フランスで一番長いロワール川を中心としたロワール地方は、質の良いブドウが穫れることからワインの産地であるだけでなく、古城が多いことでも有名です。中世の時代には王家の人々や、芸術家たちを惹きつけた美しいロワール地方は、フランス旅行に訪れた際には必見の場所。
今回はトラベルjp ナビゲーターがおすすめする、ロワール地方の観光スポットをご紹介します。
ロワール川の支流であるシェール川をまたぐようにして建つ珍しいお城が「シュノンソー城」です。この城は何と400年もの間、6代にわたった城主がすべて女性であったという珍しいお城で、世界遺産にも登録されています。 この写真の記事を見る ≫
「シュノンソー城」の見どころの1つである回廊はギャラリーと呼ばれています。こちらは元々、舞踊会場として使用されていました。川の端から端まで渡れるように作られています。格子状の床がオシャレです。
＜基本情報＞
住所：Chateau de Chenonceau‐37150 Chenonceaux
電話番号：+33-820-20-90-90
アクセス：「Chenonceaux」駅から徒歩約3分
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レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に加わった「シャンボール城」は、世界遺産に登録されているだけでなく、ディズニー映画『美女と野獣』実写版のモデルになったお城です。ロワール地方最大の規模のお城で見ごたえたっぷりです。
特にレオナルド・ダ・ヴィンチが設計した二重らせん階段は、2つある登り口からそれぞれが登ると、決して途中で顔を合わすことがないという面白い構造です。このお城は“建築学の真の数学的処理の産物”と称されていて、他のお城とは一線を画していて必見です。
＜基本情報＞
住所：41250 Chambord
電話番号：+33-2-54-50-40-00
アクセス:「Blois」駅からシャトルバスまたはタクシーで約25分
ロワール川沿いに佇むちいさな「アンボワーズ」の町。この町は、一帯に広がる美しい景観に魅了され、かつて王家の方々や芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが暮らしていたことで有名です。レオナルド・ダ・ヴィンチが眠る礼拝堂があったり、ワイナリー見学やカヌーなど、一日楽しめるスポットが点在しています。
＜基本情報＞
住所：37400 Amboise
アクセス：「Tours」駅から電車で約20分
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アンボワーズには世界遺産に登録されている「クロ・リュセ城」があります。ここは、ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなるまでの3年間を過ごした場所で、彼がいかに天才だったかがわかる貴重な場所となっています。赤レンガの建物は当時の様子を今に伝えています。
建物の地下には、レオナルド・ダ・ヴィンチによる発明品が再現されて展示してあります。レオナルド・ダ・ヴィンチは画家のみならず、科学や医学、設計に発明まで様々な分野で人並外れた才能を見せましたが、ここでは彼のあらゆる分野での発明品が展示されています。
＜基本情報＞
住所：2 rue du Clos Luce, 37400, Amboise Val de Loire
電話番号：+33-2-47-57-00-73
アクセス：「Gare d’Ambois」駅から徒歩約25分
ロワール地方でおすすめの観光スポットをご紹介しました。パリからロワール地方へは、パリのモンパルナス駅やオステルリッツ駅からロワール地方の中心都市トゥールまで電車で約1時間半と、気軽に訪れることができます。美しい古城を巡って中世の世界にトリップしてみませんか。
2024年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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