宮崎県は本州の中では気候温暖なところ。もちろん天候によっては冷え込むこともありますが、基本的には真冬でも比較的過ごしやすいです。宮崎空港に降り立った瞬間から気候の違いを感じる人も多いはず。そんな宮崎には、冬でも楽しい、冬だから行きたいスポットがあります。
トラベルjp ナビゲーターが現地取材した、冬に訪れたい宮崎のおすすめ観光スポット10選をご紹介します。
冬にはあまり近づきたくなくなる海も、宮崎でなら大丈夫。宮崎を代表する観光地の1つ「青島」は周囲1.5kmほどの小さな島ですが、“鬼の洗濯板”と呼ばれる奇岩に囲まれ、島の中央には青島神社が鎮座しています。
島には弥生橋を歩いて渡ることができます。島内は亜熱帯性植物が群生していて雰囲気は南国そのもの。青島神社には“海幸・山幸”の伝説が残り、神話伝承の舞台としても知られています。
<基本情報>
住所:宮崎県宮崎市青島
アクセス:
〔JR〕青島駅から徒歩約10分
〔バス〕宮崎交通バスにて青島バス停下車、徒歩約10分
電話番号:0985-21-1791(宮崎市観光課)
公式サイト(外部リンク)
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これぞ宮崎!という景観が続く日南海岸。真冬でもめったに雪が降ることはなく、海岸ドライブも楽しめます。休憩には、海岸沿いを走る県道377号線の「道の駅フェニックス」へ。
物産館では名物のマンゴー味や日向夏味、明日葉味などのソフトクリームが味わえます。建物の3階は展望フロアになっており、バルコニーからは日南海岸の絶景を堪能できます。
<基本情報>
住所:宮崎県宮崎市内海381-1
アクセス:宮崎交通バスにて道の駅フェニックスバス停下車
電話番号:0985-65-2773(物産館)
営業時間:9:00〜17:00(ソフトクリーム販売は〜16:45)
公式Instagram(外部リンク)
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四季折々の美しい花々が見どころの「フローランテ宮崎」。冬季にもパンジーやビオラ、スイセンやウメなど見ることができます。
例年12月上旬〜翌1月中旬にはイルミネーションイベントを開催。高さ12mのツリーや音楽に合わせて変化する光の演出は必見です。お花とイルミネーションがコラボした演出も見どころ。
<基本情報>
住所:宮崎県宮崎市山崎町浜山414-16
アクセス:JR宮崎駅から車で約20分
電話番号:0985-23-1510
営業時間:9:00〜17:00(イベント時は変動)
公式サイト(外部リンク)
まるで海外のビーチリゾートのように真っ青な海が広がる日南海岸をバックに立つ、7体の大きなモアイ像。このモアイ像があるのが「サンメッセ日南」です。
「サンメッセ日南」は、広大な敷地から眺める海や緑を楽しむテーマパークです。このモアイ像はイースター島の長老会から正式な許可を得て復刻されたもの。いろんな運気を上昇させるパワーをもっているとも言われ、開運スポットとしても人気です。
<基本情報>
住所:宮崎県日南市大字宮浦2650
アクセス:
〔車〕宮崎自動車道宮崎ICから車で約40分
〔バス〕宮崎交通バスにてサンメッセ日南バス停下車、徒歩約5分
電話番号:0987-29-1900
営業時間:9:30〜17:00
公式サイト(外部リンク)
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「鵜戸神宮」は、日南海岸の青い海に映える鮮やかな朱色が美しい、宮崎県を代表する神社。日向灘の断崖に面して建つ神社は社殿に向かって急な下り坂となり“日本三大下がり宮”のひとつになっています。
岸壁の下には奇岩が横たわる絶景が広がり、特に運玉を投げ入れると願いが叶う亀石は有名。洞窟の中にすっぽりはまるようにして建つ本殿が周囲の自然の造形美に溶け込んで神秘的な雰囲気を醸し出しています。
<基本情報>
住所:宮崎県日南市大字宮浦3232
アクセス:
〔車〕宮崎自動車道宮崎ICから約50分
〔バス〕宮崎交通バスにて鵜戸神宮バス停下車、徒歩約10分
電話番号:0987-29-1001
開門時間:6:00〜18:00
公式サイト(外部リンク)
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飫肥藩を治めた伊東氏の城下町として栄えた飫肥。今も飫肥城旧本丸跡や武家屋敷通り、白壁の商家、掘割を泳ぐ錦鯉など、小京都と称される当時の町並みが残っています。武家屋敷や古民家を改築したカフェも続々登場。「武家屋敷 伊東邸」では、名物・雲隠れぜんざいが人気です。
飫肥城下町のベストシーズンは春・秋と言われていますが、のんびり散策したい方には冬の訪問もおすすめ。宮崎の冬は比較的温暖で、じっくり街歩きを楽しめます。
<基本情報>
住所:宮崎県日南市飫肥
アクセス:JR日南線飫肥駅より徒歩15分
電話番号:0987-67-6029(飫肥城下町保存会)
公式サイト(外部リンク)
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「都井岬」は“御崎馬(みさきうま)”と呼ばれる野生の馬が棲息し、南国ムード漂う蘇鉄が自生する宮崎県最南端の岬です。
岬先端には太平洋を一望できる都井岬灯台があり、九州で唯一内部が一般公開されていて見学することができます。自然のままで生活する馬が棲み、南国の風を感じる風光明媚な岬です。
<基本情報>
住所:宮崎県串間市都井
アクセス:
〔車〕宮崎自動車道田野ICから約90分
〔バス〕串間市コミュニティバスにて都井岬バス停下車
電話番号:0987-22-0479(串間市観光物産協会)
公式サイト(外部リンク)
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神話の里と言われる高千穂町には、国の重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」という昔ながらのご神事があります。
「高千穂の夜神楽」には神話をモチーフにした33もの演目があります。11月中旬から2月上旬の間、集落ごとに民家の一室や公民館などを使って夜通し行われます。現在は観光客向けに高千穂神社で毎夜開催される“高千穂神楽”がありますが、本来の夜神楽を見ることができるのは冬場だけ。高千穂神楽と違い毎日開催されるわけではないので、公式サイトなどで日程・場所等をご確認のうえでお出かけください。
※写真は、高千穂神社の神楽殿で毎夜開催される“高千穂神楽”のものです
<基本情報>
電話番号:0982-73-1212(高千穂町観光協会、夜神楽日程表について)
公式サイト(外部リンク)
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はるか昔神話の時代、神武天皇の孫である建盤竜命(たていわたつのみこと)がこの地から九州の国見をしたとの伝説が残る「国見ヶ丘」。高千穂の里、さらに阿蘇山や祖母連山を見渡せる展望スポットです。
例年9月下旬〜12月上旬は雲海のシーズン。適度な湿度があり、風のない晴れの日の早朝が、雲海を見られるチャンスです。自然現象のため必ず見られるとは限りませんが、霧に浮かぶ幻想的な日の出は必見!
<基本情報>
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町押方
アクセス:高千穂バスセンターから車で約15分
電話番号:0982-73-1213(高千穂町観光協会)
公式サイト(外部リンク)
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えびの市は宮崎県南西部の県境に位置し、温暖な宮崎県内でも少々寒い地域。ですが温泉もあり、年間通して楽しめる「グリーンパークえびの」もあります。
「グリーンパークえびの」はコカ・コーラ ボトラーズ ジャパン株式会社の工場で、無料で見学できます(要事前予約)。コカ・コーラ関連商品が出来上がる過程を学べるほか、コカ・コーラ誕生当時からの貴重なコレクションを展示するギャラリーも。オフィシャルグッズなど、ここでしか買えないお土産もあります。
<基本情報>
住所:宮崎県えびの市大字東川北字有留1321-1
アクセス:
〔車〕九州自動車道えびのICから数分
〔バス〕宮崎交通バスにて湯田橋バス停下車、徒歩約3分
電話番号:0984-25-4211
営業時間:9:30〜16:30
公式サイト(外部リンク)
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宮崎県は車社会なので、観光にはやっぱり車が便利。宮崎空港や宮崎駅近くでレンタカーも借りられます。ですが、運転できない、旅先ではなるべく運転したくない……という方は、日南海岸方面であれば宮崎交通バスの1日乗車券を利用するのがおすすめ。観光スポット近くにバス停があります。ただし、本数が少ないのと、宮崎駅付近からだとかなり時間がかかるので、上手に計画を立ててくださいね。
2025年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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