世界遺産アンコール・ワットをはじめとし、壮大な遺跡群が世界中の人々を魅了し続けるカンボジアの「シェムリアップ」。ここではトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、シェムリアップのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ここでは遺跡以外の魅力的なスポットもたくさん!ショッピングにナイトライフに。余すことなくシェムリアップの魅力を堪能してくださいね。
シェムリアップを代表する観光地といえば、世界遺産に登録されている「アンコール・ワット」。クメール建築の最高傑作と称される宗教的建造物です。シェムリアップ市内中心部からはトゥクトゥクに乗って20分ほど。中央祠堂の外観は、定番土産のクッキーに象られるなどあまりにも有名です。
寺院全体の面積はなんと東京ドーム約15個分!内部はヒンドゥーの宇宙観によって構成されており、その壮大な建築を一目見ようと年間を通して世界中から多くの観光客が訪れます。
<基本情報>
住所:Angkor Ruins, Siem Reap
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12世紀末に作られた都市遺跡「アンコール・トム」。“アンコール遺跡群”の一部として世界遺産に登録されています。巨大な顔の石像をはじめ、寺院や門など多くの遺跡を総称したもの。ガジュマルの大樹が遺跡に絡みつく姿が神秘的な光景を作り出しています。
壮大な敷地内には見どころが沢山!スケジュールにはゆとりを持ってお出掛けくださいね。
<基本情報>
住所:Angkor Ruins, Siem Reap
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アンコール・トムの東部に位置する遺跡「タ・プローム」。創健当時は仏教寺院として建てられましたが、のちにヒンドゥー教寺院として改宗されました。発見当時の姿を留める神秘的な場所。映画『トゥームレイダー』の撮影スポットになったことでも有名です。遺跡の壁面が巨大な木の根っこや苔に覆われた様はまさに映画のセットのよう!自然の力の偉大さを感じることのできるスポットです。
<基本情報>
住所:Angkor Ruins, Siem Reap
アクセス:オールドマーケットから車で約25分
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アンコール・ワットのすぐ近くにある「プノン・バケン」。破壊と創造の神、シヴァ神信仰の寺院です。約65mの丘の上に位置しており、頂上からはアンコール遺跡群と広大なジャングルに沈む夕陽を一望。アンコール三聖山の1つに数えられる遺跡です。
頂上までは歩いて15分から30分ほど。入場規制が設けられているため、確実に日没を観たい場合は、余裕をもって登ることをおすすめします。
<基本情報>
住所:Angkor Archaeological Park Krong Siem Reap 17000
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東南アジア最大の湖 百万人が暮らすカンボジア・トンレサップ湖by アシュ 飯田
シェムリアップ市の南にある東南アジア最大の淡水湖「トンレサップ湖」。教会や学校が水上に建ち、周辺で暮らす人々の生活を見ることができます。湖周辺にはクロコダイルファームやロータスファームなど見どころも満載。ボートに乗れば、湖に沈む美しい夕日や水平線を眺めることができますよ。
<基本情報>
住所:Tonle Sap Lake Cambodia
アクセス:シェムリアップ中心部より車で約25分
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アンコール遺跡群の中でも比較的小規模なヒンドゥー教寺院「プレ・ループ」。961年に建立された歴史ある寺院で、当時は火葬場として使われていました。三層から成る造りで、最上層に中央の祠堂が。先に紹介しプノン・バケンに次ぐ夕陽鑑賞スポットとしても知られています。
<基本情報>
住所:Angkor Ruins, Siem Reap
アクセス:パブストリート周辺からタクシーで約30分
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シェムリアップの中心地から車で1時間ほどの場所にある遺跡「クバール・スピアン」。クバルは「川」、スピアンは「底」という意味で、合わせて「川の源流」という意味となります。
川底や川辺に残る遺跡には、美しい状態のままの彫刻が。増水により彫刻が見えない場合もあるため、乾季で川の水がなくなる頃が観光には適しています。
<基本情報>
住所:Angkor | Kulen Hills, Siem Reap
アクセス:シェムリアップの中心地から車で約1時間
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中心街にある「パブストリート」は、夜遅くまで盛り上がりを見せるシェムリアップ随一の繁華街。中でも人気のナイトスポット“テンプルクラブ”では、毎晩伝統舞踊のショーが行われ、観光客も多く集まります。バーやレストランが林立しているので、はしご酒も楽しいですね。食事やお酒を楽しみながら、シェムリアップでのナイトライフが楽しめます。
<基本情報>
住所:Street 08, Krong Siem Reap
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先に紹介したパブストリート周辺でぜひとも立ち寄りたいのが、数ある「ナイトマーケット」。アクセサリーや服など品揃えが豊富な“アンコール・ナイトマーケット”に、密集した店舗が熱気を見せる“ヌーン・ナイトマーケット”など、それぞれに特色があるのが面白い点です。
お土産ショッピングにマッサージや食事など、思い思いの過ごし方が楽しめます。多くのお店は18時頃にオープンし、23時になると店じまいを始めるのでその間を狙って訪れてみてくださいね!
<基本情報>
住所:Sivatha Rd Krong Siem Reap
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歴史的価値の高い展示品を集めた「アンコール国立博物館」。街の中心部にあるためアクセスも抜群で、天候に左右されず観光が楽しめることもポイントです。アンコール王朝の歴史や信仰について学ぶことができるので、遺跡観光前の予習にもぴったり。売店もあるので、お土産ショッピングも楽しめますよ。
<基本情報>
住所:968 Vithei Charles De Gaulle Krong Siem Reap
営業時間:
4月〜9月 8:30〜18:00 10月〜3月 8:30〜18:30
公式サイト(外部リンク)
2018年11月にグランドオープンした「ヘリテージウォーク」は、王宮からは徒歩2分という便利な立地にあるショッピングモール。冷房が効いた空間は、暑いカンボジアで観光の合間に涼をとれる貴重な存在です。
館内には、映画館や飲食店などの施設も充実しているので子連れの家族にもおすすめ。ローカルの姿も多く、現地のリアルな生活を垣間見ることができますよ。
<基本情報>
住所: Road No.6 Svaydangkom Siem Reap
電話番号:+855-96-384-3334
アクセス:王宮より徒歩2分、オールドマーケットからはトゥクトゥクで5分
公式サイト(外部リンク)
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カンボジア発の新感覚なアートが味わえる「ファー・サーカス」は、ストーリー性のあるアクロバティックな舞台。ボールなどを使った曲芸の数々ももちろんですが、伝統楽器を用いたBGMは迫力満点です。
カンボジアの文化にも触れることのできるショーは、言葉がわからなくとも感動すること間違いなし!シーズンを問わず楽しめることも魅力です。
写真提供:Paul Bloomfield
<基本情報>
住所:No. 1855, located at Svay Dangkom Village, Sangkat Svay Dangkom, Siem Reap
公式サイト(外部リンク)
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カンボジアにおいて古くから根付いている食虫文化。日本でも近年では、持続可能な食料品として広く注目を集めています。「Bugs Cafe」は、お洒落な雰囲気の中で虫料理が楽しめるお店。シェフが手掛ける目にも美しい料理を目にすれば、苦手意識のある人も抵抗なく虫を食べることができるかもしれませんよ!
<基本情報>
住所:Siem Reap, Siemreab-Otdar, Siem Reap
電話番号:+855-17-764-560
公式Instagram
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「クルクメール オールド・マーケット店」は、カンボジア在住日本人女性が代表を務めるお洒落な雰囲気のお店。カンボジアのハーブやフルーツを使用したボディケア用品を扱っています。中でもカンボジアの伝統医療を活かして作られたハーバルボールは、値段もお手頃でお土産におすすめ。凝り固まった筋肉をほぐしてくれる癒しのアイテムです。
<基本情報>
住所:Old Market(Phsar Chas), Krong Siem Reap
電話番号:+855-92-829-564
アクセス:オールド・マーケット南 シェムリアップ川沿い ポカンパーアベニュー側
公式サイト(外部リンク)
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9世紀末に創建され、カンボジアで2つめの世界遺産に登録された「プレアヴィヒア寺院」。タイとカンボジアの国境に位置しており、“天空の遺跡”とも呼ばれる建造物です。標高約500mの寺院から見下ろすタイとカンボジアの景色は絶景そのもの。シヴァ神やラーマーヤナの様子が描かれている、各塔門のレリーフが見どころです。
<基本情報>
住所:62 Preah Vihear, Cambodia
アクセス:シェムリアップ中心部より車で約1時間
公式サイト(外部リンク)
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遺跡などの見どころに溢れたシェムリアップ。4泊5日の旅程であれば、アンコール遺跡群に加え、郊外に点在する遺跡群やトンレサップ湖などの人気観光地を効率よく回れます。
【シェムリアップ・モデルコース一例】
<1日目>
夕刻:シェムリアップ到着
夜:パブストリートで夕食
<2日目>
早朝〜午前:アンコールワットでの朝日鑑賞〜遺跡観光
午後:トンレサップ湖へ
夜:ナイトマーケット散策
<3日目>
午前:中心地から足を延ばしてクバール・スピアン観光
午後:オールド・マーケットでお土産ショッピング
夜:ファーサーカスでショーを堪能
<4日目>
終日:タイとの国境近くにあるプレアヴィヒア寺院へ
<5日目>
帰国
遺跡だけでなくショーやショッピングも楽しみたいのであれば最短でも4泊5日のスケジュールがおすすめです。くわしいモデルコースは、下のリンク先からぜひチェックしてくださいね!
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シェムリアップは、魅力的な遺跡の数々に出会える都市。グルメやショッピング、エンターテイメントも欠かすことのできない観光資源です。カンボジアの壮大な歴史に触れれば、忘れられないひとときを過ごすことができるはず!無限大の魅力が隠された庶務リアップにぜひ一度足を運んでみてくださいね。
2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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