北海道の北部、日本海に浮かぶ自然美あふれる島・利尻島。島の中心にある美しいシンボル・利尻山(りしりざん・通称利尻富士)の裾野が海岸まで広がり、島そのものがまさに雄大な大自然。当たり前のように咲いている、めずらしい可憐な高山植物たちが島を彩り、原生林や湿原、湖沼など、ありのままの自然をまるごと映し出している美しい島なんです。
利尻島で訪れたい、おすすめの観光スポットをご紹介しましょう。
島の北部に位置する「姫沼」。利尻山が水面に映り"逆さ富士"となって見られる姿はとても美しく、利尻島を代表する絶景です。沼の周囲約800mを一周する遊歩道もあり、高山植物を眺めながらゆっくり散策することもできます。売店では利尻や姫沼の景色や花、鳥などの絵葉書を販売しており、お土産にもおすすめです。
<基本情報>
住所:利尻郡利尻富士町鴛泊湾内
アクセス:鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルから車で約10分
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「ペシ岬」は、鴛泊フェリーターミナルの近くにある標高90mほどの巨大な岩山です。急斜面を登ってたどり着く展望台は、利尻山、礼文島、稚内までも見渡せる絶好のビュースポット。履きなれた靴はもちろんのこと、強い風が吹いているので服装にも気を付けて、風景も楽しみながらプチ登山をしてみてください。
<基本情報>
住所:利尻郡利尻富士町鴛泊
アクセス:鴛泊港フェリーターミナルから徒歩10分で遊歩道入口、そこから展望台まで徒歩約20分
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「夕日ヶ丘展望台」は、その名の通り利尻島一のサンセットスポット。切り立つ断崖絶壁が特徴で、特に中腹から展望台のある頂上にかけては細い小径を通っていきます。夕暮れ時の頂上からは、大海原がオレンジ色に染まり、ウミネコが飛び交う幻想的な風景を360度の大パノラマで眺めることができます。秋のススキの時期もおすすめです。
<基本情報>
住所:利尻郡利尻富士町鴛泊富士野
アクセス:鴛泊港フェリーターミナルから車で5分
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島の南部に位置する沼浦湿原の中にある「オタトマリ沼」。周囲約1.1km、アカエゾマツの原生林に囲まれた利尻島最大の沼です。遊歩道が整備されており、ここからも湖面に映る利尻山を眺めながら散策することができます。売店で購入できるソフトクリームも人気のグルメです。
<基本情報>
住所:利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦
アクセス:鴛泊港フェリーターミナルから車で約35分
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利尻島最南端に位置する、海と山に囲まれた「仙法志御崎公園(せんぽうしみさきこうえん)」。利尻山が噴火した際、海に溶岩が流れ込んでできた奇岩たちが並ぶ、ダイナミックな公園です。海の透明度がはっきりとわかる自然磯観察場の一角には、かわいらしいゴマフアザラシが飼育されており、餌やり体験もできます。
<基本情報>
住所:利尻郡利尻町仙法志字御崎
アクセス:鴛泊港フェリーターミナルから車で約40分
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標高1721m、日本百名山のひとつ「利尻山」。利尻島の真ん中に悠然と存在する美しい姿から、"利尻富士"と呼ばれています。各観光スポットから必ず見えますが、見る場所によって雰囲気や姿が変わるのも見どころ。また、登山上級者はぜひ利尻山登頂にトライしてみてはいかがでしょうか。固有種の高山植物を実際に目にし、日本最北の名峰を制するという体験は何ものにも代えがたいものになるはずです。
<基本情報>
住所:利尻郡利尻富士町鴛泊栄町
アクセス:鴛泊港フェリーターミナルから登山口(北麓野営場)まで車で約10分
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利尻島の空港は利尻空港。空路でのアクセスは、札幌市の丘珠空港から約50分、観光シーズンの夏は新千歳空港からも直行便が飛んでいます。
もうひとつはフェリー。新千歳空港から空路で約50分の稚内空港まで移動し、稚内港から観光の拠点となる鴛泊港までは、フェリーで約1時間40分〜50分です。
グルメでは、ウニが有名。ウニの旬と雪解け時期の6月頃からがおすすめの観光シーズンです。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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