冬こそ"東北"の魅力を満喫するベストシーズン。春夏秋の絶景スポットは雪や氷に覆われて白銀に輝き、夜にはライトアップやイルミネーションに彩られる場所も多く出現して、あっと驚くような冬の表情を見せてくれます。
今回は、冬に訪れたい東北の観光スポットをご紹介!レトロな列車旅や雪景色の露天風呂など、気持ちも体もほっこり温まる旅の趣向も満載ですよ。
「奥入瀬渓流」は、十和田湖から青森県側に流れている奥入瀬川の渓流部分。新緑や紅葉の名勝として知られていますが、雪に包まれた冬の美しさも秀逸です。
「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」が用意しているアクティビティでは、自然保護に配慮してツアー中のみライトアップされる、まさに特別な奥入瀬渓流の絶景を鑑賞できますよ。
<基本情報(十和田湖国立公園協会)>
住所:青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
アクセス:青森駅、新青森駅、八戸駅からJRバスほか
電話番号:0176-75-2425
公式サイト(外部リンク)
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提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/「津軽鉄道 ストーブ列車」は、津軽鉄道が冬季間のみ運行する列車。車内には昔懐かしの"ダルマストーブ"が設置され、天候によっては地吹雪を眺められるという、レトロ感と雪国感にあふれる列車です。
津軽弁の案内を聞きながらストーブでスルメを炙って食べたり、絣の衣装を着た女性による一風変わった車内販売もあったりと、古き良き雪国風の列車旅行が満喫できますよ。
※ストーブ列車に乗るには、乗車券に加えてストーブ列車券の購入が必要です。
<基本情報>
運行区間:津軽鉄道 津軽中里駅〜津軽五所川原駅
電話番号:0173-34-2148(津軽鉄道株式会社・代表電話)
アクセス:五所川原駅まで 青森駅から車で約45分、またはJR奥羽本線と五能線で約1時間15分
運転期間:12月1日〜翌年3月31日
公式サイト(外部リンク)
「小岩井農場」は、盛岡市近郊の岩手郡雫石町にある120年以上の歴史を誇る農場。春の桜やのどかな牧場風景で知られており、小岩井ブランドのバターやチーズは風味が豊かで東北のお土産におすすめです。
冬にはイルミネーションイベント“銀河農場の夜”が、例年11月から1月に開催。ほかにもさまざまなアクティビティが楽しめる雫石冬フェスタなど、冬を楽しめるイベントが目白押し!
<基本情報>
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
電話番号:019-692-4321
アクセス:東北自動車道 盛岡ICより車で約15分
盛岡駅前10番乗場からバスで約35分 「小岩井農場まきば園行き」乗車
公式サイト(外部リンク)
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「猊鼻渓(げいびけい)」は、岩手県の最南端・一関市東山町にある景勝地。国の史蹟名勝天然記念物に指定されており、四季を通じて多くの観光客がこの名勝を訪れます。
冬の猊鼻渓は、雪化粧した100mを超える高さの岩壁が2kmにもわたって続き、水墨画さながらのモノトーンの絶景を作り出します。屋形の"こたつ舟"に乗れば、暖まりながら岩壁の間をゆっくりと進む風流な時間を過ごすことができます。
<基本情報>
住所:岩手県一関市東山町長坂町467番地
電話番号:0191-47-2341(げいび観光センター)
アクセス:JR一ノ関駅から大船渡線に乗り、猊鼻渓駅下車後 徒歩約5分
車で、東北自動車道一関ICから県道19号を経由し約30分
公式サイト(外部リンク)
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秋田「横手かまくら」を目一杯楽しもう!昼&夜のおすすめプランby 風祭 哲哉
「横手のかまくら」は、秋田県横手市で約450年の歴史がある伝統行事。夜には大小様々なかまくらに明かりが灯され、まるでおとぎ話のような幻想的な情景に浸ることができます。
"横手の雪まつり"期間中は、そこかしこにかまくらが出現!ミニかまくら作りや勇壮な梵天奉納などの楽しいイベントがたくさん催されて、昼も夜も冬の魅力をたっぷり楽しめますよ。
<横手の雪まつり"かまくら・ぼんでん" 基本情報>
開催期間:毎年2月中旬
住所:秋田県横手市役所本庁舎前、横手公園、二葉町、その他市内一円
電話番号:0182-33-7111(横手市観光協会)
アクセス:JR横手駅からバスで約10分(横手市役所本庁舎前)、または徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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「乳頭温泉郷」は、温泉好きなら一度は訪れたい秋田県の秘湯。7軒の温泉宿があり、いずれかの宿に宿泊すれば、7つの宿の温泉を楽しめる"湯めぐり帖"を購入できます。
冬なら、温泉郷の一番手前にある「休暇村 乳頭温泉郷」に宿泊して、7つの宿の湯巡りを楽しむのがおすすめ。豪雪地帯の乳頭で最もアクセスしやすく、設備やお料理も充実!雪に慣れない方でも安心の滞在ができますよ。
<基本情報(休暇村 乳頭温泉郷)>
住所:秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1
電話番号:0187-46-2244
アクセス:JR田沢湖駅から乳頭線乳頭温泉郷行きバスで約45分
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「宮城蔵王キツネ村」は、100頭以上のキツネが自然の姿のままで飼育されているスポット。冬毛に包まれてモッフモフになったキツネたちを間近に見ることができます。
施設内の稲荷神社では白い雪の中に朱塗りの社殿が映え、そこに集う黄金色や銀色のキツネが、神様のお使いのように寛ぐユニークな光景を楽しめます。
※野生のキツネなので触ることはできません。危険もありますので、施設の注意事項は厳守してください。
※安全保持のため、小学校6年生以下のお子様は、1人につき大人1人の付き添いが必要です。
<基本情報>
住所:宮城県白石市福岡八宮川原子11-3
電話番号:0224-24-8812
営業時間:夏期 9:00〜16:30、冬期 9:00〜16:00
アクセス:JR白石蔵王駅、または東北自動車道白石ICから車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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「蔵王の樹氷(アイスモンスター)」は、登山やスキー、蔵王温泉で有名な山形蔵王の地蔵山に出現する冬の風物詩。ロープウェイで山頂へ行けば、自然が創り出す芸術的な彫像を目の当たりにできます。
夜に地吹雪に包まれた樹氷がライトアップによって闇の中に浮かび上がる様子は、まさにモンスターの集団!蔵王の山頂はマイナス15度にもなりますので、十分に暖かい服装で向かってくださいね。
<基本情報>
住所: 山形県山形市蔵王温泉
樹氷のライトアップ開催期間:例年12月下旬〜翌2月下旬
電話番号:023-694-9518(蔵王ロープウェイ山麓駅)
アクセス:山形駅東口 1番乗り場から山交バス「蔵王温泉行」に乗車「蔵王温泉バスターミナル」で下車後、徒歩で「蔵王ロープウェイ山麓駅」へ 蔵王ロープウェイ山麓線・山頂線を乗り継ぎ「地蔵山頂駅」下車
公式サイト(外部リンク)
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「猪苗代湖 しぶき氷」は、福島県の山間部にある猪苗代湖で見られる冬の絶景。厳冬期に風で飛び散った湖面の波しぶきが湖畔の木々や草に凍りつき、不思議な光景を創り出します。
猪苗代湖と猪苗代湖に飛来する白鳥は"猪苗代湖のハクチョウおよびその渡来地"として国の天然記念物に指定されており、"白鳥の湖"を思い起こさせる真冬限定の美しい情景を見ることができます。
<基本情報>
住所:耶麻郡猪苗代町大字中小松天神浜
電話番号:0242-62-2048(猪苗代観光協会)
アクセス:猪苗代磐梯高原I.C.から、車で国道49号線を郡山方面に約5分の「天神浜駐車場」から湖面沿いに志田浜方面へ徒歩で約10分
公式サイト(外部リンク)
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「鶴ヶ城(正式名称:若松城)」は、福島県会津若松市にある美しい城跡。幕末の維新戦争での激しい戦いや白虎隊の悲劇の場として知られています。
2013年度のNHK大河ドラマ『八重の桜』など様々なドラマや映画の舞台になっており、冬の鶴ヶ城と会津の城下町を巡れば、まさに大河ドラマの世界に入り込んだような、コアな歴史探訪ができます。
<基本情報>
住所:福島県会津若松市追手町1-1
電話番号:0242-27-4005(会津若松観光ビューロー)
営業時間:8:30 〜17:00
アクセス:市内周遊バス「ハイカラさん」で約20分「鶴ヶ城入口」下車 徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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冬の東北は見どころいっぱい!寒さを超えてほっこり癒やされる冬の東北旅を、ぜひお楽しみください。
厳寒期の東北地方では、雪に慣れない方のドライブは非常に危険!できる限り公共交通機関やツアーのご利用をおすすめします。
※2025年9月現在の情報となり、写真は取材時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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