マレーシアを代表する人気の観光地「ペナン島」。イギリス統治時代の名残を残すヨーロッパ風の建物とアジアの雰囲気が合わさった独特の雰囲気が魅力です。世界遺産に登録された“ジョージタウン”をはじめ、特色ある見どころに溢れた都市。
ここでは、トラベルjpナビゲーターが現地取材した情報を基に、ペナンの文化・歴史を味わうことのできる、おすすめの観光スポットをご紹介いたします!
標高約830メートルに位置する絶景スポット「ペナン・ヒル」。イギリス植民地時代に避暑地として開拓されたことがはじまりで、現在でも週末には多くの人々が観光に訪れます。
頂上の展望スペースからは、ペナンの街並みを一望。ケーブルカーでアクセスすることができますが、トレッキングのルートも整備されているので足腰に自信のある方は是非トライしてみてくださいね!
<基本情報>
住所:Bukit Bendera, Penang
電話番号:+60-4-828-8880
営業時間(ケーブルカー):6:30〜23:00(30分間隔)、無休
アクセス:山麓駅(FUNICULAR TRAIN STATION)から、ケーブルカーで約10分
公式サイト(外部リンク)
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ペナン・ヒルにある「モンキーカップ・ガーデン」は、様々な種類のウツボカズラ“モンキーカップ”を展示する施設。敷地内には他にも美しい南国の花々が咲き誇り、心癒されるひとときが過ごせます。敷地内には、日本ではあまり見られないカエルやサソリが飼育された水槽も。子連れファミリーにおすすめしたいスポットです。
<基本情報>
住所:Jalan Tuanku Yahya Petra, Penang Island 11050, Malaysia
電話番号:+60-12-428-9585
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インド人によって200年以上も前に建てられた「カピタンクリンモスク」は、黒と白のコントラストが美しい建物。名前は、カピタン=キャプテンにクリン=インド出身者(マレー語)が由来であるとされています。大きな沐浴エリアや白亜のミナレット(塔)も見どころ。神聖な場所であるため、肌を露出しない格好でお出かけくださいね!
<基本情報>
住所:14, Jalan Buckingham, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang
電話番号:+60-4-261-4215
営業時間:11:00〜17:00(礼拝時間は見学不可)
アクセス:ジョージタウン バスターミナル(コムター)から徒歩12分
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中国からの移民のであるクー一族が建てた「クー・コンシー」。中国から材料や職人を呼び寄せて建てた豪華な造りの建物内には、一族の先祖が祀られています。
入口から寺院までは実際にクー一族の住んでいた家々が。当時の上流階級の暮らしぶりを垣間見ることができますよ。伝統楽器の演奏などといった催しも行われているのでお見逃しなく!夜のライトアップも素敵です。
<基本情報>
住所:18, Cannon Square, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang
電話番号:+60-4-261-4609
営業時間:11:00〜17:00
公式サイト(外部リンク)
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ペナンの中心地、ジョージタウンから車で10分程の場所に位置する「寝釈迦仏寺院」。100年以上の歴史を持つ寺院で、タイの寺院でありながら中国様式も取り入れられているという点が、興味深いポイントです。
本堂に入ってすぐに目に飛び込んでくる巨大な寝釈迦仏が一番の見どころ。全長33mもあり、世界で3番目の大きさであると言われています。
<基本情報>
住所:17, Lorong Burma, Pulau Tikus, 10250 George Town, Pulau Pinang
電話番号:+60-16-410-5115
営業時間:6:00〜17:30
アクセス:ペナン中心部より車で10分、101,102,103,104番バスで10分
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マレーシアにある唯一のミャンマー様式の寺院「ダーミカラマ・ビルマ寺院」。かつてミャンマー人の集落があった場所に建てられた建物です。中の本堂には黄金の煌びやかな釈迦如来像が。中庭にある池の真ん中には托鉢の鉢が置いてあり、こちらにコインが入ると願いが叶うと言われています。
<基本情報>
住所:24, Jalan Burma, Pulau Tikus, 10250 George Town, Pulau Pinang
電話番号:+60-4-226-9575
営業時間:5:00〜18:00
アクセス:ペナン中心部より車で10分、101,102,103,104番バスで10分
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中華系移民とマレー人との末裔が中国文化にマレー、西洋の文化を融合させた華やかなプラナカン文化。鮮やかな色彩が美しい「プラナカンマンション」は、その昔ペナンの有力者によって建てられた邸宅で、現在では博物館としてその文化を世に伝える役目を担っています。
豪華絢爛な調度品にうっとりするようなひとときを。マレーシアならではのニョニャスイーツを堪能できるカフェコーナーも併設しています。
<基本情報>
住所:Jalan Masjid Kapitan Keling George Town, Penang Pulau Pinang, 10200, Malaysia
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ジョージタウンの東、ウェルド埠頭の海沿いにある水上集落「クラン・ジェッティー」。19世紀頃に中国福建省からペナン島へ渡ってきた一族が生活しています。6つ程ある桟橋の中でも“周姓橋”はカフェや土産物屋などもあることから観光客にも人気のスポット。
現地の人々の水上でのリアルな生活風景は、ここでしか見ることのできない光景です。
<基本情報>
住所:Pengkalan Weld, Georgetown, Penang Island
アクセス:ペナン国際空港から車で約30分 または Swettenham Pier Cruise Terminal(フェリーターミナル)から徒歩約13分
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「ペナン博物館」は、ペナン島の発展の様子を写真や絵画、地図などで学ぶことのできる施設。白亜の美しい外観で、かつては学校として建てられた建物を博物館として利用しています。雨でも楽しむことができるので、抑えておきたい施設のひとつ。旧日本海軍に関しての記録や資料も展示しているので、ペナンの歴史や日本との関係も深く学ぶことができますよ。
<基本情報>
住所:Tingkat 2, Dewan Sri Pinang, Pulau Penang
開館時間:9:00-17:00(金曜休館)
写真提供:遠藤隆尚
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ジョージタウン北部の海沿いに立つ「コーンウォリス要塞」は、1786年にイギリス東インド会社のフランシス・ライト提督が上陸した場所に建てられた、マレーシア最大の砦。敷地内には、教会や独房、灯台や弾薬庫などが200年前と変わらぬ姿で残されています。館内には、要塞の歴史などを紹介する展示コーナーも。カフェやお土産屋さんも併設しています。
<基本情報>
住所:Padan Kota Lama
開館時間:9:00-19:00(無休)
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世界遺産に登録されているペナンの町“ジョージタウン”。近年、そのハイレベルな「ストリートアート」にも注目が集まっています。代表的な作品は、“バイクに乗る少年”や“自転車に乗る子供”など。マレーシアの人々の何気ない生活の光景の一部を切り取った光景がモチーフとなっています。
動物愛護を目的に作成されたものもあり、中にはかなり大きなサイズのものも。アート作品の前は写真撮影をする観光客で、常ににぎわいを見せています。
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ストリートアートで知られるペナンの街並みですが、見どころは壁にペンキで描かれたウォールアートだけではありません。近年では金属で作られた見事な「ワイヤーアート」が話題。それぞれ英語での説明がついており、一つ一つをじっくり見てみると、ペナンの文化や歴史について学ぶことができるようになっています。
白い壁に映える作品たちはどれもユニークなものばかり。ぜひ、お気に入りの作品を見つけてみてくださいね!
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ジョージタウンの片隅にひっそりと佇む「海南寺院(天后宮)」は、ガイドブックにあまり掲載されることのない穴場スポット。中国の海南島からの移民によって、1866年から1895年に建立されました。航海や漁業の守護神である媽祖(まそ)と、海南島の人々の先祖が祀られた寺院。豪華なタイル絵や彫刻にも見応えがあります。
<基本情報>
住所:Lebuh Muntri, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang
電話番号:+60-4262-0202
営業時間:午前9:00〜午後6:00 (無休)
拝観料:無料
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ペナン島から橋を渡って半島側へわたったところにあるブキッ・タンブン。田舎の風景が広がるのどかなエリアです。ブキッ・タンブンの魅力をギュッと凝縮したような島が「プラウ・アマン(Pulau Aman)」という小さな島。マレーシア語で、プラウは島、アマンは平和を意味します。
スピードボートで5分ほどの海上散歩も楽しんで。マングローブの生い茂る島で、ちょっとした冒険気分が味わえます。
<基本情報>
住所:Pulau Aman, Penang, Malaysia
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ブキッ・タンブンエリアの自然に囲まれた「タンブン・ハーバル・サウナ(Tambun Herbal Sauna)」は、ローカル達にも人気のサウナ。ペナン在住の日本人も、ゴルフの帰りなどに立ち寄っています。男女別のサウナ室の中は、薬草を蒸したスチームサウナ。老廃物を排出し、身体の中から綺麗になれます。別料金でタイマッサージも併設。ぜひ旅の疲れを癒しに足を運んでみてくださいね。
<基本情報>
店名:Tambun Herbal Sauna
住所:14100 Simpang Ampat, Pulau Pinang
営業時間:10:00〜22:00
定休日:月曜日
公式Facebook(外部リンク)
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プラナカン様式と呼ばれるかわいらしい建物が建ち並ぶジョージタウン。西洋とマレー、中華などのあらゆる文化と歴史が融合したエキゾチックなデザインのことを指します。街を守る消防署もまた、赤と白のポップな色合いが目をひくプラナカン様式の建物。ユネスコ世界遺産に登録されており、市内中心部の主要な消防署として機能しています。
<基本情報>
住所:Beach Street Fire and Rescue Station
200, Beach St, Georgetown, 10300 George Town, Penang
電話番号:+60-4-261-4444
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2008年にユネスコ世界遺産に登録されたジョージタウンですが、それよりも前の2000年に「ユネスコ文化遺産建築保存賞」を受賞ししたのがこちらの「ブルー・マンション」。名前の通り真っ青にペイントされた建物は、1880年に大富豪チョン・ファッ・ツィーが8年という歳月をかけて建てた邸宅です。現在は、ホテルとして営業。2016年にはレストランがオープンし、一般観光客も内部の見学が可能となりました。
<基本情報>
住所:14 Lebuh Leith, George Town, Penang 10200, MALAYSIA
アクセス:チャイナタウンから徒歩5分
電話番号:+60-4-261-4444
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街歩きとビーチを思いっきり楽しむ!ペナン島王道観光1日モデルコースby 麻田 ユウミ
バラエティ豊かな見どころが凝縮された観光都市ペナン。最短2泊4日のプランでも、充分にその魅力を堪能できます。
【ペナン・モデルコース一例】
<1日目>
夕刻:羽田発 機中泊
<2日目>
午前:ペナン到着
午後:博物館でペナンの歴史や文化を学ぶ
夜:ペナン・ヒルで夜景観賞
<3日目>
午前:飲茶の朝ごはんとウォールアート巡り
午後:ジョージタウンを散策
夜:屋台グルメの食べ歩き
<4日目>
帰国
短い日数でも、グルメやショッピングとペナンの魅力をたっぷり満喫。タクシーを利用する場合は配車アプリのGrabを活用するのがおすすめです。料金交渉をする必要がなく、行き先もアプリで指定。目的地に安心&確実に向かうことができますよ。
くわしいモデルコースは、下のリンク先からぜひチェックしてくださいね!
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東洋と西洋の文化両方が味わえる魅惑的な都市ペナン。美しい建造物やアートなど魅力ある見どころに溢れています。その美しさから“東洋の真珠”とも称される都市。ぜひ次の旅行計画にお役立てくださいね!
2024年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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