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日本各地からのアクセスが抜群で、グルメやショッピング、観光も楽しめる人気観光地「ソウル」。市内には昌徳宮や景福宮といった韓国の歴史に触れられる名所をはじめ、現代アートやおしゃれなショッピングエリアなど、新しい定番スポットも続々と登場しています。

今回は元旅行会社スタッフでソウルに何度も訪れたことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが、ソウル旅行を盛り上げる観光スポットを一挙ご紹介します。

1.昌徳宮

1.昌徳宮
結月 ここあ

韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のロケ地「昌徳宮」に行ってみよう!by 結月 ここあ

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「昌徳宮(チャンドックン)」は、1405年に朝鮮王朝3代王である太宗(テジョン)が建てた宮廷。15代王の光海君(クァンヘグン)以降は、300年にわたり正宮として使用されていた歴史深い場所であり、世界文化遺産にも登録されています。日本でも人気だったドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』や『屋根部屋の皇太子』などのロケ地にもなっています。

王の儀礼があった時に出入りした敦化門(トンファムン)は、ソウルの宮殿に現存する最古の正門。ぜひ朱色の鮮やかさを間近で確かめてくださいね!

<基本情報>
住所:鐘路区臥龍洞2-71
アクセス:安国駅から徒歩約3分 この写真の記事を見る ≫

2.景福宮

2.景福宮

韓国歴史ドラマの世界にタイムスリップできる景福宮の魅力

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ソウル市内の中心部にある名所「景福宮(キョンボックン)」。朝鮮王朝時代(1392〜1910年)の正宮で、政務や王が生活するだった場所として有名な所です。また、『イ・サン』や『トンイ』など、韓国歴史ドラマの舞台としてもよく登場しています。

明洞(ミョンドン)、三清洞(サムチョンドン)、仁寺洞(インサドン)、北村(プッチョン)も徒歩圏内なので、アクセスのしやすさも抜群。周辺の観光と同時に訪れることができます。

<基本情報>
住所:鐘路区世宗路161
アクセス:景福宮駅5番出口から徒歩約3分 この写真の記事を見る ≫

3.北村韓屋村

3.北村韓屋村

ソウル・北村韓屋マウル!ちょっと早起きして散策してみませんか!?

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景福宮にも近い観光名所の一つ「北村韓屋村 (北村・プッチョン)」。かつては王族や官僚たちが暮らす高級住宅地でした。韓家(ハンヤ)という伝統的な家屋が並んでいますが、現在もそこに人々が暮らしているというから驚き!急な坂が続きますが、がんばって歩いて上から見下ろした時のフォトジェニックな景色を堪能してくださいね。韓屋カフェでの休憩も楽しみに!

<基本情報>
住所:鐘路区嘉会洞31-29 周辺一帯
アクセス:安国駅2番出口から徒歩約11分 この写真の記事を見る ≫

4.Nソウルタワー

4.Nソウルタワー

空に浮かぶトイレ?地上479m「Nソウルタワー」の楽しみ方!

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南山の頂上に立つ高さ236.7mの「Nソウルタワー」。四季を通じてさまざまな景色を楽しむことができるソウルのシンボルです。なんとここではトイレからも景色を一望するが可能!夜はタワー自体も鮮やかにライトアップされ、さらに幻想的な世界を味わうことができるでしょう。ぜひ、天気の良い日を狙って訪れてみてください。

<基本情報>
住所:龍山区龍山洞2街 山1-3
アクセス:明洞駅2番もしくは3番出口から徒歩約15分でケーブルカー乗り場へ。ケーブルカーに乗車し、5分ほどでNソウルタワーのある山頂に到着 この写真の記事を見る ≫

5.ソウルスカイ(ロッテワールドタワー)

5.ソウルスカイ(ロッテワールドタワー)
猫乃 みいこ

超高層555m!ロッテワールドタワー展望台「ソウルスカイ」雲上からの眺望by 猫乃 みいこ

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Nソウルタワーの高さを凌ぐものが、2017年に登場した「ロッテワールドタワー」。韓国ー高いタワーの展望台「ソウルスカイ」で待っているのは圧巻の景色!特に夜景が素晴らしいので必見です。ソウルスカイまでのエレベーター内もエンタメ性が高く、壁三面と天井に美しい映像が映し出されます。

<基本情報>
住所:松坡区オリンピック路300(新川洞29)
アクセス:蚕室駅1・2番出口から直結 この写真の記事を見る ≫

6.明洞

6.明洞

提供元:Pixabay

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ソウルに訪れたら誰もが必ず足を運ぶのが「明洞」。ソウル切っての繁華街です。韓国コスメや雑貨、衣類が買えるショップ、食べ歩きフードの屋台、免税店…など、あれもこれもがぎゅっと詰まった場所。若者から大人まで楽しめ、その便利さから「宿泊するなら明洞!」と決めているリピーターも多いほど人気のエリアです。

<基本情報>
アクセス:明洞駅5・6番出口、もしくは乙支路入口駅6・7・8番出口

7.清渓川

7.清渓川

提供元:Pixabay

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ソウル中心部を流れる全長約5.8kmの「清渓川(チョンゲチョン)」。経済成長とともに工事により一度姿を消しておりましたが、2005年に人工の河川として蘇りました。明洞や仁寺洞(インサドン)から歩いて行けるので、観光の合間の休憩には最適なオアシス。夜はライトアップされ、よりロマンチックに場へと変化します。暑い時期は川に足を浸して過ごすなど、地元の方も観光客も思い思いに過ごしている光景に心安らぎます。

<基本情報>
住所:中区太平路1街1 一帯
アクセス:市庁駅5番出口から徒歩約5分、または光化門駅5番出口から徒歩約5分

8.広蔵市場

8.広蔵市場
河東 壁

キムチ界の神!?ソウルのお土産に「広蔵市場」で絶品キムチをby 河東 壁

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ソウルの「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」は、テレビの韓国特集でもよく紹介されるスポット。屋台でキンパッ(海苔巻き)やピンデトッ(チヂミの一種)など食べ歩きするもよし、腰を据えてユッケやレバ刺しで一杯やるもよし。ローカル色が強いけれど、初めての方にも行きやすいグルメの穴場です。韓国の雰囲気にどっぷりのまれながら、お腹を満たしちゃいましょう!

<基本情報>
住所:鐘路区礼智洞 6-1
アクセス:鐘路5街駅8番出口から徒歩約3分 この写真の記事を見る ≫

9.南大門市場

9.南大門市場

提供元:写真AC

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韓国海苔、キムチなどの定番食品、調理器具や食器など韓国の日用品などが揃う「南大門市場」。問屋も多いので百貨店などよりも安くお土産を買うこともできます。ローカルな食事が食べられるお店も多く、名物のホットクは南大門市場に来たら食べておきたい一品。

<基本情報>
住所:中区南倉洞
アクセス:会賢駅からすぐ

10.梨大&新村

10.梨大&新村
やま かづ

若者が集う注目スポット!ソウル梨大〜新村の学生街ぶらり旅by やま かづ

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ソウルきっての学生街、「梨大(イデ)」と「新村(シンチョン)」には“梨大の行きたくなる道”、そして“新村の歩きたくなる道”と呼ばれるようになったおしゃれなストリートがあります。

この辺りは、昔から安い食堂や雑貨店が軒を並べ、学生街として栄えてきました。近年は若者のトレンドを反映したファッショナブルな街へとシフトし、学生だけでなくビジネスマンやOLが集まる人気のスポットとなっています。

<基本情報>
アクセス:地下鉄2号線の新村駅、梨大駅、韓国鉄道(KORAIL)の新村駅のいずれかで下車。この3駅周辺を繋ぐストリート この写真の記事を見る ≫

11.宗廟

11.宗廟
ふるかわ かずみ

韓国ソウルの世界遺産・見事な建築美の古宮でパワースポット巡り!by ふるかわ かずみ

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ソウルにある世界遺産の一つ「宗廟(チョンミョ)」。横長に建てられた朱色の建物「正殿」には、歴代の王とその妻の位牌が祀られています。

ずらりと並んだ扉ごとに部屋が設けられ、歴代の王と王妃の位牌が収められています。その数19室。ここに収まりきらなかった位牌は奥の「永寧殿(えいねいでん)」にも祀られています。シンプルながら荘厳な空気が漂っています。

<基本情報>
住所:鐘路区薫井洞1-2
アクセス:線鐘路3街駅11番出口から徒歩約3分 この写真の記事を見る ≫

12.漢江ナイトリバークルーズ

12.漢江ナイトリバークルーズ

「漢江ナイトリバークルーズ」でソウルのパノラマ夜景を堪能しよう!

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韓国のソウル市内を東西に横切る漢江(ハンガン)。電車や車で何気なく漢江を越えているかと思いますが、この漢江でなんとリバークルーズが楽しめるんです。

漢江の川面から見る景色は、陸から見る景色とは別世界。観光客だけでなく、地元の人にも人気のこのクルーズ、おすすめはやっぱりナイトクルーズ!高層ビル群のパノラマ夜景を見たり、ライトアップされた橋を真下から見たりと、特別な体験ができます。

<基本情報>
住所:永登浦区汝矣洞290
アクセス:汝矣ナル駅3番出口から徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

13.月光虹噴水

13.月光虹噴水
やま かづ

橋から噴き上がる噴水がロマンチック!ソウル「月光虹噴水」by やま かづ

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ソウル市内を東西に流れる漢江には幾十もの橋が架けられていますが、中でも盤浦(パンポ)大橋は橋梁から噴水が噴き上がる「月光虹噴水」で人気を博しています。音楽に合わせて7色の水の帯が美しい弧を描き、川面を鮮やかに彩ります。世界で最も長い橋梁噴水としてギネスブックにも認定されているので、一見の価値あり!月光虹噴水のタイミングに合わせた漢江クルーズもありますよ!

写真提供元:韓国観光公社

<基本情報>
住所:瑞草区新盤浦路11キル40
アクセス:高速ターミナル駅8-1番出口から徒歩約15分 この写真の記事を見る ≫

14.東大門デザインプラザ(DDP)

14.東大門デザインプラザ(DDP)
麻田 ユウミ

いま東大門が面白い!ソウル話題のDDPでアートに触れよう!by 麻田 ユウミ

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深夜のナイトショッピングで有名な東大門にあるDDPこと「東大門デザインプラザ」。美しい流線の建築はまさに芸術的!夜にはライトアップされ、より幻想的な姿を見せてくれます。洗練されたアイテムと出会えるショップ、レストランもあり、雨の日は一日ここで過ごすプランもいいですね。インスピレーションを求める旅には外せないスポットです。

<基本情報>
住所:中区乙支路7街2-1
アクセス:東大門歴史文化公園駅1番出口すぐ この写真の記事を見る ≫

15.梨花壁画村

15.梨花壁画村
やま かづ

ソウル路上美術館「梨花洞壁画村」イマジネーション全開で散策しようby やま かづ

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ソウルの東大門北側には「梨花壁画村」と呼ばれている住宅街があり、メインストリートから民家の裏路地にまで、ジャンルを問わない、さまざまなアーティストの壁画やオブジェがあふれています。それはまさに路上美術館!

なかでも、特に人気があるのは翼が描かれたこの壁画“天使のウィング”。休日にもなると、写真撮影をしようと壁の前には長い行列ができています。

<基本情報>
住所:鍾路区梨花洞
アクセス:恵化駅2番出口から徒歩約10分 この写真の記事を見る ≫

ソウル観光はこれでキマリ!

歴史的な史跡、昔ながらの活気を味わえる市場、近年のトレンドに反映したような新スポットなど、ソウルには魅力あふれる場所が点在しています。日本人にも利用しやすい地下鉄で行けるところが多いのも嬉しいですね!ぜひ、旅行の計画を立てる際に参考にしてください。

(文:木内つばめ) 

2024年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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