活気のあるイタリア南部の港町・ナポリ。ローマからは日帰り旅行も可能で、太陽輝く海辺の景色を楽しみたいなら外せない街のひとつ。ナポリには、海のそばにあるお城や、美しくて歴史のある王宮など、見どころがいっぱいです。
ナポリを訪れたら欠かせないおすすめのスポットを、トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報をもとにご紹介します。
陽光溢れる南イタリアのナポリ!世界遺産の旧市街「スパッカ・ナポリ」by Hiroko Oji
明るい陽光が差し込むナポリの町並みに一歩足を踏み入れると、いくつもの素敵な観光スポットと、人情味あふれるエネルギッシュな人々に出会えます。特に「スパッカ・ナポリ」と呼ばれる世界遺産の旧市街は、狭い路地に庶民的なお店が並び、教会が点在するエリア。「スパッカ・ナポリ」とは、“ナポリを真っ二つに割る”という意味で、鉄道駅に近い東のカプアーノ城から西のダンテ広場まで、真っすぐ延びるトリブナーリ通りが旧市街を南北に分けています。
通りの西端にあるダンテ広場は、カーブを描く広々とした石畳の広場。中央にはダンテ像がそびえ立っています。周囲には美味しいレストランが軒を並べ、地下鉄やケーブルカーの乗り場からも近く、訪れやすいスポットです。
<基本情報>
住所:Spacca Napoli Vico Paparelle al Pendino, 13 80134 Napoli
アクセス:地下鉄ダンテ(Dante)駅から徒歩すぐ
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79年に起こったヴェスヴィオ火山噴火により、一夜にして火山灰の下に埋もれてしまった「ポンペイ」。完全消滅したと考えられていたこの町は、近郊のエルコラーノ遺跡に続いて1748年に再発見され、発掘作業が繰り返されました。現在では、広大な町の遺跡が整備され、町消滅の元となったヴェスヴィオ火山は遺跡の背後にその美しい姿をのぞかせています。
“ポンペイの赤”が目を引くフレスコ画『秘儀荘』は、2000年前のものとは思えないほど鮮やかな色彩。ほかにも、紀元前4世紀末の最初の浴場であるスタビアーネ浴場、客席上部から遺跡を見渡せる大劇場、敷地の東端に建てられた円形闘技場など、数え上げたらきりがないほど見どころが満載です。
<基本情報>
住所:Via Villa dei Misteri, 2, 80045 Pompei
電話番号:+39-81-8575111
アクセス:Pompei Scavi - Villa Dei Misteri駅から徒歩1分
公式サイト(外部リンク)
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民謡でお馴染みの「サンタ・ルチア港」は、リゾートホテルが建ち並ぶ美しい海岸エリア。プレビシート広場のすぐ脇に広がるモロジリオ庭園は少し高台になっていて、ここから見るヴェスヴィオ火山と港の風景は感動ものです。特におすすめは、太陽が火山の背後に沈む夕暮れ時。かつて大噴火でこの街を飲み込んだ自然の驚異も、現在では静かに美しいシルエットで鎮座し、景色を彩っています。
そして「サンタ・ルチア港」に要塞のようにそびえる世界遺産の“卵城”もぜひ訪れてほしいスポット。12世紀、ノルマン人によって建設されたナポリ最古の城と言われており、城を守る魔法の卵の伝説よりその名がつけられました。時代に合わせて改築が重ねられたのが現在の姿です。
<卵城の基本情報>
住所:Castel dell’Ovo Via Eldorado, 3, 80132 Napoli NA
電話番号:+39-81-795-6180
アクセス:トレド駅, ムニチーピオ駅(Toledo, Municipio,Linea1)から徒歩約20分
公式サイト(外部リンク)
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「サンタキアラ教会」は下町エリア“スパッカ・ナポリ”にあるとてもカラフルな教会。教会群が立ち並ぶエリア内でも、必見中の必見です!教会の敷地内には、82mx78mもある大きな中庭があり、ベンチや回廊の壁などが美しい色彩のマジョルカ・タイルで装飾された“クラリッセ回廊”が見どころとなっています。
鮮やかなマジョルカ・タイルの列柱の中庭を、フレスコ画が飾られた回廊が囲む風景は、まさにここだけの圧巻の眺め。つい手をふれたくなりますが、マジョルカ焼きのベンチに触れることは厳禁。係員が飛んできてしまいますので、目で思う存分楽しみましょう。
<基本情報>
住所:Via Santa Chiara, 49c, 80134
電話番号:+39-81-5516673
アクセス:地下鉄Universita駅から徒歩6分
公式サイト(外部リンク)
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プレビシート広場の向かいにある「ナポリ王宮」。正面ファザードには、ナポリを統治した歴代の王の像が並んでいます。かつて17世紀にスペイン王の居城として建築されましたが、一度も使われることのないまま18世紀に増改築され、ブルボン家の王宮となりました。現在は王宮博物館として内部が一般公開され、フェルディナンド4世の婚礼を記念して造られた宮廷劇場や玉座の間など、ため息がでるほど豪華な室内装飾や絵画を間近で見ることができます。
中庭から建物に入ると、まず迎えてくれるのは、白亜の大理石が美しい大階段の間。金箔と貴石で飾られた大祭壇のある王の礼拝堂、エルコラーノ遺跡からの発掘品が並ぶヴィットリオ・エマヌエーレ3世の図書館なども必見です。
<基本情報>
住所:Piazza del Plebiscito 1,80132
電話:+39-81-5808255
アクセス:バス停San Carloから徒歩3分、ムニチーピオ(Municipio)駅から徒歩8分
公式サイト(外部リンク)
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芸術と歴史とグルメ!はじめてのナポリ王道観光1日モデルコースby ケイコ ソリーノ
ナポリの街の中心に位置している「プレビシート広場(プレヴィシート広場)」は、25,000平方メートルの広さを誇る、ナポリで最大の広場。昔から式典やお祭りに使われてきた、市民の憩いの場です。広場の中央には18世紀からナポリを統治したブルボン家のカルロ3世とその息子フェルディナンド1世の騎馬象があり、奥にはローマのパンテオンによく似たサン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂があります。
この広場の北東が“スパッカ・ナポリ”、南西が“サンタ・ルチア”エリアとなり、広場を境に同じ街とは思えないほど異なる風景が広がります。広場前方に見える小高い丘は、夜景スポットとしても有名なヴォメロの丘。町と火山、海を一望する魅力的なビューが広がります。
<基本情報>
住所:Piazza del Plebiscito,80132,Napoli
アクセス:バス「サンカルロバス停」から徒歩3分
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“スパッカ・ナポリ”の北端にある「国立考古学博物館」。ギリシア・ローマ時代の大理石彫刻や、エジプトの美術品、ポンペイ・エルコラーノ遺跡からの発掘品など、世界的にも重要で名高いものばかりが展示されています。トルコのエフェソス遺跡でも見られるアルテミス像をはじめ、中庭に面した床のモザイクが美しい通路には、ローマやカンパーニュ州から集められた彫像がずらり。
美しい外観の建物は、1585年に騎兵隊の兵舎として建てられたストゥディ館が起源となっています。ナポリ公国の王となったカルロ3世が遺産を展示したことから始まり、フェルディナンド4世が膨大な数のコレクションを保存・展示する博物館として改装に着手。1816年に完成し、現在の姿となりました。
<基本情報>
住所:Piazza Museo, 19, 80135
電話番号:+39-81-4422149
アクセス:地下鉄Museo駅すぐそば
公式サイト(外部リンク)
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モッロ・ベヴェレッロ港のフェリー乗り場前に構える「ヌオーヴォ城」は、1284年、アンジュー家の新しい城として建設されましたが、災害によって破壊され、残ったのは内部の“パラティーノ礼拝堂”のみ。その後ルネッサンス建築で再建され、18世紀に完成したのが現在残っている姿です。5本の円筒型の塔が美しく、塔の間の白い門“アルフォンソの凱旋門”は見事なレリーフで飾られていています。
「ヌオーヴォ城」内部は、1300〜1400年代のフレスコ画と彫像が残る“パラティーノ礼拝堂”と、市立美術館で構成されています。展示物はもちろんのこと、建物内や要塞から見る町並みや港、丘の上の修道院などの眺めも素晴らしく、見応えが充分です。
<基本情報>
住所:Via Vittorio Emanuele III, 80133
電話番号:+39-81-7957722
営業時間:8:30〜18:30
アクセス:地下鉄Municipio駅から徒歩2分
公式サイト(外部リンク)
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「ウンベルト1世のガッレリア」はナポリらしいお土産物探しやカフェでのひと休みにおすすめのスポット。ミラノの有名なガッレリアよりは規模が小さいものの、引けをとらないほどの美しさです。ナポリの街の再開発の一環として、1887年〜1890年にかけて建築されたアーケードの高さは58m。鉄とガラスで構成された美しい天井からは自然光が差し込み、とても明るく開放的です。中央の床には、大理石でできた12星座の素敵な装飾が施されています。
“ナポリ王宮”の北側にある「ウンベルト1世のガッレリア」は“プレビシート広場”からもほど近く、観光の合間に立ち寄るのに便利な立地。アーチ窓が並び、重厚で統一感ある美しいアーケードは、歩くだけでも観光気分が味わえます。
<基本情報>
住所:Via San Carlo, 15, 80132
アクセス:地下鉄Municipio駅から徒歩6分
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ナポリが誇るヨーロッパ最古の現役オペラハウス「サン・カルロ劇場」は、ミラノのスカラ座、ローマのオペラ座と並ぶイタリア三大歌劇場のひとつ。隣は“ナポリ王宮”、向かいは“ウンベルト1世のガッレリア”という旧市街の中心に建っています。
ホールの装飾は豪華絢爛で美しく、天井には500平方メートルにも及ぶ天井画『知恵と戦いの女神ミネルヴァに偉大な詩人たちを紹介する太陽神アポロ』が描かれています。この天井画は劇場の音響効果にも大貢献。専属ガイドによる見学ツアーに参加すれば、オペラを鑑賞しなくても劇場内を見学できます。王族専用バルコニーや、ブルボン家の紋章が神々しく輝く舞台上部の時計など、細部にも注目してみてください。
<基本情報>
住所:Via San Carlo, 98, 80132
電話番号:+39-81-7972331
アクセス:地下鉄Municipio駅から徒歩6分
公式サイト(外部リンク)
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世界遺産にも登録された旧市街“スパッカ・ナポリ”にあり、ナポリの守護聖人・聖ジェンナーロを祀る「ナポリ大聖堂」。大聖堂には聖ジェンナーロの血液が入った小さな壺が納められており、毎年5月の第一土曜日と9月19日には、壺の中で乾ききっているはずの血液が液状化するという不思議な現象が起こると言われています。さらに、この奇跡が起こらない年はナポリに災害が起こるという言い伝えも。
ドゥオーモの左翼廊にはサン・レスティトゥータ教会の一部が保存されており、『聖ジェンナーロとレスティトゥータに囲まれる玉座の聖母子』のモザイク画を見ることができます。また、教会内の階段は、ギリシャ・ローマ時代の遺跡に続いています。
<基本情報>
住所:Via Duomo, 147, 80138
電話番号:+39-081-449097
アクセス:Naples Piazza Cavour駅から徒歩8分
公式サイト(外部リンク)
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「国立サン・マルティーノ美術館」はナポリを見下ろすヴォメロの丘の上にある美術館。サンテルモ城の隣に建ち、かつてカルトジオ会修道院として使われていたこちらの建物は、17世紀のナポリ・バロック様式の最高傑作と言われています。中庭を取り囲む大回廊では、大理石でできた頭蓋骨の並ぶ欄干や、大理石造りの古い井戸などが必見。敷地内の教会にある、聖書をもとにした豪華絢爛な天井画も見逃せません。
絵画・彫刻、陶器やガラス製品はもちろんのこと、ミニチュアの人形でキリストの降誕の様子を再現した“プレゼーピオ”のコレクションも見どころのひとつ。アンティークなものから卵の殻の中につくられた緻密で精巧なものまで、プレゼーピオの世界に引き込まれてしまいます。
<基本情報>
住所:Largo S. Martino, 5, 80129
電話番号:+39-81-2294503
アクセス:バス停Sant’Elmoから徒歩4分
公式サイト(外部リンク)
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陽光溢れる南イタリアのナポリ!世界遺産の旧市街「スパッカ・ナポリ」by Hiroko Oji
トリブナーリ通りのダンテ広場に出る手前、国立考古学博物館へ向かう角に、緑豊かな一角があります。「ベッリーニ広場」と呼ばれるこのエリアは、周囲には中世の建物が並び、カフェやバールが軒を並べるナポリっ子の憩いの場。週末や夜になると、地元の人々で賑わいます。テラス席でビールを一杯飲みながら、ナポリっ子に混じってローカルグルメを味わってみるのもいいですね。
広場の中央にあるのはシチリア出身のオペラ作曲家・ヴィンチェンツォ・ベッリーニの記念碑。その足元には、ギリシャ時代の古代地下都市ネアポリスの掘削穴があります。遺跡を囲んでカフェが並ぶ様子は、まさにナポリならでは。古き良き時代を肌で感じ、寛げる雰囲気が漂っています。
<基本情報>
住所:Piazza Bellini, Napoli
アクセス:ダンテ駅(dante, linea1)から徒歩約1〜3分
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トリブナーリ通りのほぼ中央に建つ「サン・ロレンツォ・マッジョーレ大聖堂」は、旧市街で長い歴史をもつ教会のひとつ。6世紀、古代ローマの建造物の上に最初の教会が建てられ、13世紀にはアンジュー家のカルロ1世・2世のもとで次の教会が建築されました。また、均整のとれたファサードは18世紀のもの。その結果、一つの建物の中に様々な時代様式が混在するという、面白みのある教会となっているのです。
内部の主祭壇のレリーフや聖人像はもとより、古井戸のある中庭を取り囲む回廊の奥には、見逃せない遺跡があります。ギリシア・ローマ時代からのもので、アーチ型の建物が続く通路や広場、市場など、ナポリ最古の遺構が、よい保存状態で残っています。
<基本情報>
住所:Piazza S. Gaetano, 80138
電話番号:+39-81-2110860
アクセス:地下鉄Museo駅から徒歩10分
公式サイト(外部リンク)
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芸術と歴史とグルメ!はじめてのナポリ王道観光1日モデルコースby ケイコ ソリーノ
ナポリには数え切れないほどの見どころがありますが、“スパッカ・ナポリ”にある「サン・セヴェーロ礼拝堂」も外せないスポットのひとつ。世界的に有名な芸術作品『ヴェールに包まれたキリスト』を見ることができます。彫刻家ジュゼッペ・サンマルティーノによる1753年の作品で、その大きさは180cmにものぼる大作です。大理石で彫られたとはにわかに信じがたいほどのヴェールの生々しさは圧巻!
礼拝堂のオープンは朝9:00ですが、チケット売り場には早朝から大行列ができます。さらに時間ごとの入場制限もあるので、入場チケットは事前にオンライン購入しておくのがおすすめ。オンラインでの購入は、訪問日の2か月前から可能です。
<基本情報>
住所:Via F. De Sanctis 19/21,80134,Napoli
電話番号:+39-81-551-8470
営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄ダンテ駅から徒歩7分
公式サイト(外部リンク)
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ナポリを訪れた際には、“世界一美しい海岸”と名高い「アマルフィ」まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。南イタリアのソレントからサレルノにかけて約40km続く海岸はアマルフィ海岸と呼ばれ、1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。ナポリからは車で約1時間半、電車とバスで約3時間半の好アクセスで、高級リゾート地“ポジターノ”でバカンスを過ごすもよし、日帰り旅行を楽しむもよし。美しい海岸は子連れファミリー旅にもおすすめのリゾートです。
紺碧の海に迫る断崖絶壁には白壁にオレンジ屋根の町並みがぎっしり並び、段々畑にはレモンやオリーブが実る「アマルフィ」の海岸で、心ゆくまで地中海の風に吹かれてみませんか。
<基本情報>
住所:via Lungomare dei Cavalieri, 84010 Amalfi
アクセス:ナポリからソレントまで列車で約1時間、ソレントからバスで約1時間40分
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この世の楽園!イタリア・カプリ島「青の洞窟」は大感動間違いなしby 大川原 明
「カプリ島」は“青の洞窟”がある事で有名な観光名所です。ナポリからはモーロ・ベヴェレッロ港からフェリーで約50分。フェリーは1時間に2本ほど運航していますが、5〜9月のハイシーズンは事前予約がおすすめです。
“青の洞窟”までは、カプリ島の港から小型ボートに乗り込み向かいます。透明度が高く美しい海と、断崖絶壁で風光明媚なカプリ島の景色を堪能しながら、40分ほどのクルーズを楽しみましょう。洞窟内に広がるのは、目を疑うほどの美しい青。その神秘的な景色はまさに絶景!“青の洞窟”は天気と波の高さの条件がそろわないとクローズしてしまいます。見られる確率が高いのは5〜8月ですが、1日の中でも状況が変わることもありますのでご注意ください。
<基本情報>
住所:Capri Island
アクセス:モロ・ベヴェレッロ港とメルジェリーナ港からフェリーで1時間〜1時間半
公式サイト(外部リンク)
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芸術と歴史とグルメ!はじめてのナポリ王道観光1日モデルコースby ケイコ ソリーノ
イタリア・ナポリは海岸沿いの豊かな自然に、街のあちらこちらに点在するギリシャローマ時代の遺跡やバロック建築の建物が溶け込む魅力的な街。そんなナポリを巡るなら、ナポリだけでも1泊2日、郊外まで足を伸ばすなら、少なくとも3泊4日は日数をとるのがおすすめです。今回は、ナポリの名所をレンタカーなしで効率よく観光する1泊2日のモデルコースをご紹介します。
【ナポリ・モデルコース一例】
<1日目>
まずはナポリの下町「スパッカ・ナポリ」を訪れ、狭い路地にはためく洗濯物、そして活気ある人々の喧騒を味わいます。『ヴェールをかぶったキリスト像』が鑑賞できる「サン・セヴェーロ礼拝堂」、荘厳な「ナポリ大聖堂」を訪れましょう。午後は「国立考古学博物館」に続き、マジョリカ・タイルが華やかな「サンタキアラ教会」を訪問。「ベッリーニ広場」のカフェでひと休みしたら、「サンタ・ルチア港」へヴェスヴィオ火山と夕陽を眺めに行きましょう。余力があれば、「ヌオーヴォ城」へ。ヴォメロの丘からの眺めも一見の価値ありです。
<2日目>
2日目は、「ポンペイ」を最終目的地に設定。午前中にまず向かうのは「プレビシート広場」です。贅の限りを尽くした「ナポリ王宮」や「ウンベルト1世のガッレリア」、「サン・カルロ劇場」で、建築の美しさに触れてみてください。午後はナポリ中央駅から電車で約30分の遺跡「ポンペイ」へ。広大な遺跡を散策し、古代ローマの暮らしを体感します。
最後に、見どころ満載のナポリを費用を抑えながら効率よく観光するには、観光チケットと交通カードがパックになった「アルテカード」がおすすめ。市内orカンパニア州内全域で使えるものがあり、有効日数によっても値段が異なります。最初に入場する2〜5か所が無料、その後はチケットが割引価格になり、一部チケットは公共交通機関の利用も無料に。旅の予算をグッと抑えられるので、浮いた分でジェラートやピザなどのグルメを楽しむのもいいですね
くわしいモデルコースは、下のリンク先からぜひチェックしてくださいね!
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風光明媚で豊かな自然にめぐまれたナポリ。見逃せない観光スポットは山ほどありますが、観光客でにぎわう場所では、スリや置き引き、詐欺などの犯罪も多発しています。貴重品の管理はしっかりと行い、ナポリで起こった犯罪の最新情報を把握しておきましょう!
2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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