インドネシアのジャワ島、ジョグジャカルタ郊外に位置する世界最大の仏教遺跡「ボロブドゥール」。その壮大な姿を観に、世界中から多くの人々が集まります。
周辺にはメインの遺跡以外にも興味深い寺院や施設の数々が。ここでは、ボロブドゥールを訪れたのであれば、絶対に立ち寄りたいスポットをいくつかご紹介致します。
ジョグジャカルタ市内からバスで約2時間、かつてはジャングルに埋もれ崩れかかっていたという「ボロブドゥール寺院」は、2度の大規模な修復工事により、歴史公園として生まれ変わりました。
200万個もの石を積み重ねた巨大な建物に、計504体もの仏像からなる壮大な建物は、とても神秘的で訪れる人々を魅了します。
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シンガポール発展の父としても知られる、ラッフルズ卿の土地調査により発見された「ボロブドゥール遺跡」。今この姿が守られているのも、彼の調査によるものが大きいと言われています。
技術が発展していなかった当時の人々にとって、このような壮大な建造物を作ることがいかに大変だったか。1200年の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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「ボロブドゥール遺跡」を観光する人々に人気なのが、太陽が昇り始める朝の6時頃を狙って訪れる“サンライズツアー”。刻一刻と色を変える空と遺跡のコントラストが神秘的な世界を作り出します。
サンライズを拝むためには場所取りも重要です。一生の思い出に残るような情景を目に焼き付けてくださいね。
＜基本情報＞
住所：Borobudur Village, Magelang,Central Java
電話番号：(0293)788266
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1回目の修復工事の時、ボロブドゥール最上階の仏塔の中から見つかった、未完成の仏像。その意味合いは未だ解明されていませんが、「アディ・ブッダ」と名付けられた仏像は、歴史公園内にある資料展示館の庭に安置されています。
当時の人々が何等かの意味を持って仏塔に安置したこの仏像を目の前にすると、とても神秘的な気持ちになれるはずですよ。
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ボロブドゥールから東方向東方向にある「ムンドゥッ寺院」。堂内に安置された3体の石造仏、そして寺院入り口に描かれた鬼子母神と毘沙門天のレリーフが見どころです。外にあるガジュマルの樹にも、大きなパワーを感じることができますよ。
写真提供：遠藤隆尚
＜基本情報＞
住所： Mendut Village, Indonesia
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ボロブドゥール遺跡からトゥクトゥクで20分の川岸にある「エロプロゴ アート ハウス」は、画家であるオーナーが、自ら設計した宿泊施設。庭や建物に至るまで、自然の造形をうまく活かしたアート空間が作り出されています。とても居心地の良いこの場所で、この地の自然や宗教といったものに触れてみてはいかがでしょうか。 この写真の記事を見る ≫
多くの人々にとって、一生に一度は訪れたいと願う世界最大の仏教遺跡ボロブドゥール。周辺には当時の歴史や文化を感じることのできる建物や、宗教観を感じることのできるスポットが点在しています。折角訪れたのであれば、その魅力を余すことなく堪能してくださいね！
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/18更新)
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