ウクライナのおすすめ観光スポット10選 歴史あるスポットが充実!

ウクライナのおすすめ観光スポット10選 歴史あるスポットが充実!

更新日:2019/09/17 16:14

カジヤマ シオリのプロフィール写真 カジヤマ シオリ ヨーロッパ女子ひとり旅専門家、アートライター

古くからロシアや隣国の影響を受け続け、歴史に翻弄された東欧の国・ウクライナ。その国土には、北から南まであちこちに魅力的なスポットが点在しています。古い歴史をもつ世界遺産やSNSで有名なスポットもありますよ。

LINEトラベルjpナビゲーターが現地徹底取材した、ウクライナのおすすめ観光スポットを紹介します!

1.ソフィア大聖堂/キエフ

1.ソフィア大聖堂/キエフ
カジヤマ シオリ

見惚れる美しさ!ウクライナの首都・キエフで壮麗な教会建築をめぐるby カジヤマ シオリ

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「ソフィア大聖堂」はウクライナの首都、キエフ最古の教会です。かつてこの地を支配していたヤロスラフ1世が、1037年に建てました。1990年には世界遺産にも登録されています。内部の床や壁に残る、建てられた当時に描かれたフレスコ画やモザイクは必見です。

大聖堂を訪れた後は、そばにある鐘楼に登り、76メートルもの高さから街を眺めるのがおすすめです!

<基本情報>
住所:Volodymyrska St, 24
電話番号:+380-44-278-2620
アクセス:地下鉄Maidan Nezalezhnosti駅から徒歩10分 この写真の記事を見る ≫

2.ペチェールシク大修道院/キエフ

2.ペチェールシク大修道院/キエフ
ナカヤ アキ

歴史に翻弄された国、ウクライナの名所を旅するホリデーby ナカヤ アキ

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「ペチェールシク大修道院」は1051年に創建された修道院。ロシア正教の中でも稀な“大修道院”の称号を持つ、ロシア正教ウクライナ支部の総本山です。ソフィア大聖堂とともに世界遺産に登録されました。

三位一体教会やウスペンスキー大聖堂、地下墓地などが見所。なお、ロシア正教のルールにより、地下墓地は頭にスカーフを巻かなければ女性は見学できません。訪れる際は、スカーフを持参しておきましょう。

<基本情報>
住所:Lavrska St, 15, Kyiv
電話番号:+380-44-255-1105
アクセス:地下鉄Arsenalna駅から徒歩17分 この写真の記事を見る ≫

3.アンドレイ教会/キエフ

3.アンドレイ教会/キエフ
カジヤマ シオリ

見惚れる美しさ!ウクライナの首都・キエフで壮麗な教会建築をめぐるby カジヤマ シオリ

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1749年に建設が開始された「アンドレイ教会」は、外装はロシア・バロック様式、内装はロココ様式の美しい教会です。当時のロシアの女帝・エリザヴェータがキエフを訪れたことを記念し、彼女がひいきにしていた建築家のラストレッリが設計を担当しました。洗練されたフォルムに、ところどころに金の装飾を施し、ロシア女帝の名に恥じぬ豪華さです。

<基本情報>
住所:Andriivs’kyi descent, 23
電話番号:+380-44-599-0005
アクセス:トロリーバス停留所Volodymyrska Stから徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

4.旧市街/リヴィヴ

4.旧市街/リヴィヴ
カジヤマ シオリ

世界遺産の街「ウクライナ・リヴィウ」のおすすめ観光スポットby カジヤマ シオリ

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ウクライナの北部にある、リヴィウの「旧市街」は世界遺産にも登録されています。石畳の路地と数百年前の建物が並ぶ、かわいらしい風景に出会えます。

リヴィウの街は、長らくポーランドやハプスブルク帝国の支配下にありました。ロシアの影響が及ぶようになったのは戦後のこと。そのため、ウクライナのほかの都市や、他の旧ソ連地域にはない、古きよきヨーロッパの空気を感じることができるのです。レトロな雰囲気のトラムに乗って、のんびりとめぐってみましょう。 この写真の記事を見る ≫

5.愛のトンネル/クレヴァニ近郊

5.愛のトンネル/クレヴァニ近郊
Mayumi Kawai

ウクライナの絶景「愛のトンネル」〜緑に包まれた恋人たちの聖地by Mayumi Kawai

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「愛のトンネル」は写真映えするスポットとして、SNSでもよく話題になる場所です。クレーヴェンからお隣の町オルツィブを結ぶ、資材搬送用の線路上に存在します。一見廃線のように見えますが、実は一日数回ほど列車が運行する未だ現役の線路です。“恋人同士で手をつないでトンネルをくぐれば願いが叶う”“永遠に結ばれる”など、カップル旅で訪れたくなるような言い伝えもありますよ。

<基本情報>
住所:Klevan, Rivne oblast 33028, Ukraine
アクセス:リウネ駅前の路線バス4番乗り場から、バスで約45分 この写真の記事を見る ≫

6.薬局博物館/リヴィヴ

6.薬局博物館/リヴィヴ
カジヤマ シオリ

アンティークなインテリアの宝庫!ウクライナ・リヴィウ「薬局博物館」by カジヤマ シオリ

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リヴィウ旧市街の中心部、リノック広場に面した「薬局博物館」では、薬の調合に使われていた昔の道具が展示されています。レトロな雰囲気で、アンティーク好きにはたまらない空間です。併設された薬局のカウンターでは、万病に効くといわれる“鉄のワイン”の購入を忘れずに。

<基本情報>
住所:Drukarska st.2, Lviv
電話番号:+380-322-355-656
アクセス:トラム2・9号線Ruska St駅から徒歩3分 この写真の記事を見る ≫

7.リチャキフ墓地/リヴィヴ

7.リチャキフ墓地/リヴィヴ
カジヤマ シオリ

世界遺産の街「ウクライナ・リヴィウ」のおすすめ観光スポットby カジヤマ シオリ

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「リチャキフ墓地」は東欧一美しいと言われている墓地のひとつ。お墓ではありますが、ひとつひとつが個性的で美しく、まるでアートのよう。まるで故人へ向けた悲痛な想いをそのまま表現したかのような彫刻が多く、日本の墓地にはない憂いを帯びた雰囲気が漂っています。日常的にお墓参りをしている地元の人も多いため、写真を撮る際は迷惑にならないよう気を付けながら見学しましょう。

<基本情報>
住所:Mechnykova St, 33, L’viv
電話番号:+380-322-755-415
アクセス:ルィノク広場から2番トラムでリチャキフ墓地前下車 この写真の記事を見る ≫

8.ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群

8.ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群
ナカヤ アキ

歴史に翻弄された国、ウクライナの名所を旅するホリデーby ナカヤ アキ

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「ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群」は、カルパティア地方に点在する16棟のギリシア正教会の聖堂からなる世界遺産です。

ポーランドとウクライナ、2つの国にまたがる世界初の世界遺産。それぞれ建築様式が異なり、複数訪れて見比べると、その建築技術に驚くことでしょう。複数の教会を訪れるなら、レンタカーやタクシーを手配してめぐるのがおすすめです。 この写真の記事を見る ≫

9.ポチョムキンの階段/オデッサ

9.ポチョムキンの階段/オデッサ
大竹 進

ウクライナの港町“黒海の真珠”と謳われる「オデッサ」の見所by 大竹 進

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黒海に面したウクライナの港町、オデッサ。「ポチョムキンの階段」はオデッサの街の象徴とも言うべきスポットです。1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を、その20年後に映画化した『戦艦ポチョムキン』のロケ地にもなっています。

もともと高台にある市街地と港を結ぶために建設されたもので、階段の上から眺めると黒海が間近に見えます。

<基本情報>
アクセス:ケーブルカー停留所Morskyi portからすぐそば この写真の記事を見る ≫

10.一枚壁の家/オデッサ

10.一枚壁の家/オデッサ
大川原 明

黒海に面するウクライナ随一のビーチリゾート「オデッサ」のお薦めスポットby 大川原 明

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ポチョムキンの階段のすぐそばにある「一枚壁の家」は、ちょっぴりユニークなスポットです。19世紀後半に建設された建物ですが、錯視効果で壁のようにしか見えません。しかし真横から見ると、奥行きがある建物だとわかります。見学できるのは外観のみですが、オデッサを街歩きする際はぜひ訪れてみてください。

<基本情報>
住所:Vorontsovs’kyi Ln, 4, Odesa
アクセス:オデッサ港から徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

ウクライナ観光はこれでキマリ!

首都キエフ以外にも見どころが満載で、広い国土をもつウクライナ。日本よりも緯度の高い国ですが、はっきりとした四季があります。街によって、同じ季節に訪れても気候が異なることも。とくに港町のオデッサは、夏になると強い日差しが照り付け、年によっては水不足に悩まされることもあるほどです。幸い日本のような湿度の高さはないものの、夏のオデッサ観光の際は熱中症対策を怠らないようにしましょう。

ぜひたっぷりと時間をとって、ウクライナを旅してみてください。

※2019年9月現在の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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