中世のヨーロッパの雰囲気が残る!ザグレブの観光スポット10選 | トラベルjp 旅行ガイド

中世のヨーロッパの雰囲気が残る!ザグレブの観光スポット10選

中世のヨーロッパの雰囲気が残る!ザグレブの観光スポット10選

更新日:2019/06/27 18:20

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

クロアチアの首都ザグレブ。ドゥブロヴニクに代表されるアドリア海岸のリゾートとは違い、ハンガリーやオーストリアのようなヨーロッパらしい町並みが残る都市です。歴史深い建築物が点在し、お散歩をするだけで中世の雰囲気を味わうことができます。

今回はLINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、ザグレブの観光スポットをご紹介します。

1.ザグレブ大聖堂

1.ザグレブ大聖堂
LUI

中世の歴史を感じる散歩をしよう!クロアチア・ザグレブ!by LUI

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「ザグレブ大聖堂」は13世紀から18世紀にかけて建てられた大聖堂で尖塔の高さは105m。建築様式はネオゴシックで、ここの大聖堂の珍しい点が、白い壁に囲まれていること。これはオスマン帝国から守るために造られたものです。

教会内の壁には見慣れない文字が刻まれていますが、これは「グラゴール文字」と呼ばれるスラブ語圏最古の文字。キリル文字の原型とも言われています。

<基本情報>
住所:Kaptol ul. この写真の記事を見る ≫

2.聖マルコ教会

2.聖マルコ教会
LUI

中世の歴史を感じる散歩をしよう!クロアチア・ザグレブ!by LUI

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「聖マルコ教会」は鮮やかでかわいらしい色彩の屋根瓦が特徴で、空の青とカラフルな屋根瓦が織りなす景色は異国情緒あふれる景色です。

屋根はクロアチアの国旗の色合いとそっくりですが、これは左がクロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国を表す紋章で、右がザグレブ市の紋章なのです。この屋根瓦のデザインは19世紀末に加えられたもの。

<基本情報>
住所:Trg Sv. Marka 5 この写真の記事を見る ≫

3.青果市場

3.青果市場

美しきザグレブ!中世の面影とオリエント急行の栄華を残す街並み観光

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ドラツ広場の「青果市場」はザグレブの中では一番古い市場。「ザグレブの胃袋」と呼ばれ活気に満ちています。広場には、大量の新鮮な野菜や果物だけでなく、手作り工芸品なども売られ、気さくなザグレブ庶民の日常生活が垣間見れます。

<基本情報>
住所:Dolac 9 この写真の記事を見る ≫

4.失恋博物館

4.失恋博物館

失恋体験をシェアしちゃう?ハートの町ザグレブの失恋博物館

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世界にいろいろな博物館があるけれど、ユニークな博物館といえば「失恋博物館」。もう立ち直れないかも…と思うほど悲しくて辛い失恋体験も、時間の経過とともに癒され、いつかは思い出に変わるもの。そんな失恋エピソードと思い出の品を、世界中から集めて展示している、珍しい博物館です。

<基本情報>
住所:Cirilometodska ul. 2
電話番号:+385-1-4851-911 この写真の記事を見る ≫

5.ロトルシュチャク塔

5.ロトルシュチャク塔
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中世の歴史を感じる散歩をしよう!クロアチア・ザグレブ!by LUI

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「ロトルシュチャク塔」は13世紀に建てられた、街の見張り塔です。昔は隣にあった門を閉めるときに鐘を鳴らしていましたが、1877年以降はこの夕べに鳴らす鐘の代わりに、正午に大砲を鳴らすようになりました。塔が見張り台としての役割を果たしていただけあって、ここからの見晴らしは抜群。

<基本情報>
住所:Comiceva ul. 9 この写真の記事を見る ≫

6.ナイーブアートミュージアム

6.ナイーブアートミュージアム
坂元 美鈴

失恋&拷問博物館!ザグレブはミュージアム巡りが楽しい街by 坂元 美鈴

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「ナイーブアート」とは独学で描いた絵画を示しますが、クロアチアでナイーブアートというとガラスの裏側から油絵の具で描いたものがメイン。イワン・ラブジンをはじめとするクロアチアを代表するアーティストの作品のほか、彼らと親交の深かった日本人アーティストの原田泰治氏の作品も展示されています。

農作業の様子や森の風景など、農民の生活を切り取ったモチーフが多く、当時の人々の息遣いまでも聞こえてくるような、親しみやすい作風が魅力。

<基本情報>
住所:Cirilometodska ul. 3
電話番号:+385-1-4851-911 この写真の記事を見る ≫

7.石の門

7.石の門
Hiroko Oji

クロアチアの首都「ザグレブ」中央駅からカプトル地区への散策がおすすめby Hiroko Oji

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旧市街を歩いていると、石畳の通りがカーブするところが建物を潜るようになっている「石の門」があります。

かつて敵の侵入を防ぐために、町を取り囲んでいた城壁に取り付けられた数少ない出入口のひとつで、木造だったものが18世紀に石で固められて現在の姿となっています。鉄製の扉の内部は、聖母マリアのイコン(聖像画)が納められた礼拝堂となっていて、常にお花や蝋燭が捧げられています。このイコンは、1731年の大火で町のほとんどが焼き尽くされたなか、奇跡的に焼け残ったもの。

<基本情報>
住所:Kamenita ul.
電話番号:+385-1-4814-051 この写真の記事を見る ≫

8.イェラチッチ広場

8.イェラチッチ広場

海外旅行初心者にもおすすめ!歴史と現代が融合したクロアチアの首都「ザグレブ」

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ザグレブの中心といえば「イェラチッチ広場」。路面電車の乗り換えも多く、イベントが行われていることもあるほか、一角には観光案内所もあります。

イェラチッチというのは、クロアチアの国民的英雄、ヨシップ・イェラチッチ伯爵のこと。軍人であり政治家であるイェラチッチ伯爵は、19世紀にクロアチアの自治権を求めて戦いました。広場の真ん中にあるこの像は現在、多くの人の待ち合わせ場所になっています。

<基本情報>
住所:Trg bana Josipa Jelacica この写真の記事を見る ≫

9.トミスラフ広場

9.トミスラフ広場
Hiroko Oji

クロアチアの首都「ザグレブ」中央駅からカプトル地区への散策がおすすめby Hiroko Oji

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駅前に一番近い広場は中央に噴水がある「トミスラフ広場」。青々とした芝生に色とりどりのお花が咲く広場にはパビリオン(アートギャラリー兼レストラン)があり、広場の中央に建つのは初代国王のトミスラフの騎馬像です。

トミスラフ公園の北に続く公園は、ストロスマエル広場。この公園の北の端には、ストロスマエルの像と彼の名前を掲げる美術館が建っています。

<基本情報>
住所:Trg kralja Tomislava この写真の記事を見る ≫

10.ミロゴイ墓地

10.ミロゴイ墓地

海外旅行初心者にもおすすめ!歴史と現代が融合したクロアチアの首都「ザグレブ」

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「ミロゴイ墓地」はヨーロッパでもっとも美しい墓地と称えられるほど、芸術品のような装飾を施した墓石が並ぶ場所。ザグレブ中心地からバスで約20分の場所にあり、観光客も少ない隠れた見どころです。

観光に来たのに、なぜ墓地に?と思われるかもしれませんが、約2万8000平方kmの広大な敷地内には、見事の彫刻の数々が建ち並び、思わず息をのむほど。美術館さながらムードと荘厳な雰囲気は、一見の価値ありです。

<基本情報>
住所:Aleja Hermanna Bollea 27
アクセス:ザグレブ大聖堂近くのバス停から市内バス106番で20分 この写真の記事を見る ≫

ザグレブ観光ならここに決まり!

町は大変コンパクトなので、観光スポットの多い旧市街を巡るのなら1日あれば十分です。クロアチアの首都だけあり、見応えのある博物館や美術館も多くあるので、アートをじっくりと見たい人はもう1日滞在するといいでしょう。

※2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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