カンボジアの政治・経済の中心都市として、今なお発展を続ける首都「プノンペン」。煌びやかな王宮や寺院など、長い歴史や文化に触れることができる観光名所が沢山あります。近年ではお洒落なルーフトップバーやレストランにも注目の集まる都市。
ここではトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、プノンペンのおすすめ観光スポットをご紹介します！
トンレサップ川のほとりに建つ「王宮」は、プノンペンを代表する観光スポット。敷地内には国家行事に使用する即位殿や王様の住む宮殿、王様専用のゾウ乗り場など、非日常の煌びやかな世界が広がります。見学は外からとなりますが、建物のシンメトリーの美しさやクメール式の建築様式は見応えアリ！東西の文化の融合が見て取れます。
お昼の11時から14時までは入ることができないので要注意。露出度の高い格好はお控えくださいね！
＜基本情報＞
住所：Samdach Sothearos Blvd., Phnom Penh
アクセス：セントラルマーケットから車で10分
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王宮に隣接して建つ「シルバーパゴダ」は、王室の菩提寺。王宮とは通路でつながっており、取り囲む回廊には叙事詩『ラーマーヤナ』の壁画が600ｍ以上にわたって続きます。
内部の床に敷き詰められた銀のタイルや、宝石をちりばめた仏像など細部まで目を凝らして。王宮と同じく11時から14時までは入場することができませんので要注意です。
＜基本情報＞
住所：Oknha Chhun St., Phnom Penh
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ローカル達で常に賑わいを見せる「セントラルマーケット」はアール・デコ調の造りが美しい市民の台所。アーチ状の外観が目印で、中では雑貨や宝石類などありとあらゆる物が売られています。
魚介類などの食材も並んでおり、ローカル達のリアルな生活に触れることができるのも楽しいポイント。屋台も沢山あるので食べ歩きも楽しめます。
＜基本情報＞
住所：Calmette St. 53, Phnom Penh
アクセス：王宮から車で約10分
営業時間：7:00～18:00頃
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近年ではルーフトップバーが増えてきているプノンペン。「プノンペンタワー」にある、ルーフトップバー“エクリプス”はプノンペンの街並みを一望できる、とっておきのスポットです。夕焼けや夜景の時間がベストタイム。高級感のあるおしゃれな雰囲気はカップルにもおすすめです。
＜基本情報＞
住所：#445, Monivong Blvd, Sangkat Boeung Pralit, Khan 7 makara, Phnom Penh
電話番号：+855 23 964 171
アクセス：セントラルマーケットから車で約10分
営業時間：17:00～2:00
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「カンボジア国立博物館」は、アンコール・ワットを代表としたクメール様式の芸術品を数多く展示する施設。全国から出土した彫像や遺跡などが展示され、見応えも十分です。中庭を囲むようにして建つ館内は明るく居心地の良い空間。有料で日本語のガイドを付けることもできるので、子連れのファミリーでも楽しむことができますよ。
＜基本情報＞
住所：St.13, Khan Daun Penh, Phnom Penh
電話番号：+855-23-211-753
公式サイト（外部リンク）
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「ワットプノン」は、プノンペンで一番標高の高いところにある仏教寺院。裕福な未亡人が川に流れ着いた大きな流木の中に4体の仏像を見つけ、その仏像を祀るために丘の上に小さな寺院を築いたことが元となっていると伝わります。
内部には数々の仏像が祀られ、天井や壁には仏陀の説話をもとにした色鮮やかな絵が。色とりどりのろうそくに火が灯り異国情緒あふれる空間では、心静かなひとときが過ごせます。
＜基本情報＞
住所：Street 96 Norodom Blvd, Phnom Penh
営業時間：7:00～19:00
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カンボジアでおよそ40数年前に起きたクメールルージュ政権による大虐殺。その虐殺が実際に行われた収容所が現在「トゥールスレン虐殺博物館」として、一般公開されています。ベッドや拷問器具などをそのままに、収容されていた人々の写真などを展示。日本語の音声ガイドも利用できます。
＜基本情報＞
住所：St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn, 12304 Phnom Penh
電話番号：+855-23-6-555-395
アクセス：セントラルマーケットから車で約15～20分
営業時間：8:00～17:00
入場料：大人5USD、子供3USD。オーディオガイド3USD
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17世紀から約250年続いたカンボジアの王が建設した、寺院や仏塔をみることのできる「ウドンの仏教遺跡群」。プノンペンからは日帰りでアクセスできます。山頂に建つ4本の仏塔がシンボル的存在。丘の上の新しい仏塔からは周辺の平野を一望することができますよ。
＜基本情報＞
アクセス：プノンペンから国道5号線を北へ約40キロメートル
車またはトゥクトゥクを往復でチャーター
車の場合：約1時間半 40～50USD（目安）
トゥクトゥクの場合：約2時間～2時間半 25～35USD（目安）
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プノンペンの夜景を満喫！在住者にも人気のスカイバー３店by 西村 清志郎
フランスからの独立を記念して1958年に建てられた「独立記念塔」。街の中心にあるノロドム大通りとシハヌーク大通りの交差点にあるラウンドアバウトに位置しています。記念塔がある敷地内に入ることは出来ませんが、街中を走っていれば必ず目に留まる場所。人気のスカイバー「セレステ」は、美しくライトアップされた独立記念塔を見ることのできるスポットです。
＜基本情報＞
住所：Blvd. Samdach Preah Sihanouk, Phnom Penh, Cambodia
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「キリング・フィールド」は、カンボジアで大量虐殺が行われた刑場跡の俗称。カンボジア国内各地に同じような場所が点在します。中でも有名なのが先に紹介したトゥールスレン虐殺博物館に付属する刑場として造られたもの。慰霊塔の手前にある芝生には、区画ごとに500名前後の囚人が埋葬されています。
＜基本情報＞（トゥールスレン虐殺博物館）
住所：St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn, 12304 Phnom Penh
電話番号：+855-23-6-555-395
アクセス：セントラルマーケットから車で約15～20分
「ヒマワリ・マイクロブルワリー」は、トンレサップ河沿いのシンガポール系5つ星ホテル「ヒマワリ ホテル アパートメント（Himawari Hotel Apartments）」の中にあるブルワリー。カウンターの奥の小さな醸造タンクは、常に新鮮なクラフトビールが醸造されています。
特にお薦めの時間帯は、17時～19時のハッピー・アワー。通常の価格から30％オフでクラフトビールが楽しめますよ！
＜基本情報＞
住所：313 Sisowath Quay Phnom Penh 120207 Cambodia
電話番号：+855 23 214 555
営業時間: 12:00～22:30
公式サイト（外部リンク）
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プノンペンの街に沈む夕日を眺めながら楽しむリバークルーズby 西村 清志郎
観光者のみならず、ローカル達にも人気の「メコン川」でのリバークルーズ。週末には多くの利用者が訪れ、船着き場にはクルーズ船が客待ちをしています。1時間程度のプチクルーズが多く、料金もリーズナブル。船上からは王宮や寺院、水上生活者や漁の様子なども見物できますよ。
＜基本情報＞
住所：313 Sisowath Quay, Behind of Himawari Hotel, Phnom Penh
電話番号：+855-89-848-959
アクセス：カンボジアーナホテル裏に港有り
営業時間：サンセットクルーズ17:00-18:20 / ディナークルーズ 19:00-20:45
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川べりにある「ボパープノンペンタイタニックレストラン」は、その名の通り客船をイメージした造りのレストラン。見晴らしの良いロケ―ションで、美味しいクメール料理が楽しめます。ステーキなど欧米風の料理も用意されているので、子ども連れのご家族でも安心！周辺にはカフェやレストランも多く立ち並ぶので、街歩きにも最適です。
＜基本情報＞
住所：Sisovath Quay, Next to Siem Reap Ferry Dock
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プノンペンの夜景を満喫！在住者にも人気のスカイバー３店by 西村 清志郎
プノンペンのランドマークともなっているビル「ワタナックタワー」の37階に2018年2月にオープンしたスカイバー「ソラ」。高級5つ星ホテル「ローズウッドプノンペンホテル」に併設される、注目のお店です。
クラフトビールやワイン、カクテルなどのお酒だけでなくお料理も併設するレストランより注文可。美しい夜景が楽しめるのでデートスポットしてもおすすめです。
＜基本情報＞
住所：Rosewood Hotel,Vattanac Capital Tower, 66 Monivong Boulevard, Sangkat Wat Phnom, Khan Daun Penh, Phnom Penh
電話番号：+855-23-936-888
アクセス：プノンペン駅前
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見どころの凝縮したプノンペン。1泊3日や2泊4日の短い日程でも十分に楽しめます。
【プノンペン・モデルコース一例】
＜1日目＞
夕刻：プノンペン到着
夜：ルーフトップバーにてプノンペンの夕景を堪能
＜2日目＞
午前：ワットプノンを観光
午後：王宮を観光したあとシルバーパゴダへ
夜：ナイトマーケットで夕食
＜3日目＞
午前：トゥール・スレン博物館で歴史を学んだ後は、セントラルマーケットでお土産探し
午後：カンボジア国立博物館
夕刻：プノンペンを出発
＜4日目＞
朝：東京帰着
くわしいモデルコースは、下のリンク先からぜひチェックしてくださいね！
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プノンペンは歴史を物語る壮大な建物からお洒落なルーフトップバーまで実に多様な魅力に溢れた都市。比較的物価も安く、美味しいグルメを味わえることも嬉しいポイントです。美しい建築やカンボジアの人々の信仰心に触れながら。忘れられない素敵なひとときをお過ごしくださいね！
2024年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/13更新)
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