ニューヨーク・タイムズ紙の「2023年に行くべき52カ所」に選出された岩手県盛岡市は、レトロな雰囲気が魅力的なのどかな街並み。徒歩やレンタサイクル、バスなどで散策すれば、江戸時代の城跡公園や、明治時代の豪華な洋館などの古き良き風景を探訪できます。石川啄木や宮沢賢治など、盛岡ゆかりの偉人にまつわるスポットもたくさんあります。
今回は盛岡駅周辺のおすすめ観光スポットをご紹介!
「盛岡駅前広場」は、JR盛岡駅東口側にある広場。盛岡の観光名所は東口側に多く、盛岡市の表玄関として観光拠点ともいえるスポットになっています。
広場には盛岡出身の歌人・石川啄木の歌碑があり、駅の正面外壁に掲げられている“もりおか”の文字は、啄木自筆の書から集められたものでつくられています。東口には新渡戸稲造の胸像もありますので、街歩きのスタート前に駅前で歴史探訪気分を高めることができますよ。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通
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「啄木であい道」は、盛岡駅から徒歩5分ほどの開運橋から川沿いに沿って広がる“木伏(きっぷし)緑地公園”の中に整備された遊歩道。北上川と盛岡市街の景色が気持ちよく広がり、観光客や地元の方々の憩いの場となっています。
ここには啄木と妻・節子の歌碑が複数あり、散歩がてらに歩けば、様々な作品と出会い、啄木の息遣いを感じることができますよ。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通11-11
アクセス:盛岡駅から徒歩約10分(開運橋から旭橋にかけての堤防部分)
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「いーはとーぶアベニュー材木町」は、宮沢賢治ゆかりの店やモニュメントが居並ぶ、文学好きにはたまらない街。
賢治の代表作『注文の多い料理店』の出版元“光原社”の建物もあり、現在は賢治にちなんだカフェや資料館、民芸品店などになっています。こちらでは、童話に出てきそうなクラシカルな空間をたっぷりと楽しむことができますよ。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市材木町3 Ihatov Avenue
電話番号:019-623-3845(材木町商店街協同組合)
アクセス:盛岡駅から徒歩約15分
■光原社 本店
住所:岩手県盛岡市材木町2-18
電話番号:019-622-2894
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「啄木新婚の家」は、盛岡市出身の歌人・石川啄木が、新婚の妻・節子と啄木の両親、妹とともに生活した武家屋敷。実際に住んだのは1905(明治38)年の6月4日からわずか3週間ほどで、6月25日には市内の別の場所へ転居しました。
流転の歌人といわれた啄木らしい新婚時のエピソードは、結婚式も含めてハラハラ・ドキドキの展開!展示などから当時の様子を楽しく探ることができますよ。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市中央通3丁目17-18
電話番号:019-624-2193
アクセス:盛岡駅東口から岩手県交通・でんでんむし号で約5分の「啄木新婚の家口」で下車 徒歩すぐ
盛岡駅から徒歩約15分
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「岩手公園(盛岡城跡公園)」は、盛岡駅から徒歩15分ほどの市街地にある、盛岡藩主・南部氏の城跡公園で、花崗岩で作られた美しい石垣に囲まれています。
桜や梅などの木々や花々の名所として名高いほか、石川啄木や新渡戸稲造、宮沢賢治などの記念碑や、藩政時代の土蔵“彦御蔵(ひこおくら)”など歴史的建造物もあり、盛岡の歴史と文化を感じられる数々の見どころが揃っています。
写真提供:岩手観光ポータルサイト いわての旅
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市内丸1-37
電話番号:019-639-9057(盛岡市都市整備部 公園みどり課)
アクセス:盛岡駅から徒歩約20分
盛岡駅東口から岩手県交通・でんでんむし号で約10分の「盛岡城跡公園」で下車 徒歩すぐ
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「岩手銀行赤レンガ館(岩手銀行旧本店本館)」は、1911(明治44)年から盛岡銀行の本店行舎として使われていた、レトロで豪華な建築物。その後岩手殖産銀行が建物を譲り受け、のちに岩手銀行に名称を変更しました。
設計は東京駅の設計で知られる辰野金吾によるもの。さらに、彼の設計による建築物として、東北地方では唯一残っているものとなっています。壮麗なレンガ造りの建物は外観も内部も一見の価値があります。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2番20号
電話番号:019-622-1236
アクセス:盛岡駅東口から岩手県交通・でんでんむし号で約15分の「盛岡バスセンター・ななっく前」で下車 徒歩約1分
盛岡駅から徒歩約25分
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「もりおか啄木・賢治青春館」は、岩手公園のほど近くにあるレンガ造りの建物。明治後期に第九十銀行本店として建設されたもので、現在は歌人の石川啄木と詩人・童話作家の宮沢賢治の青春時代を偲ぶ記念館となっています。
国の重要文化財として指定されているレトロな雰囲気の建物には、旅の休憩にピッタリなカフェも併設されており、ゆったりと流れるような時間に浸ることができます。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1-1-25
電話番号: 019-604-8900
アクセス:盛岡駅東口から岩手県交通・でんでんむし号で約15分の「盛岡バスセンター・ななっく前」で下車 徒歩約5分
盛岡駅東口から徒歩約30分
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「賢治清水」は、岩手公園近くにある小さな広場に湧き出ている清水のことで、この水は宮沢賢治が学生時代に使っていた井戸と同じもの。通学途中の学生や近場の方々も汲んでいく人気の清水です。
水汲み場の横には、賢治の『ちゃんがちゃがうまこ』の歌碑があり、隣の駐車場には、賢治が実際に使ったという井戸も保存されています。賢治がこよなく愛した街の雰囲気を直に感じることができます。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市大沢川原1丁目1-12
アクセス:盛岡駅から徒歩約25分
盛岡駅東口から岩手県交通・でんでんむし号で約10分の「盛岡城跡公園」で下車 徒歩約5分
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「新渡戸稲造生誕の地」は、岩手公園の南にある“下の橋”を渡ってすぐの場所にある小さな公園。
公園内には新渡戸稲造の像が設置されており、台座の後ろ側には“英知の磁針”と題された開拓心に溢れる言葉が記されています。国連事務次長として国際的な活躍をし、旧五千円札の肖像としても親しまれた新渡戸稲造の力強い武士道の精神を感じられるスポットです。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市下ノ橋町4-4
電話番号:019-604-3305(盛岡観光コンベンション協会)
アクセス:盛岡駅から徒歩約25分
盛岡駅東口から岩手県交通・でんでんむし号で約10分の「盛岡城跡公園」で下車 徒歩約5分
賢治清水から徒歩で「下の橋」を渡ってすぐ
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「盛岡市先人記念館」は、盛岡駅の西口から徒歩約20分の“中央公園”の中にある記念館。新渡戸稲造や国語学者の金田一京助、第37代内閣総理大臣・米内光政など、総勢130名にものぼる盛岡ゆかりの偉大な先人たちの功績や足跡が紹介されています。
中央公園内には“岩手県立美術館”や“盛岡市遺跡の学び館”もあるので、あわせて訪れるのもオススメです。
<基本情報>
住所:岩手県盛岡市本宮蛇屋敷2−2
電話番号:019-659-3338
アクセス:盛岡駅からバス(盛南ループ200)で約5分「県立美術館前」下車 徒歩約5分
盛岡駅西口(マリオス前)から徒歩約20分
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盛岡駅周辺には歴史・文学を体感できる観光スポットが目白押し!街歩きすれば、数々の素敵な歴史的エピソードやレトロでお洒落な場所を発見できます。
盛岡駅周辺を観光するなら、盛岡駅前にある「FPホーム’s自転車駐車場」で貸し出されているレンタサイクルや、岩手県交通の市内循環バス“でんでんむし号”を利用するのもおすすめ。お値打ちな上、効率よく名所巡りができますよ。
※2023年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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