春の新緑、秋の紅葉など自然がたっぷりの長野県。冬ならではの景観や風情ある温泉も楽しめます。
トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した冬に訪れたい長野県の観光スポットをご紹介します。長野へよく出かける筆者もおすすめのスポットばかり。飯山線は、車窓からのどかな田園風景が楽しめたり、観光列車"おいこっと"ではスタッフの方の優しさあふれるおもてなしにふれる心が温まる旅ができます。
松本駅周辺で欠かせないスポット「松本城」。お城といえば、青空のもと清々しい天候の季節に訪れて観光する人も多いでしょう。でも約5カ月もの長い冬ならではの景観が楽しめるのです。冬は雪化粧をしたアルプスが美しい季節でもあるので、ぜひこの季節に訪れてみましょう。他の季節に比べ白い雪がくっきりと眺められ、アルプスを背景に五層の木造天守閣が建つ光景は、この季節ならではの景観といえるでしょう。
<基本情報>
住所:松本市丸の内4番1号(松本城管理事務所)
電話番号:0263-32-2902
アクセス:(電車)JR篠ノ井線、大糸線「松本駅」下車徒歩約20分、または松本周遊バス タウンスニーカー北コース「松本駅お城口」より「松本城・市役所前」下車すぐ
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長野・善光寺が5色の光で染まる「長野灯明まつり」を堪能!by 和山 光一
長野冬季オリンピックの開催を記念し、2004年よりメモリアルイベントとして「善光寺」で開催されている"長野灯明まつり"は、平和の灯りを発信しています。善光寺を五輪の色に因み、五色の平和の灯りで照らす"ゆめ常夜灯"や光の切り絵アート"ゆめ灯り絵"など、昼間とは違った幻想的な夜の空間が楽しめます。
<基本情報>
開催期間:2022年2月10日(木)〜2月13日(日)
住所:長野市長野元善町491
電話番号:026-259-1005(第十六回長野灯明まつり事務局)
アクセス:(電車)北陸新幹線、JR信越本線、しなの鉄道 北しなの線、長野電鉄 長野線「長野駅」より善光寺口バスロータリー1番のりば善光寺行きバス約15分、「善光寺大門」バス停より善光寺本堂まで徒歩約5分
(車)・中央自動車道「岡谷JCT」〜長野自動車道「更埴JCT」〜上信越自動車道「長野IC」より約40分
・関越自動車道〜藤岡JCT〜上信越自動車道「長野IC」より約40分
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安曇野市内の犀川(さいかわ)周辺は、白鳥が越冬するスポットとして知られ、その姿を見ようと例年多くの人が訪れます。「御宝田遊水池」は、例年10月中旬頃〜3月末頃にかけて、シベリアから渡ってきたコハクチョウが滞在、他にもカモ類なども見ることができます。こちらも北アルプスの山々が背景に広がり、冬の季節ならではといえる景観に出逢えるでしょう。
<基本情報>
住所:安曇野市明科中川手
電話番号:0263-82-3133(安曇野市観光協会)
アクセス:(電車)JR篠ノ井線「明科駅」より徒歩約15分、または車、タクシー約5分
(車)長野自動車道「安曇野IC」より約10分
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長野・安曇野の冬の風物詩!まるで空に描かれた白鳥の絵画by Ise Shinkurou
もうひとつ白鳥が越冬するスポットとして知られるのが、同じく安曇野市内の「犀川白鳥湖」です。例年2月下旬にはシベリア方面へと飛び立ってしまいますので、1月頃〜2月頃がおすすめです。雪化粧をした山々に映える空の舞は、言葉に表せないほど雄大です。信州で越冬しながら羽を休めている白鳥に会いに、安曇野への旅はいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:安曇野市豊科
電話番号:0263-82-3133(安曇野市観光協会)
アクセス:(電車)JR篠ノ井線「田沢駅」より徒歩約15分
(車)長野自動車道「安曇野IC」より約5分
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スキーと温泉だけでない!志賀高原のお膝元・信州山ノ内町で遊ぶby 和山 光一
温泉に浸かるサルの姿が悩ましい、と人気の「地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)」。ニホンザルが観察できる施設で、県内北部の山間部に位置します。敷地内に温泉があり、露天風呂に浸かる猿の姿は冬の季節ならではの光景でしょう。
<基本情報>
住所:下高井郡山ノ内町大字平穏6845
電話番号:0269-33-4379
アクセス:(電車)北陸新幹線、JR信越本線、しなの鉄道 北しなの線、長野電鉄 長野線「長野駅」〜長野電鉄「湯田中駅」よりバス約15分〜「スノーモンキーパーク」下車徒歩約35分
(車)上信越自動車道「信州中野IC」より約15分〜上林温泉無料駐車場より徒歩約35分
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浴衣や草履でそぞろ歩きするのが楽しい「渋温泉」は、"九湯めぐり"とよばれる外湯めぐりが魅力の一つで、渋温泉に宿泊すると無料で巡れます。(宿泊しない方は“9番湯大湯”のみ利用できます。)
また歴史の宿 金具屋の昭和初期の建物"斉月楼"は、映画『千と千尋の神隠し』の世界観に似ているとして人気を集めています。ぜひ夜にライトアップされた幻想的な景観を満喫してみましょう。
<基本情報>
住所:下高井郡山ノ内町平穏
アクセス:(電車)長野電鉄「湯田中駅」下車 車、タクシー約5分、または上林行きバス約7分、「渋温泉入口」または「渋温泉和合橋」バス停下車
(車)関越自動車道〜上信越自動車道「信州中野IC」〜志賀中野有料道路(オリンピック道路)「佐野角間IC」より約5分
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「野沢温泉」には地域によって守られてきた外湯がありますが、様々なお湯が13ヶ所もあります。冬の季節は、それぞれのお湯で地元の人と語り合いながら暖まるのも外湯の醍醐味といえますので、ぜひ利用してみましょう。また野沢温泉は野沢菜の発祥の地。温泉とともにシャキシャキの美味しい野沢菜も味わってみましょう。
<野沢温泉>
住所:下高井郡野沢温泉村内
電話番号:0269-85-3155(8:30〜17:30)
アクセス:(電車)北陸新幹線、JR飯山線「飯山駅」より直通バス野沢温泉ライナー約25分
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巨石露天風呂で美肌に!長野・昼神温泉「ユルイの宿 恵山」by 泉 よしか
南信州の「昼神温泉」。"満天の星空を見たい"など、環境省認定の日本一の星空の村として知られている阿智村へ星空を見に行かれる人におすすめの温泉地です。日帰り入浴も可能です。
昭和48年に温泉の湧いた新しい温泉地ながら、無色透明なお湯は美人の湯として知られ、クレンジング効果の強いアルカリ性。昼神温泉のお湯を満喫してみましょう。
<基本情報>
住所:下伊那郡阿智村
電話番号:0265-43-3001(阿智 昼神観光局)
アクセス:(電車)JR飯田線「飯田駅」より温泉地へ
(車)中央自動車道「飯田山本IC」より温泉地へ
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長野県松本市・白骨温泉の見所〜秘湯で自然・文学散策を満喫!by 松縄 正彦
中部山岳国立公園、乗鞍岳に近い山奥にある「白骨温泉」。古くから"三日入れば三年風邪をひかない"といわれていますが、ここは温泉だけでなく、自然が豊かで散策も満喫できます。また若山牧水など文人や墨客とも深いつながりがあることから、若山牧水・喜志子夫妻の碑、そして長編時代小説『大菩薩峠』に因んだ"中里介山文学碑"、"三十三観音"や"竜神の滝"など見どころも多い地です。
<基本情報>
住所:松本市安曇4197-16(白骨温泉観光案内所)
電話番号:0263-93-3251(白骨温泉観光案内所)
アクセス:JR篠ノ井線、大糸線、松本電鉄 上高地線「松本駅」〜松本電鉄「新島々駅」よりバス約70分または車、タクシー約50分〜温泉地へ
(車)長野自動車道「松本IC」より約60分〜温泉地へ
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飯山線撮影地の定番スポット5選。白銀の鉄路を行くローカル線を撮影にby 高橋 しゅう
飯山線は、長野県豊野駅(列車の始発駅は長野駅)から新潟県越後川口駅を結ぶ全長約96kmのローカル線。長野県内では千曲川に沿い、新潟県内では千曲川から信濃川に名を変え、日本有数の豪雪地帯を走行します。千曲川沿いの車窓には日本の原風景が広がり、冬の季節は雪が降ると白銀の世界を眺めながらの旅が楽しめます。替佐〜蓮間は、観光列車"おいこっと"のポスターにも使われた撮影地。撮影の旅も楽しめますね。
<基本情報>
所在地:長野県豊野駅(列車の始発駅は長野駅)〜新潟県越後川口駅
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長野県内は、冬の季節には大雪が降り積もる地域もありますが、そんな冬ならではの景観が楽しめます。氷点下になることも多いので、気温などはあらかじめ確認し、寒さに備えた服装で巡りましょう。長野県ならではの冬のグルメも美味しいですよ。
2021年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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