“天空の城”竹田城と周辺のおすすめ観光スポット7選!

“天空の城”竹田城と周辺のおすすめ観光スポット7選!

更新日:2019/07/17 13:11

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

兵庫県の中北部に位置する朝来(あさご)市を代表する観光スポットといえば「竹田城」。雲海に浮かぶように山上に建つ神秘的な城跡の姿は“天空の城”や“日本のマチュピチュ”と称されています。

周辺にも近代日本の成長を支えた生野銀山や坑道跡、温泉、湖など立ち寄りたいスポットが数多くあります。LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、竹田城と周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.竹田城

1.竹田城

絶景独り占め!雲海の「竹田城」早朝登山のススメ

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“天空の城”や“日本のマチュピチュ”と称されることの多い「竹田城」は幻想的な雲海が見られることで有名です。「竹田城」の雲海をゆっくりと鑑賞するには、早朝登山がおすすめ。竹田城登城口の開門と同時に登り始められるよう、目指しましょう。登山道は歩きやすいように整備されており、30分もあれば「竹田城」に到着します。

雲海の見られる期間は9月下旬から4月上旬。冷えこんだ晴れの日の朝、特に秋頃が一番発生しやすいです。早朝登山で、竹田城を取り囲むようにたなびく雲海を雲海を楽しみましょう。なお竹田城登城口の開門時間は、季節によって異なります。あらかじめ公式ホームページで確認しておきましょう。 この写真の記事を見る ≫

1.竹田城

修築工事完了、周りを見下ろす絶好の景観!兵庫県「竹田城」天守台

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雲海が見られなくても「竹田城」は非常に見ごたえのあるスポットです。お城の天守閣はありませんが、あちこちに残る石垣は必見。当時の石積み技術の粋を結集した“野面積み”という大小の石材を組み合わせる技法が採用されています。手がけたのはプロの石工集団として名高い穴太衆(あのうしゅう)。

石垣の上の平地には芝生がはられ、美しい史跡の様子が見られます。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田
アクセス:JR播但線「竹田駅」から駅裏登山道経由で徒歩40分 この写真の記事を見る ≫

1.竹田城
津田 泰輔

竹田城まで車で行きたい!雲海の見られるビュースポット巡り〜立雲峡(兵庫県朝来市)by 津田 泰輔

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竹田城から円山川を挟んで東側にある“立雲峡”は「竹田城」のビュースポットとして知られています。山の中腹斜面に造られた自然公園で、ちょうど真横から竹田城を望みます。雲海に浮かぶ竹田城の姿はまさに“天空の城”!

登山で竹田城まで行くのが、大変だという方は“立雲峡”がおすすめです。駐車場も完備されているので、車で竹田城を鑑賞にするのに最適なスポットです。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田
アクセス:JR播但線「竹田駅」からタクシーで約7分
北近畿豊岡自動車道「和田山IC」からから車で約10分 この写真の記事を見る ≫

2.生野銀山

2.生野銀山
木村 岳人

兵庫県朝来市「生野銀山」で体感!400年に渡る鉱山の歴史by 木村 岳人

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戦国時代から昭和にかけて400年以上にもわたって採掘が続けられていた「生野銀山」。閉山した現在は、観光施設として坑道や採掘場を一般公開しています。当時の採掘の様子を再現しているマネキンたちは、その名も“GINZAN BOYZ(銀山ボーイズ)”。「生野銀山」オリジナルの地下アイドルで、ファンクラブもあるほどの人気ぶり。

貴重な史跡とともに、個性的なアイドルたちにも会いに行ってみましょう。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市生野町小野33-5
電話番号:079-679-2010
アクセス:JR播但線「生野駅」からタクシーで約10分
     竹田城から車で約40分 この写真の記事を見る ≫

3.明延(あけのべ)鉱山

3.明延(あけのべ)鉱山
阿部 吾郎

兵庫県「明延鉱山跡」と「神子畑選鉱場跡」長い長い坑道めぐりと階段状の巨大遺構by 阿部 吾郎

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“生野銀山”とともに栄えた「明延鉱山」は、銅、亜鉛、錫など多鉱種を産出する日本屈指の鉱山でした。現在は全長550km、深さ1,000mという大規模な坑道の一部を公開しています。坑道をめぐるには必ずガイド付きの見学ツアーに申し込む必要があります。所要時間は60分。

観光化された坑道とは一味違い、ほぼ当時のままのリアルな内部構造が見られる貴重なツアーです。

<基本情報>
住所:兵庫県養父市大屋町明延
電話番号:079-668-0258(あけのべ自然学校)
アクセス:北近畿豊岡自動車道「養父IC」より車で約40分
     竹田城から車で約1時間 この写真の記事を見る ≫

4.神子畑鋳鉄橋(みこはたちゅうてつきょう)

4.神子畑鋳鉄橋(みこはたちゅうてつきょう)

鉱山跡が数珠つなぎ!兵庫・朝来市の新しい名所「鉱石の道」

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生野銀山が稼働していた当時、“明延鉱山”から採掘された鉱石を”神子畑選鉱所”や“生野精錬所”まで輸送するため鉱石運搬道路が建設されました。その遺構として残るのが「神子畑鋳鉄橋」。日本に現存している全鋳鉄製の橋としては最古のもので、国の需要文化財に指定されています。

美しい一連アーチ型が非常に魅力的な橋です。鑑賞するだけでなく、実際に歩いて渡ってみましょう。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市佐嚢字水田
電話番号:079-672-4003(朝来市役所産業振興部観光交流課)
アクセス:播但連絡道路「朝来IC」より車で約10分
     竹田城から車で約1時間 この写真の記事を見る ≫

5.ムーセ旧居

5.ムーセ旧居
阿部 吾郎

兵庫県「明延鉱山跡」と「神子畑選鉱場跡」長い長い坑道めぐりと階段状の巨大遺構by 阿部 吾郎

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神子畑選鉱場跡のすぐ下にある「ムーセ旧居」。明治時代、鉱山開発のためにはフランス人技師たちの力が不可欠でした。地質学者だったムーセもそのうちの一人です。「ムーセ旧居」は1872年に生野鉱山の外国人宿舎として建てられたもの。

コロニアルスタイル(植民地様式)と呼ばれるレトロな雰囲気を持つ「ムーセ旧居」は、兵庫県の重要有形文化財に指定されています。内部には、神子畑選鉱場の歴史に関する展示があり、活気に満ちた現場の様子がうかがえます。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市佐嚢1826-1
電話番号:079-677-1717
アクセス:播但連絡道路「朝来IC」より車で約20分
     竹田城から車で約35分 この写真の記事を見る ≫

6.黒川温泉

6.黒川温泉
塚本 隆司

銀山ボーイズにダムハヤシ、兵庫の注目スポット朝来市生野町が今熱い!by 塚本 隆司

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黒川ダムの麓、のどかな田園風景のなかにたたずむ「黒川温泉」。素朴な内風呂と露天風呂からなる日帰り湯です。湯は炭酸水素イオンを豊富に含んでおり、入るとお肌がつるつるになることから“美人の湯”とも呼ばれています。

温泉施設内にある食堂では、黒川ダムをモチーフにしたハヤシライス“ダムハヤシ”や冬季限定のぼたん鍋など、グルメも満喫できます。竹田城や生野銀山を観光したあとに、温泉で疲れを癒やしてみませんか。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市生野町黒川457-1
電話番号:079-679-2067
アクセス:生野銀山から車で約30分
     竹田城から車で約40分 この写真の記事を見る ≫

7.銀山湖

7.銀山湖
塚本 隆司

銀山ボーイズにダムハヤシ、兵庫の注目スポット朝来市生野町が今熱い!by 塚本 隆司

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生野銀山と黒川温泉を結ぶ国道429号線沿いにある生野ダム。ダム湖は生野銀山にちなんで「銀山湖」と呼ばれています。夏は涼しく、秋は紅葉が美しいレジャーにはぴったりのスポット。湖釣りのメッカとしても有名でコイやマス、ブラックバス、ヘラブナなどのほか、冬にはワカサギも釣れます。

周囲は黒川渓谷と呼ばれ、オートキャンプ場も完備。マイナスイオンたっぷりの渓谷でキャンプをするのも楽しいものです。

<基本情報>
住所:兵庫県朝来市生野町竹原野
アクセス:JR播但線「生野駅」からタクシーで約20分
播但連絡道路「生野IC」より約20分
     竹田城から車で約45分 この写真の記事を見る ≫

竹田城と周辺観光はこれでキマリ!

一生に一度は見ておきたい竹田城と雲海ですが、早朝に現地入りするのが鉄則です。遠方から見に来る人は、前日から宿泊しておくのがおすすめ。竹田城から車で20分ほどの和田山にはいくつかホテルがあるので、旅行のプランニングに組み込んでおくといいですね。

竹田城の雲海を鑑賞したあとは、生野銀山や明延鉱山などを訪れてみましょう。生野銀山は2017年に「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道 〜資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍〜」として日本遺産に指定されています。さらに2016年にはミシュラン・グリーンガイドに、一つ星として掲載されています。あわせて銀山湖や黒川温泉も楽しみたいですね。

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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