寒さの厳しいヨーロッパの冬は、観光のオフシーズンと言われています。ですが、冬はクリスマスマーケットや年末年始などイベントが満載で、この時期ならではの楽しみ方ができる貴重なシーズンでもあるんですよ。
そこで今回はトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材した、冬に訪れるべきヨーロッパのおすすめ観光スポット9選をご紹介します。
ヨーロッパで、一年のうちでもっとも盛り上がるのがクリスマスの時期です。そのため、ヨーロッパの冬はクリスマスマーケットによって彩られると言っても過言ではありません。
クリスマスマーケットの本場は何といってもドイツ。その中でも最大の規模を誇るのがニュルンベルクの「クリスマスマーケット」です。クリスマスに近づくほど混雑してきますので、昼間に行くか早い時期に訪れるのがおすすめです。毎年クリスマスまでの約1か月間、開催されています。
<基本情報>
住所:Hauptmarkt, 90403 Nürnberg, Germany
アクセス:ニュルンベルク中央駅より徒歩約12分
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”世界で最も豪華な広場”と称されるベルギー・ブリュッセルのグランプラス。ここで行われる「クリスマスマーケット」は、何といっても市庁舎をバックに映し出されるプロジェクションマッピングが特徴です。ストーリー仕立てになっていたり、音楽に合わせて様々な表情を見せる映像は、ただでさえ美しい市庁舎を更に輝かせます。
毎年11月末から12月末まで、光と音のショーが繰り広げられ、冬のブリュッセルの街を盛り上げています。
<基本情報>
住所:1000 Brussels, Belgium
アクセス:ブリュッセル中央駅より徒歩約5分
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中世の様子を今なお残しているチェコ共和国の首都プラハ。この町ほど「クリスマスマーケット」が似合う街もなかなかありません。ただでさえ幻想的な町ですが、クリスマスの時期はさらに美しく輝きますので、おすすめです。
最も盛大に行われるプラハ歴史地区の中心、旧市街広場は歴史ある市庁舎、宮殿などが立ち並んでいます。チェコの伝統的なお菓子や、人気の雑貨を手に入れることもできますよ。
写真提供:Flickr
<基本情報>
住所:Staroestske nam., 110 00 Josefov, Czechia
アクセス:プラハ中央駅より徒歩約16分
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デンマーク・コペンハーゲンにある「チボリ公園」は、クリスマスの時期になるとデコレーションの美しさが観光客を感動させています。クリスマスマーケットも国内最大級で、デンマークの伝統菓子やハンドメイドの品々などほっこりするお土産に出会えるでしょう。大晦日の12月31日には、フィナーレを飾る圧巻の花火ショーも行われます。
<基本情報>
住所:Vesterbrogade 3, Copenhagen V
アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩1分
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ヨーロッパでは、クリスマス休暇は家族とゆっくり過ごすことが多く、大みそかは友人たちと大いに盛り上がるのが一般的です。そのため、ヨーロッパの「カウントダウン」は明るくにぎやかでお祝いモードに満ちています。
その中でも、フランス・パリのシャンゼリゼ通りは歩行者天国になり、凱旋門にプロジェクションマッピングで映像が映し出されたり花火が打ち上げられたりしますので、大みそかに訪れることができるなら必見の場所です。
<基本情報>
住所:Av. des Champs-Elysees, 75008 Paris, France
アクセス:メトロ George V駅すぐ
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スイスの魔山・マッターホルン。その周辺にはスキー場が広がっています。一年中ウィンタースポーツができることで人気の「チェルビニア」は、イタリア側にあるふもとの町です。
冬になると極上のパウダースノーが舞い降り、最高のコンディションでスキーやスノーボードが楽しめます。標高は何と3883m!富士山よりも高いところで、ウインタースポーツができるなんて贅沢ですね。コースは初中級者用のものがありますし、スキー用品のレンタルもできますので気軽に訪れることができます。
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フィンランド北部にあるロヴァニエミは、サンタクロースの町としても有名ですが、冬になると「オーロラ」が見られる場所として人気を博しています。その日の天候状況によって出現するかがわからないオーロラですので、数日宿泊するなど旅程にゆとりをもって訪れるのがおすすめです。ロヴァニエミからオーロラ観測地点までは日本語のツアーも発着しているので安心ですね。
写真提供:(c)hiroyuki taniguchi
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日本と同様、地熱資源が豊富で火山や温泉スポットも多く存在するアイスランドでは、「ブルーラグーン」と呼ばれる温泉施設が人気です。やや青みがかった乳白色の温泉はミネラルが豊富で肌にも良いと評判です。世界最大の露天風呂であり、水着着用のため男女混浴で楽しめます。湯温は日本の温泉より低くぬるめですので、時間を忘れてのんびりと心ゆくまで満喫できます。
<基本情報>
住所:Nordurljosavegur 9, 240 Grindavik, Iceland
アクセス:Keflavik空港より車で約20分
※2023年12月現在、ブルーラグーンやグリンダビーク市の近郊で火山噴火の可能性があります。渡航前に必ず最新の情報をご確認ください。
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ドイツを代表する観光地ロマンティック街道の終着点にある「ノイシュバンシュタイン城」は白鳥の城という意味を持ち、その名の通り白く美しい外観は、まるで映画の世界のよう。ノイシュバンシュタイン城は年中観光が可能ですが、その美しさが最高潮になるのは、周りの木々が白く染まる真冬です。冷たくきりりとした空気のなかに凛とした姿を見せるノイシュバンシュタイン城は一度見ると忘れることができません。
<基本情報>
住所:Neuschwansteinstrabe 20, 87645 Schwangau, Germany
アクセス:ミュンヘンより車で約2時間
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クリスマスや年末年始など、特に冬休みにおすすめの観光スポットをご紹介しました。ヨーロッパの冬は薄暗い曇りの日が多く夜も長いため、イルミネーションの美しさが際立ちます。温かみのあるおだやかな光に包まれた街は幻想的で思い出に残ること間違いなしです。寒さが厳しい場所も多いので、防寒の準備はしっかりとしてくださいね。
2023年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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