ウィーンパスで巡りたいスポット10選 人気の場所もスムーズに観光!

ウィーンパスで巡りたいスポット10選 人気の場所もスムーズに観光!

更新日:2019/10/09 11:19

カジヤマ シオリのプロフィール写真 カジヤマ シオリ ヨーロッパ女子ひとり旅専門家、アートライター

オーストリアの首都ウィーンは、屈指のコレクションを誇る美術館や豪華絢爛なハプスブルク家ゆかりの場所など、見どころ満載です。とくに人気の場所はチケット売り場は長蛇の列で、時間がかかることもしばしば。ですが「ウィーンパス」を持っていれば、チケット売り場の列へ並ぶことなく、スムーズに入場できるスポットがなんと60カ所以上もあります!

パスを持って巡りたいスポットを、厳選して紹介します。

1.ベルヴェデーレ宮殿

1.ベルヴェデーレ宮殿
ゐさ よりこ

クリムトの『接吻』と記念のキスを…ウィーン・ベルヴェデーレ宮殿by ゐさ よりこ

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ウィーンの旧市街にある「ベルヴェデーレ宮殿」はハプスブルク家の夏の離宮だった場所です。現在は、世紀末ウィーンを代表する画家・クリムトの『接吻』をはじめ、彼の作品を世界で最も多く収蔵している美術館として公開しています。パスがあれば、入り口でカードを提示するだけで見学できます。

<基本情報>
住所:Prinz Eugen-Straße 27,1030
電話番号:+43-1-79557134
アクセス:トラムDでSchloss Belvedere下車すぐ この写真の記事を見る ≫

2.シェーンブルン宮殿

2.シェーンブルン宮殿
Hiroko Oji

ウィーンの誇り!世界遺産「シェーンブルン宮殿」奥には広大な庭園がby Hiroko Oji

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ウィーン南西部にある「シェーンブルン宮殿」も、ハプスブルク家の歴代君主が、主に夏の離宮として滞在した場所。18世紀に女帝マリア・テレジアが大改築を行い、現在の美しい姿になりました。

宮殿内には豪華な部屋がずらり。奥には素晴らしい広大な庭園が広がっています。ウィーンパスを宮殿手前の窓口で提示し、チケットを受け取ってスムーズに見学!

<基本情報>
住所:Schonbrunner Schlos strabe 47, 1130
電話番号:+43-1-81113239
アクセス:地下鉄Schönbrunn駅から徒歩8分 この写真の記事を見る ≫

3.シェーンブルン動物園

3.シェーンブルン動物園

世界最古の動物園!世界遺産・ウィーン「シェーンブルン動物園」

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シェーンブルン宮殿の庭園内にある、世界最古の動物園「シェーンブルン動物園」もウィーンパスの対象施設です。18世紀の豪華な建物を残す一方で、最新の施設が次々に導入されており、動物を間近で観察できます。自然繁殖したジャイアントパンダも愛らしい表情で来園者を魅了しています。まる一日でも飽きずに過ごせそうな、充実した施設が魅力です!

<基本情報>
住所:Maxingstraße 13b, 1130
電話番号:+43-1-87792940
アクセス:地下鉄Hietzing駅から徒歩14分 この写真の記事を見る ≫

4.美術史美術館

4.美術史美術館

ウィーン、美術史美術館は名画の宝庫!ブリューゲル、カラヴァッジョ、フェルメールに…

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ハプスブルク家の膨大な美術コレクションを展示する「美術史博物館」も、ウィーンパスの対象施設です。ブリューゲル、カラヴァッジョ、フェルメールといったヨーロッパの巨匠の作品が展示されています。壮麗な階段の間に描かれたクリムトの壁画も見逃せません。疲れたときは、ホールにある豪華な装飾のカフェで一息。

<基本情報>
住所:Maria-Theresien-Platz,1010
電話番号:+43-1-525240
アクセス:地下鉄Museumsquartier駅から徒歩3分 この写真の記事を見る ≫

5.自然史博物館

5.自然史博物館
Hiroko Oji

貴重で膨大な展示!ウィーン自然史博物館で地球の歴史を垣間見ようby Hiroko Oji

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美術史博物館を見学したなら、マリア・テレジア像を挟んで向かい側に建つ「自然史博物館」も、ウィーンパスを使って訪れておきたいところです。展示は女帝マリア・テレジアの夫フランツ1世の大コレクションが中心です。歴史の教科書にもよく載っている『ヴィレンドルフのヴィーナス』や優美な宝石の原石など、目を見張る展示ばかり!

<基本情報>
住所:Burgring 7,1010
電話番号:+43-1-521770
アクセス:地下鉄Volkstheater駅から徒歩3分 この写真の記事を見る ≫

6.ウィーン王宮

6.ウィーン王宮
Hiroko Oji

ウィーンパスが便利!オーストリア首都観光のおすすめスポット5選by Hiroko Oji

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ハプスブルク家が13世紀後半から640年にわたり住居とした「ウィーン王宮」は、現在では博物館として公開されています。女帝マリア・テレジアや皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃エリザベートなどが愛用していた品を展示しています。目がくらむような豪華な展示ばかり。こちらもウィーンパスがあれば、入り口から直接入館できます。

<基本情報>
住所:Michaelerkuppel, 1010
電話番号:+43-1-5337570
アクセス:地下鉄Herrengass駅から徒歩3分 この写真の記事を見る ≫

7.オーストリア国立図書館

7.オーストリア国立図書館
成瀬 亜希子

まるで3Dのフレスコ画!ウィーン王宮「オーストリア国立図書館(プルンクザール)」by 成瀬 亜希子

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ウィーン王宮併設の「オーストリア国立図書館」は図書館でありながら、バロック様式の豪華絢爛な内装と、立体的で美しいフレスコ画が見どころです。装飾にも凝った楽譜のコレクションや宗教改革者で知られるマルティン・ルターの膨大な蔵書等、珍しい展示も充実!ウィーンパスを提示すればスムーズに入館できます。

<基本情報>
住所:Josefsplatz 1, 1015
電話番号:+43-1-53410394
アクセス:地下鉄Museumsquartier駅から徒歩10分 この写真の記事を見る ≫

8.クンストハウス

8.クンストハウス
きんぎょ 美歩

まるで絵本の家?!ウィーンのガウディ「フンデルトヴァッサー」建築by きんぎょ 美歩

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建築に興味があるなら、ウィーンのガウディと称されることもある画家・建築家フンデルトファッサーの私設美術館「クンストハウス」にも訪れてみましょう。絵本のようなカラフルな建物がとてもユニークです。トイレまでもが現代アートのよう!入り口でウィーンパスを提示するだけで見学できます。

<基本情報>
住所:Kegelgasse 36, 1030
電話番号:+43-1-7120491
アクセス:トラム1番線Hetzgasseから徒歩2分 この写真の記事を見る ≫

9.モーツァルト・ハウス・ウィーン

9.モーツァルト・ハウス・ウィーン

オーストリア、音楽の都ウィーンでたどるモーツァルトの足跡

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ウィーンパスは、オーストリアを代表する音楽家・モーツァルトゆかりの地めぐりにも役立ちます。パス対象の「モーツァルト・ハウス・ウィーン」は彼が実際に暮らしていた家のひとつ。『フィガロの結婚』を書き上げ、子供にも恵まれ幸せに過ごしました。館内の一角には一家の暮らしを再現した部屋もあり、にぎやかな家族の会話が聞こえてきそうです。

<基本情報>
住所:Mozarthaus, Domgasse 5, 1010
電話番号:+43-1-5121791
アクセス:地下鉄Stubentor駅から徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

10.ウィーン軍事史博物館

10.ウィーン軍事史博物館
澁澤 りべか

“呪いのベンツ”は現存する!ウィーン軍事史博物館by 澁澤 りべか

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「ウィーン軍事史博物館」は17世紀から20世紀前半に至るまでの、オーストリアが参加した全ての戦争に関する資料を展示しています。第一次世界大戦勃発の引きがねとなったサライェヴォ事件で、暗殺されたオーストリア皇太子夫妻が乗っていた車や皇太子が息をひきとった時に身を横たえていた長イスなど、事件にまつわる貴重な展示も見逃せません。

<基本情報>
住所:Arsenal 1, 1030
電話番号:+43-1-795610
アクセス:Quartier Belvedere駅から徒歩10分 この写真の記事を見る ≫

ウィーンパスを駆使しての観光はこれでキマリ!

ウィーン観光が便利でより楽しくなる「ウィーンパス」。価格は1日70ユーロ(大人一人)から、有効期限は1、2、3日または6日からとなっています。滞在スケジュールにあわせて購入しましょう。パスは公式サイトで購入可能です。公式サイトでは、2日以上分または複数人数分を購入するとお得になるセールも不定期で開催されているので要チェック!

なお、パスの価格や有効期限、対象施設等は変更されることもありますので、公式サイトで最新情報を確認してから購入しましょう。

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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