーチなどといった土産物が揃います。
織物の模様には、それぞれお守りの意味があるというので自分にぴったりのものを見つけてみては。運が良ければ機織り作業の実演を見ることができるかもしれませんよ。
写真提供:遠藤隆尚
<太魯閣國家公園(タロコ渓谷)の基本情報>
住所:花蓮県秀林郷富世村291号
電話番号:+886-3-8621100
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台北市近郊の樹林駅から台東の知本駅まで、東海岸を約4時間かけて走ることで多くの人々に利用されている“太魯閣(タロコ)号”。曜日限定で、Hello Kittyのデザインが目を引くラッピング列車「新太魯閣号」が運行しています。日本製の車両を利用しており、早くて快適な列車として人気。車両の至るところがキティちゃんだらけといった、ファンにはたまらないサービス。海外からも多くの観光客がこちらを目当てに訪れています。
台北駅から花蓮駅までも運行していますので、太魯閣國家公園へ台北から訪れる際に利用してみるのもいいですね。
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断崖絶壁のワイルドな魅力に美しい緑や川が訪れる人々の心を癒してくれる太魯閣。海外からも多くの人々が訪れ、その美しさに魅了されています。台湾を訪れたことがある人もない人も、次の台湾旅行は旅程に余裕を持って、魅力あふれる渓谷に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
Nami Kita
子育て奮闘中!2児の母です。得意分野はビーチリゾート。旅行会社での手配業務&ツアー企画の経験を経て、子供と一緒に楽しめる旅づくりを常に考えています。
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