国内でも最大規模の湿原を持つ人気観光地・尾瀬。澄み渡る空、清々しい空気、咲き乱れる高山植物など、その魅力は数えきれないほど。
そこで、今回は広い尾瀬の見どころをピックアップしてご紹介しましょう。はじめて訪れる人もこれを読めば安心。きっとすぐにでも尾瀬に出かけたくなるはずですよ!
東西6km、南北2kmにわたる広大な湿原「尾瀬ヶ原」。尾瀬の中でも最大の見どころのひとつと言えるスポットです。湿原の中にできる水たまり"池塘"が輝き、鮮やかな緑のなかに咲く植物たち、秋の草紅葉、雪景色など、季節ごとに素晴らしい風景を見ることができます。木道を歩きながら開放感たっぷりの散策が楽しめる、尾瀬初心者なら必ず訪れたいスポットです。
<基本情報>
住所:群馬県利根郡片品村大字戸倉
アクセス:関越道「沼田IC」から戸倉まで約45分、戸倉からシャトルバスで鳩待峠まで35分(5月中旬〜10月上旬の特定日にマイカー規制がある為)
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尾瀬ヶ原を代表するフォトスポット「下ノ大堀」。5〜6月上旬に見られるミズバショウの群生を美しく写真におさめることのできるスポットです。散策コースのスタートから約2時間ほどかかりますが、わざわざ訪れる価値のある場所。ガイドブックや絵はがきのような、見事な構図の写真を撮れることでしょう。
<基本情報>
住所:群馬県利根郡片品村
アクセス:鳩待峠から徒歩約2時間(牛首分岐より約10分)
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尾瀬ヶ原の西側にある「山の鼻ビジターセンター」。窓口にスタッフが常駐しており、季節ごとの見どころや天気の情報、登山道の状況などを案内してくれる、頼れるスポットです。散策の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
<基本情報>
住所:群馬県利根郡片品村大字大字戸倉898-9
アクセス:鳩侍峠から約40分
開館時期:5月中旬〜10月下旬
開館時間:7:00〜18:00
窓口案内時間:7:30〜16:00
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尾瀬ヶ原と並ぶ尾瀬のもうひとつのハイライト、「尾瀬沼」。一周約2時間30分ほどで散策できる沼のほとりに、小ぶりの湿原が見られるスポットです。燧ヶ岳(ひうちがたけ)が水面に映しだされる風景は、清々しいほどの美しさ。木道が整備されており、日帰りで訪れたい人にも人気です。
<基本情報>
住所:群馬県利根郡片品村
アクセス:東北自動車道「西那須野塩原IC」から尾瀬御池まで約2時間10分、そこから沼山峠まではマイカー規制あり。沼山峠から尾瀬沼東岸まで徒歩約60分
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環境省運営の「尾瀬沼ビジターセンター」。尾瀬の自然に関する資料が充実しており、様々な情報を得られるスポットです。スライドショーを見ることができたり、星空観察会などのイベントを開催していることも。目の前に尾瀬沼が広がり、休憩しながら景色も楽しめる憩いの場になっています。
<基本情報>
住所:福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳 燧ケ岳1尾瀬沼畔
アクセス:沼山峠から約40分
開館時期:5月中旬〜10月下旬
開館時間:7:30〜16:00
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尾瀬沼の上流にある「大江湿原」。尾瀬ヶ原に次ぐ大きさの湿原で、尾瀬のニッコウキスゲが見られる代表的なスポットです。7月のわずかな期間をねらってぜひ訪れてみては。秋の草紅葉も幻想的ですよ。大江湿原のランドマーク"三本カラマツ"を入れた写真の構図がおすすめです。
<基本情報>
住所:福島県南会津郡檜枝岐村字燧ケ岳
アクセス:沼山峠から約30分
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本格的な登山で尾瀬を満喫できるのが「燧ヶ岳(ひうちがたけ)」。標高2356m、東北以北の最高峰です。写真は、ピークポイントのひとつである俎ー(まないたぐら)から見下ろした尾瀬沼の全景。山頂からは、目の前に尾瀬を代表するもう一つの百名山"至仏山"や尾瀬ヶ原を一望できます。尾瀬の絶景や自然を全部堪能したい人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
※登山ルートは4つ、急斜面やぬかるみ、岩場などがありますので、登山ガイドや上級者と入山することをおすすめします。
<基本情報>
住所:福島県南会津郡檜枝岐村
アクセス:(登山口は尾瀬御池・沼山峠の2ヵ所)
東北自動車道「西那須野塩原IC」から尾瀬御池まで約2時間10分、そこから沼山峠まではマイカー規制あり。
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日本の滝百選に選ばれる名瀑「三条の滝」。尾瀬ヶ原と尾瀬沼の水が流れる只見川から流れ落ちる滝で、水量は日本一と言われるほどの大迫力です。道のりは途中から本格的な登山道となり、手で昇り降りをする場所もあるほどハードですが、その豪快な滝の流れと轟音は一見の価値あり。山小屋のある赤田代エリアで1泊して訪れることをおすすめします。
<基本情報>
住所:福島県南会津郡檜枝岐村字燧ケ岳
アクセス:赤田代から約1時間30分
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日帰りで訪れることもできますが、山小屋に宿泊するのも尾瀬の自然を堪能できるのでおすすめです。夕暮れや星空、朝焼けも美しいですよ。例年、シーズンはすぐに予約でいっぱいになってしまうので、早めに計画を立ててみては。
また、尾瀬歩きに雨具、防寒具は必須アイテム。忘れずにお持ちくださいね。
※最新の開花状況、交通状況などはお出かけ前に必ずご確認ください。
※2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/8更新)
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